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みんかぶニュース 個別・材料
西松屋チェの11月既存店売上高は2カ月ぶり前年上回る
西松屋チェーン<7545.T>がこの日の取引終了後、11月度(10月21日~11月20日)の月次売上高速報を発表しており、既存店売上高は前年同月比10.8%増と2カ月ぶりに前年実績を上回った。
来店客数が大きく伸び、トレーナーや肌着、パジャマ、寝具などの秋冬物の売り上げが好調だったことに加えて、育児・服飾雑貨も好調に推移した。なお、全店売上高は同13.4%増だった。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 17:01
みんかぶニュース 市況・概況
明後日の株式相場に向けて=「米株高効果」による「分配」に期待
週明け22日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比28円高の2万9774円と続伸。あすが勤労感謝の日で休場ということも関係してか、売り買いともに腰が入らない動きとなった。東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000ちょっとで拮抗、どっちつかずで方向感が定まらない。
ドイツやオーストリアで新型コロナウイルス感染者数が急増し、オーストリア政府が全土でロックダウンを実施したことは、本来ならば市場センチメントに大きく影響を与えるだけのインパクトがある。ところが、渦中のドイツでDAX指数は0.4%弱の下げにとどまり、米国株市場でも景気敏感株の比重が高いNYダウは下げたものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は上値指向を継続し最高値を更新。この時点で、インフレに対する恐怖感で相場が崩れることはあっても、新型コロナがもたらす恐怖に対しては、既にマーケットは免疫獲得済みということが明らかとなった。ただ、東京市場では日経平均が3万円に近づくと売り板が厚くなる傾向は相変わらずで、前週末に岸田政権が55兆7000億円規模の経済対策を明らかにしても、上値追いの活力が生まれない。来年からの議論開始で実施まで1年以上のモラトリアムがあったとしても、金融所得課税の強化を政策指針に掲げた時点でマーケットは岸田首相の本音を見抜き白けてしまったのかもしれない。
もっとも米国株が強さを維持し続ければ、その“分配”は日本にも回ってくる。日経平均の3万円突破はあくまで時間の問題との見方が市場では大勢を占める。ただし、最大の関心事は来年2月に任期を迎えるパウエルFRB議長の続投があるかないかで、市場では「イエレン財務長官の後押しがあったとしても(パウエル氏の)続投は難しく、ブレイナード理事が有力だ」(ネット証券マーケットアナリスト)という声がある。そして、「ブレイナード氏はかなりのハト派で知られるが、政治に忖度する傾向が強いので、テーパリングの前倒しや利上げの選択肢を意外と容易にチョイスする可能性がある」(同)と指摘する。バイデン大統領の支持率低下は、米国民のインフレに対する不満が主要因。となれば、ブレイナード氏への議長交代となった場合、潮目が変わる可能性は念頭に置いておく必要がある。
きょうの東京市場で個別株は、裾野の広い半導体関連の中小型株を物色する動きが続いている。半導体製造装置関連では超純水装置を手掛ける野村マイクロ・サイエンス<6254.T>。同社の業績は絶好調だが、株価面でもここもみ合いを経てチャートの形が良くなっており、5100~5200円どころはマークしておく価値がある。
また、半導体製造装置だけでなく、半導体素材やその周辺株にも投資マネーが流れ込み始めている。半導体用特殊ガスを生産する関東電化工業<4047.T>の1000円トビ台は食指が動く水準。同社は2次電池に不可欠な電解質LiPF6(六フッ化リン酸リチウム)を製造しており、EV関連としても存在感を高める可能性がある。更に、半導体フォトマスクやメタルマスク、スクリーンマスクなどを手掛ける竹田印刷<7875.T>は半導体関連の穴株的位置づけにあるが、22年3月期に4割営業増益で年16円配当を実施する優良企業にして、0.3倍台のPBRは安過ぎるといえそうだ。
半導体関連以外では、イベント展示や販促支援を行う博展<2173.T>がリオープン(経済活動再開)関連として妙味を内包。11月中旬にマドを開けて急浮上したあと500円台前半でもみ合っている状態だが、これが2段上げに向けた踊り場になるかどうか着目したい。
脱炭素関連では、再生可能エネルギー分野に注力する構えにある機械商社、東京産業<8070.T>が静かに年初来高値奪回を視野に入れている。今年5月には再生エネの開発・運営で実績の高いアール・エス・アセットマネジメント(東京都港区)と合弁会社を設立し、再生エネ分野で、ワンストップ体制でサービスを提供していく礎を築いている。
あすのスケジュールでは、東京市場は勤労感謝の日で休場となる。海外では11月の仏購買担当者景気指数(PMI)、11月の独PMI、11月のユーロ圏PMI、11月の英PMI(いずれも速報値)が発表される。また、同様に米国でも11月のPMI(速報値)が発表される。なお、ヒューレット・パッカード<HPQ>の8~10月決算発表も予定され、マーケットの関心が高い。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 17:01
