後場の寄り付き概況

後場の日経平均は132円安でスタート、村田製やTDKが下落

配信日時:2022/01/26 12:53 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26999.29;-132.05TOPIX;1892.95;-3.67


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比132.05円安の26999.29円と、前引けから下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26940~27010円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=113.80~90円前後と朝方からほぼ変わらない水準での動き。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数がともに堅調に推移。日本時間明日未明に結果公表を控える米連邦公開市場委員会(FOMC)とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を控え、全般手控えムードとなっている。後場の日経平均は27000円割れでスタートしたものの、前場に引き続き同水準を意識した押し目買いは入っているようで、後場もすぐに同水準は回復している。手掛かり材料難でイベント直前ということもあり、27000円を挟んだもみ合い展開となっている。

 セクターでは石油・石炭製品、パルプ・紙、食料品などが下落率上位に並んでいる一方、その他製品、海運業、精密機器などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、東エレク<8035>、村田製<6981>、TDK<6762>、ローム<6963>などが下落。本日大引け後に決算発表を控える日本電産<6594>とファナック<6954>は出尽くしへの警戒感から大きく下落。そのほか、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>、デンソー<
6902>も安い。一方、傘下の英アームの新規株式公開(IPO)の準備について伝わったソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>が大幅高。郵船<9101>や川崎汽船<9107>などの海運株、三菱UFJ<8306>、日本製鉄<5401>、住友鉱<5713>などの景気敏感株の一角も高い。
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