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注目トピックス 日本株
シナネンHD Research Memo(5):創業100周年を視野に長期経営構想で策定
■中期経営計画1. 長期経営構想エネルギー産業、とりわけシナネンホールディングス<8132>が主力とする石油・ガス事業は、ここまで指摘してきたように厳しい環境にある。そして同社もまた、世界的な脱炭素やSDGsへの意識の高まり、気候変動への対応などから、総合エネルギーサービス企業グループとして責任ある対応が求められている。当然ながら同社も囲まれた状況を十分理解しており、2027年の創業100周年に向けて、「人財」と既存事業という経営基盤を強化し、新規事業を深耕し、持続的成長と企業価値向上を目指すとしている。なお、長期経営構想は第一次から第三次の中期経営計画として実行計画に落とし込まれている。第一次中期経営計画(2018年3月期~2020年3月期)で事業の選択と集中、資本の効率化に着手、第二次中期経営計画(2021年3月期−2023年3月期)では、創業100周年や第三次中期経営計画に向けたマイルストーンとして、選択と集中及び資本効率化によって収益性を強化し事業基盤を整備、第三次中期経営計画(2024年3月期−2026年3月期)ではさらなる飛躍・躍進を目指して成長、2027年の創業100周年を迎えるというシナリオになっている。第二次中期経営計画は創業100周年へ向けての基礎固め2. 第二次中期経営計画2020年4月にスタートした第二次中期経営計画は、第三次中期経営計画でさらに躍進するための、また、創業100周年に持続的な成長を続ける組織となるための基礎固めという位置づけである。そのため、スローガンとして「Challenging New Worlds with Big Sky-thinking~大胆な発想で新しい世界への挑戦」を掲げ、資本効率の改善、持続的成長を実現する投資、社員の考え方・慣習・行動様式の変革という3つの定性目標を設定した。具体的には、資本効率の改善では、既存事業の利益率の向上策に加え、低効率資産の活用・売却や事業の選択と集中を強力に推進する。持続的成長を実現する投資の実行では、M&Aによる既存事業の収益基盤強化、関東での建物維持管理事業のM&A、国内外での再生可能エネルギーの推進、シェアサイクル事業など優先実行すべき新規事業開発の明確化を進める。さらに、競争力の維持・強化のためDXを推進し、環境変化に対応した高度な基幹システムの構築やLPWA※などITを駆使した業務の効率化を目指す。社員の考え方・慣習・行動様式の変革では、職を楽しむ働き方改革、適材適所の人材配置、自由闊達な社内風土の醸成、アントレプレナーシップ(起業家精神)を持った多様な社員の育成によって、予測不能な時代にも対応できる企業風土・企業体質への改善を目指すとした。※LPWA(Low Power Wide Area):省電力かつ広域対応の通信技術で、IoTの代表例。LPガスのメーターに応用することで、リアルタイムの自動検針が可能となる。このため、検針や配送作業などのコスト削減や新たなサービスの創出などが期待されている。一方、定性目標に対して定量目標は、持続的に「ROE6.0%以上」を生み出す事業構造の確立というだけで、やや控え目であいまいな表現になっている。理由は、第二次中期経営計画が、創業100周年を臨む第三次中期経営計画においてさらなるROE向上や成長性の確保するためのマイルストーン(中間達成目標)として位置付けられている、つまり、収益や成長の基盤を構築する先行投資的な期間になるためだと思われる。但し、セグメント別の収益改善や成長性確保に向けての施策や投資は、以下のように具体的かつ明確である。中期成長をけん引する新規事業3. 第二次中期経営計画のセグメント別施策BtoC事業では、M&Aによるシェア拡大や新規商材による顧客深耕によって経営基盤を強化する戦略である。石油・ガス事業では、営業権の買収やガス事業者のM&Aなどにより顧客基盤を拡大・強化、自社営業により直販顧客の獲得も進める。また、物流アライアンスやLPWAなどを活用して業務の効率化も行う。電力事業では、ガス・灯油とのセット販売や登録店・取次店方式・パートナーなどを活用し、「ミライフでんき」の拡販を推進する。住まいと暮らしその他の新規事業では、水回りリフォーム専門店やアフターFIT商品※の拡充による顧客層の拡大、顧客管理システムを利用した効果的な営業の仕組みづくり、石油からガス、電気、住まいと暮らしまでのワンストップサービスの確立、空き家管理サービスなど不動産関連サービスの拡充などを進める方針である。※アフターFIT商品:FIT(Feed-in Tariff)とは、太陽光など再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定価格で一定期間買い取る固定価格買取制度のこと。アフターFITとは買取期間終了後の課題を指し、現在は買い取りの新制度化や自家消費としての有効利用などが課題解消の候補。いずれにしろ、同社にとっては蓄電池やメンテナンスなど新たな需要が期待される。BtoB事業は、既存事業の安定的な成長に加え、新規事業の開発でより高い収益を目指す戦略である。石油事業では、物流機能の強化、グループ会社と連携した拠点の開発・整備に加え、好採算の川下分野の軽油販売や灯油宅配でホームセンターなどと協働することにより収益力の向上を図る。電力事業では、取次店開拓のほか、法人向け低CO2電力など環境配慮型料金メニューの拡充や、太陽光発電関連のメンテナンス事業で製販一体化した新商材・新販路の開発を進める。新規事業では、アジアを中心とした風力など再生可能エネルギー事業への投資、国内外での新型マイクロ風車関連事業の開発促進を推進する。非エネルギー及び海外事業では、個々の事業環境や特性に応じた成長戦略を展開する方針である。建物維持管理事業では、事業エリアの関東全域への拡大と設備工事・保守事業への展開に加え、集合住宅メンテナンスのワンストップサービス推進を図っていく。自転車事業では、プライベートブランド開発による顧客開拓と収益力強化に加え、「ダイシャリン」店舗の構造改革も図る。シェアサイクル事業では、ステーションの設置エリアを限定することによる運営の効率化や、自治体・コンビニ・不動産会社などとの連携を推進する。環境・リサイクル事業では、木質チップ工場の安定稼働と効率化による収益安定化、新商材や新たなバイオマス燃料事業の開発を図る。抗菌事業では、抗菌・消臭の総合ソリューション事業への進化を目指す一方、鉛吸着剤など新規事業開発も進める。システム事業では、機能強化やサービス拡大による顧客獲得とIoTを活用した新規事業開発を推進する。こうしたなかで、創業100周年へ向けて中期成長をけん引することが期待される注目事業がいくつかある。韓国再生可能エネルギー事業と新型マイクロ風車関連事業、シェアサイクル事業で、詳しくは後述するが、2020年3月期~2021年3月期に着実な進展があった。その他にも、非エネルギー分野では、リフォーム事業の領域を拡大した水回りリフォーム専門店の展開を進めている。今後はエネルギー店と複合化し、関東エリアで20店、リフォーム事業の売上高40億円を目指す。販売店へのゆるやかなフランチャイズ展開も検討している。また、2020年には、東京都港区の旧本社ビルを活用し、シェアオフィス「seesaw」をスタートした。単なるシェアオフィスというだけでなく、新規事業創出のシーズを発掘するという目的もあるため、スタートアップ企業の支援もしていく計画である。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<AS>
