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仏PMI、12月速報は低下 コロナ新変異株が影響

配信日時:2021/12/16 18:44 配信元:REUTERS

[パリ 16日 ロイター] - IHSマークイットが16日発表した12月のフランスの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.6で、前月の56.1から低下した。ロイターがまとめたアナリスト予想の55.0は上回った。

IHSマークイットのエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は「新型コロナウイルスの新たな感染の波と、オミクロン株の出現が景況拡大を阻害したもようだ」と述べた。

サービス部門PMIは、57.4から57.1に低下。アナリスト予想の56.0は上回った。

製造業PMIは55.9から54.9に低下。アナリストの55.5も下回った。

IHSマークイットによると、外需が1月以来の大幅な減少を記録した。

「オミクロン株の出現が観光に打撃となり、新規海外顧客との取引が特にサービス業で落ち込んだ」とヘイズ氏は述べた。製造業については、原材料・部品不足が続いていると指摘した。

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