注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、上昇ペースは緩慢
*13:19JST 東京為替:ドル・円はじり高、上昇ペースは緩慢
22日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、148円20銭台に浮上した。日銀は金融政策決定会合で緩和政策の維持を決定し、円売りが主要通貨を押し上げた。ただ、昨年の日銀会合後の為替介入が想起され、円の小幅安でドルの上昇ペースは緩慢に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円51銭から148円22銭、ユーロ・円は157円12銭から157円94銭、ユーロ・ドルは1.0641ドルから1.0663ドル。
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2023/09/22 13:19
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~引け後の植田総裁会見に注目
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~引け後の植田総裁会見に注目
22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は4日続落、引け後の植田総裁会見に注目・ドル・円は堅調、日銀の緩和維持で円売り・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>■日経平均は4日続落、引け後の植田総裁会見に注目日経平均は4日続落。283.57円安の32287.46円(出来高概算7億4190万株)で前場の取引を終えている。21日の米株式市場でダウ平均は370.46ドル安(-1.07%)、ナスダック総合指数は-1.82%とそれぞれ続落。タカ派な連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に加えて、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し、長期金利が一段と上昇したことで終日売り優勢の展開だった。米株安を受けて日経平均は381.71円安からスタート。米10年債利回りが連日で高値を更新する一方、為替が円高に振れていたこともあり、ハイテクのほか直近強かったバリュー(割安)株にも利益確定売りが広がり、日経平均は寄り付き直後に32154.53円(416.5円安)まで下落。一方、昼頃に結果公表を控える日本銀行の金融政策決定会合を前にした様子見ムードや中国・香港株の上昇を背景にその後はもみ合いが続いた。個別では、川崎汽船<9107>や郵船<9101>の海運、東京電力HD<9501>や北陸電力<9505>の電気・ガス、大阪製鐵<5449>や大同特殊鋼<5471>の鉄鋼、大紀アルミ<5702>や住友電工<5802>の非鉄金属など、バリューセクターが大きく下落。丸紅<8002>、三菱商事<8058>の商社、五洋建設<1893>、大林組<1802>の建設、三菱自<7211>、エフ・シー・シー<7296>の輸送用機器なども下落。東エレク<8035>やソニーG<6758>、ファナック<6954>、イビデン<4062>などハイテクの一角も安い。一方、JAL<9201>、ANA<9202>の空運、ニコン<7731>、HOYA<7741>などの精密機器が堅調で、三井不動産<8801>、東京建物<8804>の不動産はしっかり。レーザーテック<6920>、ニデック<6594>、村田製<6981>、OLC<4661>、メルカリ<4385>、ANYCOLOR<5032>などのハイテク・グロース(成長)株の一角は上昇。スタジオジブリの子会社化を発表した日テレHD<9404>が急伸し、日本テレビが大株主にいるビーグリー<3981>はジブリとの連携強化に対する思惑が先行して大幅高。ほか、業績予想を上方修正したネクシィーズG<4346>、5社共同で新規IPプロジェクトの製作委員会を立ち上げるとしたピアラ<7044>、国内証券が目標株価を引き上げたデサント<8114>、増配が好感されたBEENOS<3328>などが大幅に上昇。大幅増配や自社株買いを発表したSANKYO<6417>はストップ高買い気配のまま終えている。セクターでは海運、電気・ガス、鉄鋼が下落率上位に並んでいる一方、空運、精密機器、鉱業のみが上昇している。東証プライム市場の値下がり銘柄が全体の65%、対して値上がり銘柄は32%となっている。米10年債利回りは21日、4.49%(20日は4.41%)へと連日で上昇し、2007年11月以来の高値を更新した。これを受け、国内外の株式市場でハイテク・グロース(成長)株の売りが継続している。金利の上昇にどこで歯止めがかかるか不透明ななか、当面はハイテク・グロース株の戻りは鈍いと考えられる。長期目線以外では押し目買いには慎重に臨んだ方がよいだろう。本日の昼頃には日本銀行の金融政策決定会合の結果が公表される。前回会合でイールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)の微調整を行ったばかりであるため、さすがに今回は政策の現状維持が大方の予想とされている。しかし、9日に読売新聞が報じた植田日銀総裁へのインタビューを契機にマイナス金利政策の解除など追加の政策修正観測が高まっている。15日には総裁の発言と市場の解釈の間にはギャップがあるとする内容の報道もあったが、日本の長期金利も高値を更新するなか、こうした思惑はくすぶっている。こうしたなか、注目されるのは植田総裁の会見だ。踏み込んだ発言がなく無難に終われば、あく抜け感から円安・株高が進みそうだが、マイナス金利解除を示唆する発言などがあれば、投機筋の円買い戻しに伴い円高が進む可能性もある。その場合、本日の前場のように、これまで値持ちの良かった景気敏感・バリュー株の利食い売りが続くと考えられ、物色としては手掛かり難に追い込まれかねない。足元で軟化してきている株式市場がここで持ち堪えるのか、それとももう一段の調整を迎えるのか、方向性を見極めるにあたって本日の植田総裁の会見は注目材料となろう。後場の日経平均は上値の重い展開が続きそうだ。植田総裁の会見は引け後になるため、昼頃に現状維持の結果が伝わっても、会見内容を見極めたいとの思惑から買い戻しは限定的になりそうだ。■ドル・円は堅調、日銀の緩和維持で円売り22日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、147円51銭から148円16銭まで値を上げた。日銀は21-22日の金融政策決定会合で現行の緩和的な政策を維持し、それを受けた円売りが主要通貨を押し上げた。米金利の高止まりでドル買いも継続した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円51銭から148円16銭、ユーロ・円は157円12銭から157円72銭、ユーロ・ドルは1.0641ドルから1.0663ドル。■後場のチェック銘柄・セカンドサイトアナリティカ<5028>、ピアラ<7044>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファーストリテ<9983>■経済指標・要人発言【経済指標】・NZ・8月貿易収支:-22.91億NZドル(7月:-11.77億NZドル←-11.07億NZドル)【要人発言】・日銀「必要ならちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」「金融・為替市場の動向や日本経済・物価への影響、十分注視する必要」「予想物価上昇率、再び上昇の動き」「景気は緩やかに回復」・岸田首相「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に動くことが重要」「為替市場の動向は緊張感を持って注視」「過度な変動にはあらゆる選択肢を排除せず適切に対応」「当局は国際的に緊密なコミュニケーションをとり、認識を共有」・鈴木財務相「足元の為替水準にはコメントしない」「経済対策、来月中の取りまとめを目指し与党とも連携」「長期金利、経済財政の状況、海外市場の動向など様々な要因で決まる」<国内>・日銀金融政策決定会合(最終日)・15:30 植田日銀総裁会見<海外>・15:00 英・8月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:+0.5%、7月:-1.2%)・16:30 独・9月製造業PMI速報値(予想:39.5、8月:39.1)・16:30 独・9月サービス業PMI速報値(予想:47.1、8月:47.3)
