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午後:債券サマリー 先物は小反発、米金利上昇一服も買い限定的

配信日時:2022/01/28 16:13 配信元:MINKABU
 28日の債券市場で、先物中心限月3月限は小反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米金利上昇が一服したことで、国内債に買い戻しが入った。  FOMC後に1.8%台後半まで上昇した米長期金利は、27日の米市場で一時1.7%台後半に低下した。これを手掛かりに債券先物は寄り付き直後に150円84銭まで上伸したが、米国が金融引き締め局面にあることから米金利の先高観は依然として強く追随買いは広がらず。日経平均株価が反発したことも重荷となり、朝方の買いが一巡したあとは下げに転じる場面があった。前日に下落した反動から下値では買いが入りやすかったものの、来週は財務省が2月1日に10年債入札、3日に30年債入札を予定していることもあって上値の重さは否めなかった。  先物3月限の終値は前日比2銭高の150円77銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%上昇の0.165%だった。 出所:MINKABU PRESS

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