注目トピックス 日本株
【M&A速報:2022/01/31(1)】岩谷産業、トキコシステムソリューションズを買収
配信日時:2022/01/31 12:18
配信元:FISCO
■岩谷産業<8088>、ポラリス・ キャピタル・グループの投資先でエネルギーステーション建設事業のトキコシステムソリューションズを買収
■カメラのサブスク「GooPass」運営のカメラブ、総額10億円超の資金調達を実施
■ブラザー工業<6448>、スパークス・グループ<8739>子会社が運営する「未来創生3号ファンド」に出資
■バーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」開発のmonoAI technology、総額7.5億円の資金調達を実施
■腎疾患治療薬研究開発・生産・販売のリジェネフロ、資金調達を実施
■フードシェアサービス「TABETE」展開のコークッキング、総額1.1億円のシリーズA資金調達を実施
■ジェネシア・ベンチャーズ、「Genesia Venture Fund3号投資事業有限責任組合」の一次募集を総額約100億円規模で完了
■東京ガス<9531>、子会社でガス導管事業会社として2022年4月から事業開始予定の東京ガスネットワークに東京ガスパイプライン等2社を吸収合併
■レスターHD<3156>、海外製決済端末を取り扱うカードサービスとCSロジスティックを子会社化
■東京ソワール<8040>、株主であるフリージア・マクロス<6343>による臨時株主総会の招集請求に関する書面を受領
■「HITSERIES」等を展開するTanaakk、武蔵精密工業<7220>と資本業務提携
■TYK<5363>子会社の明智セラミックス、虹技<5603>からKCカーボンセラミックス事業を譲り受け
■キャス・キャピタル、「奈良動物医療センター」等の動物病院を運営するベトリードの株式取得
■船場<6540>、子会社でプロパティ・マネジメント業務を行うイデアの全保有株を譲渡
■GENDA GiGO Entertainment(旧GENDA SEGA Entertainment)、アミューズメント施設運営の宝島を買収
■GENDA SEGA Entertainment、セガから自社株式14.9%を取得しGENDAの100%子会社に ゲームセンターの店舗名を「SEGA」から「GiGO」に変更し「GENDA GiGO Entertainment」に社名変更
■イルグルム<3690>、プロジェクト管理ツール「Redmine」の有償クラウド版「My Redmine」提供のファーエンドテクノロジーを買収
■TOWA<6315>、韓国のブレード製造・販売のFine Internationalを買収
■穴吹興産<8928>、子会社のクリエアナブキ<4336>へのTOBが成立
【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
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■カメラのサブスク「GooPass」運営のカメラブ、総額10億円超の資金調達を実施
■ブラザー工業<6448>、スパークス・グループ<8739>子会社が運営する「未来創生3号ファンド」に出資
■バーチャル空間プラットフォーム「XR CLOUD」開発のmonoAI technology、総額7.5億円の資金調達を実施
■腎疾患治療薬研究開発・生産・販売のリジェネフロ、資金調達を実施
■フードシェアサービス「TABETE」展開のコークッキング、総額1.1億円のシリーズA資金調達を実施
■ジェネシア・ベンチャーズ、「Genesia Venture Fund3号投資事業有限責任組合」の一次募集を総額約100億円規模で完了
■東京ガス<9531>、子会社でガス導管事業会社として2022年4月から事業開始予定の東京ガスネットワークに東京ガスパイプライン等2社を吸収合併
■レスターHD<3156>、海外製決済端末を取り扱うカードサービスとCSロジスティックを子会社化
■東京ソワール<8040>、株主であるフリージア・マクロス<6343>による臨時株主総会の招集請求に関する書面を受領
■「HITSERIES」等を展開するTanaakk、武蔵精密工業<7220>と資本業務提携
■TYK<5363>子会社の明智セラミックス、虹技<5603>からKCカーボンセラミックス事業を譲り受け
■キャス・キャピタル、「奈良動物医療センター」等の動物病院を運営するベトリードの株式取得
■船場<6540>、子会社でプロパティ・マネジメント業務を行うイデアの全保有株を譲渡
■GENDA GiGO Entertainment(旧GENDA SEGA Entertainment)、アミューズメント施設運営の宝島を買収
■GENDA SEGA Entertainment、セガから自社株式14.9%を取得しGENDAの100%子会社に ゲームセンターの店舗名を「SEGA」から「GiGO」に変更し「GENDA GiGO Entertainment」に社名変更
■イルグルム<3690>、プロジェクト管理ツール「Redmine」の有償クラウド版「My Redmine」提供のファーエンドテクノロジーを買収
■TOWA<6315>、韓国のブレード製造・販売のFine Internationalを買収
■穴吹興産<8928>、子会社のクリエアナブキ<4336>へのTOBが成立
【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
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株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(14)
*18:14JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(14)
ヘッドウォータース<4011>質問海外案件の受注状況について教えてください。■ヘッドウォータース 篠田様こちらにつきましては、現時点では正式なリリースができる段階には至っておりませんが、皆様もご存じのような大手クライアントとの案件がいくつか進行中です。案件内容としては、データ統合やデータ分析といった領域が中心で、例えばDatabricks様との協業を通じて、AIが効率的に処理・学習できるようなデータ基盤の構築、あるいはそれに必要なデータの持ち方・統合方法などを支援しています。具体的には、AIエージェントが必要な情報を適切に読みに行き、ユーザーに回答を返す、そうしたAI活用の前提となるデータ統合・整備を、海外企業向けにも展開しております。Microsoft AzureやDatabricksなどの先進的なクラウドプラットフォームを活用しながら、大手企業の業務基盤をAI活用に適した形へと刷新する取り組みが増えている状況です。クライアント名などの詳細は、引き続き適切なタイミングで開示してまいります。質問株価は低迷していますが、引き続き期待しています。