注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル: 6日ぶり反落、25日線比とRSIは過熱感解消 *18:15JST 日経平均テクニカル: 6日ぶり反落、25日線比とRSIは過熱感解消 1日の日経平均は6営業日ぶりに反落した。ザラ場高値と安値も切り下がってローソク足は陰線を引き、終値は節目の4万円を下回った。一方、上向きの25日移動平均線との乖離率は3.94%(昨日5.49%)、RSI(14日ベース)も66.29%(同75.22%)といずれも買われ過ぎラインを下回り、前日までの過熱感を急速に解消する形となった。 <CS> 2025/07/01 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、143円台は買戻しに期待 *17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、143円台は買戻しに期待 1日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米経済指標が低調なら連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ観測につながり、ドル売り先行の見通し。ただ、ドルは下値で値ごろ感から買戻しが入り、下げづらい展開となりそうだ。前日はカナダとの関係改善を受け、主要貿易相手国との交渉が進展するとの期待感が広がり、ドル買い先行。その後は米FRBの7月利下げ観測で金利安・ドル安に振れ、ユーロ・ドルは1.17ドル付近から1.1780ドル付近に浮上、ドル・円は144円50銭付近から144円付近に沈んだ。本日アジア市場でドル売りはさらに進み、一時143円半ばまで下値を切り下げた。ただ、値ごろ感からドルに買戻しが続き、143円後半に戻した。この後の海外市場は金融政策や貿易協議がテーマ。今晩発表のISM製造業景況指数やJOLTS求人件数が予想通り前回から悪化すれば、FRBによる緩和的な金融政策への思惑が広がりやすい。ただ、パウエルFRB議長が緩和的な政策に慎重なら、過度なドル売りを回避しそうだ。また、貿易協議の前進や法的な課題の解消に向けトランプ政権の高関税政策に対する懸念も和らぎ、ドルは選好されやすい。イランの核開発関連協議が進まず、ドル買いは根強いだろう。【今日の欧米市場の予定】・17:00 ユーロ圏・6月製造業PMI改定値(予想:49.4、速報値:49.4)・17:30 英・6月製造業PMI改定値(予想:47.7、速報値:47.7)・18:00 ユーロ圏・6月消費者物価指数(予想:前年比+2.0%、5月+1.9%)・22:45 米・6月製造業PMI改定値(予想:52.0、速報:52.0) <CS> 2025/07/01 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は軟調、夕方に143円付近まで下落 *17:09JST 東京為替:ドル・円は軟調、夕方に143円付近まで下落 1日の東京市場でドル・円は軟調。米連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ観測を受けた米金利安でドル売りが先行し、早朝の144円05銭から下落。午後は小幅に戻す場面もあったが、下押し圧力が続き、夕方に143円03銭まで下値を切り下げた。・ユーロ・円は169円71銭から168円54銭まで下落。・ユーロ・ドルは1.1807ドルから1.1767ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値40,340.64円、高値40,345.87円、安値39,885.38円、終値39,986.33円(前日比501.06円安)・17時時点:ドル・円143円00-10銭、ユーロ・円168円50-60銭【経済指標】・日銀短観6月調査:+13(予想:大企業製造業DI:+10、前回:+12)・日銀短観6月調査:+34(予想:大企業非製造業DI:+34、前回:+35)・中・6月財新製造業PMI:50.4(予想:49.3、5月:48.3)・独・6月失業率:6.3%(予想:6.4%、5月6.3%)・ユーロ圏・6月製造業PMI改定値:49.5(予想:49.4、速報値:49.4)【要人発言】・デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁「追加利下げは経済の助けにならない。 確実性が必要」「2%の目標を下回る可能性は極めて限られている」「第2四半期、第3四半期の成長はほぼゼロになる」「ユーロドルは1.17ドルで十分許容」「1.20ドルでも無視できるが、それ以上になると複雑に」・ナーゲル独連銀総裁「ユーロは対ドルで特別に高い水準ではない」「金融政策は中立的な領域に」「インフレについては落ち着いた状況」・シムクス・リトアニア中央銀行総裁「7月利下げ休止、確率は非常に高い」「9月にまでに必要な全ての情報が手に入るかどうかは分からない」「次回利下げ、どちらかと言えば年末寄りになりそうだ」 <TY> 2025/07/01 17:09 注目トピックス 市況・概況 万円大台割れも過熱を冷ます調整と【クロージング】 *16:50JST 万円大台割れも過熱を冷ます調整と【クロージング】 1日の日経平均は大幅に6営業日ぶりに反落。501.06円安の39986.33円(出来高概算18億5000万株)で取引を終えた。前日までの5営業日で2000円超上昇したことから過熱感が意識されるところに、日米通商交渉の先行き不透明さが重荷になり、利益確定売りが先行。売り一巡後は4万円の大台近辺で下げ渋る動きもみられたが、後場終盤にかけて大台を割り込むと、39885.38円まで下げ幅を広げた。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が1100に迫り、全体の7割近くを占めた。セクター別では、電気ガス、その他金融、非鉄金属、ゴム製品など9業種が上昇。一方、その他製品、サービス、医薬品、精密機器など24業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、フジクラ<5803>、JPX<8697>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>が軟調だった。