NY市場・クローズ

15日のNY市場は上昇

配信日時:2021/12/16 06:50 配信元:FISCO
[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;35927.43;+383.25
Nasdaq;15565.58;+327.94
CME225;28865;+395(大証比)

[NY市場データ]

15日のNY市場は上昇。ダウ平均は383.25ドル高の35927.43ドル、ナスダックは327.94ポイント高の15565.58で取引を終了した。11月小売売上高が予想以上に鈍化したことを嫌気し寄り付き後、下落。その後、バイデン大統領の首席医療顧問で米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長の発言「オミクロン株に特化したワクチンは今のところ必要ない」を受け、警戒感が後退し下げ止まった。その後、連邦準備制度理事会
(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)でゼロ金利据え置きや量的緩和縮小規模を2倍とする想定通りの結果を好感し、上昇に転じた。高インフレに対処するFRBの方針で安心感が広がり、引けにかけては上げ幅を拡大。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、エネルギーが下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比395円高の28865円。ADRの日本株はソニーG<6758>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、HOYA
<7741>、富士通<6702>、キヤノン<7751>、資生堂<4911>、オムロン<6645>、エーザイ<4523>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル114.02円換算)で全般堅調。
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