注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 21日の日本国債市場概況:債券先物は145円32銭で終了 *16:47JST 21日の日本国債市場概況:債券先物は145円32銭で終了 <円債市場>長期国債先物2023年12月限寄付145円39銭 高値145円44銭 安値145円28銭 引け145円32銭売買高総計18579枚2年 452回  0.025%5年 161回  0.293%10年 371回  0.735%20年 185回  1.454%債券先物12月限は、145円39銭で取引を開始。米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利の据え置き決定も、年内あと1回の利上げや来年は前回予測より高い水準の金利を維持する見通しを示し、金利が上昇したことを受けて売りが優勢になり、145円44銭から145円28銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。<米国債概況>2年債は5.15%、10年債は4.41%、30年債は4.46%近辺で推移。債券利回りはまちまち。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.73%、英国債は4.26%、オーストラリア10年債は4.30%、NZ10年債は5.13%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・20:00 英中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前回:22.0万件)・21:30 米・9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:-1.0、8月:12.0)・21:30 米・4-6月期経常収支(予想:-2200億ドル、1-3月期:-2193億ドル)・22:00台 南ア中銀が政策金利発表(8.25%に据え置き予想)・23:00 米・8月中古住宅販売件数(予想:410万戸、7月:407万戸)・23:00 米・8月景気先行指数(前月比予想:-0.5%、7月:-0.4%)・23:00 ユーロ圏・9月消費者信頼感指数速報値(予想:-16.5、8月:-16.0)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間) <KK> 2023/09/21 16:47 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はこう着、ユーロは持ち直し *16:24JST 東京為替:ドル・円はこう着、ユーロは持ち直し 21日午後の東京市場でドル・円は148円20銭台と、こう着した値動き。米10年債利回りの失速でドル買いは後退し、前日売り込まれたユーロ・ドルは1.0640ドル台に持ち直した。一方、欧州株式市場は主要指数が総じて弱含み、クロス円は伸び悩む。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円18銭から148円45銭、ユーロ・円は157円37銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0617ドルから1.0664ドル。 <TY> 2023/09/21 16:24 注目トピックス 市況・概況 日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がる *16:05JST 日経VI:上昇、株価下落で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は21日、前日比+0.99(上昇率5.74%)の18.25と上昇した。なお、高値は18.44、安値は17.26。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は軟調な展開となり、また、日銀金融政策決定会合の結果発表を明日に控えていることもあり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、今日の日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2023/09/21 16:05 注目トピックス 市況・概況 心理的な節目の33000円を割り込む【クロージング】 *16:01JST 心理的な節目の33000円を割り込む【クロージング】 21日の日経平均は大幅に3日続落。452.75円安の32571.03円(出来高概算15億6000万株)と終値ベースでは5営業日ぶりに節目の33000円を割り込んで取引を終えた。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果がタカ派的と受け止められ、米国市場の弱い流れを受けて東京市場も売りが優勢となり、日経平均は33000円を割り込んでスタート。その後短期筋による売りが断続的に入り、日経平均は終盤にかけて32550.65円まで下げ幅を広げた。あす午後にも判明する日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの見方も多く、押し目待ち狙いの買いは入りづらかったようだ。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、電気ガス、銀行、ゴム製品など6業種が上昇。一方、精密機器、鉱業、電気機器、医薬品など27業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、味の素<2802>、ブリヂストン<5108>、クラレ<3405>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>が軟調だった。FOMCでは、政策金利は予想通り据え置かれたものの、フェデラルファンド(FF)金利の予想中央値の引き上げやパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の声明がタカ派的と受け止められ、利上げ長期化への懸念が重しとなった。東京市場でも米金利上昇への警戒感から値がさハイテク株がさえないなか、日経平均の下げ幅は一時450円を超えた。一方、米金利上昇による収益改善への思惑から銀行株に投資資金が向かったほか、海運や鉄鋼など高配当銘柄の一角にも値を上げるものが目立っていた。FOMCが通過し、市場の関心は日銀の金融政策決定会合となる。金融政策については、大規模な金融緩和政策の現状維持が大方の見方となっている。注目はその後に行われる植田和男総裁の記者会見での発言内容になるだろう。 <CS> 2023/09/21 16:01 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:精密機器が下落率トップ *15:40JST 東証業種別ランキング:精密機器が下落率トップ 精密機器が下落率トップ。