トランプ米大統領が6月30日、日本は「われわれのコメを買おうとしない」と自身のSNSで不満を示したことから、米国の関税を巡る日米交渉が難航していることへの懸念が利益確定に向かわせたようだ。半導体関連株の一角や円高を嫌気して自動車株の一角も下落し、日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。一方、千葉銀<8331>と千葉興銀<8337>が経営統合する方向で協議を進めていると一部で伝わり、地銀再編への思惑から金融株が買われた。日経平均は4万円の大台を割り込んだが、想定の範囲内との見方が多い。短期的な需給悪化で影響は限定的だろう。むしろ、9日に期限を迎える相互関税の上乗せ分の一時停止期限の猶予期間を前に、トランプ米大統領など米国側から圧力が出てくることも予想されるだけに、株価水準が大きく切り下がる場面では押し目買いのスタンスに向かわせよう。 <CS> 2025/07/01 16:50 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価下落で高値警戒感が後退 *16:35JST 日経VI:低下、株価下落で高値警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は1日、前日比-0.34(低下率1.38%)の24.25と低下した。なお、高値は24.33、安値は23.93。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は昨日までの6日続伸で2090円上昇しており、高値警戒感が強まっていた。こうした中、今日は日経225先物が下落したが、適度なスピード調整の範囲内との見方が多く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/07/01 16:35 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:日銀短観好調による利上げ警戒で大幅反落 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:日銀短観好調による利上げ警戒で大幅反落 7月1日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比17pt安の725pt。なお、高値は739pt、安値は724pt、日中取引高は2492枚。前日30日の米国市場のダウ平均は続伸。通商交渉に楽観的な見通しが強まったほか、トランプ政権の税制案の進展を好感し、寄り付き後、上昇。ナスダックは過去最高値水準での利益確定売りに一時伸び悩む局面もあったが早期利下げ期待を受けた買いも強まり、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、上げ幅を拡大しS&P500種指数、ナスダックは連日で過去最高値を更新し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt安の738ptからスタートした。米株高の影響を受けずに、朝方から売り優勢の展開。今朝発表の日銀短観6月調査では、大企業製造業DIが+13と、コンセンサスの+10を上回ったことで、日銀による利上げ継続が意識され、日本市場全体に売りが波及した。引き続き、5・25日の両移動平均線が上値抵抗として意識されたほか、短期資金の売りも観測され、相場は終日軟調に推移。大幅反落となる725ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリー<4478>やタイミー<215A>などが下落した。 <SK> 2025/07/01 16:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は安値を更新、円買いが下押し *16:27JST 東京為替:ドル・円は安値を更新、円買いが下押し 1日午後の東京市場でドル・円は本日安値を下抜け、一時143円30銭まで値を切り下げた。日経平均株価の大幅安で円買いに振れ、主要通貨は対円で弱含む展開に。一方、欧州中銀(ECB)当局者の発言でユーロはやや売られたが、過度な下げは回避している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円30銭から144円05銭、ユーロ・円は168円91銭から169円71銭、ユーロ・ドルは1.1777ドルから1.1807ドル。 <TY> 2025/07/01 16:27 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:その他製品が下落率トップ *16:14JST 東証業種別ランキング:その他製品が下落率トップ その他製品が下落率トップ。そのほかサービス業、医薬品、精密機器、証券業なども下落。一方、電力・ガス業が上昇率トップ。そのほかその他 金融業、非鉄金属、ゴム製品、倉庫・運輸関連業なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 電力・ガス業 / 509.86 / 2.062. その他金融業 / 1,024.39 / 1.553. 非鉄金属 / 1,793.58 / 1.324. ゴム製品 / 4,476.8 / 0.665. 倉庫・運輸関連業 / 3,972. / 0.416. 石油・石炭製品 / 1,672.07 / 0.227. 空運業 / 233.48 / 0.198. 建設業 / 1,990.45 / 0.109. 情報・通信業 / 6,904.14 / 0.0410. 金属製品 / 1,468.23 / -0.0311. 銀行業 / 385.99 / -0.0912. 食料品 / 2,279.26 / -0.0913. 繊維業 / 778.8 / -0.1314. 機械 / 3,656.66 / -0.1615. ガラス・土石製品 / 1,361.49 / -0.1716. パルプ・紙 / 521.19 / -0.2317. 不動産業 / 2,057.2 / -0.2818. 陸運業 / 2,073.53 / -0.3319. 水産・農林業 / 578.68 / -0.4720. 卸売業 / 3,800.19 / -0.5421. 保険業 / 2,790.18 / -0.5622. 化学工業 / 2,322.33 / -0.7323. 