後場の寄り付き概況

後場の日経平均は356円高でスタート、任天堂やトヨタが高い

配信日時:2021/09/01 13:08 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28446.08;+356.54TOPIX;1980.18;+19.48


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比356.54円高の28446.08円と午前の終値から若干上げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は値上がりが目立つ。為替は1ドル=110円10銭台と朝方から円安で推移。午前の日経平均は、寄り付き前に発表された法人企業統計の改善を好感し上昇となった。後場の日経平均は前場終値より若干上げ幅を縮小してスタートした。午前に引き続き、ファーストリテイリング<9983>が850円高、ファナック<6954>が430円高など指数に寄与度の高い銘柄が上昇し、相場を下支えしているようだ。また、菅首相が9月解散を否定したことで、新たな経済対策への期待感が高まり、投資家のリスクセンチメントの改善も相場の上昇に寄与しているもようだ。

 セクター別では、パルプ・紙、保険業、証券・商品先物取引業、空運業などが上昇率上位となっており、一方、海運業、鉄鋼、陸運業、ゴム製品が下落率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、ファーストリテイリング、キーエンス<6861>、ベイカレント<6532>が高く、レーザーテック<6920>、日本郵船<9101>、日本製鉄<5401>、川崎汽船<9107>、JFE<5411>が安い。

<CS>

Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

ニュースカテゴリ