そのほか鉱業、電気機器、医薬品、その他製品なども下落。一方、電力・ガス業が上昇率トップ。そのほか銀行業、ゴム製品、海運業、鉄鋼なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 電力・ガス業 / 509.3 / 1.382. 銀行業 / 273.56 / 1.033. ゴム製品 / 4,394.3 / 0.344. 海運業 / 1,598.37 / 0.275. 鉄鋼 / 827.86 / 0.146. パルプ・紙 / 560.53 / 0.037. 倉庫・運輸関連業 / 2,580.11 / -0.028. 保険業 / 1,743.91 / -0.049. 非鉄金属 / 1,179.86 / -0.0810. 空運業 / 252.42 / -0.1711. 水産・農林業 / 550.62 / -0.2012. 金属製品 / 1,291.15 / -0.3313. 繊維業 / 684.51 / -0.3914. 食料品 / 2,122.88 / -0.4815. 建設業 / 1,562.28 / -0.5316. 証券業 / 471.07 / -0.5317. 石油・石炭製品 / 1,417. / -0.6118. ガラス・土石製品 / 1,277.38 / -0.6719. 化学工業 / 2,350.73 / -0.7920. 輸送用機器 / 4,564.82 / -0.8121. 卸売業 / 3,329.89 / -0.8522. 小売業 / 1,595.52 / -0.9123. その他金融業 / 906.77 / -0.9724. 不動産業 / 1,721.96 / -1.0025. 機械 / 2,704.61 / -1.1326. 情報・通信業 / 5,341.58 / -1.2327. サービス業 / 2,643.69 / -1.2728. 陸運業 / 2,194.79 / -1.5329. その他製品 / 4,174.79 / -1.5330. 医薬品 / 3,607.28 / -1.7731. 電気機器 / 3,892.98 / -1.8032. 鉱業 / 636.96 / -1.8533. 精密機器 / 10,006.4 / -2.22 <CS> 2023/09/21 15:40 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、オセアニア通貨は軟調 *15:18JST 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、オセアニア通貨は軟調 21日午後の東京市場でドル・円は戻りが鈍く、148円30銭付近でのもみ合いが続く。一方、本日発表されたNZ国内総生産(GDP)は予想を上回ったが、NZドルは対ドルで下押しされ、対円でも弱含む展開。豪ドルもそれに追随し軟調地合いを強めている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円18銭から148円45銭、ユーロ・円は157円37銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0617ドルから1.0664ドル。 <TY> 2023/09/21 15:18 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比452.75円安の32571.03円 *15:01JST 日経平均大引け:前日比452.75円安の32571.03円 日経平均は前日比452.75円安の32571.03円(同-1.37%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比22.59pt安の2383.41pt(同-0.94%)。 <CS> 2023/09/21 15:01 注目トピックス 市況・概況 日経平均は400円安、引き続き米経済指標などに関心 *14:48JST 日経平均は400円安、引き続き米経済指標などに関心 日経平均は400円安(14時45分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ダイキン<6367>、味の素<2802>、日立建<6305>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、電気機器、鉱業、医薬品、陸運業が値下がり率上位、電気・ガス業、銀行業、ゴム製品、鉄鋼、海運業が値上がり率上位となっている。日経平均は安値圏で推移している。今日は、英中銀が金融政策委員会の結果と議事録を発表する。米国では今晩、週間の米新規失業保険申請件、9月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数、4-6月期の米経常収支、8月の米中古住宅販売件数、8月の米景気先行指標総合指数が発表される。 <SK> 2023/09/21 14:48 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は動意薄、ユーロ・ドルは節目を意識 *14:44JST 東京為替:ドル・円は動意薄、ユーロ・ドルは節目を意識 21日午後の東京市場でドル・円は148円30銭台と、動意の薄い値動きが続く。米10年債利回りの上昇はいったん収束し、一段のドル買いは入りづらい。一方、ドル高に押されたユーロは下げ渋るものの、目先1.06ドルを割り込めば3月以来の安値となる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円18銭から148円45銭、ユーロ・円は157円37銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0617ドルから1.0664ドル。 <TY> 2023/09/21 14:44 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感広がる *14:06JST 日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.97(上昇率5.62%)の18.23と上昇している。なお、今日ここまでの高値は18.44、安値は17.26。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は軟調な展開となり、また、日銀金融政策決定会合の結果発表を明日に控えていることもあり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、今日の日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移している。 <SK> 2023/09/21 14:06 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、重要イベント通過で *14:05JST 東京為替:ドル・円は小動き、重要イベント通過で 21日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、148円30銭台でのもみ合いが続く。