海運業 / 1,769.53 / -0.7424. 鉄鋼 / 649.59 / -0.7525. 小売業 / 2,068.09 / -1.0426. 鉱業 / 591.51 / -1.1627. 輸送用機器 / 4,065.1 / -1.2228. 電気機器 / 5,013.74 / -1.2729. 証券業 / 632.56 / -1.4230. 精密機器 / 10,579.44 / -1.8831. 医薬品 / 3,334.46 / -1.9032. サービス業 / 3,052.17 / -2.0033. その他製品 / 7,553.97 / -2.34 <CS> 2025/07/01 16:14 注目トピックス 市況・概況 7月1日本国債市場:債券先物は139円22銭で取引終了 *15:42JST 7月1日本国債市場:債券先物は139円22銭で取引終了 [今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年9月限寄付139円10銭 高値139円30銭 安値138円92銭 引け139円22銭2年 472回  0.732%5年 178回  0.960%10年 378回  1.388%20年 192回  2.318%1日の債券先物9月限は139円10銭で取引を開始し、139円22銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.72%、10年債は4.21%、30年債は4.76%近辺で推移。債権利回りは低下。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.57%、英国債は4.49%、オーストラリア10年債は4.11%、NZ10年債は4.47%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・16:55 独・6月失業率(予想:6.4%、5月6.3%)・17:00 ユーロ圏・6月製造業PMI改定値(予想:49.4、速報値:49.4)・17:30 英・6月製造業PMI改定値(予想:47.7、速報値:47.7)・18:00 ユーロ圏・6月消費者物価指数(予想:前年比+2.0%、5月+1.9%)・22:45 米・6月製造業PMI改定値(予想:52.0、速報:52.0)・23:00 米・6月ISM製造業景況指数(予想:48.8、5月48.5)・23:00 米・5月JOLTS求人件数(4月:739.1万件)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間 <CS> 2025/07/01 15:42 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比501.06円安の39986.33円 *15:32JST 日経平均大引け:前日比501.06円安の39986.33円 日経平均は前日比501.06円安の39986.33円(同-1.24%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比20.77pt安の2832.07pt(同-0.73%)。 <CS> 2025/07/01 15:32 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利に反応 *15:15JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利に反応 1日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、143円60銭台でのもみ合い。米10年債利回りはやや持ち直し、小幅なドル買いに振れやすい。ユーロ・ドルは午前に続き1.18ドル再浮上を目指す展開だが、ドル買いに押され本日安値圏に値を下げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円43銭から144円05銭、ユーロ・円は169円26銭から169円71銭、ユーロ・ドルは1.1777ドルから1.1807ドル。 <TY> 2025/07/01 15:15 注目トピックス 市況・概況 日経平均は438円安、米経済指標やFRB議長の発言に関心 *14:52JST 日経平均は438円安、米経済指標やFRB議長の発言に関心 日経平均は438円安(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、サービス業、医薬品、精密機器、証券商品先物が値下がり率上位、電気・ガス業、非鉄金属、その他金融業、ゴム製品、倉庫運輸関連が値上がり率上位となっている。日経平均は戻りの鈍い展開となっている。米国では今晩、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、5月の米雇用動態調査(JOLTS)、5月の米建設支出が発表される。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が欧州中央銀行(ECB)主催の「討議に参加する予定。 <SK> 2025/07/01 14:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は失速、米金利の低下で *14:48JST 東京為替:ドル・円は失速、米金利の低下で 1日午後の東京市場でドル・円は143円80銭台まで戻したが、足元は143円60銭台に失速した。米7月利下げ観測で米10年債利回りは低下し、ややドル売りに振れやすい。一方、ユーロ・ドルは1.18ドルを目指す展開だが、利益確定売りが下押し。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円43銭から144円05銭、ユーロ・円は169円26銭から169円71銭、ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1807ドル。 <TY> 2025/07/01 14:48 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価下落で高値警戒感が後退 *14:06JST 日経平均VIは低下、株価下落で高値警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.55(低下率2.24%)の24.04と低下している。