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2023/09/22 12:23
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は堅調、日銀の緩和維持で円売り
*12:14JST 東京為替:ドル・円は堅調、日銀の緩和維持で円売り
22日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、147円51銭から148円16銭まで値を上げた。日銀は21-22日の金融政策決定会合で現行の緩和的な政策を維持し、それを受けた円売りが主要通貨を押し上げた。米金利の高止まりでドル買いも継続した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円51銭から148円16銭、ユーロ・円は157円12銭から157円72銭、ユーロ・ドルは1.0641ドルから1.0663ドル。【金融政策】・日銀:現行の金融政策を維持【要人発言】・日銀「必要ならちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」「金融・為替市場の動向や日本経済・物価への影響、十分注視する必要」「予想物価上昇率、再び上昇の動き」「景気は緩やかに回復」・岸田首相「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に動くことが重要」「為替市場の動向は緊張感を持って注視」「過度な変動にはあらゆる選択肢を排除せず適切に対応」「当局は国際的に緊密なコミュニケーションをとり、認識を共有」・鈴木財務相「足元の為替水準にはコメントしない」「経済対策、来月中の取りまとめを目指し与党とも連携」「長期金利、経済財政の状況、海外市場の動向など様々な要因で決まる」【経済指標】・NZ・8月貿易収支:-22.91億NZドル(7月:-11.77億NZドル←-11.07億NZドル)
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2023/09/22 12:14
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):日テレHD、SANKYO、セカンドサイトなど
*11:47JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日テレHD、SANKYO、セカンドサイトなど
ビーグリー<3981>:1170円(+79円)大幅反発。同社は電子コミック配信サービスの「まんが王国」を運営しており、日本テレビが株式の24%を保有する筆頭株主となっている。今回、日本テレビがスタジオジブリを子会社化したことによって、ジブリとの連携強化などが思惑視される展開になっているようだ。なお、21年12月にかけて、日本テレビでは同社株のTOBを実施して、持分法適用会社化している。デサント<8114>:4055円(+170円)大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を5100円から5500円に引き上げている。第1四半期営業減益で株価は調整したものの、第2四半期には反動減の影響もなくなるほか、コスト増も落ち着き、ボトムアウトを想定しているもよう。また、中国は想定以上の好調が継続し、国内同業他社にはない強みとして着目できるとみているようだ。今期以降の経常利益予想を上方修正している。ピアラ<7044>:426円(+28円)大幅反発。SHOWROOM、AOI Pro.、ポニーキャニオン、エースクルー・エンタテインメントと5社共同で、新規IPプロジェクト「らぶフォー」の製作委員会を立ち上げることを決定したと発表している。同社では、強みであるマーケティング活動の相関分析が可能なツールPIALA Intelligenceを用いたマーケティング支援、「CYBER STAR」を利用したファンクラブ活動などを担っていくようだ。今後の展開力の広がりなど期待される状況に。SANKYO<6417>:7573円 カ -ストップ高買い気配。配当方針の変更を発表、配当性向40%を基本方針とするほか、年間配当金の下限を100円に設定するとしている。これに伴い、24年3月期配当金は従来計画の150円から300円に引き上げるとしている。また、未定としていた上半期業績見通しを発表、営業利益は前年同期比64.7%増の435億円としている。発行済み株式数の17.21%に当たる1000万株上限の自社株買いを立会外取引で実施することも発表。日テレHD<9404>:1557円(+182円)大幅反発。アニメ映画制作のスタジオジブリを子会社化すると発表している。議決権ベースで42.3%の株式を10月6日付で取得するもよう。現状では取得金額は明らかにしていない。経営面をサポートし、ジブリは作品製作に専念していくようだ。国内トップクラスのアニメ会社であり、有力なコンテンツ獲得として、今後の競争力強化につながるとの期待感が先行。短期的な収益寄与も期待される状況に。揚羽<9330>:2190円(+400円)連日でストップ高を記録。前日に新規上場して公開価格(1400円)を6.4%上回る1490円で初値を付けた後、買いが殺到している。顧客のリクルーティングやコーポレートブランディング領域でのブランド浸透・構築支援が事業の柱で、23年9月期の営業利益予想は前期比19.9%増の1.35億円。好業績見通しが評価されていることに加え、初値が市場予想(2400円程度)を下回ったことから投資家の買い意欲が刺激されているようだ。セカンドサイト<5028>:1362円(+258円)大幅に6日ぶり反発。10月12日を基準日として1株につき3株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図る。また、80万株(3.00億円)を上限として自社株買いを実施する。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は分割後換算で9.56%。取得期間は10月13日から24年10月12日まで。株主への利益還元及び経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を行うことが目的。トラースOP<6696>:361円(+20円)大幅に3日ぶり反発。流通小売店舗向けDX製品「店舗の星」に関する特許を取得したと発表している。インターネット上に多数存在する一般消費者のレビュー評価をリアル店舗に陳列される商品に対して「見える化」する技術で、自社が展開する「店舗の星」が今回の特許を利用したソリューションであるとしている。PCT(特許協力条約)国際特許申請手続きで特許を取得しており、「店舗の星」を展開予定の各国への移行手続きを進める。