2021/09/02 15:05
注目トピックス 日本株
SBSホールディングス---女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定を取得
SBSホールディングス<2384>は1日、厚生労働大臣より「えるぼし(3段階目)」の認定を取得したことを発表。「えるぼし」は、女性活躍推進法に基づき、一定の基準を満たし、女性活躍推進に関する状況等が優良な企業を認定する制度で、同社グループでは出産・育児などのライフイベントと仕事の両立を行うための環境整備、風土の醸成、在宅勤務制度、フレックスタイム制度など、働き方の自由度の向上、女性が活躍しやすい環境づくり、高い専門性と能力を持つ女性リーダーに組織やプロジェクトを推進する機会を提供し、女性管理職登用促進へと繋げるといった取り組みが評価された。同社は今後も、すべての従業員が働きがいを感じ活躍することができる職場環境づくりを推進していくとしている。
<ST>
2021/09/02 15:04
みんかぶニュース 市況・概況
ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日ぶり反落、三ッ星が一時S安
2日大引けの日経ジャスダック平均は前日比2.13円安の3992.66円と4日ぶり反落。値上がり銘柄数は241、値下がり銘柄数は348となった。
個別では三ッ星<5820>が一時ストップ安と急落した。ウチダエスコ<4699>、ソフィアホールディングス<6942>、初穂商事<7425>、ワークマン<7564>、ピープル<7865>など7銘柄は年初来安値を更新。CAICA<2315>、ネクスグループ<6634>、プロルート丸光<8256>、REXT<7697>、協和日成<1981>は値下がり率上位に売られた。
一方、フジプレアム<4237>、トミタ電機<6898>がストップ高。ヴィレッジヴァンガードコーポレーション<2769>、JFLAホールディングス<3069>、東映アニメーション<4816>、三ッ星<5820>、フロイント産業<6312>など10銘柄は年初来高値を更新。レカム<3323>、太洋物産<9941>、メディシノバ・インク<4875>、シキノハイテック<6614>、ユビテック<6662>は値上がり率上位に買われた。
株探ニュース
2021/09/02 15:04
注目トピックス 日本株
シナネンHD Research Memo(4):ビジネスや消費者の暮らしに幅広く貢献
■事業内容5. 非エネルギー及び海外事業シナネンホールディングス<8132>はエネルギー以外にも、ビジネスや人々の生活を豊かにする事業を多角的に展開している。(1) 自転車事業シナネンサイクル(株)が展開している。国内トップクラスの自転車輸入商社として、安価で高品質な自転車や「DAHON」など海外有名ブランドの自転車を輸入販売しているほか、法人向けにOEM自転車の開発も行っている。また、卸売ばかりでなく小売にも進出しており、サイクルプラザ「ダイシャリン」は関東・東北に36店舗(2021年6月末現在)を有している。(2) シェアサイクル事業シナネンモビリティPLUS(株)が運営している。ソフトバンクグループ<9984>のOpen Street(株)が提供するシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を活用し、首都圏を中心に自治体やコンビニエンスストアと提携、シェアサイクル「ダイチャリ」を展開している。後述するように、ステーション数や自転車保有台数で国内トップクラスの運営実績を誇るなど、急進展している事業である。(3) 環境・リサイクル事業シナネンエコワーク(株)が事業運営している。千葉市と埼玉県白岡市にリサイクルセンターを有し、廃木材(木くず)から発電用や建材用の木質チップをリサイクル製造しているほか、廃プラスチックや紙くずなどからRPF※を供給している。※RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel):リサイクルが難しい古紙や廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料。(4) 抗菌事業(株)シナネンゼオミックが展開している。世界初の銀系無機抗菌剤「ゼオミック」のほか、消臭・吸着剤「ダッシュライト」、ハイブリッド防カビ剤「エッセンガード」などを製造販売している。優れた抗菌効果や高い安全性、樹脂・繊維・塗料など用途の幅広さといった特徴から、日用品メーカー、繊維製品メーカーなど国内外のビッグビジネスからも高い評価を得ている。無機系抗菌剤では業界2位。コロナ禍の影響で、2021年3月期以降、需要が急増している。(5) システム事業(株)ミノスが運営している。LPガスに欠かせない基幹業務システムや口座振替収納代行サービス、集中監視システムなどを開発、外販も行っている。電力自由化に対応してクラウド型の「電力CIS(顧客情報管理システム)」の提供も開始した。(6) 建物維持管理事業タカラビルメン(株)を中心に、建物の維持・管理・運営から清掃、警備、各種工事までを行っている。オフィスビル・工場・病院・ショッピングセンターなど、建物用途に合わせた幅広いサービスをワンストップで提供している。病院運営サービス、斎場運営サービスといったファシリティマネジメントの分野に強みを持ち、直近は、新型コロナウイルス感染症の消毒清掃で注目を集めている。ほかに、(株)インデスがアパート・マンションの管理人派遣、清掃、設備メンテナンスから原状回復工事に至るサービスを展開している。全国をネットワークする販売網と販売店の信頼に強み6. 同社の強みとチャンスこのように同社は、3つの事業を展開することで収益力の向上と収益源の多角化を進めている。いずれの事業も改善余地は大きいものの、成熟した業界環境を考えると容易に達成できるとも言いづらい。しかし、同社が自社の強みを生かし正しい戦略を展開すれば、遠からず収益向上や多角化に目途を立てることは可能と考える。その同社の強みは、LPガス充填基地やオイルスクエア、販売店のネットワークにある。同社のLPガス充填基地やオイルスクエアは全国にあるため、販売店からのリーチが短くサービスも厚くでき、そのため販売店との結びつきは強くなり、販売店から同社への信頼も厚くなるという構図になっている。また、強みと言うよりチャンスというべきかもしれないが、LPガスの販売店は全国に2万社あり、近年、経営者の高齢化などにより集約化が進み始めている。同社は、こうした販売店の営業権を買収することも戦略の1つとしており、消費者との直接的な接点を増やすことでエネルギー事業のシェアを拡大する考えである。現状、同社のエネルギー事業は、石油事業もLPガス事業も利益額が大きく、安定的な利益を出すことができる。こうした状況下で、強みを活かし、次に述べる戦略を着実に展開することができれば、石油事業の収益改善、及び石油依存からの脱却と新たな成長を、同時に進めることができると考える。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<AS>
