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ソフトバンクGは売り買い交錯、ナスダック最高値と中国リスクの見合いで強弱観対立

配信日時:2021/09/02 09:06 配信元:MINKABU
 ソフトバンクグループ<9984.T>は強弱観対立のなかも若干買いが優勢となり3日続伸して始まった。米ハイテク企業への投資を積極化させていることから、ハイテク株比率が高いナスダック市場の動向と株価が連動しやすい特性を持つが、前日にナスダック総合指数が反発に転じ過去最高値を更新、これが追い風材料として意識されている。一方、中国企業への投資にも力を入れている。そのため、最近の中国政府のネット系企業などに対する統制強化の動きは懸念されるものの、足もとでは同社が出資する中国電子商取引最大手のアリババ<BABA>の株価が下げ止まる動きを見せていることもあって過度な不安が後退している。なお、ソフトバンクGは個人向け劣後債(7年債)を4500億円発行することが、1日の関東財務局へ提出した訂正発行登録書で明らかになったと伝えられたが、これは21年度中に償還期限を迎える個人向け劣後債の償還に充当するもようで、株価への影響は軽微となっている。 出所:MINKABU PRESS

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