みんかぶニュース 個別・材料
のむら産業の公開価格は1210円に決定、12月2日ジャスダック市場に新規上場
12月2日付で東証ジャスダック・スタンダード市場に新規上場予定ののむら産業<7131.T>の公開価格が、仮条件(1160~1210円)の上限である1210円に決定した。
同社は、包装資材の企画・デザイン及び販売や計量包装機械の企画開発及び製造販売を行う包装関連事業と、製函封函機・緩衝材を主に取り扱う物流梱包事業を展開している。売出株式数66万1900株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し9万9200株を予定。主幹事はみずほ証券。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:57
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (22日大引け後 発表分)
○夢展望 <3185> [東証M]
東証と日証金が24日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
[2021年11月22日]
株探ニュース
2021/11/22 16:50
みんかぶニュース 市況・概況
セキュア、12月27日に東証マザーズへ新規上場
セキュア<4264.T>が12月27日に東証マザーズへ新規上場する。上場に際し44万9000株の公募と22万株の売り出し、上限10万300株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事はSMBC日興証券。公開価格決定日は12月17日。同社は法人向け入退室管理及び監視カメラシステムの提供などを行っている。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:43
みんかぶニュース 個別・材料
プラザクリエが30万株を上限とする自社株買いを発表
プラザクリエイト本社<7502.T>が22日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を30万株(発行済み株数の2.43%)、または1億5000万円としており、取得期間は21年12月1日から22年5月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行するためとしている。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:40
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅続伸、ファーストリテとダイキンの2銘柄で約20円押し上げ
22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり125銘柄、値下がり96銘柄、変わらず4銘柄となった。日経平均は小幅続伸。19日の米国市場でNYダウは3日続落し、268ドル安となった。欧州などでの新型コロナウイルス再流行が嫌気された。ただ、長期金利の低下でハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。週明けの日経平均はNYダウが下落した流れを引き継いで127円安からスタートしたが、値がさ株の一角や海運株などに買いが入り、下げ渋る展開となった。後場に入りプラス転換すると、一時29806.49円(前週末比60.62円高)まで上昇したが、祝日を前に一段の上値を試す動きは限られた。大引けの日経平均は前週末比28.24円高の29774.11円となった。東証1部の売買高は10億6538万株、売買代金は2兆3720億円だった。業種別では、海運業、保険業、証券が上昇率上位だった。一方、鉱業、輸送用機器、空運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の48%、対して値下がり銘柄は47%となった。値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はダイキン<6367>となり、2銘柄で日経平均を約20円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは日本製鋼所<5631>で7.06%高、同2位は川崎汽船<9107>で4.18%高だった。日本製鋼所は、先週末に説明会を開催しており、評価材料とされたようだ。会社側では、セパレータ用フィルムシート装置に関して、年間48ライン程度の現状の生産能力から、早急に60ライン体制を構築すると発表しているもよう。一方、値下がり寄与トップはデンソー<6902>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で日経平均を約14円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはINPEX<1605>で4.47%安、同2位は日産自<7201>で3.41%安だった。先週末の原油相場下落を受けて、石油関連株ではINPEXの下げが特に目立つ格好。