売上100億円、プライム市場上場、時価総額のイメージやグローバル展開も含めた最終的なビジョンについては気長に応援していきますので、常に風呂敷を広げて、株主、投資家に夢を見させてください。■ヘッドウォータース 篠田様ご声援、誠にありがとうございます。「風呂敷を広げている」とおっしゃっていただきましたが、私としては実現可能と確信していることのみをお話ししていますので、そのようなつもりはありません。例えば、売上100億円・営業利益率15%超を実現しつつプライム市場に上場するという道筋が見えてくれば、オーガニックな成長性やAI分野でのポジションを加味した評価が市場から得られると考えています。市場では、PKSHA Technology様のように時価総額1,000億円を超える企業も存在しており、当社もそこを1つのベンチマークとして視野に入れています。また、AI Inside様のようにAI期待値が評価されたフェーズもかつてありました。あのときの時価総額が一時3,800億円に達したことを踏まえると、当社の持つ実装力と収益性、さらには成長戦略次第で、そうした世界も目指せると考えています。重要なのは、技術をモダンな形で社会実装し、それを継続的かつ安定的なビジネスに落とし込むことです。単発で終わるのではなく、再現性のあるモデルとして定着させ、市場の存在感を確固たるものにしていきたいと思っております。質問株主に何か求めるものはありますか?■ヘッドウォータース 篠田様私たちは株主の皆さまを運命共同体と考えております。株式をご保有いただいたうえで、ぜひ忌憚のないご意見やご助言をいただけますと大変ありがたく思います。また、可能であれば中長期的な視点でご支援いただけますと、当社としても非常に心強いです。株主の皆さまと成果を共有し、ともに喜びを分かち合える関係性を築いていきたいと願っております。実は、当社がまだ経営的に厳しかった時期、友人や株主の皆さまが「お前ならやると思うから」と、迷わず資金を提供してくれた経験があります。その資金でシリーズA、Bの資金調達を実現し、上場にこぎつけることができました。私はもともと仕事が好きで、人生が楽しいことが何よりの価値だと考えています。そうした中で、信頼してくれた方々が上場後に20倍、30倍の株価を喜んでくれた姿を見たとき、「これこそが人生の豊かさだ」と実感しました。もちろん、再びそのような瞬間を迎えるには簡単ではありませんし、「今月・来月すぐに」といった短期的な話ではないかもしれません。それでも私は、自身の地位も体力も、すべてを懸けて、今申し上げた未来の実現に向けて全力で挑んでいく所存です。株主の皆さまと、再び夢を共有できたら本当に嬉しく思います。質問個人株主は増えていますか。また、今後さらに増やそうとしていますか。KPIにはしないのでしょうか。■ヘッドウォータース 篠田様現在、個人株主数を明確なKPIとして設定しているわけではありませんが、実際には株式分割を繰り返し実施していることもあり、個人投資家の方々は着実に増えてきております。今後もその裾野をさらに広げていきたいと考えています。当社は、先日開催した機関投資家向けの決算説明会でもしっかりとロジカルな説明を行っておりますが、より強い想いを込めてお話ししているのは、こうした個人投資家向けの説明会です。数字に表れる実績だけでなく、未来への展望や中長期の構想も含めて、個人投資家の皆さまと共有し、一緒に夢を描いていきたいと考えています。もちろん、短期的には年間予算やKPIなど、しっかりとした事業目標を実行することが前提となりますが、その先の5年後・10年後を見据えたビジョンの共有こそが、当社の個人投資家の皆さまとの対話で最も重視している部分です。将来的に時価総額の拡大が進めば、さらなる株式分割も視野に入るため、結果として個人投資家の比率も高まっていくことになると想定しています。個人投資家の皆さまには、当社のビジョンを共有しながら、ともに成長の軌跡を歩んでいただける存在であってほしいと常々感じています。質問オルツの件もあり、グロース市場における財務の信頼性が揺らいでいます。御社はその点をしっかりと担保していただきたいです。■ヘッドウォータース 篠田様ご指摘ありがとうございます。当社としても、健全で透明性の高い財務体制の維持は、極めて重要な経営責任であると認識しています。私は常に「本質を追う」ことを重視しており、短期的な話題作りや一時的に注目を集めるような動きは、基本的に好んでおりません。IR活動も株価形成も含めて、長期的な視点での企業価値の向上を目指すべきだと考えております。ご指摘のあったオルツ様の件については、外部の事案ですので詳細には言及を控えますが、私個人としては、「経営の本質」から少し逸れてしまったのではないかと感じています。本当にAIを活用して社会にイノベーションをもたらし、多くの人々に価値を提供するという本質的なビジョンに基づいて経営がなされていれば、そういった事態には至らなかったのではないかと考えています。当社では、財務面においても可能な限りオープンで、かつリスク回避の観点を徹底する方針を掲げています。今後も、透明性を保ちながら、誠実かつ堅実な経営を継続してまいりますので、どうかご安心いただければと思います。質問株式分割について、年内に予定はありますか?■ヘッドウォータース 篠田様現時点では、仮に年内に株式分割の計画があったとしても、事前にお伝えすることはできません。株価や株主構成、今後の資本政策の状況などを総合的に勘案しながら、適切なタイミングでの判断を行ってまいります。質問篠田さん、体に気を付けて頑張ってください。ご説明ありがとうございました。■ヘッドウォータース 篠田様こちらこそ、ご声援ありがとうございます。質問上場当初からの株主ですが、株価がやや重く、伸び悩んでいる印象があります。多くの方が「この株を買いたい」と思えるような魅力を、より積極的に発信していただければと思います。■ヘッドウォータース 篠田様誠にありがとうございます。当社の成長性や可能性をより多くの方に正しく伝えていけるよう努力いたします。以上で、質疑応答は終了となります。本日は長時間にわたりご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様から頂いたご意見やご指摘は、すべてしっかりと受け止めております。AIエージェントという新しい領域が、いよいよ本格的に立ち上がろうとしている今、私たちはまさにその先端に立っていると自負しています。インターネット黎明期にGoogleやマイクロソフト、そして国内でもソフトバンクやGMO、楽天といった企業が登場し、時代を大きく変えていったように、今まさに技術の転換点に立っていると強く感じています。経営者として20年以上の経験を積んできましたが、まさにこの瞬間こそが勝負の時であると覚悟を持って取り組んでおります。このチャンスを逃すことなく、我々の技術とビジョンを武器に、新たな市場を切り拓いていきたいと考えております。今後ともご支援・ご声援をいただければ大変励みになります。引き続き、当社の挑戦にご注目いただけますと幸いです。本日は誠にありがとうございました!