なお、今日ここまでの高値は24.31、安値は23.99。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物は昨日までの6日続伸で2090円上昇しており、高値警戒感が強まっていた。こうした中、今日は日経225先物が下落しているが、適度なスピード調整の範囲内との見方が多く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2025/07/01 14:06 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、日本株安で円売り後退 *13:56JST 東京為替:ドル・円は変わらず、日本株安で円売り後退 1日午後の東京市場でドル・円は143円80銭台と、ほぼ変わらずの値動き。日経平均株価は後場下げ渋る展開も、日本株安の継続で円売りは後退。一方、時間外取引の米株式先物はマイナスで推移しており、今晩の株安を警戒され円売りは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円43銭から144円05銭、ユーロ・円は169円26銭から169円71銭、ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1807ドル。 <TY> 2025/07/01 13:56 注目トピックス 市況・概況 日経平均は338円安、40000円を下値支持線として意識 *13:53JST 日経平均は338円安、40000円を下値支持線として意識 日経平均は338円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、サービス業、医薬品、精密機器、証券商品先物が値下がり率上位、電気・ガス業、非鉄金属、その他金融業、ゴム製品、倉庫運輸関連が値上がり率上位となっている。日経平均はやや下げ渋っている。前場の日経平均が下落したもの4万円近辺で下げ止まる動きとなったことから、株価の下値は堅いとの見方がある。 <SK> 2025/07/01 13:53 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:伸び悩みか、足元の堅調地合いで調整 *13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、足元の堅調地合いで調整 (13時30分現在)S&P500先物      6,246.25(-7.50)ナスダック100先物  22,868.25(-25.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は40ドル安。米長期金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。6月30日の主要3指数は堅調。終盤の上げ幅拡大でナスダックは6日連続、S&Pは3日連続のプラス、3日続伸のダウは275ドル高の44094ドルと2月20日以来の44000ドル台に回復した。カナダとの関係改善を受け、主要貿易相手国との交渉が進展するとの期待感が広がり、買いが入りやすい地合いに。また、銀行のストレステスト通過により大手金融が買われ、相場を牽引。さらに長期金利の低下でハイテクが選好度合いを増し、指数に寄与した。本日は伸び悩みか。各国との貿易協議の前進や法的な課題の解消に向けトランプ政権の高関税政策に対する懸念は和らぎ、前日に続き買いが入りやすい展開となりそうだ。今晩発表のISM製造業景況感指数やJOLTS求人件数は前回から悪化が予想され、連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ観測が広がり、買いを後押しする見通し。ただ、トランプ政権はイランとの核開発関連協議が進まず、足元の株高による利益確定や調整の売りが一段の上昇を抑えるとみる。 <TY> 2025/07/01 13:44 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、ユーロ・ドルは底堅い *13:36JST 東京為替:ドル・円は小動き、ユーロ・ドルは底堅い 1日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、143円80銭台でのもみ合い。ドル売りは一服し、値を戻す展開。一方、ユーロ・ドルは2021年9月以来4年弱ぶりに1.08ドル台に一時回復。その後は下押しされたものの、再び大台を目指している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円43銭から144円05銭、ユーロ・円は169円26銭から169円71銭、ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1807ドル。 <TY> 2025/07/01 13:36 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、ドルの買戻し継続 *13:17JST 東京為替:ドル・円は底堅い、ドルの買戻し継続 1日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、143円80銭台を維持する。143円台はドルに買戻しが入りやすく、下値の堅さが目立つ。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ観測でドルは積極的に買いづらく、ユーロ・ドルは値を戻す展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円43銭から144円05銭、ユーロ・円は169円26銭から169円71銭、ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1807ドル。 <TY> 2025/07/01 13:17 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~短期的な過熱感を警戒した売り優勢 *12:38JST 後場に注目すべき3つのポイント~短期的な過熱感を警戒した売り優勢 7月1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は反落、短期的な過熱感を警戒した売り優勢・ドル・円は下げ渋り、ドル売り一服で・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■日経平均は反落、短期的な過熱感を警戒した売り優勢日経平均は反落。