*15:00現在日経平均株価 29774.11(+28.24)値上がり銘柄数 125(寄与度+124.27)値下がり銘柄数 96(寄与度-96.03)変わらず銘柄数 4○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ 74120 350 +12.34<6367> ダイキン 25205 240 +8.46<8035> 東エレク 63040 220 +7.75<4507> 塩野義 8083 215 +7.58<6857> アドバンテ 10530 100 +7.05<4519> 中外薬 4168 56 +5.92<2413> エムスリー 6476 68 +5.75<4503> アステラス薬 1953.5 30.5 +5.37<9613> NTTデータ 2550 18 +3.17<4704> トレンド 6870 90 +3.17<8766> 東京海上 6087 177 +3.12<4523> エーザイ 7326 88 +3.10<4021> 日産化学 7150 60 +2.11<6724> エプソン 1952 30 +2.11<9433> KDDI 3420 10 +2.11<5332> TOTO 5510 110 +1.94<4151> 協和キリン 3375 55 +1.94<8058> 三菱商 3544 52 +1.83<7832> バンナムHD 9319 50 +1.76<8015> 豊通商 5520 50 +1.76○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6902> デンソー 8822 -209 -7.37<9984> ソフトバンクG 6822 -34 -7.19<4063> 信越化 20070 -165 -5.82<6988> 日東電 8690 -140 -4.93<7203> トヨタ 2105 -27.5 -4.85<6645> オムロン 11295 -135 -4.76<7733> オリンパス 2600 -31.5 -4.44<3659> ネクソン 2497 -48 -3.38<6305> 日立建 3650 -80 -2.82<4911> 資生堂 7341 -79 -2.78<6762> TDK 4790 -25 -2.64<6098> リクルートHD 7569 -24 -2.54<6758> ソニーG 14280 -65 -2.29<7267> ホンダ 3292 -32 -2.26<2502> アサヒ 4546 -56 -1.97<8031> 三井物 2646 -52.5 -1.85<7269> スズキ 5281 -51 -1.80<7974> 任天堂 51440 -500 -1.76<3382> 7&iHD 4777 -44 -1.55<4502> 武田 3185 -42 -1.48
<FA>
2021/11/22 16:39
みんかぶニュース 市況・概況
ラクーンHDが弁護士COMと顧客の相互紹介で業務提携◇
ラクーンホールディングス<3031.T>は22日取引終了後、弁護士ドットコム<6027.T>と業務提携を行うと発表した。ラクーングループでEC事業を展開するラクーンコマース、決済・保証事業を展開するラクーンフィナンシャル、居住用・事業用家賃保証事業を展開するラクーンレントの3社のサービスと、弁護士COMが運営する「税理士ドットコム」で顧客を相互に紹介する。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:37
みんかぶニュース 市況・概況
22日中国・上海総合指数=終値3582.0797(+21.7063)
22日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比21.7063ポイント高の3582.0797と続伸した。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:36
みんかぶニュース 市況・概況
22日韓国・KOSPI=終値3013.25(+42.23)
22日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比42.23ポイント高の3013.25と続伸した。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:34
みんかぶニュース 個別・材料
西川計測が22年6月期最終利益予想を下方修正
西川計測<7500.T>がこの日の取引終了後、22年6月期の単独業績予想について、最終利益を12億円から9億1000万円(前期比33.6%減)へ下方修正した。
過去に計上した資産の一部であるソフトウェア及びソフトウェア仮勘定残高4億1200万円について、上期に特別損失としてソフトウェア除却損4億1200万円を計上することが要因としている。なお、売上高300億円(同1.6%減)、営業利益17億円(同11.3%減)は従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 11月22日 16時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(3936) グローバルウェイ 東証マザーズ [ 分析中 ]
(6776) 天昇電気工業 東証2部 [ 割高 ]
(2983) アールプランナー 東証マザーズ [ 分析中 ]
(4477) BASE 東証マザーズ [ 分析中 ]
