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外為サマリー:一時114円20銭台に上昇、リスク選好の買い優勢

配信日時:2021/11/04 15:39 配信元:MINKABU
 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=114円15銭前後と2日午後5時時点に比べ50銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=132円29銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。  ドル円は、午前9時過ぎでは114円00銭台で推移していたが、その後は午前11時過ぎに一時114円24銭まで上昇した。3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)はテーパリング(量的緩和縮小)の開始を決定した。ただ、パウエルFRB議長はインフレの進行は「一時的」との見方を維持し、利上げには慎重な姿勢を示した。この決定を受け、NYダウは最高値を更新し、この日の日経平均株価も上昇したことから、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。明晩は米10月雇用統計が発表されるほか、今晩は、英イングランド銀行(中央銀行)が金融政策委員会の結果を発表する。市場には、英国の早期利上げ観測も出ており、その結果も注目されている。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1588ドル前後と同0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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