後場の寄り付き概況

後場の日経平均は52円安でスタート、商船三井やSUMCOが下落

配信日時:2021/12/09 12:53 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28808.18;-52.44TOPIX;1994.88;-7.36


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比52.44円安の28808.18円と、前引け水準とほぼ変わらずでスタート。ランチタイム中の225先物は28810~28860円の狭いレンジでの推移。ドル・円は1ドル=113.70-80円前後と朝方とほぼ同水準での動き。アジア市況は総じて堅調で、上海総合指数および香港ハンセン指数ともに1%超の上昇率で強い動きとなっている。後場の日経平均は引き続き前日終値水準でこう着感の強い展開となっている。週末の先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)を前にした買い戻しが前日までにほぼ一巡したことや、前日までに大きく上昇した一服感もあり、権利行使価格の28750円~29000円辺りを意識した動きにとどまっている。

 セクター別では金属製品、繊維製品、輸送用機器などが下落率上位に並んでいる一方、空運業、ゴム製品、情報・通信業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部売買代金上位では、商船三井<9104>、日立<6501>、SUMCO<3436>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>などが大きく下落、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、三菱UFJ<8306>なども冴えない。一方、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、JAL<9201>、ANA<9202>、太陽誘電<6976>が大きく上昇しており、任天堂<7974>、東エレク<8035>、村田製<6981>、OLC<4661>などもしっかり。
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