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2023/09/22 11:47
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル円は引き続き147円台後半で推移、日銀金融政策決定会合の結果判明を待つ状況
*11:40JST 東京為替:ドル円は引き続き147円台後半で推移、日銀金融政策決定会合の結果判明を待つ状況
22日午前の東京市場でドル・円は引き続き147円70銭台で推移。147円51銭から147円79銭まで買われたが、日本銀行金融政策決定会合の結果判明を待つ状況となっているが、ドルは底堅い動きを維持している。なお、決定会合終了後に円安が進行した場合、円買い介入が実施されるとの見方は残されている。ここまでの取引レジはドル・円は147円51銭-147円79銭、ユーロ・ドルは1.0641ドル-1.0664ドル、ユーロ・円は157円12銭-157円45銭。
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2023/09/22 11:40
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル円は147円台半ば近辺で推移、日銀金融政策決定会合の結果判明を待つ状況
*09:15JST 東京為替:ドル円は147円台半ば近辺で推移、日銀金融政策決定会合の結果判明を待つ状況
22日午前の東京市場でドル・円は147円50銭台で推移。147円52銭から147円69銭まで買われたが、日本銀行金融政策決定会合の結果判明を待つ状況となっており、リスク選好的なドル買いは増えていないようだ。なお、決定会合終了後に円安が進行した場合、円買い介入が実施されるとの見方が出ている。ここまでの取引レジはドル・円は147円52銭-147円69銭、ユーロ・ドルは1.0657ドル-1.0664ドル、ユーロ・円は157円18銭-157円45銭。
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2023/09/22 09:15
注目トピックス 市況・概況
日経平均は388円安、寄り後はもみ合い
*09:11JST 日経平均は388円安、寄り後はもみ合い
日経平均は388円円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=147円60銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円高・ドル安方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表、植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で900円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、岸田首相が日本の資産運用へ海外投資家の参入を促すための「資産運用特区」を設けると表明する、と報じられたことを受け、海外投資家による日本株投資拡大に期待する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
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2023/09/22 09:11
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:日テレHDやSANKYOなどに注目
*09:08JST 個別銘柄戦略:日テレHDやSANKYOなどに注目
昨日21日の米株式市場でNYダウは370.46ドル安の34070.42、ナスダック総合指数は245.14pt安の13223.98、シカゴ日経225先物は大阪日中比380円安の32030円。為替は1ドル=147.50-60円。今日の東京市場では、未公表だった上半期営業利益が64.8%増予想で配当方針の変更(業績連動型配当)と増配および発行済株式数の17.21%上限の自社株買いを発表したSANKYO<6417>、投資有価証券売却益30.47億円を24年3月期第2四半期に別利益として計上すると発表した東洋紡<3101>、未定としていた期末配当(=年間配当)を27円と前期から2円増配すると発表したBEENOS<3328>、スタジオジブリの株式を取得し子会社化すると発表した日テレHD<9404>、一般廃棄物収集運搬業を手掛けるフレンドサニタリーの全株式を取得し子会社化すると発表したミダックHD<6564>、経産省「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」の事業者に採択されたと発表した明治HD<2269>、東証スタンダードでは、上半期業績予想を上方修正したフライトHD<3753>、23年12月期業績予想を上方修正した木徳神糧<2700>、24年3月期業績(利益)予想を上方修正した英和<9857>、CAICAD<2315>が実施する第三者割当増資の引き受け新たな資本業務提携を行うと発表したクシム<2345>、などが物色されそうだ。一方、米株安を受け、トヨタ<7203>など主力株や東エレク<8035>など値嵩株の一角は軟調に推移しそうだ。
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2023/09/22 09:08
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~相対的にバリュー株に優位の状況は継続~
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~相対的にバリュー株に優位の状況は継続~
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■相対的にバリュー株に優位の状況は継続■大木ヘルスHD、1Q営業利益 2.2%増 2.46億円■前場の注目材料:DMG森精機、米で金属AM機を生産、部材9割を現地調達■相対的にバリュー株に優位の状況は継続22日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。21日の米国市場はNYダウが370ドル安、ナスダックは245ポイント安だった。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが除外されなかったことや、さらに週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが示されたため、追加利上げを警戒した売りが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比380円安の32030円。円相場は1ドル147円50銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで25日、75日線を明確に下放れ、32000円で取引を終えている。朝方は裁定解消売りなどインデックスに絡んだ売買の影響を受けやすく、日経平均についても25日線を割り込み、9月半ばの直近安値を下回ってくる可能性がある。ダブルボトム形成から売り一巡後は下げ渋る動きも期待されそうだが、日銀の金融政策決定会合の結果待ちのなか、前場は様子見姿勢を強めそうだ。