<KM>
2025/09/10 18:14
注目トピックス 日本株
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(13)
*18:13JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(13)
ヘッドウォータース<4011>質問プライム市場までのロードマップについて説明されていましたが、より具体的な中期経営計画を開始する予定はありますか?■ヘッドウォータース 篠田様現時点では、実はまだ中期経営計画という形での公表は予定していません。正直、オーガニック成長という観点だけで見れば、中期計画は作ろうと思えば作れます。たとえば、年平均でコンサバに見積もっても135%くらいの成長率で進んでいけば、3年目でプライム市場の審査に入って、4年目で到達といったプランは描けると思います。ただ、我々はそこを狙っておらず、もっと速いスピードで、2年で達成するにはどうするかというところをテーマに、あらゆる経営的な打ち手を講じていきます。そう考えると、コンサバな中期経営計画を先に出すよりも、よりダイナミックに施策を打ち出して、それを適宜開示しながら皆さまと共有していくというスタイルのほうが、今の我々のフェーズには合っていると考えています。現時点では中期経営計画というかたちで明文化・発表する予定はありません。質問富士通やソニー、マイクロソフトなどとの取り組みは非常に心強い材料だが、第2四半期が終わってもまだ利益がマイナスで大丈夫なのか?下方修正の可能性はないのか? という点についてお聞かせください。■ヘッドウォータース 篠田様第1四半期につきましては、ややアクセルを踏みすぎた面があったと反省しております。経営者として、株主の皆様にご心配をおかけしてしまった点については、大変申し訳なく思っております。「経営者として失格」とまでは申しませんが、もう少しコントロールが効いたのではないかという反省は強く持っております。その上で、「今後に期待してよいか」というご質問に対しては、ぜひご期待いただきたいと思っております。私自身、全力でこの会社を成長軌道に乗せる覚悟を持って取り組んでおります。また、「下方修正の可能性があるかどうか」という点についてですが、当社では監査法人とも連携のうえ、四半期ごとに予算や実績の整合性について適切に精査を行っております。現時点においては、期初に掲げた業績予想を修正するほどのクリティカルな問題は発生しておらず、あくまで現行予算の達成に向けて着実に取り組んでいる状況です。もちろん、「絶対に予算通り着地する」と断言することはできませんが、その実現に向けて最大限努力してまいります。現時点では下方修正の必要はないとの判断で進めておりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。質問多くのテック企業がAI導入により、いわゆる“レイオフ”を進めているという報道を目にします。一方で、御社はAIによる自動開発を進める中でも、引き続き現在のペースで採用を増加させていく方針でしょうか?■ヘッドウォータース 篠田様こちらにつきましては、先ほどのご説明の中でもお伝えしたとおり、当社は今後も引き続き積極的に採用を継続してまいります。そのうえで、採用した一人ひとりのメンバーにAIエージェントを活用してもらうことで、これまでにない成長スピードと生産性の向上を実現していく方針です。質問素晴らしい技術をお持ちの会社であることは十分に理解しております。ぜひ、それを株価に反映させていただきたいと考えています。■ヘッドウォータース 篠田様心して進めてまいります。構想は随時展開していきますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。質問上場以来、応援を続けております。御社のAIテクノロジー事業は、将来的に売上1,000億円を目指せる事業だとお考えでしょうか?■ヘッドウォータース 篠田様応援いただき、誠にありがとうございます。率直に申し上げて、当社はAIテクノロジー領域において、将来的に売上1,000億円を目指せる事業であると確信しております。他社の多くが、そもそもその規模を目指すだけのマーケットやビジネスモデルを有していないケースが多い中、当社はAI、データ統合、クラウドといった、既存レガシーが不得手とする領域において、実行力と技術力を強みに大手企業との実装まで進めている点が大きな特徴です。実際、国内のシステムインテグレーション市場は関連領域も含めて約13兆円規模があると見込んでおり、その中で1%〜5%のシェアを獲得するだけでも、売上1,000億円は十分に到達可能な水準です。当社には既に、他社にないカスタマイズ可能な技術資産が複数あり、さらにこのマーケットをいかに早く、戦略的に奪取していけるかという点が、今後の成長を大きく左右するものと考えております。以上より、ビジネスモデルとしても、業種としても、当社が売上1,000億円を実現できるポテンシャルは非常に高いと捉えております。質問将来的に自社株買いの可能性についてはどのようにお考えでしょうか?■ヘッドウォータース 篠田様自社株買いにつきましては、さまざまな条件が整った際には、実施の可能性を排除しているわけではありません。ただし、現時点では、成長投資を最優先するフェーズと捉えております。たとえば、先般のようなBBD社との資本業務提携や、将来的なM&Aといった戦略投資に資金を振り向けることの方が、中長期的な売上拡大や事業成長に資すると判断しております。実際に、そういった案件が具体化する局面では、当然ながら自社株買いに充当できる資金的な余地は限られるため、その時点では見送る判断となる可能性が高いと考えています。とはいえ、将来的に成長投資が一巡し、かつ資本政策上の必要性や適切なタイミングが重なった場合には、株主還元の一環として検討のテーブルに乗せることは十分あり得ると考えております。現在は、まずは成長ステージとしての打ち手を優先する局面と認識しており、そのうえで企業価値向上に繋がる施策を継続的に実行してまいります。質問株価対策として、現在どのような施策をお考えでしょうか?■ヘッドウォータース 篠田様株価対策については、いくつかの選択肢を念頭に置いております。まず、株主優待制度については社内でも議論を重ねております。自社株買いに関しては、選択肢として排除しているわけではありませんが、現在は成長投資を最優先とするフェーズであり、現実的にはハードルがあると捉えています。一方で、IR活動の強化については、非常に重要な取り組みと位置付けています。当社は、世界初・日本初といった先進的な事例を数多く創出しており、これらの成果をより収益に結びつけるストーリーとして、投資家の皆様に分かりやすく伝えるIR施策の強化を図ってまいります。その一環として、先般のBBD社との資本業務提携のような取り組みを通じて、市場への訴求力を高め、企業価値の持続的な向上と株価への反映を目指してまいります。株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(14)に続く
<KM>
2025/09/10 18:13
注目トピックス 日本株
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(12)
*18:12JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(12)