2021/09/02 15:04
みんかぶニュース 為替・FX
債券:先物、後場終値は前営業日比1銭高の152円06銭
債券市場で、先物9月限の後場は前営業日比1銭高の152円06銭で引けた。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・2日>(大引け)=泉州電、ポート、コメ兵HDなど
泉州電業<9824.T>=後場動意、年初来高値を更新。同社はきょう午後2時頃に、21年10月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前期比34.4%増の42億円(従来予想は38億5000万円)に引き上げた。売上高の見通しも同19.8%増の890億円(従来予想は869億円)に上方修正。半導体製造装置向け需要の増大や自動車・工作機械向け需要の回復、銅価格の上昇に伴う建設・電販向け需要の売り上げ増加などを主な要因として挙げている。
ポート<7047.T>=3日続伸、上値指向強める。1日の取引終了後、コロナ禍で市場が急拡大しているフードデリバリー業界の自転車配達員向け労災保険サービスを開始したと発表しており、これが好感されている。業務提携先の一人親方労災保険組合と連携して、フードデリバリーの自転車・原付配達員が労災保険に特別加入できる「自転車・原付配達員特別加入部会」を設立し、受付を開始した。既に100人以上の申し込みがあり、今後の認知拡大に応じて組合員数も伸びる見込みとしている。
コメ兵ホールディングス<2780.T>=大幅高で3年ぶり高値圏突入。1600円近辺のもみ合いを一気に上放れた。名古屋を本拠に宝石、貴金属、ブランド品などのリユースを手掛けており、業界トップの実力を誇る。ここ中古車ブームと同様に、ロレックスなど中古の高級時計に対するニーズが高まり価格が高騰している。同社の収益環境に追い風材料となっている。業績は22年3月期は増収効果を映し、営業利益が前期比3.7倍の21億9000万円と高変化を見込む。
日本金銭機械<6418.T>=急動意。2024年度上期から流通する新1万円札の印刷が1日から始まったと複数メディアで報じており、これを受けて貨幣処理機メーカー大手の同社に入れ替え需要などを期待する買いが向かっているようだ。新1万円札は渋沢栄一の肖像画が印刷され、偽造防止のために最先端の技術を用いたホログラムなどが使われているという。
KeePer技研<6036.T>=5日続伸。1日の取引終了後、キーパーラボ運営事業の月次動向を発表。8月の既存店売上高は前年同月比1.8%増だった。2ケタ増収を続けていた前月から伸び率は鈍化したものの、今年の8月は全く雨が降らなかった昨年の8月とは正反対に、西日本を中心に記録的な大雨が続いており、このなかで前年同月比プラスを確保したことが好感されているようだ。
データセクション<3905.T>=続急伸。ここ、人工知能(AI)関連に位置づけられる銘柄に動意含みのものが増えているが、AI分野を深耕する同社は同関連株のなかでも400円近辺の値ごろ感が魅力で投資資金を誘導している。ビッグデータ分析に強みを持ち、法人向けマーケティング支援ツールを手掛けるほかシステム開発やコンサルティング事業でも実績が高い。デジタル庁発足に伴う行政のデジタルシフトに加え、海外でもデジタルトランスフォーメーション(DX)の担い手として活躍し中期成長期待が強い。人材コストやのれん償却負担などで22年3月期営業損益は5000万円の赤字~1億円の黒字予想と低調ながら、トップラインは着実に伸びており、損益面でも海外での大型案件獲得が下期に寄与する可能性がある。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は4日ぶり反落、海帆、INCが売られる
2日大引けの東証マザーズ指数は前日比15.83ポイント安の1120.43ポイントと4日ぶり反落。値上がり銘柄数は85、値下がり銘柄数は284となった。
個別ではフィット<1436>、アクアライン<6173>が年初来安値を更新。海帆<3133>、INCLUSIVE<7078>、FRONTEO<2158>、イーエムネットジャパン<7036>、AI inside<4488>は値下がり率上位に売られた。
一方、グローバルウェイ<3936>、アルー<7043>がストップ高。フィーチャ<4052>は一時ストップ高と値を飛ばした。アクリート<4395>、JMDC<4483>、インパクトホールディングス<6067>、ジモティー<7082>、リビングプラットフォーム<7091>など6銘柄は年初来高値を更新。サーキュレーション<7379>、データセクション<3905>、テクノスデータサイエンス・エンジニアリング<7046>、サイバー・バズ<7069>、シルバーエッグ・テクノロジー<3961>は値上がり率上位に買われた。
株探ニュース
2021/09/02 15:03
注目トピックス 日本株
シナネンHD Research Memo(3):BtoC、BtoB、非エネルギーの3事業にセグメント
■事業内容1. 事業セグメントシナネンホールディングス<8132>の事業は、エネルギー卸・小売周辺事業(BtoC事業)、エネルギーソリューション事業(BtoB事業)、非エネルギー及び海外事業の3つにセグメントされる。持ち株会社である同社の傘下子会社を通じて事業展開しているが、BtoC事業では家庭や小売業者向けに、LPガス、各種燃料、ガス機器の販売、リフォームサービス、都市ガス供給などを手掛けている。BtoB事業では大口需要家向けに、石油製品、各種燃料を販売するほか、ガソリンスタンドの運営、電源開発・電力小売事業、太陽光発電システムの販売なども行っている。非エネルギー及び海外事業では、自転車販売事業やシェアサイクル事業、環境・リサイクル事業、抗菌事業、システム事業、建物維持管理事業などを展開している。2021年3月期の売上高構成比はBtoC事業28%、BtoB事業64%、非エネルギー及び海外事業8%となっている。なお、エネルギー別の売上高構成比で石油7割、LPガス1割強と化石燃料の構成比が高いことから、非石油及びガス事業の強化・育成にも注力しているところである。国内化石燃料は減少トレンド2. 業界環境地球温暖化が進み、世界中で異常気象など異変が相次いでいる。世界の経済発展を支えてきた石油やガスなど化石燃料だが、地球温暖化の主因であるCO2の発生源として使用の中止や削減が求められている。このため、風力やバイオマス、太陽光など環境負荷の小さい再生可能エネルギーへの代替や、自動車など機器・機械の省エネ化が進められているが、それ以上に安価で確実な化石燃料に対する世界のニーズは依然強く、化石燃料への依存はなかなか小さくならない。国内でも、自動車燃料の代替は注目されるが、コストや使い勝手の面で代替が難しい軽油や灯油へのニーズは長く続くと見られている。しかし、地球温暖化は世界的喫緊の課題であるため、化石燃料は徐々にだが確実に再生可能エネルギーに置き換わっていくと予測されている。