金融政策決定会合の結果は午後に判明するとみられるが、通常はお昼ごろには発表されるため、後場はアク抜け的な動きが意識されやすい。ただし、発表が後ずれするようだと政策変更への思惑につながるため、先物主導での荒い値動きに向かわせやすいだろう。9月半ばの直近安値を下回ってくるようだと、売り仕掛け的な動きにもつながりそうであり、押し目待ち狙いの買い意欲は限られよう。物色の流れとしては、相対的にバリュー株に優位の状況は継続するとみておきたい。また、ロシアはガソリンとディーゼル油の輸出を一時的に禁止すると報じられている。需給がひっ迫する世界の燃料市場に対する圧力も強めそうであり、資源株への手掛かり材料になりそうだ。そのほか、日銀の政策変更への思惑から、金融株への買い意欲も強そうだ。■大木ヘルスHD、1Q営業利益 2.2%増 2.46億円大木ヘルスHD<3417>が発表した、2024年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比10.4%増の814.16億円、営業利益が同2.2%増の2.46億円だった。風邪薬や解熱鎮痛剤等の医薬品や健康食品・化粧品等の商材が前年を上回った。■前場の注目材料・活発な自社株買い・米国景気は拡大・日銀は金融緩和を継続・DMG森精機<6141>米で金属AM機を生産、部材9割を現地調達・ニデック<6594>欧で旋盤買収検討、TAKISAWAと協議・ミネベア<6479>東芝買収に参画、100億円出資・日野自<7205>CJPTに来月めど復帰、自工会会長「脱炭素化に力必要」・日立建機<6305>来月新組織、建設現場のゼロエミ加速・武蔵精密<7220>台湾デルタ電子などと、インドに合弁、電動2輪駆動ユニット製販・ホンダ<7267>オンラインで中古車販売、検索サイト刷新・ブラザー工業<6448>小型MC専用ワーク搬送システム投入、中小の自動化ハードル軽減・東陽テクニカ<8151>新R&D拠点を公開、次世代モビリティーに注力・ADEKA<4401>抗寄生虫剤、新動物薬、30年事業化・鹿島<1812>物流施設に参入、不動産開発拡充、来秋にも第1弾・日本製鉄<5401>グリーン鋼材供給、側島製缶に初、スズ不使用・中部電力<9502>グループ会社のJERA、英VBに出資、CO2回収・水素貯蔵加速・石油資源開発<1662>CCS実用化に向け秋田県能代沖で弾性波探査・東ソー<4042>PE樹脂値上げ、キロ20円以上☆前場のイベントスケジュール<国内>・日銀金融政策決定会合(最終日)・08:30 8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+3.0%、7月:+3.1%)<海外>・07:45 NZ・8月貿易収支(7月:-11.07億NZドル)
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2023/09/22 08:37
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低い見通し
*08:12JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による追加利上げ後に159円76銭(2023/8/30)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は過剰流動性を部分的に解消する可能性がある。そのため、新たなユーロ売り材料が提供されない場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの利上げは9月が最後となる可能性・インフレ高止まりでユーロ圏経済の悪化懸念・中国経済の先行き不安高まる【ユーロ買い要因】・原油高・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・日欧金利差は一定の水準を維持する見込み
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2023/09/22 08:12
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドルは底堅い動きを保つ可能性
*08:09JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドルは底堅い動きを保つ可能性
21日のドル・円は、東京市場では148円19銭から148円46銭の範囲内で推移。欧米市場では148円27銭から147円32銭まで下落し、147円55銭で取引終了。本日22日のドル・円は主に147円台で推移か。日本銀行金融政決定会合の結果判明を待つ状況だが、米長期金利は上昇していることから、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。21日の米国債市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利引き締めが予想以上に長期化するとの懸念は消えていないため、10年債と30年債の利回りが上昇したが、2年債利回りは株安を意識して低下し、イールドカーブのスティープニングが観測された。21日は英中央銀行とスイス中央銀行が政策金利の据え置きを発表しており、日本との金利差拡大の思惑は後退したことから、ポンドやスイスフランに対する円買いが観測された。なお、本日開催の日銀金融政策決定会合では金融政策の現状維持が決定される見込み。金融緩和策の早期修正期待はひとまず後退し、円売りが強まる可能性がある。
<CS>
2023/09/22 08:09
注目トピックス 市況・概況
21日の米国市場ダイジェスト:NYダウは370ドル安、高金利の長期化を警戒
*07:55JST 21日の米国市場ダイジェスト:NYダウは370ドル安、高金利の長期化を警戒
■NY株式:NYダウは370ドル安、高金利の長期化を警戒米国株式市場は続落。ダウ平均は370.46ドル安の34,070.42ドル、ナスダックは245.14ポイント安の13,223.98で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが除外されず、さらに週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが示されたため追加利上げを警戒した売りに、寄り付き後、下落。その後も高金利長期化を織り込み長期金利が大幅に上昇したためハイテクも売られ、相場は終日軟調に推移した。終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了。セクター別では不動産や小売りが大幅安。ケーブルメディアのフォックス(FOX)やニューズ・コーポレーション(NWSA)はルパート・マードック氏が11月中旬に予定している年次総会で取締役会長を辞任することが発表され、それぞれ上昇した。ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)はサーバーセキュリティソフトウエアメーカーのスプランク(SPLK)を1株につき現金で昨日引けの株価30%プレミアムとなる157ドルを支払い280億ドル規模で買収することで合意したと発表し、下落。スプランク(SPLK)は大幅高となった。住宅建設会社のKBホームズ(KBH)は四半期決算で1株利益が予想を上回ったが、現四半期の売上総利益が減少する見通しが嫌気され、下落。同業のDRホートン(DHI)や不動産ウェブサイト運営のジロー・グループ(Z)などは8月中古住宅販売件数が予想外に減少したため住宅市場の減速懸念にそれぞれ下落した。半導体メーカーのブロードコム(AVGO)はアルファベット(GOOG)運営の検索会社グーグルがコスト削減のため人口知能(AI)チップの供給元から同社を除外することを検討しているとの報道が嫌気され、下落。