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午後:債券サマリー 先物は反発、弱いGDPを受け買い優勢

配信日時:2021/11/15 15:28 配信元:MINKABU
 15日の債券市場で、先物中心限月12月限は3営業日ぶりに反発。国内景気の減速が意識されるなか、安全資産とされる債券に買いが流入した。  債券先物は朝方こそ前週末の米長期債相場が小幅続落(金利は上昇)した影響がみられたものの、内閣府が発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値を手掛かりにプラス圏に浮上。物価変動の影響を除いた実質で前期比0.8%減(市場予想は0.2%程度の減少)、年率換算で3.0%減(同0.7%程度の減少)と弱い内容となったことが債券の買い材料となった。日経平均株価の上昇を受けて上値が重くなる場面もあったが、時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことが支えとなり堅調に推移した。なお、あす16日は財務省による5年債入札が行われる。  先物12月限の終値は前週末比12銭高の151円77銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.010%低下の0.060%だった。 出所:MINKABU PRESS

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