ヘッドウォータース<4011>■質疑応答質問現時点で、株主還元策について何かご検討されていることはありますか。例えば、株主優待の新設などの可能性について教えてください。■ヘッドウォータース 篠田様株主優待については、現時点で確定的なお知らせができる段階ではありませんが、社内ではかなり議論を重ねております。可能性は十分にあると認識しています。もっとも、株主還元施策の実施にあたっては、当然ながら利益水準とのバランスや、現在進行中のBBD様との連携など、資金の最適な使い道を総合的に検討する必要があります。そのうえで、適切なタイミングで、かつ皆さまに喜んでいただける内容が予算的にも実現可能であると判断できた場合には、導入に前向きに取り組みたいと考えております。質問AI業界の競争が激化する中、ヘッドウォータースが持つ強みはどこにあるとお考えでしょうか。端的にお願いします。■ヘッドウォータース 篠田様端的に申し上げると、当社の強みはアライアンス力と実装力の2点に集約されます。まず1つ目は、マイクロソフト様との強固なアライアンスです。Microsoft AzureやOpenAIといった最先端技術を駆使した統合的な開発体制は、当社ならではの強みであり、この点においては他社に劣ることはないと自負しております。2つ目は、AI領域・システム開発の豊富な実績です。当社はAIに10年以上、システム開発には20年近く携わっており、これだけの経験をもとに、企業の基幹システムにAIを本格的に組み込んで運用まで行える体制を持っている企業は、国内外を見渡してもほとんど存在しないと考えています。BtoB領域は分かりづらい部分も多いかと思いますが、実際にお客様の課題に深く入り込み、他社では対応できない領域を担っているケースが多くあります。今後はそうした競争優位性が明確に伝わる事例の発信にも力を入れていきたいと考えております。質問事業は順調に進んでいるように見受けられますが、株価については、出来高が少ないうえに、日経平均が大きく上昇している局面でも下落が続いています。今後、株価対策として具体的にどのような方針をお持ちでしょうか。■ヘッドウォータース 篠田様本質論で言いますと、やはり2年スパンの中でプライム市場を目指すというのが大きなテーマです。というのも、日経平均に組み込まれるような、いわゆる機関投資家が投資対象とする銘柄になるためには、やっぱりプライムに上がるというのが前提になりますし、それなしでは時価総額1,000億、2,000億というのはなかなか難しいと思っています。そのためには、売上100億、営業利益で10〜15%といった水準をきちんと出していく必要がありますし、やはり中身も大事で、成長性のない企業が売上100億・営業利益20億あっても、そこで株価は止まってしまいます。その為、そこは当然、AIエージェント領域という年率40〜50%で伸びている市場の真ん中にいて、我々自身もそのペースで成長していくということが重要だと思っています。まずはステップとして売上100億円を超えて、10〜15%の利益を出す。その上でプライムに上がって、そこでようやく機関投資家の投資対象として組み込まれていくという流れが現実的な株価上昇に繋がると考えています。何かちょっとした施策で株価を上げる、という話で言えば、先ほどの株主優待なども選択肢として「なくはない」と考えていますし、そういった部分も検討はしていきます。ただ、それは本質ではないという認識です。皆様がご期待されているような株価を実現していくには、やはり成長性・収益性・市場評価のすべてを満たす企業になっていく必要があります。国内外の機関投資家にしっかり訴求できるような企業体を目指して、しっかりと取り組んでまいりたいと考えています。質問LogTech社とのM&Aについては、人材確保が主な目的だと理解しましたが、投資家としては、技術面や顧客基盤の拡充など、他のシナジーにも関心があります。今後のM&A戦略において、人材以外で特に注目される領域があればお聞かせください。あるいは、引き続き人材確保中心となるのでしょうか。■ヘッドウォータース 篠田様人材確保が「中心」というわけではありません。先ほど申し上げた通り、採用に関しては年間100名程度は自力で確保できる状況にありますし、そこにAIエージェントを2体、3体と掛け合わせていくことの方が、ここ1〜2年は急務だと考えています。単純に「人を増やす」ことだけを目的にしたM&Aは基本的に考えていません。むしろ、どう“盤面”を埋めていくか、つまりAI領域で勝ち抜いていくために、どの領域を取りに行くべきかという視点で考えています。我々は既に大企業と一緒に、他社がやっていないようなAIの先端事例を実際のサービスとして提供できているわけです。たとえば、大和証券様向けのAIエージェントであったり、JAL様向けのSLMであったり、あれは世界初の事例です。それを実験じゃなく、実運用ベースでリリースしている。そういうことができるのが我々の強みであり、それを活かして、盤面のどこを取りに行くかという視点でM&Aは考えたいと思っています。単に傘を増やすようなM&Aはやらないと思います。それよりも我々の成長性を担保しながら、市場をどう取っていけるかが重要です。特に注目しているのは、モダナイゼーションの領域です。今、日本のシステムインテグレーション市場は、関連領域含めて13兆〜15兆円規模あると思いますが、その大半がまだレガシー環境です。オンプレミスで古い技術のまま止まっている。これが一気に「モダン」に移っていくと、その13兆円が丸ごとAI・クラウド・SaaS側にシフトしていく。それができる会社がほとんど存在しない中、我々がそのトップランナーになれる大きなチャンスだと思っています。それに必要な体制をどう作っていくか。ただし、ここでも「人を増やす」ということだけじゃなくて、AIエージェントを活用した“AI駆動開発”によって、これまでにない生産性で市場を奪取していく、そういった戦略で取り組んでいきたいと考えています。株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(13)に続く
<KM>
2025/09/10 18:12
注目トピックス 日本株
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(11)
*18:11JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(11)
ヘッドウォータース<4011>これまでお話ししてきたさまざまな施策のサマリー的な内容になりますが、簡単にまとめると、まずは大企業を中心にサービスを提供していくというのが基本です。これは従来通り、しっかりと取り組んでいきます。そして、1社あたり10億、20億規模の売上を狙えるような、深い連携や業務の入り込み方も含めて、大型案件をしっかり取っていきたいと考えています。そうした大企業向けの案件で培った最新のテクノロジーやAIエージェントのノウハウを、BBDイニシアティブ様との連携を通じて、全国・全世界の中小企業にも波及させていくというのが我々の考え方です。このようにして、成長性とストック収益の両方を実現していく。収益基盤も安定化させていきます。人材の確保についても同様に取り組んでおり、BBD様をはじめ、非常に良いパートナー企業との連携により、質の高い仲間を増やしていく方向です。もちろん社員数も増やしていきますが、単に人数を増やすというだけでなく、ここからが重要なのですが、AI駆動開発を本格的に導入していきます。先ほど申し上げた通り、一人のエンジニアに対してAIエージェントが2体、3体つくような形で、実質的に3倍〜4倍の開発生産性を実現していく。つまり、1人を採用すれば、3人分の価値があるような状態を目指して、AIドリブンな開発体制を構築していくという方針です。私自身、AIに関しては、必ずしも欧米型の考え方が正しいとは思っていません。特に先端企業がよく言うような、「AIエージェントが登場することで人を削減する」「コーダーをリストラする」といった発想には共感していません。当社はまだ小さな会社ですが、人員削減ではなく、むしろ積極的な採用を進めていきます。そして、その採用したエンジニアたちがAIエージェントを活用することで、従来の2倍、3倍の生産性を発揮できる。そうすると、エンジニア1人採用すれば、実質的には2人分、3人分の成果が出せる状態になる。この構造ができれば、採用を進めれば進めるほど、事業の成長スピードは爆発的に加速していきます。私はAI企業の経営者として、「AIがあるから人間が不要になる」のではなく、「AIがあるからこそ人間がもっと輝く」、そのような世界を目指したいと思っています。例えば、一人のエンジニアにAIエージェントが二体つくような状態になれば、その人の生産性は飛躍的に高まり、収入も当然上がっていくはずです。AIによって仕事のやり方が変わり、自律性も高まって、より柔軟で意味のある働き方ができるようになる。つまり、AIを導入することで「人が削減される」のではなく、「人が報われる」「人が成長できる」環境をつくる。これこそが、AI企業のトップとして果たすべき責任だと考えています。人も幸せになり、AIも社会に貢献できる。