農機具メーカーのディア(DE)はイリノイ工場での従業員削減計画が警戒され、下落した。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は17.01まで上昇し、ほぼ1カ月ぶり高水準となった。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:日銀会合控えた警戒感で円堅調21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円07銭まで強含んだ後、一時147円32銭まで下落し、147円52銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から減少し1月来で最低となり労働市場の強さが証明され、追加利上げ観測が強まり、金利高に連れドル買いが強まった。その後、株安に連れたリスク回避の円買い、日銀金融政策決定会合や総裁会見を控えた警戒感に伴う円買いに拍車がかかった。ユーロ・ドルは、1.0625ドルまで下落後、1.0674ドルまで上昇し、1.0660ドルで引けた。ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が、ECBはピーク金利に達し、次の行動は利下げと言及したためユーロ売りが優勢となった。その後、クノット・オランダ中銀総裁が追加利上げも除外しないとの発言を受けて買いが再開。ユーロ・円は、157円60銭へ上昇後、157円03銭まで反落。ポンド・ドルは、1.2244ドルまで下落後、1.2307ドルまで上昇した。英中銀は金融政策決定会合で予想外に政策金利を据え置いたが、ベイリー総裁が「利下げ協議開始は時期尚早」と言及したほか、インフレリスクが存続し追加利上げ観測も根強く、押し目からポンド買いが強まった。ドル・スイスは、0.9065フランへ強含んだのち、0.9021フランまで反落した。スイス中央銀行は予想外に政策金利を据え置いたが、戻り高値からはフラン買いも目立った。■NY原油:伸び悩みで89.63ドル、株安を意識した売りが入るNY原油先物11月限は伸び悩み(NYMEX原油11月限終値:89.63 ↓0.03)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.03ドルの89.63ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは88.37ドル-90.98ドル。ロンドン市場の序盤にかけて88.37ドルまで下落したが、押し目買いが入っており、米国市場の前半にかけて90.98ドルまで反発。しかしながら、株安を受けて買いは縮小し、通常取引終了後の時間外取引で89.48ドルまで値を下げた。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 28.05ドル -0.50ドル(-1.75%)モルガン・スタンレー(MS) 84.88ドル -2.26ドル(-2.59%)ゴールドマン・サックス(GS)330.24ドル -6.46ドル(-1.92%)インテル(INTC) 34.65ドル -0.04ドル(-0.12%)アップル(AAPL) 173.93ドル -1.56ドル(-0.89%)アルファベット(GOOG) 131.36ドル -3.23ドル(-2.40%)メタ(META) 295.73ドル -3.94ドル(-1.31%)キャタピラー(CAT) 272.03ドル -6.58ドル(-2.36%)アルコア(AA) 27.87ドル -1.51ドル(-5.14%)ウォルマート(WMT) 161.92ドル -1.99ドル(-1.21%)
<ST>
2023/09/22 07:55
注目トピックス 市況・概況
NY原油:伸び悩みで89.63ドル、株安を意識した売りが入る
*07:35JST NY原油:伸び悩みで89.63ドル、株安を意識した売りが入る
NY原油先物11月限は伸び悩み(NYMEX原油11月限終値:89.63 ↓0.03)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.03ドルの89.63ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは88.37ドル-90.98ドル。ロンドン市場の序盤にかけて88.37ドルまで下落したが、押し目買いが入っており、米国市場の前半にかけて90.98ドルまで反発。しかしながら、株安を受けて買いは縮小し、通常取引終了後の時間外取引で89.48ドルまで値を下げた。
<CS>
2023/09/22 07:35
注目トピックス 市況・概況
NY金:反落で1939.60ドル、一時1933.10ドルまで一段安
*07:33JST NY金:反落で1939.60ドル、一時1933.10ドルまで一段安
NY金先物12月限は反落(COMEX金12月限終値:1939.60 ↓27.50)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-27.50ドルの1939.60ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1933.10ドル-1952.20ドル。アジア市場の序盤で1952.20ドルまで買われたが、利食い売りが増えたことで上昇一服となった。その後はじり安となり、米国市場の序盤にかけて1933.10ドルまで一段安となった。米国市場では金利高を嫌気した売りが観測されたが、株安を意識した買いが入っており、売買交錯となった。通常取引終了後の時間外取引では主に1940ドルを挟んだ水準で推移。
<CS>
2023/09/22 07:33
注目トピックス 市況・概況
NY為替:日銀会合控えた警戒感で円堅調
*06:49JST NY為替:日銀会合控えた警戒感で円堅調
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円07銭まで強含んだ後、一時147円32銭まで下落し、147円52銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から減少し1月来で最低となり労働市場の強さが証明され、追加利上げ観測が強まり、金利高に連れドル買いが強まった。その後、株安に連れたリスク回避の円買い、日銀金融政策決定会合や総裁会見を控えた警戒感に伴う円買いに拍車がかかった。ユーロ・ドルは、1.0625ドルまで下落後、1.0674ドルまで上昇し、1.0660ドルで引けた。ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が、ECBはピーク金利に達し、次の行動は利下げと言及したためユーロ売りが優勢となった。その後、クノット・オランダ中銀総裁が追加利上げも除外しないとの発言を受けて買いが再開。ユーロ・円は、157円60銭へ上昇後、157円03銭まで反落。ポンド・ドルは、1.2244ドルまで下落後、1.2307ドルまで上昇した。英中銀は金融政策決定会合で予想外に政策金利を据え置いたが、ベイリー総裁が「利下げ協議開始は時期尚早」と言及したほか、インフレリスクが存続し追加利上げ観測も根強く、押し目からポンド買いが強まった。ドル・スイスは、0.9065フランへ強含んだのち、0.9021フランまで反落した。スイス中央銀行は予想外に政策金利を据え置いたが、戻り高値からはフラン買いも目立った。
<MK>
2023/09/22 06:49
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:日銀金融政策決定会合、欧ユーロ圏製造業PMI、米サービス業PMIなど