一方、国内的には、こうした地球温暖化防止に加え、少子高齢化や人口減少、オール電化の流れもあって、世界よりも早く減少トレンドとなっている。こうした事業環境の中で同社は、主力の既存エネルギー事業の収益を維持・改善しつつ、再生可能エネルギーの開発や、クリーンエネルギーにつながる非エネルギー事業による多角化を推進している。BtoC事業の販売拠点となっている「ミライフ」3. エネルギー卸・小売周辺事業(BtoC事業)同社は、国内を北海道、東北、関東、中部以西の4エリアに区分、エリアごとにエネルギー供給や機器販売、サービス提供を行っている。各エリアで「ミライフ」ブランドを冠する店舗を構え、LPガスや灯油など様々なエネルギーを、直売のほか地域に密着した販売店などを通じて家庭や小売店などに供給している。最近では「ミライフでんき(電気)」も販売しており、価格の安さやガスとのセット販売が好評で、既存顧客のクロスセルや新規顧客獲得のアップセル商材として急成長している。また、エネルギーを安定供給するための配送や保安点検は(株)シナネンひまわりサービスセンターなどが、都市ガスの供給を日高都市ガス(株)が行っている。エネルギーを供給する事業のほかにも、少子高齢化や女性の社会進出などライフスタイルの変化に対応した住まいと暮らしの事業を展開しており、光熱費やCO2排出の削減に効果のあるゼロエネルギー・省エネ住宅や、高齢化に伴うバリアフリーなどへのリフォーム、家事代行やハウスクリーニングといったサービスを提供しているが、最近では水回りのリフォームに対応する専門店の出店も強化している。再生可能エネルギー事業やソリューション事業も積極展開4. エネルギーソリューション事業(BtoB事業)同社は、石油やガス、電力と多彩なエネルギーのラインナップを有していることから、各部門が連携することで法人顧客のニーズに即したサービスとソリューションを、効果的に提案することができる。主力の石油事業では、充実した供給・販売のネットワークを各地に整備しているため、全国の法人顧客へ向けて安定的に石油製品を供給することができる。扱っているエネルギーは、ガソリン・灯油・軽油・重油、LPガスで、宅配灯油の販売サポートから船舶やサービスステーションなど高度で専門性の強い分野まで豊富な実績を誇る。また、電力事業では、小売電気事業者として、再生可能エネルギー(太陽光発電)の電源開発や低価格で安定した電力の供給を行っている。2020年3月には、家庭向け環境配慮型電力プラン「シナネン あかりの森でんき」の販売を開始している。ソリューション事業としては、エネルギーコストやCO2排出量の削減に関する支援、各種省エネ設備支援やコンサルティングなどを行っており、特定のエネルギーやメーカーにとらわれない、中立的な立場で最適なソリューションを提供することができる。再生可能エネルギー事業では、国内外で事業開発を進めており、海外では、韓国全羅南道で90メガワットの大型風力発電設備の建設を進めており、現在は、開発許可を待つ状況が続いている。現地の大規模発電事業者に対して長期固定した価格で電力を販売する契約になっているため、収益計画が立てやすいという特徴がある。今後も、アジア各国で再生可能エネルギー事業の案件を開発していく意向である。また、新型マイクロ風車の開発・製造事業にも参入しており、埼玉県さいたま市での実証実験に参画するなど本格販売開始に向けた取り組みを推進し、現在は、2022年3月期中の販売開始を目指している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<AS>
2021/09/02 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均2日大引け=4日続伸、92円高の2万8543円
2日の日経平均株価は前日比92.49円(0.33%)高の2万8543.51円と4日続伸し取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は896、値下がりは1196、変わらずは96と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を19.81円押し上げ。次いでアドテスト <6857>が14.40円、キッコマン <2801>が12.60円、エムスリー <2413>が8.90円、ファナック <6954>が8.10円と続いた。
マイナス寄与度は9.9円の押し下げでアステラス <4503>がトップ。以下、SBG <9984>が9.72円、中外薬 <4519>が5.62円、ファストリ <9983>が5.4円、エーザイ <4523>が3.6円と並んだ。
業種別では33業種中16業種が値上がり。1位は金属製品で、以下、その他製品、保険、精密機器が続いた。値下がり上位には陸運、空運、鉄鋼が並んだ。
株探ニュース
2021/09/02 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=2日大引け
2日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 117516 -16.8 15380
2. <1579> 日経ブル2 25315 14.1 16430
3. <1357> 日経Dインバ 21937 -33.3 416
4. <1458> 楽天Wブル 13376 -22.7 18010
5. <1360> 日経ベア2 9680 -65.9 1018
6. <1321> 野村日経平均 7356 -32.6 29260
7. <1459> 楽天Wベア 6756 -36.5 1665
8. <1568> TPXブル 4314 -23.1 24680
9. <1552> VIX短先物 3498 61.6 2193
10. <2038> 原油先Wブル 2388 -19.5 585
11. <1320> 大和日経平均 2316 116.9 29180
12. <1306> 野村東証指数 2312 -35.8 2043
13. <1330> 日興日経平均 1939 24.9 29310
14. <1545> 野村ナスダク 1473 26.1 17380
15. <1571> 日経インバ 1399 305.5 1015
16. <1329> iS日経 1025 -48.3 29390
17. <1655> iS米国株 971 189.9 3565
18. <1365> 大和日経レバ 920 -16.6 23720
19. <1346> MX225 676 -34.2 29400
20. <1671> WTI原油 634 -8.5 1472
21. <2634> 野村SPH有 611 116.7 2294
22. <1308> 日興東証指数 587 46.4 2021
23. <1305> 大和東証指数 574 -85.6 2066
24. <2516> マザーズ 563 -35.0 852
25. <1358> 日経2倍 549 -35.1 28530
26. <1366> 大和日経Dイ 524 -14.9 1088
27. <1699> 野村原油 476 -56.9 184
28. <1369> One225 463 5.7 28500
