後場の寄り付き概況

後場の日経平均は273円高でスタート、日本電産やソニーGが上昇

配信日時:2021/12/28 13:01 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28949.56;+273.10TOPIX;1994.96;+17.06


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比273.10円高の28949.56円と、前引け終値とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の225先物は28880~28920円の狭いレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=114.90円台と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って小安い展開。クリスマス休暇明けとはいえ、依然として取引参加者は少なく、薄商いのなか先物主導での展開が継続。日経平均は堅調ながらも心理的な節目の29000円付近では戻り待ちの売りが根強く、午後も同水準を下回った状態での動きが続いている。

 セクター別ではパルプ・紙、精密機器、金属製品などを筆頭に全般上昇している一方、海運業、電気・ガス業、石油・石炭製品の3業種が下落している。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、日立<6501>、INPEX<1605>、日本電産<6594>などが大きく上昇。ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、NTT<9432>、キヤノン<7751>、アドバンテスト<6857>なども堅調。一方、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>が軟調で、タムラ製作所<6768>は大幅安、アウトソーシング<2427>は急落している。
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