後場の寄り付き概況

後場の日経平均は223円高でスタート、東エレクやファナックが上昇

配信日時:2021/11/11 13:03 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29330.66;+223.88TOPIX;2019.24;+11.28


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比223.88円高の29330.66円と、前引けからやや上げ幅を拡げてスタート。ランチタイム中の225先物は29320~29380円での推移。ドル・円は1ドル=114.00円と、朝方よりもさらに円安寄りでの動き。アジア市況はまちまちで、中国の上海総合指数が上昇している一方、香港のハンセン指数は軟調。後場の日経平均は堅調にスタート。対ドルでの円安進展やWTI原油先物価格の上昇一服などが日本株の下支えとして働いているもよう。朝方下げていた半導体関連など値がさ株が切り返したことも引き続き寄与している。中国株が堅調で、香港株の下げも限定的ななか、後場の日経平均も寄り付き直後こそは上げ幅を縮める場面も見られたものの、堅調な値動きが続いている。

 セクター別では、非鉄金属、倉庫・運輸関連業、卸売業などが上昇率上位となっている一方、鉱業、建設業、不動産業などが下落率上位に並んでいる。東証1部売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>など値がさ株が主導する形で上昇、トヨタ<7203>も大きく上昇している。
また、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、郵船<9101>、任天堂<7974>なども堅調。一方、マネックスG<8698>、資生堂<4911>、アサヒ<2502>などが大幅に下落、NTT<9432>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>なども軟調となっている。
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