29. <2561> iS日本国債 429 187.9 2724
30. <1546> 野村ダウ30 406 138.8 37900
31. <2521> 日興SPヘ有 406 -28.6 1580
32. <1343> 野村REIT 384 -52.5 2308
33. <1475> iSTPX 382 58.5 2018
34. <1356> TPXベア2 371 -28.7 1091
35. <2630> MX米SP有 335 23.6 11700
36. <1368> 大和TPDイ 314 78.4 1580
37. <2558> MX米株SP 312 138.2 14270
38. <1557> SPDR5百 311 -71.0 49700
39. <2631> MXナスダク 296 67.2 12360
40. <1367> 大和TPレバ 287 -20.7 19190
41. <1678> 野村インド株 286 0.7 231
42. <2514> 野村外国株H 276 27500.0 1557
43. <1547> 日興SP5百 219 -32.0 5420
44. <1457> 大和TPイン 199 71.6 5220
45. <2620> iS米債13 185 2.2 2594
46. <1656> iS米債7 182 1200.0 2659
47. <1540> 純金信託 177 -59.4 6100
48. <1348> MXトピクス 175 -14.2 2046
49. <2513> 野村外国株式 167 943.8 1574
50. <1456> 大和日経イン 161 109.1 4370
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2021/09/02 15:02
みんかぶニュース 市況・概況
東証2部(大引け)=2部指数は4日ぶり反落、東ソワール、レオクランが売られる
2日大引けの東証2部指数は前日比9.03ポイント安の7682.37ポイントと4日ぶり反落。値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は245となった。
個別では古林紙工<3944>、音通<7647>が年初来安値を更新。東京ソワール<8040>、レオクラン<7681>、さいか屋<8254>、小池酸素工業<6137>、インスペック<6656>は値下がり率上位に売られた。
一方、コメ兵ホールディングス<2780>、ダイショー<2816>、アヲハタ<2830>、FRACTALE<3750>、日本ピグメント<4119>など13銘柄が年初来高値を更新。東京コスモス電機<6772>、シャルレ<9885>、岡本工作機械製作所<6125>、ユニバンス<7254>、ユーピーアール<7065>は値上がり率上位に買われた。
株探ニュース
2021/09/02 15:02
注目トピックス 日本株
シナネンHD Research Memo(2):時代の変化に応える大手燃料卸
■会社概要1. 会社概要シナネンホールディングス<8132>は、各種燃料や石油製品などを販売する燃料卸売業者の大手である。エネルギー流通の業界は生活に必要不可欠な業界ではあるが、競争が激しく、再生可能エネルギーなど新たなアプローチが求められている。同社はそのような業界で、「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」を企業理念に掲げ、時代の変化に応えるグローバル総合エネルギーサービス企業グループへの進化を目指している。このため、現在推進中の第二次中期経営計画のなかで、資本効率の改善、持続的成長を実現する投資の実行、社員の考え方・慣習・行動様式の変革という3つの定性目標に向かって事業基盤を整備しているところである。2027年には創業100周年に2. 沿革同社は、1927年に朝鮮平壌無煙炭の販売を目的に合資会社電興無煙炭商会として創業、その後、豆炭の製造販売及び豆炭燃焼器具販売を目的に1934年に設立された品川豆炭株式会社と1937年に合併し、煉炭の製造販売、石炭の販売業務及び煉炭燃焼器具販売と業容を拡大した。1952年には灯油・ガソリン・重油・軽油など石油製品と石油製品関連器具の販売を開始、1955年にはLPガスとLPガス関連器具の販売を開始した。2000年以降、地方に広がったLPガスの販売拠点などを再編、2015年に社内の組織体制を再編して持株会社体制に移行、現社名へと変更した。このように同社の歴史は変革と拡張を繰り返しているが、現在も第二次中期経営計画に沿って、次期第三次中期経営計画での飛躍と2027年の創業100周年に向け、既存のエネルギー事業の効率化、再生可能エネルギー事業の開発、非エネルギー分野の拡張を推進し、高い収益力で持続的に成長する事業構造の確立を目指している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<AS>
2021/09/02 15:02
注目トピックス 日本株
シナネンHD Research Memo(1):第二次中期経営計画は順調にスタート
■要約1. 新たな時代にアプローチする大手燃料卸シナネンホールディングス<8132>は、各種燃料や石油製品などを販売する大手の燃料卸売業者である。エネルギー卸・小売周辺事業(BtoC事業)では家庭向け・小売業者向けにLPガスや各種燃料を販売している。エネルギーソリューション事業(BtoB事業)では大口需要家向けに石油製品や各種燃料を提供、そのほかガソリンスタンドの運営や再生エネルギー事業なども行っている。非エネルギー及び海外事業ではシェアサイクル事業や抗菌事業など多角化を推進している。エネルギー流通の業界は生活に必要不可欠だが、競争が激しく、再生可能エネルギーなど新たな時代へのアプローチが求められている。同社はそうした時代の変化にも応える、グローバル総合エネルギーサービス企業グループへの進化を目指している。2. 創業100周年に向けて第二次中期経営計画を実行同社の強みは、LPガス充填基地やオイルスクエア(灯油センター)※、販売店のネットワークにある。こうした拠点は全国にあるため、同社から販売店へのリーチは短くサービスは厚くなり、その分、販売店からの信頼も厚くなる。一方、競争の激しい石油製品への依存度抑制や新たな時代への対応といった課題もある。このため同社は、2027年の創業100周年をターゲットに、第一次~第三次の中期経営計画によって課題を解消し、持続的成長と企業価値向上を目指すこととした。現行の第二次中期経営計画では、創業100周年や第三次中期経営計画に向けたマイルストーンとして、資本効率の改善、持続的成長を実現する投資の実行、社員の考え方・慣習・行動様式の変革を定性目標に、事業基盤を整備しているところである。※オイルスクエア(灯油センター):同社は石油販売施設「灯油センター」における軽油出荷能力を増強し、災害時対応能力を高めた石油出荷基地施設「オイルスクエア」へのバージョンアップを進めている。2021年3月末時点で、全国にLPガス充填基地25ヶ所、オイルスクエア(灯油センター)85ヶ所を有する。3. 新規事業ではシェアサイクルと新型マイクロ風車に注目2021年3月期は、第二次中期経営計画の初年度だったが、定性目標の達成に向けて着実に施策を進めた。