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米外為市場サマリー:一時109円10銭台に軟化するも下げ渋る

配信日時:2021/09/16 07:46 配信元:MINKABU
 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円38銭前後と前日に比べて30銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=129円24銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。  14日発表の米8月消費者物価指数(CPI)の伸び率が鈍化したことで、米連邦準備理事会(FRB)による早期のテーパリング(量的緩和の縮小)観測が後退するなか、アジアや欧州市場でドル売り・円買いが強まった流れを引き継ぐかたちでスタートし、一時109円11銭までドル安・円高が進んだ。ただ、9月のニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を上回ったことを受けて米長期金利が上昇すると、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入。NYダウが反発したこともドルの下支えとなり、109円45銭まで下げ渋る場面があった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1817ドル前後と前日に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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