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アップル5G対応SE、アンドロイド端末の買い替え誘発=JPM

配信日時:2021/12/14 05:43 配信元:REUTERS

[13日 ロイター] - JPモルガンは13日、米アップルが次世代通信規格「5G」に対応したiPhoneの廉価版「SE」を発売すれば、低・中価格帯のアンドロイド端末を使用している10億人以上のユーザーが買い替える可能性があるとの見方を発表した。

メディアなどによると、5G対応SEは2022年初に発売される見通し。JPモルガンはこのSEが低・中価格帯のアンドロイド端末を使用している約14億人や旧型のiPhone端末を使用している約3億人の買い替え需要を呼び起こすと推定。「アップルのiPhone以外の機種の下取りプログラムはiPhoneの下取りプログラムほど魅力的ではないが、5G対応SEの価格は平均で269─399ドルからとなっており、依然として非常に競争力がある」と述べた。

現行のiPhoneSEは399ドルから。iPhone13は799ドルから、iPhone13Proは999ドルからとなっている。

JPモルガンは22年度のiPhoneSE販売台数予想を3000万台に、iPhoneの年間出荷台数予想を前年比1000万台増の2億5000万台に引き上げた。

また目標株価を180ドルから210ドルに引き上げた。

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