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ウェルス・マネジメント---2Q大幅な増収増益、各セグメントが好調に推移

配信日時:2021/11/10 16:50 配信元:FISCO
ウェルス・マネジメント<3772>は9日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比290.8%増の158.54億円、営業利益が45.39億円(前年同期は1.26億円の利益)、経常利益が44.13億円(同0.35億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が26.16億円(同0.20億円の利益)となった。

不動産金融事業の売上高は前年同期比290.1%増の153.14億円、営業利益は同611.9%増の43.36億円となった。遅れていた大型物件の引渡しが完了したほか、他のプロジェクトにかかる物件売却も順調に進み、売上は大きく進捗した。第3四半期以降も、新規物件の取得及び売却を進めるほか、現在進行中のプロジェクトについても適切なプロジェクト管理に努めていくとしている。

ホテル運営事業の売上高は前年同期比591.2%増の16.28億円、営業利益は6.08億円(前年同期は3.69億円の損失)となった。緊急事態宣言の発出に伴い一部ホテルにおいて臨時休業を実施したため売上は低調な水準となったが、下期については、観光シーズンを控えて順調に予約が入ってきており、上期売上の落ち込みの回復に努めるとしている。その一方で、開発中のホテルに対するコンサルティング売上等が計上できたことにより、当第2四半期累計期間において営業利益を確保するに至った。開業関連においては、2021年6月28日に、国内で2軒目、関西地区では初進出となるマリオットインターナショナルの「アロフト」ブランドのホテル「アロフト大阪堂島」を開業した。

2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。売上高は前期比257.8%増(前回予想比52.0%増)の190.00億円、営業利益は58.00億円、経常利益は55.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は32.00億円としている。



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