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午後:債券サマリー 先物は反発、30年債入札は無難に通過

配信日時:2021/09/07 15:32 配信元:MINKABU
 7日の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。朝方の売りが一巡したあとはプラス圏に浮上し、午後に入ると30年債の入札結果を手掛かりに上げ幅を広げた。  6日の米市場がレーバーデーの祝日で休場だったことから取引材料に乏しく、債券先物は前日までの軟調地合いを引き継ぐかたちでスタート。ただ、下値を売り込むような動きは目立たず、その後は押し目買いで持ち直した。午後は30年債入札で、一定の需要が確認できた安心感から買いが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が7銭と前回(8月11日)の11銭から縮小したことが好感された。応札倍率は3.00倍と前回の3.07倍をやや下回ったが、市場では無難な結果と受け止める向きが多く、債券先物は152円00銭まで上伸する場面があった。  先物9月限の終値は前日比5銭高の151円93銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.035%だった。 出所:MINKABU PRESS

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