資本効率の改善においては、固定資産の譲渡など低効率資産の活用・売却、既存事業の選択と集中を進めた。ブラジルのバイオマス事業の撤退も決定した。持続的成長を実現する投資の実行では、新規事業への戦略投資や基幹システムの整備を進めた。中でもシェアサイクルと新型マイクロ風車の事業化が急ピッチである。シェアサイクルは、首都圏を中心に公共施設や駅周辺、商業施設など巻き込んだステーション開発を推進している。新型マイクロ風車は、発電効率・静音性・安全性に優れることから内外の注目を集めている。同事業は実証実験が始まったばかりだが、シェアサイクルと併せて非常に好評で引き合いが増えている状況である。4. 第二次中期経営計画は定性目標に向けて順調に進行2021年3月期の業績は、売上高217,122百万円(前期比8.4%減)、営業利益2,935百万円(同19.6%増)となった。原油価格・プロパンCPの下落に伴う販売単価の低下で減収となったが、安い原油を戦略的に確保できたことで2ケタ営業増益となった。同社は2022年3月期業績見通しについて、売上高244,000百万円(前期比12.4%増)、営業利益2,100百万円(同28.5%減)を見込んでいる。市況の上昇で2ケタ増収を見込むが、新規事業への先行投資やデジタルトランスフォーメーション(DX)投資などを予定しており、営業利益は減益の予想となった。このように業績に凸凹感はあるが、定性目標に向けて第二次中期経営計画が順調に進んでいることから、持続的に6%以上というROEの定量目標や持続的成長を実現する事業構造の確立に向かって着実に進展していると思われる。■Key Points・再生可能エネルギーなど新たな時代にも対応する燃料卸大手・シェアサイクルや新型マイクロ風車など注目の新規事業が多い・前期増益、今期減益予想だが、第二次中期経営計画は順調に進展(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<AS>
2021/09/02 15:01
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(14時台)~ノーリツ、アトラエなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [9月2日 14:40 現在](直近5日平均出来高比較)コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率<3807> フィスコ 42488700 1249100 3301.55% 2.97%<2513> NF外株ヘッジ無 105550 6280 1580.73% 0.06%<4011> ヘッドウォータ 131000 11520 1037.15% -6.49%<9021> JR西日本 10923300 1145880 853.27% -13.48%<7537> 丸文 334200 37140 799.84% 8.95%<2634> NFS&P500ヘッジ有 266460 33276 700.76% -0.22%<3031> ラクーンHD 2496800 335860 643.40% -5.89%<1456> 225ベア 36537 6123.8 496.64% -0.23%<6618> 大泉製 380900 63920 495.90% 0.54%<2561> iS日国際 157250 29993.4 424.28% 0.04%<1457> TPXベア 38243 8458.4 352.13% 0.19%<2345> クシム 2802500 620500 351.65% -5.05%<9020> JR東日本 8484000 1879380 351.43% -6.7%<8909> シノケンG 283400 66300 327.45% 4.21%<7065> ユーピーアール 47900 11400 320.18% 4.98%<9022> JR東海 2518200 615940 308.84% -4.27%<1571> 日経インバ 1247800 310192 302.27% -0.29%<6928> エノモト 78300 20420 283.45% 3.32%<9273> コーア商事H 191200 50720 276.97% 5.14%<2780> コメ兵HD 242200 68040 255.97% 10.93%<9360> 鈴与シンワ 463800 130300 255.95% 12.31%<5943>* ノーリツ 391900 113620 244.92% 1.44%<6899> ASTI 38900 11420 240.63% -0.96%<6462> リケン 176000 52120 237.68% 4.47%<8057> 内田洋 222300 71280 211.87% 3.9%<6194>* アトラエ 438400 145960 200.36% -3.78%<9006> 京急 2319200 775600 199.02% -3.23%<1717> 明豊ファシリ 297200 99840 197.68% -2.02%<7527> システムソフト 4177600 1435120 191.10% -4.83%<9142> JR九州 2575800 887480 190.24% -1.9%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2021/09/02 14:56
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位にトミタ電機
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の2日午後2時現在で、トミタ電機<6898.T>が「買い予想数上昇」で3位となっている。
同社は8月31日の取引終了後、22年1月期の連結業績予想について、売上高を12億4400万円から14億7900万円(前期比36.7%増)へ、営業利益を1200万円から1億600万円(前期1億2900万円の赤字)へ、最終利益を200万円から9300万円(同9700万円の赤字)へ上方修正した。
上期において、中国市場の情報通信向けの需要が大幅に拡大し、国内外で設備関連需要に回復が見られたことや半導体製造装置向けが好調に推移したことなどが要因。また、売上高の増加により設備稼働率が向上したことも損益改善に寄与するとしている。
業績予想の修正を受けて、9月1日の株価はストップ高の1762円に上昇。きょうもストップ高の2162円に買われ、なおも買いを集めていることから、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 14:53
注目トピックス 市況・概況
米国株見通し:底堅い値動きか、ハイテク株買い継続で