焦点となっていた米連邦公開市場委員会(FOMC)を終え、売り買いは一服しているもよう。本日の英国やスイスの金融政策決定を見極めようと、動きづらいもよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円18銭から148円45銭、ユーロ・円は157円37銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0617ドルから1.0664ドル。 <TY> 2023/09/21 14:05 注目トピックス 市況・概況 日経平均は400円安、移動平均線も意識 *13:53JST 日経平均は400円安、移動平均線も意識 日経平均は400円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ダイキン<6367>、味の素<2802>、東京海上<8766>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、精密機器、鉱業、電気機器、医薬品、その他製品が値下がり率上位、銀行業、電気・ガス業、鉄鋼、海運業、保険業が値上がり率上位となっている。日経平均は安値圏で推移している。ダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数が軟調で東京市場の株価の重しとなっているようだ。一方、日経平均は32600円台に位置する75日移動平均線や、32500円台に位置する25日線が下値支持線として意識されているもよう。 <SK> 2023/09/21 13:53 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、米金利にらみ *13:39JST 東京為替:ドル・円は変わらず、米金利にらみ 21日午後の東京市場でドル・円は148円30銭台と、ほぼ変わらずの値動き。米10年債利回りは米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定で高止まり、ドル売りは後退。一方、日経平均株価は前日比400円超安と弱含み、リスク回避の円買いが入りやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円18銭から148円45銭、ユーロ・円は157円37銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0617ドルから1.0664ドル。 <TY> 2023/09/21 13:39 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:下げ渋りか、弱い経済指標で引き締め懸念一服 *13:35JST 米国株見通し:下げ渋りか、弱い経済指標で引き締め懸念一服 (13時20分現在)S&P500先物      4,434.75(-12.25)ナスダック100先物  15,091.00(-61.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。長期金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。20日の主要3指数は続落。終盤に弱含む展開となり、ダウは一時約250ドル高の堅調地合いから下げに転じ76ドル安の34440ドルで取引を終えた。連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の引き上げは市場観測通り見送られたが、年内の利上げ再開の可能性が示された。政策発表を受け長期金利が大きく上向くと、ハイテクを中心に売り優勢に。ただ、原油相場の失速はインフレ圧力を弱めるとの見方から、極端な下げを抑制した。本日は下げ渋りか。英国やスイスの中銀は追加利上げの公算で、引き締め継続が意識されやすい。同時に、今後の利上げ終了に思惑が広がれば過度な売りは回避されそうだ。今晩発表の新規失業保険申請件数は前週より悪化、フィラデルフィア連銀製造業景気指数もプラスを維持できない見通しで、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針を弱める材料に。前日の決算発表でフェデックスの増益が示され、輸送関連が注目されるだろう。 <TY> 2023/09/21 13:35 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利の高止まりで *13:16JST 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利の高止まりで 21日午後の東京市場でドル・円は底堅く、148円30銭台と小幅に値を上げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派方針で米10年債利回りは高止まり、ドルは売りづらい。一方、日経平均株価の大幅安や日本の円安けん制で、円買いが観測される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円18銭から148円45銭、ユーロ・円は157円37銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0617ドルから1.0664ドル。 <TY> 2023/09/21 13:16 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~日米長期金利の高値更新でバリュー優位は長期化か *12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~日米長期金利の高値更新でバリュー優位は長期化か 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅に3日続落、日米長期金利の高値更新でバリュー優位は長期化か・ドル・円は伸び悩み、政府の円安けん制で・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は大幅に3日続落、日米長期金利の高値更新でバリュー優位は長期化か日経平均は大幅に3日続落。376.06円安の32647.72円(出来高概算8億4131万株)で前場の取引を終えている。20日の米株式市場でダウ平均は76.85ドル安(-0.22%)、ナスダック総合指数は-1.52%とそれぞれ続落。連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り政策金利の据え置きが決定された。しかし、追加利上げの可能性が除外されなかったほか、最新の経済・政策金利見通しがタカ派な内容だったことから、長期金利が一段と上昇、株式市場は終盤にかけて下げ幅を広げた。米ナスダック指数の大幅続落を受け、日経平均は158.22円安と33000円を割り込んでスタート。