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外為サマリー:1ドル114円70銭前後でもみ合い、日経平均上昇も上値は重い

配信日時:2022/02/02 10:11 配信元:MINKABU
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=114円65銭近辺で推移しており、前日の午後5時時点と比べて30銭前後のドル安・円高となっている。  1日のニューヨーク外国為替市場でドル円相場は1ドル=114円71銭近辺と、前日と比べて40銭前後のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場ではユーロドルやポンドドルの堅調地合いを背景にドルが売られ、ドル円は弱含みの展開となり、一時はこの日の安値となる114円57銭付近まで下落した。ニューヨーク市場の序盤は115円回復を目指す動きがみられたものの、米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁が「3月に50ベーシスポイント(0.50%)の利上げを行うは必要ない」と発言したと伝わると、ドル円の戻りは一服。米国の金融当局者が連日で積極的な利上げを行うことに慎重姿勢を示したことで、中盤から終盤にかけてのドル円は上値の重さが意識される地合いとなった。  東京市場のドル円は114円70銭前後でもみ合いとなっている。日経平均株価の上昇を受けたリスク選好の円安で114円79円銭付近までじり高となる場面がみられたものの、前日のニューヨーク市場中盤以降は114円80銭近辺で戻りを阻まれる展開が続いている。旧正月(春節)でアジアの多くは引き続き休場となっており、市場参加者が限られるなかで動意づくには至らず、上値の重さがみられている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1270ドル付近と前日の午後5時時点と比べて0.0005ドル前後のユーロ高・ドル安、対円では1ユーロ=129円25銭付近と同25銭前後のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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