(14時40分現在)S&P500先物 4,519.50(-1.75)ナスダック100先物 15,610.50(+1.25)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル安。NY原油先物(WTI)は弱含み、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。1日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは最高値更新で再び上値を伸ばす展開となったが、ダウは48ドル安の35312ドルと3日続落。この日発表されたADP雇用統計は、民間部門雇用者数が予想を大幅に下回った。また、ISM製造業景況指数は堅調な内容を示したが、雇用指数は悪化し労働市場への影響が懸念され、景気敏感株を中心に買いは後退した。半面、金融緩和の長期化観測で金利安に振れ、ハイテク株買いが強まった。本日は底堅い値動きか。連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が注目されるなか、今晩発表の新規失業保険申請件数は前週から減少が予想され、雇用統計への期待が高まる。逆に、製造業受注は前月を下回る見通しで、正常化を見込んだ買いは抑制されそうだ。当局者からハト派的な見解が示されれば、引き締めを警戒した売りも出やすい。ただ、長期金利の上昇が抑えられているためハイテク株への買いが続き、指数の下げは限定的とみる。
<TY>
2021/09/02 14:53
みんかぶニュース 個別・材料
菱ガス化が大幅に4日続伸、国内有力証券は「オーバーウエイト」へ引き上げ
三菱ガス化学<4182.T>が大幅に4日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は1日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエイト」へ引き上げた。目標株価は2400円から2900円に見直した。スマートフォンのカメラレンズ材料「Iupizeta」は第1四半期(4~6月)で在庫調整が完了したことを評価。月次ベースのボトムは5月と推定し、すでに回復トレンドに入ったとみている。第1四半期決算発表後の株価下落で割安感が生じたと判断し、レーティングを見直している。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 14:51
注目トピックス 日本株
MS&AD---急伸、依然として割安感強いとし国内証券が格上げ
MS&AD<8725>は急伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3650円から4600円に引き上げている。コロナ影響の剥落による22年3月期の業績回復への期待などで、6月下旬から株価は上昇しているが、株価水準には依然として割安感が残されていると指摘。また、海外子会社の収益性改善、並びに国内の業績の回復により、23年3月期以降も株主還元の余地が拡大するとみているようだ。
<YN>
2021/09/02 14:50
注目トピックス 市況・概況
日経平均は62円高、後場の値幅はここまで72円程度
日経平均は62円高(14時45分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キッコーマン<2801>などがプラス寄与上位となっており、一方、ソフトバンクG<9984>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、金属製品、その他製品、化学、保険業、精密機器が値上がり率上位、陸運業、空運業、鉄鋼、非鉄金属、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は小動きが続いている。日経平均の後場の値幅(高値と安値の差)はここまで72円程度。
<FA>
2021/09/02 14:46
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はこう着、米株式先物はマイナス
2日午後の東京市場でドル・円は110円付近と、こう着した値動きが続く。時間外取引の米株式先物はマイナスで推移し、今晩の株安観測からドル買いが入りやすい。一方で、米10年債利回りは低水準で戻りが鈍く、ドル買いを抑える要因となり引き続き動きづらいようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1834ドルから1.1846ドル。
<TY>
2021/09/02 14:43
注目トピックス 日本株
日金銭---急伸、新1万円札の印刷開始を思惑材料視
日金銭<6418>は急伸。財務省は前日、2024年度上半期をめどに発行する新1万円札の印刷開始式を開いている。発行前に民間事業者がATMや自動券売機の改修などの準備ができるように早めに印刷を開始したもよう。同社は紙幣鑑別機などを手掛ける貨幣処理機の大手企業であり、新紙幣対応需要の今後の本格化を思惑視する動きが強まっているようだ。
<YN>
2021/09/02 14:43
個別銘柄テクニカルショット
信越化---上値抵抗線として機能していた75日線を突破
4日続伸。直近のリバウンドで上値抵抗線として機能していた75日線を突破してきている。一目均衡表では雲上限を捉えており、遅行スパンは上方シグナルを発生。週足の一目均衡表では雲上限が支持線として機能しており、上値抵抗線の基準線を突破してきた。シグナル好転から一段とリバウンド基調を強めてくる展開が期待されてきそうである。
<FA>
2021/09/02 14:38
注目トピックス 日本株
キーパー技研---急伸、8月増収率は鈍化も9月の反動を期待
キーパー技研<6036>急伸。前日にキーパーラボ運営事業の8月月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比1.8%増、平均単価が同20.8%上昇した一方、来店台数は同15.8%減少。16カ月連続の増加となっているが、前月は同52%増などここまで2ケタ増が続いていた中で増収率は縮小している。ただ、西日本を中心とした記録的な大雨の影響が背景であり、9月は大きな反動による驚異的な実績が期待できるともされ、ポジティブな反応が強まっている。
<YN>
2021/09/02 14:36
注目トピックス 日本株
シンバイオ製薬---シンガポール国立がんセンターと抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤の共同研究契約を締結
シンバイオ製薬<4582>は1日、抗ウイルス薬ブリンシドフォビル(BCV)注射剤(brincidofovir IV)について、エプスタイン・バール・ウイルス(EBウイルス)陽性リンパ腫に対する抗腫瘍効果とその機序の探索に関して、シンガポール国立がんセンターと共同研究契約を締結したと発表した。同社によると、BCVは、二本鎖DNAウイルスに対する幅広い、かつ高い抗ウイルス作用があり、二本鎖DNAの一つであるEBウイルスに関連する疾患への効果が期待されるとしている。同研究によりBCVのEBウイルス陽性リンパ腫に対する作用機序を解明し、新たな治療方法の開発に展開していくとしている。
<ST>
2021/09/02 14:33
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 09月02日 14時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(8103) 明和産業 東証1部 [ 割高 ]
