東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 115.09/11 1.1465/69 131.97/01
NY午後5時 114.95/99 1.1438/42 131.53/57
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の115円前半。時間外取引の米長期金利の小幅な上昇のほか、クロス円で円売り圧力が強まり、ドルは114円後半で底堅く推移した。前日の欧州中央銀行(ECB)理事会のタカ派化を背景にユーロ/ドルは約3週間ぶりの高水準で推移している。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27439.99 +198.68 27095.90 27,075.99─27,455.98
TOPIX 1930.56 +10.64 1916.26 1,907.19─1,932.45
東証出来高(万株) 135765 東証売買代金(億円) 33078.33
東京株式市場で日経平均は反発した。前日の米国市場では株価の主要3指数がそろって反落したが、引け後に米アマゾン・ドット・コムが市場予想を上回る決算を発表したことが投資家心理を支援し、日本株は底堅い動きとなった。企業決算を手掛かりとする個別物色も活発だった。
東証1部の騰落数は、値上がりが1482銘柄(67%)、値下がりが619銘柄(28%)、変わらずが82銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.018
ユーロ円金先(22年3月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.018%になった。前営業日(マイナス0.019%)をやや上回った。「3日積み要因もあり、若干ながら切り上がりそうだ」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年3月限 150.34 (-0.32)
安値─高値 150.27─150.49
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.195% (+0.020)
安値─高値 0.200─0.185%
国債先物中心限月3月限は前営業日比32銭安の150円34銭と反落して取引を終えた。タカ派な英欧中銀会合を受けて売り優勢な展開となった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp上昇の0.195%。一時は同2.5bp上昇の0.200%と日銀がマイナス金利政策導入を決めた2016年1月29日以来の高水準を付けた。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.11─0.01
3年物 0.13─0.03
4年物 0.16─0.06
5年物 0.18─0.08
7年物 0.22─0.12
10年物 0.30─0.20