私はその両立を本気で目指していきます。実際、GitHub CopilotなどのAIツールの全社導入は、2023年にはすでに完了しています。我々は現在、「日本でナンバーワンのAIネイティブカンパニー」を目指すというテーマを掲げ、全社一丸となって取り組んでいます。これは、エンジニアだけがAIを使うのではありません。採用、人事、経理、営業、コンサルティングなど、あらゆる部門の社員がAIを活用して、生産性を飛躍的に向上させるという取り組みです。全員がAIを使いこなすことで、組織としての生産性も競争力も一段と高まり、 “日本一のAIネイティブカンパニー”として業界をけん引していく所存です。最後に、ここまで様々な取り組みをご紹介させていただきましたが、改めて、現在我々が全力で取り組んでいるのは、大企業向けに最先端のテクノロジーを実装し、マイクロソフト様をはじめとするアライアンス企業との連携を通じて、DXやAI活用を本格的に推進していくことです。そして、今回のBBD様との資本業務提携を契機に、こうした先進技術を汎用性の高いSaaSモデルとして、中小企業にも広く提供するという新たなステージへと踏み出します。社会全体へのDX・AIの浸透を図りながら、我々はAIプラットフォーマーとしてのポジションを確立し、真に“日本を代表するAIカンパニー”を目指すという強い覚悟を持っています。この道の先には、当然、プライム市場へのステップアップやグローバル展開も見据えています。全社員が一丸となって、「この挑戦に大きな期待と高揚感を抱いている」、まさにそんな前向きな気持ちで、この大きなビジョンの実現に向かって走っています。どこまで行けるか分かりません。しかし、狙わなければ到達できるものも到達できません。だからこそ、我々はこれからも全力で、全速力で進み続けます。株主の皆様も、ぜひ我々と同じ船に乗り、一緒にこの未来にワクワクしながら、前進していただければと思っております。引き続き、温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。本日はご清聴、誠にありがとうございました。株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(12)に続く
<KM>
2025/09/10 18:11
注目トピックス 日本株
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(10)
*18:10JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(10)
ヘッドウォータース<4011>ビジネス的な観点において、今回BBDイニシアティブ株式会社様との戦略的な資本業務提携を発表させていただきました。出資比率は26%に上り、当社としてもフルコミットメントの姿勢で共同事業の展開に取り組んでいく所存です。この提携は、単なる“想い”にとどまるものではなく、極めて実務的・補完的な意味を持っています。BBD様は、当社が保有していない重要なアセットやマーケットアクセスを備えており、まさに相互補完関係にあると認識しています。たとえば、当社はエンタープライズ領域を主力とし、大手企業へのAI技術の提供に注力してまいりました。一方で、中小企業領域におけるリーチが限定的であるという課題を抱えております。その点、BBD様は中小企業向けに「ナレッジスイート」といったSaaS型サービスを既に展開されており、このマーケットにおいて確固たるポジションを築いておられます。これまで当社がエンタープライズ向けに開発・実装してきた最先端テクノロジーを、今後はBBD様との連携を通じて、より汎用的な形で中小企業市場へと展開していく構想です。また、こうした取り組みをSaaS型で提供できる体制が整えば、将来的にはグローバル市場への展開も視野に入ると考えております。当社にとって苦手とする中小企業マーケットを、BBD様との提携によって補完し、新たな成長機会を創出してまいります。もう一つは、SaaS型・リカーリング型のサービスとして、それを世の中に提供していく“サービス化”のノウハウを我々は持っていないということです。当社は、最新のテクノロジーや新しい領域、業務開発のようなものを作るのは得意としておりますが、それを広く展開していく手段というのを持っていません。その“展開する手”をすべて持っているのが、BBDイニシアティブ様です。そういった経緯もあり、今回の提携に至ったわけですが、我々としては今まで、単に売上だけを増やすようなM&Aや資本業務提携には興味がありませんでした。最終的には、そうしたやり方では成長率が鈍化しますし、本来のAI機能としての強さを削いでしまうと考えていたからです。その為、そういった戦略を取る意向は一切ないというのが、元々のスタンスでした。ただ、M&A自体については、当社も積極的に検討しています。当社が持っていないアセットを補完できるような案件、あるいは当社が今リーチできていないマーケットを獲得できるようなものであれば、全力で取り組んでまいりたいと考えています。上場から5年が経ちましたが、今回の資本業務提携のように、これだけがっちりと足りない部分を埋め合えるパートナーシップというのは、なかなかないと感じており、非常にワクワクしています。企業文化の面でも非常に近い部分があり、先方のメンバーとも既にさまざまなディスカッションが始まっています。一緒に事業連携し、共同でサービスを提供するという取り組みも、しっかりと実現できるという実感があります。また、今回19億円ほどの借入を行い、BBD様の株式を取得させていただきましたが、その返済原資についても、先方がしっかりとコミットしてくださっているという点は非常に大きいです。実際、先方のSaaS売上(現在16億〜17億円規模)のうち、一定の金額については、我々がAIによる支援を行う代わりに、ストック収入として当社が受け取ることがすでに決定しています。返済の原資についても、BS上においてキャッシュフローが毀損されることは一切ない状態となっております。また、今回の株式取得にあたっては、投資家である清原氏より株式を譲り受ける形となりました。清原氏は非常に素晴らしい投資家の方であり、当初のお話の中で交わした約束をすべて履行してくださいました。単なる金銭的リターンを追求するのではなく、投資先企業の将来をしっかりと考え、言行一致を徹底される誠実な方です。こうした背景もあり、今回の譲渡については極めて適正な金額での取引が実現しました。その結果、現在当社ではBBD様の株式を約9億円分保有しており、含み益ベースでも同程度の評価がなされている状況となっています。売却するつもりはありませんが、今回このような有利な形で資本・業務提携を実現できたことについては、非常に嬉しく思っております。図で示すと、今回我々が取り組むのは主に2つの軸になります。1つ目は、BBD様が展開しているリカーリング型のSaaSサービスに対して、当社が有する最新のAIテクノロジーをフル実装することです。大企業向けに構築してきたAIエージェント技術をそのまま中小企業向けのサービスに組み込むことで、日本初・世界初の次世代型中小企業支援サービスとして、BBD様が全国に展開していくことを想定しています。既存のマーケットに新たな付加価値を提供することで、顧客単価の引き上げも見込めます。2つ目は、このスキームがうまくいけば、同様のモデルを世界中のSaaS事業者に対して横展開できる可能性があるという点です。今回の取り組みを通じて、日本国内のみならず、グローバル市場に向けてAIエージェントのSaaSモデル提供を本格的に進めていきたいと考えています。もう一つの取り組みとして、BBD様の関連会社には多数のエンジニアが在籍しています。このリソースに対し、当社がAI関連の教育・育成プログラムを提供することで、先方はエンジニア単価の向上が期待できます。一方、当社側としても、大企業との直接取引を中心とした顧客基盤を有しており、育成されたエンジニアを通じて高付加価値な案件の獲得や単価上昇が可能になります。AIエンジニアの人数が増えれば増えるほど、当社の事業拡大にも直結します。このように、人材育成と事業拡大の両面でシナジーが生まれ、お互いにとってWin-Winの関係が構築できると確信しています。両社にとって前向きな形でプロジェクトが進行している状況です。