後場の寄り付き概況

後場の日経平均は304円高でスタート、東エレクやソフトバンクGが高い

配信日時:2021/11/12 12:58 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29581.96;+304.10TOPIX;2037.73;+23.43


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比304.10円高の29581.96円と、前引けからやや上げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は29560~29610円での推移。ドル・円は1ドル=114.20~30円と、朝方よりもさらにドル高・円安寄りでの動き。アジア市況はまちまち。中国の上海総合指数が小安い一方、香港のハンセン指数は小高く推移。だた、ともに朝方の上昇からは上げ幅を縮める展開となっている。後場の日経平均は引き続き堅調。MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数構成銘柄見直しの発表やオプション11月物の特別清算指数(SQ)算出といったイベントを通過したことに伴う需給面でのあく抜け感が引き続きサポートしているもよう。また、前日に続き、対ドルでの円安進展やWTI原油先物価格の上昇一服が日本株の追い風になっているようだ。

 セクター別では全面高となっており、不動産業、鉄鋼、情報・通信業などが上昇率上位に並んでいる。東証1部売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、郵船<9101>、東エレク<8035>。リクルートHD<6098>、村田製<6981>、武田薬<4502>など主力株がほぼ全面高となっている。
<CS>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