405.78円安の40081.61円(出来高概算8億3717万株)で前場の取引を終えている。前日6月30日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は275.50ドル高の44094.77ドル、ナスダックは96.27ポイント高の20369.73で取引を終了した。通商交渉に楽観的な見通しが強まったほか、トランプ政権の税制案の進展を好感。ナスダックは過去最高値水準での利益確定売りに一時伸び悩む局面もあったが早期利下げ期待を受けた買いも強まり、相場は終日底堅く推移した。終盤にかけて、上げ幅を拡大しS&P500種指数、ナスダックは連日で過去最高値を更新して終了した。米株市場を横目に、7月1日の日経平均は146.75円安の40340.64円と6日ぶり反落して取引を開始。朝方に下げ幅を広げると、その後は安値圏でもみ合う展開となった。日経平均は昨日までの5日続伸で2100円あまり上昇したことから、目先高値警戒感が意識された。また、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅な上げにとどまったことが東京市場でも半導体関連株の買い手控え要因となった。さらに、日米の関税交渉が難航していることも投資家心理に影を落とした。個別では、レーザーテック<6920>や東エレク<8035>などの一部の半導体関連株が軟調に推移。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株のほか、ファーストリテ<9983>、トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>、サンリオ<8136>、任天堂<7974>、日立<6501>などが下落した。ほか、調査報告書受領や決算訂正を発表したACCESS<4813>が急落、いちごグリーン<9282>、スター・マイカ・ホールディングス<2975>、瑞光<6279>などが値下がり率上位となった。一方、川崎重工業<7012>や三菱重工業<7011>、IHI<7013>などの防衛関連の一角が堅調に推移した。また、ソフトバンクグループ<9984>、フジクラ<5803>、東京電力HD<9501>、古河電工<5801>、三菱電機<6503>などが上昇した。また、業績上方修正に加えて増配や自社株買いも発表した象印マホービン<7965>が急騰、東洋エンジニアリング<6330>、芝浦機械<6104>などが値上がり率上位となった。業種別では、医薬品、証券・商品先物取引業、サービス業などが値下がり率上位、非鉄金属、電気・ガス業、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。後場の日経平均もマイナス圏で推移も下値は堅い展開が続きそうだ。目先高値警戒感から利食い売りやポジション調整の売りが継続する可能性があるが、日経平均が節目と見られていた4万円を先週末に上抜けた後、昨日も上伸しており相場の腰は強いとの見方もある。海外市場で米長期金利が低下したことが安心感となろう。ただ、トランプ米大統領が米国産コメの輸入に消極的だと発言する中、日本に新たな関税水準を賦課する構えを見せているため、今後の動向については注視しておきたいところか。■ドル・円は下げ渋り、ドル売り一服で1日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、144円05銭から143円43銭まで下落後は小幅に戻した。米連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ観測でドル売りに振れやすいものの、値ごろ感からドルに買戻しが入り、売り一服後は底堅さが目立っている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円43銭から144円05銭、ユーロ・円は169円26銭から169円71銭、ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1807ドル。■後場のチェック銘柄・インフォメティス<281A>フジタコーポレーション<3370>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035>■経済指標・要人発言【経済指標】・日銀短観6月調査:+13(予想:大企業製造業DI:+10、前回:+12)・日銀短観6月調査:+34(予想:大企業非製造業DI:+34、前回:+35)・中・6月財新製造業PMI:50.4(予想:49.3、5月:48.3)【要人発言】・シムクス・リトアニア中央銀行総裁「7月利下げ休止、確率は非常に高い」「9月にまでに必要な全ての情報が手に入るかどうかは分からない」「次回利下げ、どちらかと言えば年末寄りになりそうだ」<国内>・特になし<海外>・特になし <CS> 2025/07/01 12:38 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売り一服で *12:16JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売り一服で 1日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、144円05銭から143円43銭まで下落後は小幅に戻した。米連邦準備制度理事会(FRB)の7月利下げ観測でドル売りに振れやすいものの、値ごろ感からドルに買戻しが入り、売り一服後は底堅さが目立っている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円43銭から144円05銭、ユーロ・円は169円26銭から169円71銭、ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1807ドル。