日米の長期金利が揃って高値を更新し金利先高観が警戒されるなか、ハイテク株を中心にリスク回避の売りが続き、日経平均は前引けまで下げ幅を広げる展開となった。個別では、米長期金利の上昇を背景にアドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、イビデン<4062>、村田製<6981>、ローム<6963>などのハイテクのほか、アンビス<7071>、MSOL<7033>、Appier<4180>、Sansan<4443>などのグロース(成長)株が総じて大きく下落。原油市況の軟化を受けてINPEX<1605>、石油資源開発<1662>も安い。国内長期金利も上昇するなか三菱地所<8802>、住友不動産<8830>など不動産株も軟調。ソニーG<6758>、HOYA<7741>、SMC<6273>など値がさ株も下落。堅調な決算ながらも出尽くし感や見切り売りが優勢となったサツドラHD<3544>、ツルハHD<3391>は売られた。長谷工<1808>は外資証券の投資判断格下げが確認されている。一方、国内長期金利の上昇を追い風に三菱UFJ<8306>、三住トラスト<8309>の銀行が大きく上昇し、MS&AD<8725>、東京海上<8766>の保険も堅調。日本高周波鋼業<5476>、愛知製鋼<5482>の鉄鋼、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>の海運などバリュー(割安)株の一角も堅調。大和工業<5444>は投資判断の格上げも寄与して大幅高。ほか、積水ハウス<1928>、東レ<3402>、熊谷組<1861>の投資判断の格上げが確認されている。セクターでは精密機器、鉱業、電気機器が下落率上位に並んでいる一方、銀行、電気・ガス、鉄鋼が上昇率上位に並んでいる。東証プライム市場の値下がり銘柄が全体の61%、対して値上がり銘柄は35%となっている。前日の米ナスダック指数の大幅続落を受け、本日の東京株式市場ではハイテク・グロース(成長)株を中心に売られ、日経平均が1%を超える下落率となっている。日経平均は33000円の節目も大きく割り込み、配当落ち後の水準を示す日経225先物は32500円も下回っている。前日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は、ある程度は予想されていたとはいえ、事前の予想以上にタカ派な内容だった印象だ。最新の政策金利見通しによると、今年の年末時点の政策金利中央値は5.6%と、前回6月時点から変わってはいない。ただ、FOMC参加者19人のうち12人が年内あと1回の利上げを支持していることが示され、インフレの鎮静化を確実にしたいFRBの姿勢が窺えた。また、来年末の政策金利中央値は5.1%と前回の4.6%から大きく引き上げられ、来年に想定される利下げ幅は縮小している。経済成長率の見通しは、今年は+2.1%と前回の+0.4%から大幅に引き上げられたうえ、来年も+1.5%と、減速はするものの、まずまずの水準の成長が予想されていることが示された。失業率の予測については、来年は4.1%と前回の4.5%から引き下げられ、底堅い労働市場が続く見通しになっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は会見で、経済のソフトランディング(軟着陸)を基本的なシナリオにしているわけではないと発言したが、見通しは全体的に雇用は堅調、経済成長は続くというソフトランディング達成への自信を深めたような内容になっている。一方、インフレ率の見通しについては、FRBの目標である2%の達成は2026年とかなり先に予想されている。ソフトランディングの確度が高まった分、インフレとの闘いは長期化、より難しいものになるとの考えが示唆されている。金利先物市場はFOMC直前の時点では、来年末の政策金利中央値を4.6%程度と予想していたため、今回の5.1%にまで引き上げられたFRBの見通しはタカ派といえる。FRBの「Higher for Longer(より高く、より長く)」がこれまで以上に強く意識される結果となった。しかし、FOMCの後も金利先物市場が予想する来年末の政策金利中央値は4.76%と、あまり上がっておらず、FRBの予測とは乖離がある。年内の追加利上げの確率についても、FOMC前よりはやや上昇したが、現時点では5割未満にとどまっており、織り込み具合は大きくは進展していない。今後発表されるデータ次第では追加利上げの確率が高まり、これに伴い、金利上昇・株価下落が進む余地があると思われる。米10年債利回りは19日の時点ですでに8月高値を上回って4.36%まで上昇していたが、前日はFOMC結果を受けて4.41%へとさらに上昇した。米長期金利は2007年11月以来の高水準を記録しているが、上述したように、現値水準からもう一段、金利に上昇余地があるというのは、株式市場にとって強い逆風になるとみられる。国内の10年債利回りも本日、0.745%と約9年8カ月ぶりの水準を記録している。本日はハイテク・グロース株が大きく下落しているが、日米長期金利の高値更新で金利先高観がさらに強まっているなか、当面これらの関連株は下値模索の展開、よくてもレンジ推移となりそうだ。一方、本日の東京株式市場では、前日の高寄り後の失速で中間配当取りを目的とした買いの一巡が意識されていた景気敏感・バリュー(割安)株の一角で堅調さの継続が確認されている。米国で弱い経済データが確認され、長期金利が明確に低下に転じるまでは、バリュー株優位の展開が想定以上に長期化する可能性が高そうだ。■ドル・円は伸び悩み、政府の円安けん制で21日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円45銭まで上昇後は148円20銭付近に失速した。米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な政策方針で、米金利高・ドル高に振れやすい。ただ、日本政府の円安けん制で円売りは縮小しドルの上値を抑えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円18銭から148円45銭、ユーロ・円は157円37銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0617ドルから1.0664ドル。■後場のチェック銘柄・JMC<5704>、マルヨシセンター<7515>の、2銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・NZ・4-6月期GDP:前年比+1.8%(予想:+1.1%、1-3月期:+2.2%)・NZ・4-6月期GDP:前期比+0.9%(予想:+0.4%、1-3月期:0.0%←-0.1%)【要人発言】・松野官房長官「為替市場の動向を注視、過度な変動にはあらゆる選択肢を排除せず対応」「当局間で意思疎通を図っている」「日銀には政府と密接に連携を図り、目標実現へ適切な政策運営を期待」<国内>・日銀金融政策決定会合(22日まで)<海外>・16:30 スイス中銀が政策金利発表(0.25ポイント引き上げ予想) <CS> 2023/09/21 12:26 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、政府の円安けん制で *12:12JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、政府の円安けん制で 21日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円45銭まで上昇後は148円20銭付近に失速した。