(4199) ワンダープラネット 東証マザーズ [ 分析中 ]
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場 [ 割安/割高 ]
(4056) ニューラルポケット 東証マザーズ [ 分析中 ]
(6554) エスユーエス 東証マザーズ [ 分析中 ]
(3245) ディア・ライフ 東証1部 [ 割安 ]
(9107) 川崎汽船 東証1部 [ 割高 ]
(4586) メドレックス 東証マザーズ [ 割安 ]
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:32
みんかぶニュース 市況・概況
バリューHR、東京海上と資本・業務提携◇
バリューHR<6078.T>はこの日の取引終了後、東京海上ホールディングス<8766.T>との資本・業務提携を発表した。
バリューHRと東京海上グループはヘルスケア分野での協業を進める方針で、疾病予測機能・行動変容モデルの開発や健康経営支援に向けた新たなサービスの開発などを目指す。この提携に伴う第三者割当増資によりバリューHRは約19億円を調達する予定で、調達資金はシステム開発に伴う投資や人員拡充費用、将来的なM&Aなどに向けた費用に充てるとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:31
注目トピックス 日本株
【M&A速報:2021/11/22(2)】ミクシィ、Jリーグクラブ「FC東京」運営の東京フットボールクラブを買収
■ミクシィ<2121>、Jリーグクラブ「FC東京」運営の東京フットボールクラブを買収 11.5億円の第三者割当増資を引き受け■東京海上HD<8766>、バリューHR<6078>とヘルスケア分野の新商品・サービス開発で資本業務提携■ブシロード<7803>とブシロードミュージック、共同新設分割により設立する新会社に「ARGONAVIS from BanG Dream!」関連事業を承継■ホームページ制作等のウェイバック、eスポーツのコーチングプラットフォーム「Integrey Gaming」事業を譲り受け■丸紅ベンチャーズなど、後払い型モバイル決済サービス提供のシンガポールPace社に出資■日本生命、TPG社運用の脱炭素ファンドに約23億円出資■ファイズHD<9325>、情報通信・金融分野向けシステム開発の日本システムクリエイトを買収■オプティマスグループ<9268>、中古自動車業の豪OzCar社に追加出資 出資比率30.0%に■京王電鉄<9008>、不動産業のサンウッド<8903>と資本業務提携 タカラレーベン<8897>から全保有株式を取得■GSIクレオス<8101>、中期経営計画を発表■メイホーHD<7369>傘下のアルト、サンライフケアから「リハビリデイ えみふる」通所介護事業所を譲り受け■JTOWER<4485>とNTTドコモ、インフラシェアリング活用における連携強化で資本業務提携【ニュース提供・MARR Online(マールオンライン)】
<FA>
2021/11/22 16:29
本日の注目個別銘柄
INPEX、日製鋼所、山崎パンなど
<6592> マブチモーター 3805 -160大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を3700円から3600円へ引き下げた。21年12月期~23年12月期の営業利益予想を減額修正。円安効果を考慮した一方、自動車減産を織り込み全体で減額。慢性的な半導体不足が自動車生産に与える影響は、22年以降も継続する可能性が高いと。同社については員数増効果が少なく、世界自動車生産との連動性が高まりやすいと分析している。<2193> COOKPAD 270 +27急伸。投資会社のアルファレオが発行済み株式数の5.03%を保有する大株主に浮上したことが、19日提出された大量保有報告書で明らかになっている。保有目的は純投資とされている。アルファレオは乾汽船への株主提案などで知られるアクティビストファンドであり、今後のさらなる買い増しといった需給思惑のほか、株主還元策の提案などが強化されるといった期待感も高まっているようだ。<5974> 中国工 744 +62急伸で一時ストップ高。20日付の中国新聞デジタルにおいて、強化プラスチック容器の生産ラインを自動化させ、年間5万本の量産体制を整えたと報じられている。従来の鉄製よりも軽くて腐食しにくい利点があり、塩害がある海沿い地域などへの販売を強めていく方針のもよう。株価が年初来安値圏まで調整し、PBRも0.5倍程度の水準に低下していたことで、格好のリバウンド材料と捉えられる形に。<8766> 東京海上 6087 +177急伸。先週末に同社を含めて損保3社が決算を発表。同社に関しては先週末取引時間中に決算発表、通期の修正純利益予想を従来の4240億円から4900億円に増額修正。自然災害の減少、良好な自動車損害率に加え、海外でも保険引受や資産運用が好調であった。年間配当金も215円から245円に引き上げた。相対的な好決算を評価する動きに。一方でMS&AD<8725>やSOMPOHD<8630>は小動きだった。<5631> 日製鋼所 3410 +225大幅反発。先週末に説明会を開催しており、評価材料とされているようだ。会社側では、セパレータ用フィルムシート装置に関して、年間48ライン程度の現状の生産能力から、早急に60ライン体制を構築すると発表しているもよう。