軟調、終値25日線維持を注視

[本日の想定レンジ]

10日の米国市場ではNYダウが240.04ドル安の36079.94、ナスダック総合指数が263.84pt安の15622.71と大幅に下落し、シカゴ日経225先物は大阪日中比30円安の29080円。本日の日経平均は軟調が予想される。昨日はローソク足が5本連続で陰線を形成、始値、
終値、安値がいずれも連日で前日割れとなり、5日線の下降継続と合わせて短期的な調整圧力の増大をうかがわせた。昨日新値3本足が陰転したこともあり、節目の29000円割れが予想される。一方、日足一目均衡表は昨日まで三役好転を維持し、遅行線は強気シグナル発生を続けているため、下値では一定の買い需要が期待できそうだ。終値での25日線（昨日終値28869.81円）キープが注視され、25日線を下回れば、調整長期化リスクへの警戒も必要となろう。

[予想レンジ]

上限29100円−下限28800円

＜YN＞

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