後場の寄り付き概況

後場の日経平均は12円安でスタート、マネックスGや日本郵船が安い

配信日時:2021/11/09 13:13 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29494.25;-12.80TOPIX;2030.70;-4.52


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比12.80円安の29494.25円と、前引けから一転して前日比でマイナスに転換してスタート。ランチタイム中の225先物は29450円~29500円でのもみ合い。ドル・円は112.83円付近で推移しており、正午頃から113円を割り込み、円高基調での動きとなっている。アジア市況は、中国上海総合指数、香港ハンセン指数ともに寄り付きこそは高く始まったものの急失速。その後両指数ともにマイナスに転じ、軟調に推移している。後場の日経平均は手掛かり材料難のなか、アジア市況がマイナスに転じたことや、時間外の米株価指数先物が下げ幅を拡げているほか、対ドルでの為替が大きく円高方向に振れたことを受けて、前場から一転してマイナスでのスタート、下げ幅を前日比で200円近くにまで拡げる動きが確認されている。

 セクター別では、海運業、ゴム製品、空運業、不動産業、繊維製品などが下落率上位となっている一方、情報・通信業、鉄鋼、鉱業の3業種が上昇している。東証1部売買代金上位では、マネックスG<8698>、日本郵船<9101>、ファーストリテ<9983>、商船三井<9104>などが大幅に下落しているほか、東エレク<8035>、キーエンス<6861>、ソニーG<6758>。トヨタ<7203>などが軟調。一方、太陽誘電<6976>、JFE<5411>、ZHD<
4689>、アドバンテス<6857>、武田薬<4502>などが買われている。
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