これを受けてSMBC日興証券では、セパレータ用フィルムシート装置の売上高は22年3月期の210億円程度から、2025年までにはその3倍規模になる可能性があると試算している。<3768> リスモン 740 -82急落。先週末に東京商工リサーチとの業務提携解消を発表している。東京商工リサーチより22年3月31日をもって当該契約を解消したい旨の申し出があったもよう。会社側では、独自データベースをマスターデータとして活用したサービス提供を既に開始しており、サービス面などへの影響は軽微としているが、東京商工リサーチが保有する8.68%の株式の行方など含め、目先の不透明感が拭えない状況のようだ。<1605> INPEX 920 -43大幅反落。先週末の原油相場下落を受けて、同社を中心に石油関連株には売りが先行する展開となっている。WTI12月限終値は1バレル=76.10ドルで前日比3.7%の下落に。オーストリアでのロックダウン実施など、欧州における新型コロナの感染再拡大が需要を圧迫するとの見方が強まっているもよう。主要消費国が石油備蓄を放出する協調行動を検討していることも、先行きの需給緩和を意識させているようだ。<2212> 山崎パン 1581 -28大幅反落。東海東京証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に、目標株価も2090円から1760円に引き下げた。足元の原油高や穀物価格の高騰に起因するコスト上昇の継続がリスク要因として高まっていると指摘。消費者購買傾向が低価格指向にあるため、値上げ効果が表れるには時間を要するとも。21年12月期営業利益は会社計画215億円に対して195億円を予想、来期は207億円を見込む。<9274> 国際紙パルプ商事 362 -75急落。「プライム市場」の上場基準への充足を図るため、株式の売出を実施すると発表している。大株主の金融機関5行が売出人となり452万3000株の売出のほか、67万7000株のオーバーアロットメントによる売出を行う。発行済み株式数の6.9%の水準となり、目先の需給悪化を警戒する動きが先行。なお、売出価格は29日から12月1日までの間に決定する。<8002> 丸紅 1047.0 +12.5続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1060円から1260円に引き上げている。20年3月期の大型減損処理により、追加的な減損損失発生リスクが減退していること、今後の自社株買いについて検討するなど株主還元の拡充が打ち出されたことなどを評価。これまでのバリュエーションディスカウント要因が解消されたことで、適正PBR水準を引き上げたようだ。
<YN>
2021/11/22 16:22
JASDAQ市況
JASDAQ平均は反発、個別株に物色向かう
[JASDAQ市況]JASDAQ平均 4,017.78 +6.05/出来高 7526万株/売買代金 665億円J-Stock Index 4,039.37 +13.66 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は反発、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20はそろって続伸した。値上がり銘柄数は310(スタンダード289、グロース21)、値下り銘柄数は268(スタンダード255、グロース13)、変わらずは61(スタンダード58、グロース3)。 本日のJASDAQ市場は下落後プラス圏に浮上する展開となった。前週末19日の米株式市場のダウ平均は続落。オーストリアや欧州で新型コロナが再流行、米国でも一部地域で感染件数の増加が見られ世界経済の回復を遅らせるとの懸念が広がった。一方、長期金利の低下でハイテク株は好調で、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新した。まちまちとなった米株市場を横目に、JASDAQ平均は下落してスタート。ただ、日経平均が売り一巡後に下げ渋り前引けまで下げ幅を縮める動きを見せると、JASDAQ平均も連れ高となりプラス圏に浮上した。その後は一時上げ幅を縮小するも再度買いが広がりプラス圏での推移となった。長期金利の低下を背景に米ハイテク株は好調で、前週後半に軟調に推移していたマザーズ銘柄に押し目買いが集まり、JASDAQ市場にも買い気が波及した。指数寄与度の高い時価総額上位銘柄が大きく値を崩さず、代表銘柄で構成されるJASDAQ-TOP20が0.87%高と上昇をけん引、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が連日で史上最高値を更新したことを背景に半導体関連株にも物色が向かっていた。 個別では、前週末に続いて買いが向かったアクセスグループ<7042>が29%高のストップ高で値上がり率トップに、21年10月期業績予想を上方修正したオービス<7827>が17%高のストップ高となった。また、自社株買い実施及び消却を発表したアイ・テック<9964>は4%高に、時価総額上位銘柄では、ワークマン<7564>やハーモニック<6324>なども堅調だった。値上がり率上位にはジェイテック<2479>、シライ電子工業<6658>、LAホールディングス<2986>などが顔を出した。 