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郵船は1万円大台目前で強弱観対立、14年ぶりの最高値更新が意識される可能性も

配信日時:2021/09/07 09:18 配信元:MINKABU
 日本郵船<9101.T>は強弱観対立のなかで売り買いが錯綜、一時1万円大台にあと20円と迫る9980円まで買われたが、その後は目先筋の売りに押し戻される展開となっている。同社は8月初旬に期中2度目となる22年3月期業績予想の上方修正を発表した。営業利益は前期比1500億円(前期比2.1倍)と驚異的な伸びを予想し、年間配当は700円(前期実績は200円)としたことで、これがポジティブサプライズとなり投資資金を継続的に呼び込む格好となった。同社株は年初の時点では2500円前後に位置しており、そこからほぼ4倍化したことになる。時価予想PERは3倍台で配当利回りは7%前後と依然として割安感が際立つ。最高値は2007年7月につけた1万2760円(修正後株価)だが、14年ぶりにその水準を視野に入れる可能性もある。 出所:MINKABU PRESS

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