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午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.040%に上昇

配信日時:2021/09/06 12:16 配信元:MINKABU
 6日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。前週末の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことが影響し、円債も売りが優勢だった。  米労働省が3日に発表した8月の雇用統計で雇用者数は市場予想を下回ったものの、賃金の上昇は予想以上に伸びる内容となったことを受け、米金融当局によるテーパリング観測の早期実施が後退。米長期金利が上昇した流れが東京市場に波及し、債券先物は続落してスタートした。朝方の売りが一巡したあとはやや下げ渋る動きとなったが、日経平均株価の上昇が重荷となったほか、今晩の米国市場はレーバーデーの祝日で休場となることから様子見ムードが広がりやすく戻りは鈍かった。なお、この日は国債入札や、国債買い入れオペといった需給面の材料が予定されていない。  午前11時の先物9月限の終値は前週末比8銭安の151円90銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.005%上昇の0.040%だった。 出所:MINKABU PRESS

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