後場の寄り付き概況

後場の日経平均は561円高でスタート、塩野義製薬や東エレクが高い

配信日時:2021/12/21 12:59 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28498.91;+561.10TOPIX;1974.56;+33.23


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比561.10円高の28498.91円と、前引け終値とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の225先物は28400~28490円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=113.60-70円と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況では上海総合指数および香港ハンセン指数がともに小高く堅調もみ合い。先週末と前日の2日間だけで1100円超も下落していただけに、日経平均は押し目買いから大幅反発。米株市場で取引終了後に決算を発表した米マイクロン・テクノロジーが時間外取引で大幅高となったこともあり、半導体関連株を中心に大幅反発している。後場は寄り付き直後に28533.74円と本日の高値を記録し、再び一時28500円を超える場面が見られた。ただ、新型コロナウイルス変異株の年末年始の拡大への警戒感などはくすぶり、心理的な節目となる同水準での一進一退が続いている。

 セクター別では全面高となっており、その他製品、不動産業、証券・商品先物取引業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、塩野義製薬<4507>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、村田製<6981>などが大幅高で、トヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、郵船<9101>、リクルートHD<6098>、キーエンス<6861>なども総じて堅調。
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