米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な政策方針で、米金利高・ドル高に振れやすい。ただ、日本政府の円安けん制で円売りは縮小しドルの上値を抑えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円18銭から148円45銭、ユーロ・円は157円37銭から158円06銭、ユーロ・ドルは1.0617ドルから1.0664ドル。【要人発言】・松野官房長官「為替市場の動向を注視、過度な変動にはあらゆる選択肢を排除せず対応」「当局間で意思疎通を図っている」「日銀には政府と密接に連携を図り、目標実現へ適切な政策運営を期待」【経済指標】・NZ・4-6月期GDP:前年比+1.8%(予想:+1.1%、1-3月期:+2.2%)・NZ・4-6月期GDP:前期比+0.9%(予想:+0.4%、1-3月期:0.0%←-0.1%) <TY> 2023/09/21 12:12 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):八洲電機、DDグループ、JMCなど *11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):八洲電機、DDグループ、JMCなど サツドラホールディングス<3544>:756円(-47円)大幅続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は2.3億円で前年同期比3.1倍となっている。ドラッグストア・インバウンドフォーマットともに売上が好調に推移しているようだ。ただ、月次動向から売上高の2ケタ成長は織り込み済みであり、据え置きの通期営業利益予想10億円、前期比3.3倍に対する進捗率などにもサプライズは限定的。目先の出尽くし感につながる状況となっているもよう。GSユアサ<6674>:2713円(+40.5円)大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2800円から3600円に引き上げている。HV用リチウムイオン電池と産業電池事業の中期利益成長の高まりを反映したことで、バリュエーションのディスカウント幅を縮小させているようだ。顧客のHV販売増と採用車種拡大により、26年3月期にかけてリチウムイオン電池の需要数は年率15-20%で増加するとみているもよう。八洲電機<3153>:1390円(+101円)大幅反発。前日に24年3月期の業績修正を発表している。営業利益は従来予想の29億円から33億円、前期比18.1%増に上方修正。プラント事業を中心に老朽設備の維持・保全案件等の大型工事案件が好調に推移し、付加価値の高いエンジニアリング案件に注力したことで売上総利益率が改善しているようだ。第1四半期は好スタートを切っていたものの、早い段階での通期予想上方修正をポジティブに評価する動きが優勢に。DDグループ<3073>:1924円(+184円)大幅反発。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを3300円としている。不採算店舗の閉鎖など体質改善効果によって24年2月期業績は会社計画を上回ると予想しているほか、ライフタイムバリューの最大化を推進することにより、持続的な成長も期待できるとしている。同業他社比でPER水準も割安と判断しているもよう。24年2月期営業利益は前期比6倍の28億円を予想、会社計画22.5億円を大きく上振れるとみている。レーザーテック<6920>:21585円(-205円)反落。前日に開催された米FOMCでは、市場の想定通りに政策金利は2会合ぶりの据え置きとなっている。一方、参加者19人中12人が年内の追加利上げを予想していることが明らかになっているほか、パウエルFRB議長も「適切であればさらに利上げする用意がある」と改めて明言。想定よりもスタンスはタカ派との見方から、米国市場ではハイテク株中心に売りが優勢となっており、SOX指数も1.7%超の下落となっている。JMC<5704>:1414円(+300円)ストップ高。新たな生産設備として大型低圧鋳造設備の導入を完了し、10月から稼働すると発表している。低圧鋳造設備は自動車部品などの製造に用いられており、今回導入する大型低圧鋳造設備は定盤面積2000ミリ×2000ミリ、溶解重量500キロの大型低圧鋳造炉を擁しているという。次世代型バッテリーEVの開発で部品の機能集約化・大型化が進む中、新設備導入で大型鋳造部品の製造が可能になる点が投資家から評価されているようだ。WASHハウス<6537>:304円(+26円)大幅に4日ぶり反発。洗濯機・乾燥機の予約サービスを全国のWASHハウスで展開すると発表している。アプリを利用してWASHハウスのコインランドリーの洗濯機や乾燥機を自宅などで予約できるようになる。22日から267店舗で展開を開始し、年内には全店舗への導入が完了する予定。また、店舗限定・期間限定でコインランドリーの無料営業を実施する。期間は22日から24日まで、対象は260店舗。サンウェルズ<9229>:2495円(+111円)大幅に3日ぶり反発。24年3月期の営業利益予想を従来の29.47億円から33.53億円(前期実績14.34億円)に上方修正している。既存施設・新規施設ともに予想を上回る水準で推移しているため。中期経営計画も26年3月期の営業利益目標を59.90億円から73.65億円に修正した。また、24年3月期の年間配当予想を従来の10.00円から12.00円(1対3の株式分割前の前期実績は26.00円)に増額修正した。業績修正を踏まえて中間、期末ともに1.00円ずつ増配する。 <ST> 2023/09/21 11:37 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル買いはやや一服、日本政府は円安進行を懸念 *11:21JST 東京為替:ドル買いはやや一服、日本政府は円安進行を懸念 21日午前の東京市場でドル・円は148円20銭台で推移。148円19銭から148円46銭まで買われており、ドルは底堅い動きを保っている。ただ、日本政府は急速な円安を警戒しており、150円をめどに円買い介入が実施されるとの見方がある。ここまでの取引レジはドル・円は148円19銭-148円46銭、ユーロ・ドルは1.0628ドル-1.0665ドル、ユーロ・円は157円72銭-158円14銭。 <MK> 2023/09/21 11:21 注目トピックス 市況・概況 東京為替:金利上昇を想定してドル・円は148円46銭まで強含み *10:07JST 東京為替:金利上昇を想定してドル・円は148円46銭まで強含み 21日午前の東京市場でドル・円は148円40銭台で推移。148円19銭から148円46銭まで買われており、ドルは底堅い動きを保っている。ここまでの取引レジはドル・円は148円19銭-148円46銭、ユーロ・ドルは1.0630ドル-1.0665ドル、ユーロ・円は157円72銭-158円15銭。 <MK> 2023/09/21 10:07 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は148円40銭まで強含み、前日高値を上回る *09:12JST 東京為替:ドル・円は148円40銭まで強含み、前日高値を上回る 21日午前の東京市場でドル・円は148円30銭台で推移。148円19銭から148円40銭まで買われており、ドルは底堅い動きを保っている。ここまでの取引レジはドル・円は148円19銭-148円40銭、ユーロ・ドルは1.0646ドル-1.0665ドル、ユーロ・円は157円92銭-158円15銭。 <MK> 2023/09/21 09:12 注目トピックス 市況・概況 日経平均は170円安、寄り後はもみ合い *09:11JST 日経平均は170円安、寄り後はもみ合い 日経平均は170円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.53%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.74%下落と、ダウ平均(0.22%下落)より下落率が大きかったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。一方、外為市場で1ドル=148円30銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日までの続落で500円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。 <SK> 2023/09/21 09:11 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:大栄環境や八洲電機などに注目 *09:06JST 個別銘柄戦略:大栄環境や八洲電機などに注目 昨日20日の米株式市場でNYダウは76.85ドル安の34440.88、ナスダック総合指数は209.06p安の13469.13、シカゴ日経225先物は大阪日中比95円安の32795円。為替は1ドル=148.20-30円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が5.9%増となったツルハHD<3391>、上半期業績予想を上方修正した神奈交<9081>、24年3月期利益予想を上方修正した八洲電機<3153>、23年9月期配当予想を上方修正したニーズウェル<3992>、24年3月期増配を発表したイチネンHD<9619>、発行済株式数の1.5%上限の自社株買いを発表した大栄環境<9336>、東証スタンダードでは、24年3月期利益予想を上方修正した群栄化<4229>、1株を2株に分割すると発表した元気寿司<9828>、株主優待制度を新設すると発表したマルヨシセンタ<7515>、東証グロースでは、24年3月期業績と配当予想を上方修正したサンウェルズ<9229>、株主優待制度を導入すると発表した網屋<4258>、同種軟骨細胞シートの第3相試験の治験計画届書を提出したと発表したセルシード<7776>、中国の自動運転ソリューション開発企業と資本業務提携で基本合意したと発表したKudan<4425>、消費財メーカーの購買データ活用を促進する「POSデータクレンジングサービス」を提供開始すると発表したTrueData<4416>、大型・高品質鋳造が可能な低圧鋳造設備の導入が完了したと発表したJMC<5704>などが物色されそうだ。 <CS> 2023/09/21 09:06 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は押し目狙いの流れに~ *08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は押し目狙いの流れに~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■売り一巡後は押し目狙いの流れに■ツルハHD、1Q営業利益 5.9%増 141億円■前場の注目材料:牧野フライス、メキシコに新拠点、北米販売・サービス拡充■売り一巡後は押し目狙いの流れに21日の日本株市場は、米株安の流れから売りが先行するものの、売り一巡後の底堅さが意識されそうだ。20日の米国市場はNYダウが76ドル安、ナスダックは209ポイント安だった。利上げ終了への期待から買いが先行したが、その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定した。ただし、インフレの目標達成までの道のりは長いとして、追加利上げの可能性を除外しなかった。これを受けて米長期金利が上昇し、終盤にかけて売られる展開だった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比95円安の32795円。円相場は1ドル148円20銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで33000円辺りでの底堅い値動きを見せていたが、FOMC後に軟化し、32750円と安値で終えていた。朝方は裁定解消売りなどインデックスに絡んだ売買の影響を受けやすいだろう。昨日の日経平均は一時33000円を下回る場面が見られたものの、終値では33000円を辛うじて上回っていた。再び33000円を下回ってくることになろうが、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところである。米国市場はFOMC通過後に売られる格好となったが、FOMC前には期待感から強い動きを見せていたこともあり、警戒感が強まったというよりは反動の動きをみせた格好である。FOMCについては予想通りの内容だったと考えられ、東京市場についても昨日は持ち高調整の動きが見られていたこともあり、売り一巡後は押し目狙いの流れに向かわせそうだ。昨日は値がさハイテク株の一角が買われた半面、セクターでは鉱業、石油・石炭製品、電力・ガス、その他製品、繊維、パルプ・紙、輸送用機器の下げが目立っていた。リバランスの動きだったと考えられ、FOMC通過で巻き戻す動きが意識されそうだ。また、次は日銀の金融政策決定会合に関心が集まることで積極的な売買は手控えられやすいなか、バリュー株への物色が意識されやすいだろう。■ツルハHD、1Q営業利益 5.9%増 141億円ツルハHD<3391>が発表した2024年5月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比6.8%増の2598.27億円、営業利益は同5.9%増の141.03億円だった。