一方、前週末から売り優勢の展開が続いているトレードワークス<3997>が9%安で値下がり率トップに、前週末大幅に上昇したアルファクス<3814>も利益確定売りが優勢から8%安となった。時価総額上位銘柄では、ウエストHD<1407>やアンビス<7071>などが冴えなかった。値下り率上位には壽屋<7809>、CAPITA <7462>、ネクストジェン<3842>などが顔を出した。 JASDAQ-TOP20では、田中化学研究所<4080>、ユビAI<3858>、ザイン<6769>などが上昇した。[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10傑 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 7042|アクセスGHD | 1315| 300| 29.56| 2| 2479|ジェイテック | 283| 55| 24.12| 3| 7827|オービス | 1007| 150| 17.50| 4| 6658|シライ電子 | 571| 80| 16.29| 5| 2986|LAHD | 2485| 240| 10.69| 6| 6862|ミナトHD | 530| 42| 8.61| 7| 8783|GFA | 158| 12| 8.22| 8| 4080|田中化研 | 1982| 141| 7.66| 9| 2991|ランドネット | 5970| 410| 7.37|10| 5699|イボキン | 5420| 320| 6.27|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 3997|トレードワークス | 1201| -129| -9.70| 2| 3814|アルファクス | 872| -85| -8.88| 3| 7809|壽屋 | 5950| -460| -7.18| 4| 7462|CAPITA | 349| -24| -6.43| 5| 3842|ネクストジェン | 985| -65| -6.19| 6| 7338|インヴァスト | 915| -60| -6.15| 7| 3083|シーズメン | 1064| -67| -5.92| 8| 3760|ケイブ | 1160| -71| -5.77| 9| 7477|ムラキ | 1386| -73| -5.00|10| 3192|白鳩 | 282| -14| -4.73|[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4080|田中化研 | 1982| 141| 7.66| 2| 6625|JALCOHD | 154| 9| 6.21| 3| 6918|アバール | 2770| 150| 5.73| 4| 6149|小田原 | 3005| 137| 4.78| 5| 4978|リプロセル | 232| 10| 4.50| 6| 3807|フィスコ | 202| 8| 4.12| 7| 3798|ULS−G | 5740| 220| 3.99| 8| 3858|ユビキタスAI | 586| 22| 3.90| 9| 2454|オールアバウト | 723| 27| 3.88|10| 3758|アエリア | 466| 17| 3.79|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4293|セプテーニHD | 519| -21| -3.89| 2| 6677|エスケーエレク | 1140| -38| -3.23| 3| 6425|ユニバーサル | 2482| -56| -2.21| 4| 8844|コスモスイニ | 409| -8| -1.92| 5| 7624|NaITO | 177| -3| -1.67| 6| 1407|ウエストHD | 6590| -110| -1.64| 7| 8889|APAMAN | 505| -8| -1.56| 8| 6626|SEMITEC | 10630| -140| -1.30| 9| 7185|ヒロセ通商 | 2162| -26| -1.19|10| 2471|エスプール | 1286| -15| -1.15|
<TY>
2021/11/22 16:21
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小じっかり、米金利にらみ
22日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、114円20銭台に浮上した。米10年債利回りの持ち直しを受けややドル買いに振れ、対円で上昇基調となっている。一方、ユーロ・ドルは1.1270ドル台で推移し、コロナ再拡大への懸念で戻りは鈍い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円94銭から114円24銭、ユーロ・円は128円58銭から128円89銭、ユーロ・ドルは1.1265ドルから1.1292ドル。
<TY>
2021/11/22 16:21
みんかぶニュース 個別・材料
グローバルIが5万株の立会外分売を発表
グローバルインフォメーション<4171.T>がこの日の取引終了後、5万株の立会外分売を実施すると発表した。