そして今回、LogTech社を子会社化しました。こちらについては、先ほど申し上げたように、よりフィジカルに近い領域でAIの教育や実装といったテーマに対応していくことを想定しています。具体的には、クロステックハンズオンワークのように、現場に直接赴き、お客様と共にAIの活用を進めていく役割を担っていただきたいと考えています。今後は、そうした実践的な現場支援の中核的メンバーとして、AI導入の教育・展開を主導してもらえるよう、準備を進めております。実際、こういった領域において、すでに複数のプロジェクトが進行しています。株主の皆様にとって気になる点としては、「採算は合うのか」という点があるかと思いますが、基本的には来年以降、年間で4,000万〜5,000万円程度の利益が見込まれる事業体です。したがって、今回のM&Aにかかった投資金額については、概ね5年ほどで償却可能だと見込んでいます。ただし、これは現在の単価水準で見た場合の話であって、LogTech社と当社がそれぞれ取っている単価には3倍程度の差があります。そのため、当社の単価水準に近づいていけば、さらなる利益成長が見込めるということになります。このような状況を踏まえると、うまくいけば3年程度で投資回収も見込めます。つまり、今回のM&Aは、我々との間で非常に高いシナジーがあり、かつ、両社にとって収益性の高い形で成立したと捉えています。そして、BTM様との連携も順調に進展しています。上半期、特に第1四半期においては、「とにかくBTM様と一緒に事業を推進したい」という強い意志のもと、収益性よりも育成・連携を重視し、積極的に案件を割り当てました。その中で、BTM様側でもAI関連の開発に慣れた人材育成が進んでおり、実際にAI領域において自律的にプロジェクトを進められる体制が整いつつあります。現在、当社へのAI開発ニーズや引き合いは非常に多く、このような背景を踏まえ、BTM様との連携をより強固なものとしながら、より大きなマーケットの獲得に向けて本格的に動いていく方針です。プライム市場上場を見据えた中長期計画です。これは、「長年目指してきたステージに到達しつつある」という話でもありますが、積み上げベースで見ても十分現実的な計画です。現在、AIエージェント市場全体の成長率は140%前後とされています。当社もこれまでの実績で見ると、AI関連事業では常に平均130%以上の成長率を維持してきました。今期も130%超の成長を見込んでおり、仮に今後年率135%程度で成長を続けた場合でも、3年で売上100億円規模に到達する計算になります。つまり、これは「現実的な成長シナリオ」として十分成立するということです。ただし、3年で100億円に届いたとしても、日本や世界のAI・テクノロジー分野で名を轟かせる存在になるには、まだ十分ではない。したがって、ここからさらにスピードを上げていく必要があると考えています。そのためにも、積極的なM&Aや技術投資を展開していきます。特に注目しているのが「AI駆動開発(AI Driven Development)」です。これは、1人のエンジニアに対してAIエージェント2体がサポートするような形をイメージしており、実質的には3人分の生産性を実現できます。こうしたAIの活用によって、開発効率の飛躍的向上、利益率の改善、そして収益の拡大を図るとともに、これまでにない成長ステージに踏み込む覚悟で事業を推進していきます。株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(11)に続く
<KM>
2025/09/10 18:10
注目トピックス 日本株
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(9)
*18:09JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(9)
ヘッドウォータース<4011>JAL様向けには、SLM(小規模言語モデル)を活用したAIエージェントソリューションを提供しております。本事例は、従来のインターネット接続型のSLMとは異なり、オフライン環境で動作可能なタブレット搭載型モデルを採用している点に大きな特長があります。一般的なLLM(大規模言語モデル)は、Web上の広範な情報を学習ベースとし、クラウド上の巨大なAIモデルが様々な質問に回答する仕組みですが、その情報源の信頼性にばらつきがあるため、誤情報の生成リスクが伴います。一方、今回JAL様に導入したモデルは、タブレット内で完結する軽量モデルで、特定業務に最適化されたファインチューニング済みのAIとなっています。このため、あらかじめ限定された正確な業務データのみを読み込ませることで、高精度かつ安全な業務支援が可能となります。このSLMは、インターネット通信が不要な設計となっているため、JAL様のように通信環境が制限される機内でもスムーズに利用できます。実際には、客室乗務員向けにタブレット端末を通じて提供されており、業務中の会話ベースで様々な確認作業や業務支援が可能となっています。さらに生成AIの機能を活かし、これまで手作業で数時間を要していた運航レポートの作成を、フライト終了と同時に自動生成する仕組みも導入済みです。乗務員は生成されたレポートを確認し、提出するだけでよく、具体的な工数削減効果が実現されています。このSLMというのは、出てきたのは最近のことでして、名前は知られていても、実際に業務に実装したという会社は世界的にもまだほとんど存在していません。今回の事例では、当時マイクロソフトが発表したばかりの最新のSLMを用いて、マイクロソフトのトップエンジニアと、当社のトップエンジニアが共同で「どうやって実装するか」を研究・検討し、実際に導入までこぎつけました。その結果、このプロジェクトが世界で初めての実用事例となっています。非常に注目されている技術です。おそらく今後は、建築現場をはじめ、飛行機や電車の車内、工場といった通信環境が良くない場所でも、音声でその場ですぐAIに作業を頼むといった活用が広がっていくと思われます。こうした環境では、業務に特化したAIが無駄な情報を一切排除した状態で稼働することが可能であり、即応性の高いツールとして機能します。このように、現場の利便性と実用性を兼ね備えた技術であるため、今後の発展性は極めて高いと見ています。AIのビジネスユースにおける“キラーコンテンツ”になっていく可能性が非常に大きいと感じています。我々は、まさにこの領域で世界最先端の事例を牽引しています。富士通様が顧客対応を担当され、当社が開発を担う形で、富士通様とヘッドウォータースが共同でサービスを提供しております。こうしたご縁もあり、現在は富士通様ともさまざまな協議・対話を重ねております。大手SIer様であることから、それぞれに得意分野がございます。大規模なレガシーシステムの開発などは、当然ながら相手先の強みです。一方、当社はモダンなテクノロジー、とりわけAIの活用、AIモデルの構築、および既存システムへのAI組み込みといった分野を得意としております。ただし、たとえば100億円規模の開発案件を即座に自社単独で受託するのは現時点では容易ではなく、こうした点においても両社の強みを生かした協業体制が組まれております。また、大手SIer様は極めて広範な顧客基盤を有しており、当社がこれまでアクセスできていなかった新たな顧客層へのリーチも実現しています。実際、現在も富士通様をはじめ、複数の著名な企業様と共同プロジェクトを進行中であり、既に複数の案件が立ち上がっております。こちらが先ほど触れたソニーセミコンダクタソリューションズ様との共同ソリューションになります。ソニー様が提供するAIカメラ、すなわちビジョンセンサーを活用し、例えばコンビニエンスストアの天井に多数のカメラを設置し、店内の状況をリアルタイムで把握します。これらのデータはマイクロソフトのMicrosoft Azure上に収集・蓄積され、購買動向の分析、現場状況の把握、さらにはその最適化に活用されております。AIが棚の商品状況を確認し、不足している箇所を自動的に検知・指示するような機能の実装も進めております。このように、IoT系のソリューションについては、マイクロソフト様およびソニー様との連携のもとで開発を進めており、対象領域は極めて広範です。現在では、工事現場や大型ビルディング等、さまざまな現場で活用が始まっております。