食品部門が堅調に推移したほか、経済再開で化粧品などの販売も伸びた。2024年5月期業績は、売上高が前期比6.5%増の1兆330億円、営業利益は同3.6%増の472億円とした期首計画を据え置いている。通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は29.8%となる。■前場の注目材料・1ドル=148.20-30円・米国景気は拡大・日銀は金融緩和を継続・牧野フライス<6135>メキシコに新拠点、北米販売・サービス拡充・ミツバ<7280>インドに電動2輪車向けモーター試作ライン、早期製品化・IHI<7013>ミサイルの高性能化に注力、政府方針に対応・りそなHD<8308>グループ会社の銀行、ロスに駐在員事務所、米に20年ぶり設置・クボタ<6326>インドに金融子会社、来年7月から事業開始・ペプチドリーム<4587>米ジェネンテックとライセンス契約・旭化成<3407>国立がん研究センターと、共同研究契約を締結、CAR-T細胞療法開発・積水ハウス<1928>博報堂と協業、スマートハウスのデータをAI解析・三井物産<8031>比インフラ大手MPICのTOB完了・東レ<3402>ホンダと、使用済みナイロン製品の水平リサイクル実証・ホンダ<7267>国産SAF団体に加盟、普及・拡大へ活動強化・スズキ<7269>2輪部品、マレーシア社に来年から供給・堀場製作所<6856>堀場エステック、半導体関連で新棟、次世代技術の開発強化・コマツ<6301>タイで後方小旋回機、ショベル設備新設・日揮HD<1963>4社で、航空燃料向け廃油提供に合意・ローム<6963>GaNデバイスを高速駆動できるゲートドライバーIC・日清紡HD<3105>30年度めど燃料電池セパレーター売上高200億円、追加投資・新日本電工<5563>メッキ廃液再利用、イオン交換無機結晶を活用☆前場のイベントスケジュール<国内>・日銀金融政策決定会合(22日まで)<海外>・07:45 NZ・4-6月期GDP(前年比予想:+1.1%、1-3月期:+2.2%)・07:45 NZ・4-6月期GDP(前期比予想:+0.4%、1-3月期:-0.1%) <ST> 2023/09/21 08:46 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低い見通し *08:07JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による追加利上げ後に159円76銭(2023/8/30)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)による利上げは9月で終了との見方が多いものの、ECBは過剰流動性を部分的に解消する可能性は高いとみられている。新たなユーロ売り材料が提供されない場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの利上げは9月が最後となる可能性・インフレ高止まりでユーロ圏経済の悪化懸念・中国経済の先行き不安高まる【ユーロ買い要因】・原油高・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・日欧金利差は一定の水準を維持する見込み <CS> 2023/09/21 08:07 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米年内追加利上げを想定してドルは底堅い動きを保つ可能性 *08:05JST 今日の為替市場ポイント:米年内追加利上げを想定してドルは底堅い動きを保つ可能性 20日のドル・円は、東京市場では147円69銭から148円17銭まで上昇。欧米市場では147円48銭まで売られた後、148円36銭まで反発し、148円34銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に148円台で推移か。米年内追加利上げの可能性は残されており、長期金利は上昇していることから、目先的にドルは底堅い動きを保つ可能性がある。今回のFOMC会合で政策金利(FFレート)の誘導目標水準は予想通り据え置きとなったが、FOMCが公表した2024年と2025年の政策金利見通しは6月時点の予測と比べて0.5ポイント引き上げられた。また、2023年と2024年の経済成長見通しは上方修正されており、追加利上げの予想は妥当であることが示された。インフレ目標の早期達成は難しくなっており、利下げ開始の時期は2024年後半頃になるようだ。為替については年内追加利上げの可能性があることから、ドルは主要通貨に対して底堅い動きを保つとみられる。 <CS> 2023/09/21 08:05 注目トピックス 市況・概況 20日の米国市場ダイジェスト:NYダウは76ドル安、追加利上げを警戒 *07:57JST 20日の米国市場ダイジェスト:NYダウは76ドル安、追加利上げを警戒 ■NY株式:NYダウは76ドル安、追加利上げを警戒米国株式市場は続落。ダウ平均は76.85ドル安の34,440.88ドル、ナスダックは209.06ポイント安の13,469.13で取引を終了した。利上げ終了観測などに連れた金利の低下を好感し、寄り付き後、上昇。政府機関閉鎖リスクが低下したことも買い材料となり続伸した。その後、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定したが、インフレの目標達成までの道のりは長いと追加利上げの可能性も除外しなかったため金利上昇に連れ相場は下落に転じ、終盤にかけ下落幅を拡大し終了。セクター別では電気通信サービスやヘルスケア機器・サービスが上昇した一方で、メディア・娯楽や半導体・同製造装置が下落した。化粧品メーカーのコティ(COTY)は香水を中心に美容関連の需要が強く通期見通しを引上げ、上昇。ヨガアパレルのルルレモン(LULU)、手作りぬいぐるみの専門小売り、ビルド・ア・ベア・ワークショップ(BBW)はアナリストの投資判断引上げでそれぞれ上昇。地銀のファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)は購入したシリコンバレー銀の資産を巡る利益に期待ができると、アナリストが投資判断を引上げ買われた。また、ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)は初のペットサービスセンターをダラス、ジョージアにオープン、同事業参入期待に、上昇。競合でオンラインペット用品小売りのチューイ(CHWY)は下落した。マーケティング・データ自動化プロバイダーのクラビヨ(KVYO)はニューヨーク証券取引所に上場し、36.75ドルの初値をつけた。公開価格の30ドルを23%上回る水準。運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ドル・円は148円35銭、米追加利上げの可能性残る20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円48銭まで下落後、148円35銭まで上昇し、148円33銭で引けた。