カルナバイオはカイ気配スタート、米ブリッケルとライセンス契約

　カルナバイオサイエンス<4572.T>はカイ気配スタート。同社は２日取引終了後、創製したＳＴＩＮＧアンタゴニスト（拮抗薬）に関し、医薬品開発を行う米国企業ブリッケル・バイオテック（コロラド州）と、全世界における開発・商業化の独占的な権利を供与するライセンス契約を締結したと発表した。 　ＳＴＩＮＧ（Ｓｔｉｍｕｌａｔｏｒ　ｏｆ　Ｉｎｔｅｒｆｅｒｏｎ　Ｇｅｎｅｓ）シグナル経路は自然免疫において中心的な役割を担っており、ＳＴＩＮＧ経路からの過剰なシグナル伝達は、全身性エリトマトーデスやリウマチなどの自己免疫疾患やインターフェロン過剰産生が特徴である希少遺伝子疾患のインターフェロン異常症など、アンメット・メディカル・ニーズが高い疾患を引き起こすことが知られている。契約の対価として、ブリッケルから契約一時金２００万ドル（約２億２０００万円）を受領するほか、開発、申請・承認などの進捗に応じたマイルストーン及び販売マイルストーンを最大で２億５８００万ドル（約２８３億円）受け取るとした。 出所：MINKABU PRESS

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