こちらの図は、生成AI/AIエージェントの現状を示すものでございます。現在、当社の売上高の約30%がAIエージェント関連事業によるものであり、今後もこの比率はさらに高まる見込みです。AIエージェントの売上構成比は着実に拡大しており、会社全体の成長を牽引する領域となりつつあります。そして、当社は今後、このAIエージェント市場、さらには広義のAI領域において、トップランナーとしての地位を確立するべく、さらに注力してまいります。図中の盤面イメージでは、横軸にマーケットの広がり、縦軸に提供可能な機能を示しており、当社ヘッドウォータースグループがどの領域をカバーしているかを表現しております。ご覧のとおり、AI技術の開発から、エンタープライズ向けの各種機能に至るまで、ほぼ網羅的にメニューを展開しております。海外市場においては、用途や業種によっては既にDATA IMPACT JOINT STOCK COMPANY社が一定の領域を網羅し始めており、特に中小企業や地方企業向けの領域においては進展が見られます。また、フィジカルな現場感を伴う業務、たとえばロースキルながらも実務に密着した業務領域におけるトレーナーやエンジニアの育成といった分野については、現時点では当社としてはカバーしておりません。当社ヘッドウォータースとしては、まずはAIエージェント事業の中核領域に注力し、その領域で突き抜けた成果を創出することを最優先に取り組んでおります。そして、その成果をもとに、より広範なマーケットへ展開・拡散させることで、売上および利益の拡大へとつなげていく戦略を描いております。現在は、当社が最も競争力を有する中核領域においてブレイクスルーを達成しつつありますが、今後はこの全体盤面を俯瞰し、どのようにしてマーケット全体をカバーし、事業領域をさらに拡大していくかという視点で戦略を立案・実行してまいります。株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(10)に続く
<KM>
2025/09/10 18:09
注目トピックス 日本株
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(8)
*18:08JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(8)
ヘッドウォータース<4011>主力事業の進捗と戦略的提携を含む成長戦略についてご説明いたします。現在、当社の事業の中心に位置づけられているのが「AIエージェント」分野であり、本日もその取り組みについて繰り返しご説明している通り、当社のメインテーマとなっています。このAIエージェント事業の拡大によって、当社におけるAI関連売上は前年同期比で150%以上の成長を遂げており、極めて好調に推移しております。加えて、AI市場全体を俯瞰しても、今後2030年まで年平均成長率(CAGR)40%超と予測されており、非常に高い成長余地がある分野です。当社は、そうした拡大するAI市場の「ど真ん中」で、最先端のテクノロジーを活用したサービス提供に取り組んでおり、このポジションを活かして、今後も持続的な企業成長の実現を目指してまいります。現在、金融業界をはじめとして、さまざまな分野でAIエージェントに対するニーズが急速に高まっております。私自身の考えとしても、どれほど優れた技術や体制を有していても、企業が本当に成長するためには「成長している市場」で勝負することが不可欠だと考えています。私たちヘッドウォータースはグロース市場に参入している以上、当然ながら、主戦場は常に拡大していくマーケットに置くべきだと捉えています。そうした方針のもと、我々はこれまでも、そしてこれからも、急成長が期待される領域の“ど真ん中”に自らを置き、その流れを牽引していく存在であることを目指してまいります。特に、AIエージェント市場については、今後世界的に飛躍的な成長が見込まれている分野です。当社はこの分野の先駆者として、自らの手で市場をリードし、国内外におけるAIの社会実装をさらに推し進めてまいります。そうした取り組みの一環として、昨年より当社独自の開発プラットフォーム「SyncLect」に、さまざまなAIエージェント機能や生成AI活用機能を順次組み込んでまいりました。これらの開発には、前期においても相応のコストを投じております。その結果、例えば大和証券様との案件にも見られるように、他社では難しいような開発期間・内容の案件でも、当社では対応が可能となっております。一般的な企業であれば「4カ月では対応できません」「1年ほど時間をください」といったケースでも、当社では短期間で開発対応を実現しており、それに伴い付加価値の高い契約も獲得できるようになっています。SyncLectを活用することで、他社に先駆けてAIエージェントの提供や生成AIの業務活用を進められる体制を整備しており、競争優位性を確立しつつあります。また、これらすべての取り組みは、Microsoft Azure上で構築・提供されており、Microsoft Azureのインフラやサービスと連携することで高い再現性と信頼性を実現しています。当社のこうした実績が評価され、マイクロソフト様からもお客様をご紹介いただける機会が増えています。当社は「データ& AI」領域においてMicrosoftアワードを受賞しており、国内トップクラスのパートナーとしての地位を確立しています。特にマイクロソフト関連では、出資先であるOpenAIが提供するChatGPTをはじめ、AI領域におけるプラットフォーマーとして世界トップクラスの地位を築いています。そうした中で、当社ヘッドウォータースは、同領域における日本の最前線を担う存在として位置付けられており、大手企業からの期待も非常に高まっています。もっとも、こうしたポジショニングは確定的なものではなく、あくまで当社が全力で走り続けた結果として得られたものにすぎません。今後もスピード感をもって事業を展開し、国内のAI業界全体を牽引していくという意識を強く持ってまいります。今年も、マイクロソフト社が主催する「トップパートナーエンジニアアワード」においても、当社は「データ & AI」領域で6名のエンジニアが受賞しており、これは日本企業として最多の受賞数となります。事例の一つとして、大和証券様向けに提供しているAIエージェント、いわゆるAIオペレーターのプロジェクトがあります。こちらは何度かご紹介しているので簡潔に触れますが、非常に複雑な構成を持つため、一般的な小規模AIベンチャー、たとえば従業員20〜30名程度の会社では実現が難しい内容となっています。それだけ、当社の技術は広範かつ深度のあるものとなっております。本プロジェクトでは、AIエージェントの領域において、高度なAI同士が共同作業を行えるような環境構築を実現しています。例えば、AIが事実と異なる発言をしないように、どのデータを参照し、どのように情報を発信するかを別のAIがチェックするといった仕組みを組み合わせて運用しています。このような複雑な構成のため、容易に真似できるものではありません。2023年10月にリリースして以降、約1年が経過しますが、現時点の回答精度は99%に達しています。残り1%のケースについては人間のオペレーターに振り分ける運用とすることで、極めて実用的な形に仕上がっております。株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(9)に続く
<KM>
2025/09/10 18:08
注目トピックス 日本株
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(7)
*18:07JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(7)