【経済指標】・日銀短観6月調査:+13(予想:大企業製造業DI:+10、前回:+12)・日銀短観6月調査:+34(予想:大企業非製造業DI:+34、前回:+35)・中・6月財新製造業PMI:50.4(予想:49.3、5月:48.3)【要人発言】・シムクス・リトアニア中央銀行総裁「7月利下げ休止、確率は非常に高い」「9月にまでに必要な全ての情報が手に入るかどうかは分からない」「次回利下げ、どちらかと言えば年末寄りになりそうだ」 <TY> 2025/07/01 12:16 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):象印マホービン、洋エンジ、アイリッジなど *11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):象印マホービン、洋エンジ、アイリッジなど 東京電力HD<9501>:498.1円(+18円)大幅続伸。2027年度にもデータセンター事業に本格参入すると報じられている。排熱を有効活用する独自の省エネ技術を開発し、空調などの消費電力を従来の4分の1に抑えるようだ。柏崎刈羽原発の再稼働が遅れている状況下、新たな収益の柱に育てていく方針とされている。AIの普及でデータセンター需要が急拡大している中、収益寄与への期待感が先行する形になっている。洋エンジ<6330>:865円(+86円)大幅続伸。海洋研究開発機構は26年1月に、南鳥島沖でレアアース試験掘削を始めると報じられている。地球深部探査船「ちきゅう」を使い、海面下5500mにあるレアアースを含む泥を回収するようだ。成功すれば世界初となるとされている。同社では、資源開発技術、サブシー技術を活用して、海底6000mからレアアース泥を回収するシステムの技術開発に携わっていることから、関連銘柄の一角として思惑視される状況のようだ。しまむら<8227>:10700円(+580円)大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は153億円で前年同期比5.0%増となり、会社計画線のもようだが、市場予想は5億円程度上回ったとみられている。通期予想の607億円、前期比2.4%増は据え置いている。PB商品の拡大やASEANシフトなどが奏効し、粗利益率の改善が市場の想定以上に進んだもよう。コンセンサス水準の切り上がりが期待される状況とみられる。象印マホービン<7965>:1637円(+300円)ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は48.7億円で前年同期比11.4%増となり、第1四半期減益決算から増益に転換。通期予想は従来の57.5億円から70億円、前期比17.5%増に上方修正している。IH炊飯ジャーや加湿器などが好調に推移し、価格改定効果なども寄与したもよう。年間配当金も従来計画の40円から64円に引き上げ。発行済み株式数の4.42%に当たる290万株、34億円上限の自社株買い実施も発表。日本コンセプト<9386>:2731円 カ -ストップ高買い気配。MBOの実施を発表している。国内投資会社であるJ-STAR系のMが全株取得を目指してTOBを実施する。TOB価格は3060円で、前日終値に対して37.2%のプレミアムとなっている。TOB期間は7月1日から8月13日まで。同社ではTOBに対して賛同する意見を表明するとともに、株主への応募を推奨としている。TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。アイリッジ<3917>:528円(+33円)急騰。30日の取引終了後に、連結子会社の譲渡による特別利益の計上見込み及び通期連結業績予想を修正したことを発表し、好材料視されている。連結子会社であるフィノバレーの株式譲渡に関して、TISとの株式譲渡契約を締結した。今回の株式譲渡実行に伴い、26年3月期第2四半期において約9億円の関係株式売却益(特別利益)を計上する見込みとしている。これに伴い当初未定としていた親会社株主に帰属する当期純利益も8億円に修正した。地域新聞社<2164>:434円(+11円)続伸。30日の取引終了後に、新たな成長戦略「ストラテジック・プラン」の一環として、生成AIと独自の読者データを活用した「ペルソナデータベース」構築を本格化することを発表し、好材料視されている。同社が展開する多様な読者コミュニティを基盤に、ターゲットを明確に絞った効果的な次世代マーケティングを目指すもので、このデータは、離乳食、写真館、ランドセル、習い事、就職、旅行、不動産といった、人生のステージごとに必要とされるサービスや商品のプロモーションに活用可能としている。Schoo<264A>:759円(+21円)反発。30日の取引終了後に、取得し得る株式の総数18.6万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.5%)、または取得価額の総額1.5億円を上限として、自社株買いを実施すると発表し、好感されている。取得期間は25年7月1日~26年9月30日。自社株買いを実施する理由は、株主還元の一層の充実と、資本効率の向上を目指し、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行するためとしている。 <ST> 2025/07/01 11:37 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は143円台半ば近辺で下げ渋る *11:13JST 東京為替:ドル・円は143円台半ば近辺で下げ渋る 7月1日午前の東京市場で米ドル・円は143円70銭台で推移。144円08銭から143円44銭まで値下がり。ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1807ドルまで反発。ユーロ・円は下げ渋り。169円78銭から169円29銭まで下落。 <MK> 2025/07/01 11:13 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ポジション調整的なドル売りで上値は重いまま *10:08JST 東京為替:ポジション調整的なドル売りで上値は重いまま 7月1日午前の東京市場で米ドル・円は143円60銭台で推移。144円08銭から143円61銭まで値下がり。ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1795ドルまで反発。ユーロ・円は下げ渋り。