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米外為市場サマリー:米雇用統計を受け一時109円59銭まで軟化

配信日時:2021/09/06 08:08 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円71銭前後と前日に比べて20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=130円31銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。    米労働省が発表した8月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が前月比23万5000人増と市場予想(75万人程度の増加)を大きく下回ったことを受けて米景気の回復鈍化懸念が台頭。米連邦準備理事会(FRB)による早期のテーパリング(量的緩和の縮小)開始思惑が後退するなか、一時109円59銭までドル安・円高が進んだ。ただ、平均時給が市場予想以上に伸びたことを手掛かりに一時低下していた米長期金利が上昇すると、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した8月の非製造業景況感指数が61.7と市場予想(61.5程度)を上回ったこともドルの下支えとなり、109円70銭台まで下げ渋った。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1880ドル前後と前日に比べて0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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