ヘッドウォータース<4011>当社のソリューションは、マイクロソフトと密接に連携しており、Microsoft Azure上にさまざまな基盤を構築しています。データ統合やデータ保有はもちろん、Microsoft Azure上の各種サービスを活用し、GitHub Copilotを用いたAI駆動開発も行っています。マイクロソフトの世界観を最大限に活かし、効率的かつ妥当な価格でサービス提供を実現しています。さらに、IoTの領域では、たとえばリテールや工事現場、建設ビルディング内などのニーズに対応するため、ソニーのAIカメラを導入し、取得したデータをMicrosoft Azureで保有・活用しています。また、現場で即時処理が求められるケースには、NVIDIAのGPUを活用して、その場で解析・処理を行い、トランザクションを削減するようなソリューションも展開しています。このように、グローバル企業とのアライアンスによって、彼らの顧客基盤を活用することが可能となっています。実際、マイクロソフト様から顧客を紹介いただくこともあり、また、ソニー様には当社との共同ソリューションを海外展示会に出展していただくなど、海外展開にもつながっています。特にソニー様は海外で展開に強く、当社もそのネットワークに乗ることで、グローバル展開を進めています。このようなアライアンス体制が、現在、順調に構築されています。ヘッドウォータースとマイクロソフト様を中心とした取り組みについてですが、両社の関係性は一面的なものではありません。あるときは顧客であり、またあるときはパートナーとして、共同でソリューションを開発し、展開していくような取り組みを進めています。こうした活動を担うチームも、徐々に増えてきている状況です。上半期の取引実績についてご報告します。当社が現在取引している企業数は全体で約112社ありますが、そのうち28社が年商1兆円以上の企業です。つまり、全体のおよそ4分の1が1兆円企業という構成になっています。最新のテクノロジー領域では、毎年10億円〜20億円単位で継続的に開発投資を行う体力のある企業が求められます。したがって、当社が注力する「最新テクノロジーの社会実装」という事業の性質上、今後も年商1兆円以上の企業を主なターゲットとして、そこに最適化したサービスを提供していく方針です。現時点で売上・利益ともに順調に伸びており、この方針が正しかったことを裏付けていると考えています。今期新たに取引を開始したお客様については、資料上に星印で示しております。もともと当社のお客様には製造業が非常に多く、加えてJR西日本様をはじめとする運輸関連のお客様も多数いらっしゃいます。ただ、最近になってAIエージェントの導入が加速する中で、特に顕著に増加しているのが金融関連のお客様です。金融業界におけるさまざまな業務処理、行員の方々が日常的に行っている業務の多くは、AIエージェントによる代替が可能であるという点が背景にあると考えています。現在も、既存の業務データの整備からAIエージェントの活用に至るまで、多くのプロジェクトが進行中です。金融業界は比較的潤沢なIT予算を持っており、今後この分野が大きく伸びていくことが見込まれます。株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(8)に続く
<KM>
2025/09/10 18:07
注目トピックス 日本株
株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(6)
*18:06JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(6)
ヘッドウォータース<4011>また、人材採用についてですが、中間地点で純増50名となっており、これはほぼ予定通りです。年間80名増員という計画に対して、順調に推移しています。そして、私が言うのもなんですが、非常に「いい奴ら」が集まってきています。事業の成長に伴って、年間の給与上昇率も2桁に達しており、会社全体としても非常に活気があります。私自身、やはり「いい仲間」と「いい仕事をしたい」という思いがあります。たとえテクノロジーに詳しく、技術力があり、経験も豊富であったとしても、人の悪口を言ったり、他人を批判したり、ポジショントークをしたり、「自分だけ良ければいい」といった考えの人は、当社では一切採用しないという方針を取っています。最終的に、そうした人がいること自体がストレスになってしまい、会社の成長や正当な評価といったものを阻害してしまいます。たとえ一見「優秀そう」に見えても、会社にとってマイナスとなる人材は採用しないというのが基本方針です。そうした方針もあって、人間関係が非常に良好で、気持ちよく仕事ができる環境になっており、実際に良い人材が多く集まってくれています。また、リファラル(社員紹介)による採用も順調に進んでおり、採用コストを抑えながらも、必要な人数を確保できている状況です。売上高の季節性変動についてです。毎年、期の始まりにはどうしても仕事が取りづらく、第一四半期はそこそこ良くても、第二四半期で一旦落ち込み、第3四半期・第4四半期にかけて再び売上が上がってくるというパターンが多く見られました。しかし、先ほどお話ししたクロステックハンズオンワークの取り組みにより、大企業の内部に我々のメンバーが常駐することで、年間予算をしっかり確保できるようになり、ストック型に近い安定した収益を得ることができています。こうした取り組みを積み重ねていくことで、本年度に関しては季節性の変動を回避し、売上が順調に伸びていく形を実現できている状況です。経営指標1になります。まず、サービス別の売上についてですが、基本的にAIエージェントをはじめとするAI関連事業が非常に伸びているということが言えます。アライアンス戦略においては、マイクロソフト様やソニー様などと協業し、さまざまなソリューションの開発を進めております。これらのアライアンス先からの紹介も非常に順調に増加しています。また、スライドに記載のあるとおり、従業員数およびAIエンジニアの推移についても、AIエージェント関連のプロジェクト数が急増していることから、AI分野の人員が急速に拡大しています。それに伴い、社内でのAIエンジニア育成も進んでおり、AI技術を有する人材の数が順調に増加している状況です。経営指標2になります。まずサービス別の案件比率や案件数ですが、案件数自体は横ばいです。ただ、売上が非常に伸びているため、1件あたりのプロジェクト単価が大きくなっているという状況です。さらに、基本的には年商1兆円以上の企業にクライアントを絞ってサービスを提供しているため、1社あたりの売上が伸びているということになります。こういった点が、こちらのグラフに示されております。成長戦略の進捗状況についてです。まず第一に、AIエージェント、AI駆動開発の推進が挙げられます。このAI駆動開発というのは非常に重要で、今後も最上流のエンジニアはしばらく必要とされるでしょうし、お客様の現場に入って一緒に作業をするような、いわゆる「クロステックハンズオンワーク」的なフィジカルな対応も、当面は人間が担わなければならない分野だと考えています。一方で、コーディングやある程度の設計、作業の一部といった業務については、今後AIに置き換わっていく領域だと認識しています。そうした変化に対応できなかった会社は、いずれこの業界から脱落していくことになるでしょう。我々は現在、社内でも全力でAI駆動開発を導入していますし、お客様にも積極的に提案しています。社内導入においては、最大で90%の工数削減が可能な作業もあり、AIを使うことで30〜90%程度、作業効率が上がることがすでに実証されています。今後半年から1年にかけて、これを全社の全プロジェクトにいかに普及させていくかが、我々の最大のテーマとなっています。外部リソースの活用についてです。いわゆるアライアンス戦略に関しては、マイクロソフト様を中心とした大手企業との連携が進んでおり、そこから新たなお客様をご紹介いただいています。先ほどのグラフにもあったとおり、こうしたアライアンス経由の案件獲得は非常に順調に推移しています。ストック収益の向上についてです。1つ目は、「半ストック」として、お客様企業の内部に深く入り込み、一緒に事業を推進する「クロステックハンズオンワーク」の提供です。2つ目は、後ほど触れますが、ライセンス提供型のビジネスモデルを通じたストック収益の獲得。3つ目は、業務提携先であるBBD イニシアティブ社とのリカーリング型サービスの提供です。これにより、ストック収入を増やしていくことを狙っています。株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(7)に続く
<KM>
2025/09/10 18:06
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