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米外為市場サマリー:低調な米雇用指標を受け一時114円10銭台に軟化

配信日時:2022/02/03 07:49 配信元:MINKABU
 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=114円46銭前後と前日に比べて20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=129円37銭前後と同8銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に欧州連合(EU)統計局が発表した1月のユーロ圏消費者物価指数が前年同月比5.1%の上昇(市場予想は4.4%程度の上昇)となったことを受け、欧州中央銀行(ECB)が金融政策の正常化議論を前倒しで進めるとの見方からユーロ買い・ドル売りが優勢となり、つれて対円でもドル売りが先行。米民間雇用サービス会社ADPが発表した1月の全米雇用リポートで、非農業部門雇用者数(政府部門を除く)が30万1000人減と市場予想(20万7000人程度の増加)に反して減少したこともドルの重荷となり、ドル円相場は114円16銭まで軟化する場面があった。ただ、一時1.74%台まで低下した米長期金利が1.78%台に低下幅を縮めるとドルは下げ渋る動きとなった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1305ドル前後と前日に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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