後場の寄り付き概況

後場の日経平均は5円高でスタート、トヨタ自やデンソーが高い

配信日時:2022/01/05 12:58 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29307.56;+5.77TOPIX;2037.94;+7.72


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比5.77円高の29307.56円と、前引けとほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の225先物は29280~29310円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=115.90-00円前後と朝方から20銭ほど円高水準での動き。アジア市況では上海総合指数および香港ハンセン指数ともに軟調な展開。昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控え、ハイテク株やグロース(成長)株の下落が重しとなる一方、景気回復期待や金利上昇に相対的に強い景気敏感株・バリュー(割安)株の上昇が全体を下支えする構図が続いている。

 セクター別では保険業、輸送用機器、非鉄金属などが上昇率上位に並んでいる一方、精密機器、サービス業、医薬品などが下落率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、トヨタ自<7203>、デンソー<6902>が連日で上場来高値を更新し、マツダ<
7261>や日産自<7201>も大幅に上昇。また、川崎汽船<9107>が前日に続き急騰し、郵船
<9101>なども買われた。そのほか、ソニーG<6758>、日立<6501>、三菱UFJ<8306>、東京海上<8766>、JFE<5411>、コマツ<6301>など景気敏感株を中心に主力株が大幅高。一方、ハイテク株には売りが広がっており、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、三井ハイテク<6966>が軟調。また、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、エムスリー<2413>、HOYA<7741>、信越化<4063>、ベイカレント<6532>、ZHD<4689>など値がさ株やグロース
(成長)株の下落が目立っている。
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