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午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、FOMCの結果待ち

配信日時:2021/09/22 15:56 配信元:MINKABU
 22日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて模様眺めムードが広がりやすく、相場の方向感は乏しかった。  午前の債券先物は前日終値を挟んでの値動き。一部で「中国不動産大手、中国恒大集団は23日に期日を迎える社債の利払いを行うと発表した」ことが伝えられた場面ではマイナス圏に沈む場面もあったが、投資家のリスク回避姿勢は続きすぐに切り返した。とはいえ、今晩にはFOMCの結果が発表されるほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が予定されているとあって積極的な売買は手控えられ上値は限定的。市場では量的緩和の縮小(テーパリング)の開始が決定されるとの見方が少ない一方、政策金利見通し(ドットチャート)を見極めたいとする向きが多かった。なお、日銀は金融政策決定会合で現行の金融政策を維持することを決めたが、想定通りとして相場の反応は薄かった。  先物12月限の終値は前日比3銭高の151円86銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.035%だった。 出所:MINKABU PRESS

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