Miniトピック
米インフレ率は高止まりの状態が続くか
配信日時:2021/10/04 15:12
配信元:FISCO
1日発表された米国の9月ISM製造業景況指数は61.1と、8月実績の59.9を上回った。
市場参加者の多くは60をやや下回る水準を想定していた。供給業者の納入が8月実績の69.5から9月は73.4に上昇したことが、指数上昇の一因とみられる。納入の遅れは顧客需要の増加を示唆している。仕入れ価格指数は8月実績を上回り、新規受注指数は8月実績と同水準となった。
市場参加者の間からは「納期の遅れや仕入れ価格の上昇は解消されつつあると思われたが、そうではなかった」との声が聞かれている。仕入れ価格の上昇は物価動向に一定の影響を及ぼすとみられており、一部の市場関係者は「インフレ率は高止まりの状態が続き、米長期金利は下げ渋る可能性がある」と指摘している。為替については、8日に発表される9月雇用統計が重要な手掛かり材料となりそうだ。インフレ鈍化の思惑は後退しており、9月雇用統計が市場予想を上回る内容だった場合、主要通貨に対するドル買いが強まると予想される。
<MK>
市場参加者の多くは60をやや下回る水準を想定していた。供給業者の納入が8月実績の69.5から9月は73.4に上昇したことが、指数上昇の一因とみられる。納入の遅れは顧客需要の増加を示唆している。仕入れ価格指数は8月実績を上回り、新規受注指数は8月実績と同水準となった。
市場参加者の間からは「納期の遅れや仕入れ価格の上昇は解消されつつあると思われたが、そうではなかった」との声が聞かれている。仕入れ価格の上昇は物価動向に一定の影響を及ぼすとみられており、一部の市場関係者は「インフレ率は高止まりの状態が続き、米長期金利は下げ渋る可能性がある」と指摘している。為替については、8日に発表される9月雇用統計が重要な手掛かり材料となりそうだ。インフレ鈍化の思惑は後退しており、9月雇用統計が市場予想を上回る内容だった場合、主要通貨に対するドル買いが強まると予想される。
<MK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況