169円78銭から169円33銭まで下落。 <MK> 2025/07/01 10:08 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:象印マホービンやスカラに注目 *09:14JST 個別銘柄戦略:象印マホービンやスカラに注目 昨日6月30日の米株式市場でNYダウは275.50ドル高の44,094.77、ナスダック総合指数は96.27pt高の20,369.73、シカゴ日経225先物は大阪日中比145円安の40,295円。為替は1ドル=144.00-10円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が22.7%増となったピックルスHD<2935>、第1四半期営業利益が5.0%増となったしまむら<8227>、上期営業利益が39.9%増となったスター・マイカ・ホールディングス<2975>、25年6月期業績予想を上方修正したスカラ<4845>、25年11月期業績予想を上方修正し発行済株式数の4.42%上限の自社株買いも発表した象印マホービン<7965>、発行済株式数の0.89%上限の自社株買い・消却を発表したラインヤフー<4689>、1株を2株に分割すると発表したトランザク<7818>、MBOを行い1株3060円でTOB(公開買付け)を実施すると発表した日本コンセプト<9386>、東証スタンダードでは、上期営業利益が0.91億円と第1四半期の0.20億円の赤字から黒字に転じたと発表したテクノアルファ<3089>、新たな事業として暗号資産の戦略的備蓄・運用を開始すると発表したサイバーS<3810>、イタリア発のラグジュアリーストリートウェアブランド「Off-White」ならびに「Palm Angels」の日本国内における独占販売代理店契約を締結すると発表したスターシーズ<3083>、販促機能搭載の室内業務用清掃ロボットがローソンへ1号機が導入されたと発表した倉元<5216>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が6.8%減となったアダストリア<2685>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/07/01 09:14 注目トピックス 市況・概況 日経平均は263円安、寄り後は下げ幅拡大 *09:11JST 日経平均は263円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は263円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの5日続伸で2,100円あまり上昇したことから、目先高値警戒感が意識された。また、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅な上げにとどまったことが東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となった。さらに、日米の関税交渉が難航していることも投資家心理に影を落とした。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、海外市場で米長期金利が低下したことが安心感となった。さらに、日経平均が節目と見られていた4万円を先週末に上抜けた後、昨日も上伸したことから、相場の腰は強いとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。 <SK> 2025/07/01 09:11 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は143円62銭まで弱含み *09:11JST 東京為替:ドル・円は143円62銭まで弱含み 7月1日午前の東京市場で米ドル・円は143円60銭台で推移。144円08銭から143円62銭まで値下がり。ユーロ・ドルは1.1778ドルから1.1791ドルまで反発。ユーロ・円は下げ渋り。169円78銭から169円33銭まで下落。 <MK> 2025/07/01 09:11 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~過熱を冷ますなかでTOPIX型へのシフトも~ *08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~過熱を冷ますなかでTOPIX型へのシフトも~ 7月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■過熱を冷ますなかでTOPIX型へのシフトも■しまむら、1Q営業利益 5.0%増 153億円■前場の注目材料:三菱ケミカルG、エンプラ強化、ベルギー・タイで工場増設■過熱を冷ますなかでTOPIX型へのシフトも1日の日本株市場は、直近の上昇で過熱感が警戒されやすく、やや利食い優勢の相場展開になりそうだ。6月30日の米国市場はNYダウが275ドル高、ナスダックは96ポイント高となり、NYダウは4カ月ぶりの高値水準、ナスダックは連日で最高値を更新した。通商交渉に楽観的な見通しが強まったほか、トランプ政権による税制案の進展を好感した買いが優勢となった。シカゴ日経225先物は大阪比145円安の40295円。円相場は1ドル=143円90銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。昨日の日経225先物は40870円まで急伸した後に40350円まで上げ幅を縮め、ナイトセッションでは一時40230円まで売られる場面がみられた。過熱感が警戒されやすく、戻りの局面では利益確定の売りが入りやすいだろう。日経平均株価は一時40852.54円まで買われ、ボリンジャーバンドの+3σ(40662円)を突破する場面もあった。その後は引けにかけて40322.54円まで上げ幅を縮めてきたことで、積極的な上値追いを慎重にさせる可能性がある。もっとも、+2σ(39901円)が支持線として意識されやすく、年初来高値を更新するなかで需給状況も良好なため、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。短期的な過熱感が警戒されるなか、過熱を冷ます調整を交えたいところである。