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え米国の利上げ終了の憶測に金利低下に伴うドル売りが強まった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで市場の予想通り政策金利を据え置いたが、声明では依然インフレが高過ぎと言及、成長見通しを引上げ、さらに、スタッフの過半数が年内あと1回の利上げを想定していることが明らかになったため追加利上げ観測が強まり金利上昇に伴いドル買いが再開した。ユーロ・ドルは、1.0737ドルまで上昇後、1.0650ドルまで下落し、1.0661ドルで引けた。ユーロ・円は、158円45銭まで上昇後、157円91銭まで反落。ポンド・ドルは、1.2421ドルまで上昇後、1.2332ドルまで反落した。英国の8月の消費者物価指数(CPI)が想定外に伸びが鈍化したため英中銀が明日の会合で金利を据え置くとの憶測も強まり、高値からポンド売りに押された。ドル・スイスは、0.8932フランへ下落後、0.8996フランまで上昇した。■NY原油:弱含みで89.66ドル、節目の90ドルを下回るNY原油先物11月限は弱含み(NYMEX原油11月限終値:89.66 ↓0.82)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.82ドルの89.66ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは88.97ドル-91.07ドル。ロンドン市場の前半にかけて88.97ドルまで反落したが、米国市場の後半にかけて91.07ドルまで反発。しかしながら、将来的な金利引き上げの可能性は高いことから、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明後は売りが再び強まり、通常取引終了後の時間外取引で89.18ドルまで値を下げた。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  28.55ドル   -0.10ドル(-0.35%)モルガン・スタンレー(MS) 87.14ドル   -1.37ドル(-1.55%)ゴールドマン・サックス(GS)336.70ドル  -5.19ドル(-1.52%)インテル(INTC)        34.69ドル   -1.65ドル(-4.54%)アップル(AAPL)        175.49ドル  -3.58ドル(-2.00%)アルファベット(GOOG)    134.59ドル  -4.24ドル(-3.05%)メタ(META)           299.67ドル  -5.40ドル(-1.77%)キャタピラー(CAT)      278.61ドル  -1.06ドル(-0.38%)アルコア(AA)         29.38ドル   +1.04ドル(+3.67%)ウォルマート(WMT)      163.91ドル  +0.53ドル(+0.32%) <ST> 2023/09/21 07:57 注目トピックス 市況・概況 NY原油:弱含みで89.66ドル、節目の90ドルを下回る *07:37JST NY原油:弱含みで89.66ドル、節目の90ドルを下回る NY原油先物11月限は弱含み(NYMEX原油11月限終値:89.66 ↓0.82)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.82ドルの89.66ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは88.97ドル-91.07ドル。ロンドン市場の前半にかけて88.97ドルまで反落したが、米国市場の後半にかけて91.07ドルまで反発。しかしながら、将来的な金利引き上げの可能性は高いことから、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明後は売りが再び強まり、通常取引終了後の時間外取引で89.18ドルまで値を下げた。 <CS> 2023/09/21 07:37 注目トピックス 市況・概況 NY金:強含みで1967.10ドル、一時上昇も時間外取引で売りが強まる *07:34JST NY金:強含みで1967.10ドル、一時上昇も時間外取引で売りが強まる NY金先物12月限は強含み(COMEX金12月限終値:1967.10 ↑13.40)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比+13.40ドルの1967.10ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1948.60ドル-1968.90ドル。アジア市場で1948.60ドルまで売られたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明前に1968.90ドルまで買われた。しかしながら、将来的な金利引き上げの可能性は高いことから、FOMC会合の結果判明後は売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引で1951.30ドルまで下げている。 <CS> 2023/09/21 07:34 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ドル・円は148円35銭、米追加利上げの可能性残る *06:42JST NY為替:ドル・円は148円35銭、米追加利上げの可能性残る 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、147円48銭まで下落後、148円35銭まで上昇し、148円33銭で引けた。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え米国の利上げ終了の憶測に金利低下に伴うドル売りが強まった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで市場の予想通り政策金利を据え置いたが、声明では依然インフレが高過ぎと言及、成長見通しを引上げ、さらに、スタッフの過半数が年内あと1回の利上げを想定していることが明らかになったため追加利上げ観測が強まり金利上昇に伴いドル買いが再開した。ユーロ・ドルは、1.0737ドルまで上昇後、1.0650ドルまで下落し、1.0661ドルで引けた。ユーロ・円は、158円45銭まで上昇後、157円91銭まで反落。ポンド・ドルは、1.2421ドルまで上昇後、1.2332ドルまで反落した。英国の8月の消費者物価指数(CPI)が想定外に伸びが鈍化したため英中銀が明日の会合で金利を据え置くとの憶測も強まり、高値からポンド売りに押された。ドル・スイスは、0.8932フランへ下落後、0.8996フランまで上昇した。 <MK> 2023/09/21 06:42

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