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米外為市場サマリー:日米金利差拡大で114円90銭台に上昇

配信日時:2022/02/04 08:06 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=114円97銭前後と前日に比べて50銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=131円54銭前後と同2円10銭強のユーロ高・円安だった。  この日に英イングランド銀行(中央銀行)が追加利上げに踏み切ったほか、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が理事会後の会見でインフレへの警戒感を示したことを受け、欧州国債利回りが急上昇。つれて米長期金利も上昇し、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となった。また、米労働省が発表した昨年10~12月期の非農業部門の労働生産性(速報値)が年率換算で前期比6.6%の上昇(市場予想は3.2%程度の上昇)となったことや、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した1月の非製造業景況感指数が59.9と市場予想(59.5程度)を上回ったことも支援材料となり、ドル円相場は一時114円99銭まで上伸した。また、ECBによる金融政策の正常化ペースが早まるとの見方を背景に、ユーロは対ドルや対円で買いが優勢だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1440ドル前後と前日に比べて0.0130ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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