配当再投資に伴う需給要因は一巡した感もあり、上値の重さが意識される可能性はありそうだが、海外勢による買い越し基調が続いていることもあり、過熱感からの短期的な売り仕掛けの動きは避けておきたい。物色はハイテク株が引き続き注目されるが、昨日のNT倍率(日経平均株価÷TOPIX)は一時14.25倍まで上昇した後に、14.19倍まで上げ幅を縮めていた。6月はハイテク株が日経平均株価を押し上げる形となり、6月2日の13.48倍から上昇が続いていた。相対的に内需系の出遅れ感が意識されてくる可能性もあるため、過熱を冷ます局面において、TOPIX型へのリバランスの動きに向かう展開も想定しておきたいところだろう。■しまむら、1Q営業利益 5.0%増 153億円しまむら<8227>が発表した2026年2月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比2.4%増の1683億6900万円、営業利益は同5%増の153億1100万円だった。PBでは、累計販売枚数1億1500万枚を達成した「FIBER DRY(ファイバードライ)」が堅調に推移。26年2月期の連結業績は、売上高が前期比4.1%増の6926億4000万円、営業利益は同2.4%増の606億9000万円とする期首計画を据え置いている。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(40487.39、+336.60)・NYダウは上昇(44094.77、+275.50)・ナスダック総合指数は上昇(20369.73、+96.27)・SOX指数は上昇(5546.54、+1.56)・米長期金利は低下・三菱ケミカルG<4188>エンプラ強化、ベルギー・タイで工場増設・ホンダ<7267>次世代FC工場先送り、生産能力も下方修正・SREHD<2980>早稲田大学・テムザックなどと、国産人型ロボ開発加速で新団体・三井物産<8031>チリ車リース会社完全子会社化、中南米事業拡大・野村総研<4307>デンソーなど6社で、車解体・再利用で新組織、ロボ・AI活用で精緻に・日産自<7201>欧に「キャシュカイ」投入、e-POWER搭載、航続距離1200km・オートバックス<9832>オートバックスフィナンシャルサービス、レンタカー拡充、一般向け展開・DMG森精機<6141>ソフト開発基盤の導入支援、製造現場DX推進・三菱重工<7011>シンガポールの空港内無人交通を改修・リックス<7525>ボッシュ東松山工場にロボ用“やわらか指”納入・カナデビア<7004>フィリピンでゴミ焼却発電、大統領と意見交換・やまびこ<6250>自動追従型の廉価ロボ台車、製造業向け開発・IHI<7013>米GEベルノバと、兵庫でアンモニア専焼試験、ガスタービン開発・九州電力<9508>パワーエックスと資本業務提携・CYBERDYNE<7779>台湾大学・筑波大学と連携・大和コンピューター<3816>病害虫のコナジラミを誘引・駆除、農薬使わずLED活用・東京ガス<9531>DC2年で完工、熱電併給利用し大幅短縮・積水化学<4204>iPS培養プレート受注開始、独自塗工で性能安定・旭化成<3407>ヘルスケア攻勢、M&A・販売権取得で売上高1兆円・アミタHD<2195>三井住友系などと、資源循環型への転換支援、製造業向け☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 日銀短観6月調査(予想:大企業製造業DI:+10、前回:+12)・08:50 日銀短観6月調査(予想:大企業非製造業DI:+34、前回:+35)<海外>・10:45 中・6月財新製造業PMI(予想:49.3、5月:48.3) <ST> 2025/07/01 08:53 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いは抑制される可能性が高い *08:12JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いは抑制される可能性が高い ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州中央銀行(ECB)による利下げ終了が引き続き意識されており、インフレ関連指標が市場予想と一致した場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いは抑制される可能性が高い。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・中東情勢の改善・ECBの金融緩和サイクルは終了との見方・欧州諸国の財政拡大計画 <CS> 2025/07/01 08:12 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利低下で米ドル買いは抑制される可能性も *08:09JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利低下で米ドル買いは抑制される可能性も 6月30日のドル・円は、東京市場では144円76銭から143円78銭まで反落。欧米市場では144円51銭まで反発したが、143円96銭まで反落し、144円00銭で取引終了。本日7月1日のドル・円は主に144円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の低下を受けて米ドル買い・円売りは抑制される可能性がある。報道によると、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は6月30日に行われた講演で「新型コロナウイルスによるパンデミック後の数年間で世界情勢が根本的に変化し、企業は新たな不確実性と供給に対する衝撃に対応できるよう迅速に価格を変更するようになった」、「今後は不確実性が一段と高まる」と述べた。ラガルド総裁はまた、「インフレ率を目標水準近辺に維持するために一段と強力な行動を取る必要がある」との見方も伝えた。ECBは2%前後のインフレ率が数年間続くと予想しているが、市場参加者の間からは「インフレ見通しに影響を与える要因が予期せぬタイミングで追加されるリスクは除去されていないため、ユーロ圏の中長期的なインフレ見通しは不透明」との声が聞かれている。 <CS> 2025/07/01 08:09

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