*06:30JST 今日の注目スケジュール:日銀金融政策決定会合、欧ユーロ圏製造業PMI、米サービス業PMIなど
<国内>08:30 消費者物価コア指数(8月) 3.0% 3.1%08:50 対外・対内証券投資(先週)09:30 製造業PMI(9月) 49.609:30 サービス業PMI(9月) 54.309:30 総合PMI(9月) 52.610:00 営業毎旬報告(9月20日現在、日本銀行)15:30 植田日銀総裁が会見日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表 -0.10%笹徳印刷が東証スタンダードに新規上場(公開価格:600円)ファーストアカウンティングが東証グロースに新規上場(公開価格:1320円)<海外>07:45 NZ・貿易収支(8月) -11.07億NZドル15:00 英・小売売上高指数(8月) -1.2%16:30 独・製造業PMI(9月) 39.2 39.116:30 独・サービス業PMI(9月) 48.0 47.316:30 独・総合PMI(9月) 44.9 44.617:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(9月) 43.7 43.517:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(9月) 47.5 47.917:00 欧・ユーロ圏総合PMI(9月) 46.0 46.717:30 英・製造業PMI(9月) 43.017:30 英・サービス業PMI(9月) 49.517:30 英・総合PMI(9月) 48.621:30 加・小売売上高(7月)0.1%22:45 米・製造業PMI(9月) 47.9 47.922:45 米・サービス業PMI(9月) 50.522:45 米・総合PMI(9月) 50.2米・サンフランシスコ連銀総裁が講演注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<CS>
2023/09/22 06:30
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは370ドル安、高金利の長期化を警戒
*05:48JST NY株式:NYダウは370ドル安、高金利の長期化を警戒
米国株式市場は続落。ダウ平均は370.46ドル安の34,070.42ドル、ナスダックは245.14ポイント安の13,223.98で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが除外されず、さらに週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが示されたため追加利上げを警戒した売りに、寄り付き後、下落。その後も高金利長期化を織り込み長期金利が大幅に上昇したためハイテクも売られ、相場は終日軟調に推移した。終盤にかけて、下げ幅を拡大し終了。セクター別では不動産や小売りが大幅安。ケーブルメディアのフォックス(FOX)やニューズ・コーポレーション(NWSA)はルパート・マードック氏が11月中旬に予定している年次総会で取締役会長を辞任することが発表され、それぞれ上昇した。ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)はサーバーセキュリティソフトウエアメーカーのスプランク(SPLK)を1株につき現金で昨日引けの株価30%プレミアムとなる157ドルを支払い280億ドル規模で買収することで合意したと発表し、下落。スプランク(SPLK)は大幅高となった。住宅建設会社のKBホームズ(KBH)は四半期決算で1株利益が予想を上回ったが、現四半期の売上総利益が減少する見通しが嫌気され、下落。同業のDRホートン(DHI)や不動産ウェブサイト運営のジロー・グループ(Z)などは8月中古住宅販売件数が予想外に減少したため住宅市場の減速懸念にそれぞれ下落した。半導体メーカーのブロードコム(AVGO)はアルファベット(GOOG)運営の検索会社グーグルがコスト削減のため人口知能(AI)チップの供給元から同社を除外することを検討しているとの報道が嫌気され、下落。農機具メーカーのディア(DE)はイリノイ工場での従業員削減計画が警戒され、下落した。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は17.01まで上昇し、ほぼ1カ月ぶり高水準となった。(Horiko Capital Management LLC)
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2023/09/22 05:48
注目トピックス 市況・概況
9月21日のNY為替概況
*04:10JST 9月21日のNY為替概況
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円07銭へ強含んだのち147円32銭まで下落し、引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から減少し1月来で最低となり労働市場の強さが証明され、追加利上げ観測が強まり、金利高に連れドル買いが強まった。その後、株安に連れたリスク回避の円買い、日銀金融政策決定会合や総裁会見を控えた警戒感に伴う円買いに拍車がかかった。ユーロ・ドルは、1.0625ドルまで下落後、1.0674ドルまで上昇し、引けた。ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が、ECBはピーク金利に達し、次の行動は利下げと言及したためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、157円60銭へ上昇後、157円03銭まで反落。ポンド・ドルは、1.2244ドルまで下落後、1.2307ドルまで上昇した。英中銀は金融政策決定会合で予想外に政策金利を据え置いたが、インフレリスクが存続し追加利上げ観測も根強く、押し目からポンド買いが強まった。ドル・スイスは、0.9065フランへ強含んだのち、0.9020フランへ反落。スイス国立銀行は予想外に政策金利を据え置いたため、戻り高値からはフラン買いも目立った。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:20.1万件(予想:22.5万件、前回:22.1万件←22.0万件)・米・失業保険継続受給者数:166.2万人(予想:169.2万人、前回:168.3万人←167.2万人)・米・9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:―13.5(予想:-1.0、8月:12.0).0、8月:69.5)・米・4-6月期経常収支:-2121億ドル(予想:-2200億ドル、1-3月期:-2145億ドル←-2193億ドル)・米・8月景気先行指数:前月比-0.4%(予想:-0.5%、7月:-0.3%←-0.4%)・米・8月中古住宅販売件数:404万戸(予想:410戸、7月:407万戸)
<KY>
2023/09/22 04:10
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]変動率上昇、イベントリスク上昇
*03:35JST [通貨オプション]変動率上昇、イベントリスク上昇
