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外為サマリー:1ドル113円60銭台で推移、米雇用統計を控え戻り鈍い

配信日時:2021/11/05 15:21 配信元:MINKABU
 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=113円65銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭強のドル安・円高となっている。  米英の中央銀行がハト派的な姿勢を示していることを背景に米長期金利が低下するなか、前日のニューヨーク市場で日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが優勢となった流れを引き継いだ。朝方にはゴトー日(5のつく日と10のつく日)に伴う国内輸出企業のドル買い・円売りが意識されるかたちで113円80銭台まで持ち直す場面もあったが、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると再び軟化。佳兆業集団など中国不動産企業の経営問題が再燃したこともリスク回避のドル売り・円買いにつながり、午前11時頃には113円50銭台まで下押した。その後はやや下げ渋る動きとなったが、今晩に米10月雇用統計の発表を控えているとあって模様眺めムードが広がりやすく戻りは鈍かった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1553ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=131円30銭前後と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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