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米外為市場サマリー:米金利低下で一時109円50銭台に軟化  

配信日時:2021/09/15 07:52 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円69銭前後と前日に比べて30銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=129円47銭前後と同40銭強のユーロ安・円高だった。  米労働省が発表した8月の消費者物価指数(CPI)で、エネルギー・食品を除くコア指数が前年同月比4.0%上昇と前月(4.3%上昇)から縮小し、市場予想(4.2%上昇)も下回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)の開始時期を巡る不透明感が台頭。緩和的な米金融政策が当面続くとの見方から米長期金利が低下するなか、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが優勢となり、一時109円53銭までドル安・円高が進んだ。その後は下げ渋る動きとなったが、米株式相場の下落などが重荷となり戻りは鈍かった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1803ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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