ドル・円オプション市場で変動率は連日上昇。日銀金融政策決定会合を控えたイベントリスクの上昇でオプション買いが一段と強まった。リスクリバーサルでは円コールスプレッドが拡大。円先高観に伴う円コール買いが強まった。■変動率・1カ月物8.71%⇒9.02%(08年/24=31.044%)・3カ月物9.44 %⇒9.76%(08年10/24=31.044%)・6カ月物9.39 %⇒9.64%(08年10/24=25.50%)・1年物9.32%⇒9.46%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.87%⇒+0.93%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+0.92%⇒+0.97%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.90%⇒+0.94%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.92%⇒+0.93%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2023/09/22 03:35
注目トピックス 市況・概況
NY外為:円堅調に推移、リスク回避や日銀会合控え
*01:20JST NY外為:円堅調に推移、リスク回避や日銀会合控え
NY外為市場では円が堅調に推移した。株安に連れたリスク回避の円買いに加え、日銀金融政策決定会合、植田総裁会見で正常化へのヒントを探る展開となっている。日銀は金融政策決定会合で金融政策を据置く見込み。前回の会合で長期金利の上限を0.5%から1%に引上げ、今回の会合ではその修正による経済などへの影響を見直す計画。総裁会見などで一段の正常化へのヒントがでると、円買いが優勢となる可能性もある。ドル・円は148円07銭から147円32銭まで下落し、14日来の安値を更新した。ユーロ・円は157円60銭から157円03銭まで下落。ポンド・円は181円64銭まで戻したが上値も重く181円37銭の安値圏で推移した。欧州市場では英中銀の金利据え置き決定を受けて180円84銭まで下落し、8月7日来の安値を更新した。
<KY>
2023/09/22 01:20
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ポンド買戻し、英中銀の金利据え置きも追加利上げの可能性残る
*00:25JST NY外為:ポンド買戻し、英中銀の金利据え置きも追加利上げの可能性残る
NY外為市場でポンドは買い戻された。ポンド・ドルは英中銀が想定外に金利を据え置いたため欧州市場で1.2239ドルまで下落後、NY市場では1.2304ドルまで上昇。ポンド円は180円84銭まで下落し、8月7日来の安値を更新後、181円21銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8694ポンドまで上昇し、7月20日来の高値を更新後、0.8670ポンドへ反落。英中銀は金融政策決定会合で政策金利を5.25%に据え置くことを決定。金利据え置きは2年ぶりとなる。平均予想では0.25%の追加利上げが予想されていたが、8月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したため金利据え置きを決定。ただ、5対4の僅差であることや、インフレは依然脅威で中銀が追加利上げを強いられるとの市場の思惑が強まり、ポンド買いが再燃した。
<KY>
2023/09/22 00:25
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米8月中古住宅販売件数/8月景気先行指数、ドル買いが後退
*23:21JST 【市場反応】米8月中古住宅販売件数/8月景気先行指数、ドル買いが後退
米8月中古住宅販売件数は前月比-0.7%の404万戸と、7月407万戸から増加予想に反して減少し、1月来で最低となった。3カ月連続の減少。米8月景気先行指数は前月比-0.4%と、7月-0.3%から悪化も予想-0.5%を上回った。昨年4月以降17カ月連続のマイナス。予想を下回った中古住宅販売件数を受けてドル買いが後退。ドル・円は148円07銭から147円61銭まで下落し、日中安値を更新した。ユーロ・ドルは1.0625ドルの安値から1.0653ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2244ドルから1.2284ドルまで上昇した。【経済指標】・米・8月景気先行指数:前月比-0.4%(予想:-0.5%、7月:-0.3%←-0.4%)・米・8月中古住宅販売件数:404万戸(予想:410戸、7月:407万戸)
<KY>
2023/09/21 23:21
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米週次新規失業保険申請件数が予想外に減少、ドル買い優勢
*22:50JST 【市場反応】米週次新規失業保険申請件数が予想外に減少、ドル買い優勢
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比2万件減の20.1万件と前回22.1万件から増加予想に反して減少し、1月末以降で最低となった。失業保険継続受給者数は166.2万人と、やはり前回168.3万人から増加予想に反して減少しやはり1月来で最低。同時刻に発表された9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は―13.5と、8月12.0から予想以上に悪化。また、米4-6月期経常収支は-2121億ドル。先週分新規失業保険申請件数の予想外の減少で米国債相場は下落。10年債利回りは4.48%まで上昇した。ドル買いが優勢となり、ドル・円は147円90銭から148円00銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0644ドルから1.0625ドルまで下落した。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:20.1万件(予想:22.5万件、前回:22.1万件←22.0万件)・米・失業保険継続受給者数:166.2万人(予想:169.2万人、前回:168.3万人←167.2万人)・米・9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:―13.5(予想:-1.0、8月:12.0).0、8月:69.5)・米・4-6月期経常収支:-2121億ドル(予想:-2200億ドル、1-3月期:-2145億ドル←-2193億ドル)
<KY>
2023/09/21 22:50
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は148円割れ、欧州通貨に連れ安
*20:23JST 欧州為替:ドル・円は148円割れ、欧州通貨に連れ安
欧州市場でドル・円は148円を割り込み、一時147円69銭まで値を下げた。英中銀は追加利上げが見込まれていたものの、政策金利の据え置きを決定。それを受けポンド・円が売り込まれドル・円は連れ安。欧米株安による円買いも主要通貨を押し下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円69銭から148円26銭、ユーロ・円は157円21銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0639ドルから1.0664ドル。
<TY>
2023/09/21 20:23
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ポンド・ドルは一時1.2239ドルまで下落