(3807) フィスコ 東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ]
(6898) トミタ電機 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ]
(9202) ANAHD 東証1部 [ 割高 ]
(4689) Zホールディングス 東証1部 [ 割高 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(9021) JR西日本 東証1部 [ 割高 ]
(4699) ウチダエスコ 東証JASDAQ(スタンダード) [ 割安 ]
(6173) アクアライン 東証マザーズ [ 割高 ]
(6335) 東京機械製作所 東証1部 [ 分析中 ]
(3133) 海帆 東証マザーズ [ 分析中 ]
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 14:32
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は節目付近、日本株は上げ幅縮小
2日午後の東京市場でドル・円は110円付近と、変わらずの値動き。日経平均株価は前日比50円高と上げ幅を縮小しており、日本株高を好感した円売りは抑制されている。一方、米10年債利回りは前日の下げから戻りは鈍く、ドル買いは入りづらいもよう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円92銭から110円12銭、ユーロ・円は130円16銭から130円41銭、ユーロ・ドルは1.1834ドルから1.1846ドル。
<TY>
2021/09/02 14:31
ビットコインニュース
MetaMask、月間アクティブユーザー数が1,000万人を突破【フィスコ・ビットコインニュース】
ブロックチェーン企業である米ConsenSysは8月31日、暗号資産(仮想通貨)ウォレット「MetaMask(メタマスク)」の2021年8月の月間アクティブユーザー数(MAU)が1,000万人を超えたことを発表した。公式のブログによると、2020年7月に545,080人だった月間アクティブユーザー数が、2021年8月には10,354,279人となり、1年で19倍以上に増加したという。2020年9月にモバイル版を開始したことで、フィリピン、ベトナム、中国、インド、インドネシア、タイ、ブラジルなどのグローバル市場でのユーザー数が急速に増加した。2021年3月にMetaMaskモバイルでのトークン・スワップが開始されたこともユーザー数の増加に寄与したようだ。また、昨年からのDeFI(分散型金融)の盛り上がり、現在のNFTブームなどの暗号資産市場の拡大にも後押しされている。2021年8月現在、MetaMaskを利用している上位15カ国は、フィリピン、米国、ベトナム、英国、中国、インド、ロシア、ブラジル、インドネシア、タイ、トルコ、ドイツ、フランス、カナダ、スペインとなっているようだ。ユーザー数の増加率では、アジアが1位で、ヨーロッパ、北米が後に続くという。MetaMaskの共同創設者であるDanFinlay(ダン・フィンレイ)氏は「MetaMaskが成長したのは、コミュニティのおかげで、彼らは常に新しい構築方法や整理方法を考え出し、多くの改善を我々に求めている。今後もユーザーの安全を確保しつつ、彼らの創造性を引き出す手助けを続けることで、エキサイティングな未来が待っていると思う。」と述べた。MetaMaskは、ノンカストディアル型のウォレットで、ユーザーは通常のブラウザを使ってDApps(分散型アプリケーション)にサインインし、それらを利用することができる。また、世界中のユーザーが自分の秘密鍵を持ち、所有することで、資金を完全にコントロールすることができる。自分の資金を保護し、取引したりどこかに送ったりしたいときに第三者を信頼する必要がなく、プライベートで安全な方法で自分の資金をコントロールすることを可能にしている。
<TY>
2021/09/02 14:27
みんかぶニュース 個別・材料
泉州電は後場急伸、需要増大で21年10月期業績予想を上方修正
電線専門商社の泉州電業<9824.T>が後場急伸し、年初来高値を更新した。同社はきょう午後2時頃に、21年10月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前期比34.4%増の42億円(従来予想は38億5000万円)に引き上げた。
売上高の見通しも同19.8%増の890億円(従来予想は869億円)に上方修正。半導体製造装置向け需要の増大や自動車・工作機械向け需要の回復、銅価格の上昇に伴う建設・電販向け需要の売り上げ増加などを主な要因として挙げている。
出所:MINKABU PRESS
2021/09/02 14:26
注目トピックス 市況・概況
日経平均は63円高、手掛かり材料に乏しくやや様子見ムード
日経平均は63円高(14時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キッコーマン<2801>などがプラス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アステラス薬<4503>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、金属製品、その他製品、化学、保険業、機械が値上がり率上位、陸運業、空運業、鉄鋼、非鉄金属、銀行業が値下がり率上位となっている。日経平均は小動きとなっている。新規の手掛かり材料に乏しく、また、日本時間の明晩には米国で8月の雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとする向きもあり、やや様子見ムードが強くなっているようだ。
<FA>
2021/09/02 14:21
注目トピックス 日本株
ナノキャリア--- ENT103、国内第3相臨床試験で主要評価項目を達成
ナノキャリア<4571>は1日、同社とセオリアファーマが共同で開発中のENT103について、国内で実施した第3相臨床試験において、主要評価項目を達成したと発表した。ENT103は耳漏を伴う中耳炎に対する点耳抗菌薬。持続又は遷延する耳漏を有する中耳炎患者を対象とした第3相臨床試験において、中耳炎の所見である膿性耳漏、肉芽及び発赤を有意に改善し、主要評価項目を達成した。2022年春頃の製造販売承認申請を計画している。今回の試験は耳科領域では四半世紀ぶりに実施された、本格的な国内臨床試験であり、国内市場において新しい治療薬の投入が期待されるという。国内の中耳炎総患者数は、厚生労働省患者調査によると、2017年10月のある指定日だけでも約22万人と言われており、高齢化が進むにつれ、患者数が増えることも予想されるとしている。なお同社は、同件による2022年3月期業績への影響はないが、今後承認取得が予想される2023年度以降には同製品の販売収入を見込むとしている。
<ST>
2021/09/02 14:20