*20:10JST 欧州為替:ポンド・ドルは一時1.2239ドルまで下落
英中銀は予想外に政策金利を5.25%に据え置きとすることを決定した。発表後、ポンド売りになり、ポンド・ドルは一時1.2239ドルまで下落した。現在は1.2250ドル台で推移している。
<KK>
2023/09/21 20:10
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は弱含み、欧米株は大幅安
*19:14JST 欧州為替:ドル・円は弱含み、欧米株は大幅安
欧州市場でドル・円は弱含み、148円付近に値を下げている。欧州株式市場は主要指数が総じて大きく下げ、リスク回避の円買いに振れやすい。時間外取引の米株式先物も下げ幅を拡大し、円買いを支援。クロス円はドル・円に追随し、軟調地合いを強める。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円05銭から148円26銭、ユーロ・円は157円63銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0647ドルから1.0664ドル。
<TY>
2023/09/21 19:14
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は安値圏、スイスフランは売り継続
*18:22JST 欧州為替:ドル・円は安値圏、スイスフランは売り継続
欧州市場でドル・円は147円10銭台に下げ、本日安値圏でのもみ合い。一方、スイスフランはドルや円、ユーロ、ポンドなどに対し売りが続く。スイス国立銀行(中銀)は追加利上げが予想されていたが、昨年6月からの引き締めを休止し、嫌気された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円14銭から148円26銭、ユーロ・円は157円85銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0651ドルから1.0664ドル。
<TY>
2023/09/21 18:22
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:3日続落、「黒三兵」で5日線下向き転換
*18:15JST 日経平均テクニカル:3日続落、「黒三兵」で5日線下向き転換
21日の日経平均は3日続落した。終値は下向きに転じた5日移動平均線やその下を走る75日線を下回り、一時25日線比39.24円高まで押されてほぼ安値引けした。ローソク足はマド空けを伴って3本連続陰線を描き、高値と安値と終値が連日切り下がる「黒三兵」を描いて強い売り圧力を窺わせた。一方、一目均衡表では本日変化日を迎え、下方向に値幅を拡大させた。明日22日の雲上限は本日終値比29.75円安の33541.28円にせり上がってくるため、株価の雲上限割れで強気局面終了を確認する形となる可能性に留意したい。
<CS>
2023/09/21 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル選好地合いも円安けん制が下押し
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル選好地合いも円安けん制が下押し
21日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を背景に、ドル選好地合いとなる見通し、ただ、米経済指標の悪化や日本政府の円安けん制で、過度なドル買い・円売りは抑制されそうだ。米FRBは19-20日の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の引き上げを予想通り見送ったものの、年内の利上げ再開の可能性を示した。政策発表を受けた米金利高でドル買い優勢となり、ユーロ・ドルは1.0730ドル台から1.0650ドル台に軟化、ドル・円は147円50銭付近から148円30銭台に浮上。本日アジア市場もその流れを受け継ぎドル・円は上昇基調を維持したが、株安を嫌気した円買いがドルの上値を抑えた。この後の海外市場は主要中銀の政策決定を見極める展開。英国やスイスは追加利上げの公算だが、今後の利上げ終了に思惑が広がればドル選好地合いにつながる。ただ、今晩の米経済指標で新規失業保険申請件数は前週より悪化、フィラデルフィア連銀製造業景気指数もプラスを維持できず次回FOMCでも金利据え置きの観測が広がればドル買いは収束。また、日銀の緩和修正の思惑や為替介入への警戒感が円売りを後退させる。【今日の欧米市場の予定】・20:00 英中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:22.0万件)・21:30 米・9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:-1.0、8月:12.0)・21:30 米・4-6月期経常収支(予想:-2210億ドル、1-3月期:-2193億ドル)・22:00台 南ア中銀が政策金利発表(8.25%に据え置き予想)・23:00 米・8月中古住宅販売件数(予想:410万戸、7月:407万戸)・23:00 米・8月景気先行指数(前月比予想:-0.5%、7月:-0.4%)・23:00 ユーロ圏・9月消費者信頼感指数速報値(予想:-16.5、8月:-16.0)
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2023/09/21 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本政府の円安けん制で
*17:12JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日本政府の円安けん制で
21日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の利上げの可能性が示され、午前中に148円18銭から148円45銭まで値を上げた。ただ、日本政府の円安けん制で円売りは後退。アジア株安による円買いも、ドルの重石となった。・ユーロ・円は158円06銭から157円37銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.0664ドルから1.0617ドルまで値を下げた。・17時時点:ドル・円148円20-30銭、ユーロ・円157円90-00銭・日経平均株価:始値32,865.56円、高値32,939.89円、安値32,550.65円、終値32,571.03円(前日比452.75円安)【金融政策】・スイス国立銀行:政策金利を1.75%に据え置き(予想は2.00%に引き上げ)【要人発言】・スイス国立銀行(中銀)声明「さらなる引き締めが行われる可能性は排除できない」「今後数カ月間、インフレの動向を注意深く監視していく」「必要に応じて為替市場に介入する用意」「インフレ率の見通しは2023・24年が+2.2%、25年は+1.9%」・松野官房長官「為替市場の動向を注視、過度な変動にはあらゆる選択肢を排除せず対応」「当局間で意思疎通を図っている」「日銀には政府と密接に連携を図り、目標実現へ適切な政策運営を期待」【経済指標】・NZ・4-6月期GDP:前年比+1.8%(予想:+1.1%、1-3月期:+2.2%)・NZ・4-6月期GDP:前期比+0.9%(予想:+0.4%、1-3月期:0.0%←-0.1%)
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2023/09/21 17:12