株式の分布状況の改善や流動性の向上を図るためという。分売予定期間は11月29日から12月3日までで、分売価格は分売実施日前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定。なお、買付申込数量の限度は顧客1人につき1000株(売買単位100株)としている。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:13
注目トピックス 日本株
新興市場銘柄ダイジェスト:オービスがストップ高、ニューラルは年初来安値
<9964> アイ・テック 1479 +61大幅反発。鋼材の製造小売・流通を手掛ける。19日取引終了後に、発行済株式数の3.72%にあたる30万株、金額で4.50億円上限の自社株を22日の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表し、今朝、25万株を取得したと発表した。また19日に、発行済株式数の20.35%の自社株を11月26日に消却することも発表しており、株式需給の改善をを期待する買いが入ったようだ。<4586> メドレック 148 -8年初来安値。21年12月期業績予想を下方修正した。営業損益は8.66億円の赤字予想。前回予想は7.66億円の赤字、前期は11.30億円の赤字だった。帯状疱疹後の神経疼痛治療薬MRX-5LBT(リドカインテープ剤、商標名Lydolyte)の米国承認取得が来年度以降にずれこみ、マイルストン収入も来年度以降にずれこむ見込みとなった。株価は11月11につけた年初来安値を更新した。<4056> ニューラル 2008 -343年初来安値。SMBC日興証券を割当先とする第三者割当により、第11回新株予約権の発行およびファシリティ契約を締結すると発表した。差引手取概算額として36億1748万0700円を調達し、将来的なM&A、資本・業務提携に係る資金などに充てる。新株予約権の全てが行使された場合の発行済株式総数に対する希薄化割合は11.09%となり、1株当たり価値の希薄化懸念から売り優勢となった。<7827> オービス 1007カ +150ストップ高。21年10月期業績見込みを上方修正した。営業利益は前期比29.7%減の2.29億円の見込み。前回予想の同63.9%減の1.22億円から88%ほど引き上げた。米国の住宅需要拡大などを背景に、「ウッドショック」と呼ばれる現象が世界的に波及し木材価格が高騰したが、価格転嫁が急速に進み、収益性が向上したもよう。<2983> アールプランナー 9130カ +1500ストップ高。22年1月31日を基準日として1株につき4株の割合をもって分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。同社株は9月6日に発表した業績予想の上方修正を受け、11月15日の高値まで3.2倍超に上昇し、その後は高値もみ合いとなったが、分割発表を受け再び騰勢を強める展開に。<7082> ジモティー 4325 +235大幅反発。NTTドコモと連携し、ジモティー内で利用できるあんしん決済機能において、ドコモが提供するネット決済サービス「d払い」の利用を開始すると発表している。ジモティーが代金の支払いを仲介することで取引時の現金受け渡しを不要にできるとのことで、材料視されている。なお、21年12月期営業利益は前期比19.7%増の3.69億円予想。
<YN>
2021/11/22 16:13
みんかぶニュース 個別・材料
JMDCが11月29日付で東証1部市場へ市場変更
JMDC<4483.T>がこの日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、11月29日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更されることになったと発表した。
同社は、健康保険組合が保有する医療関連データを収集・分析し健康増進・医療費抑制ソリューションを提供するほか、匿名加工データをデータベース化し製薬企業、研究機関、生損保企業などに提供するヘルスビッグデータ事業が主力。また遠隔医療や調剤薬局支援事業なども展開する。22年3月期連結業績予想は、売上高215億5000万円(前期比28.5%増)、純利益32億5000万円(同31.3%増)を見込む。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:10
注目トピックス 市況・概況
大阪金概況:下落、インフレ意識後退で売り先行も朝安の後は下値の堅い展開
大阪取引所金標準先物 22年10月限・日中取引終値:6762円(前日日中取引終値↓69円)・推移レンジ:高値6775円-安値6751円22日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は下落した。先週末の海外市場で原油(WTI)先物価格が下落したことに加え、政府が石油の国家備蓄の放出を検討していると伝えられたこともあり、市場では原油高によるインフレに対する意識がやや後退した。これを受け、インフレヘッジ(回避)手段としての金の投資需要が減少するとの見方から、今日の金先物は売りが先行した。ただ、東京市場が明日、休場となることもあり、下値を売り急ぐ動きはなく、金先物は取引開始時に安値をつけた後は下値の堅い展開となった。
<FA>
2021/11/22 16:05
相場概況
日経平均は小幅続伸、朝安後にプラス転換、東エレクやファストリ小高い
日経平均は小幅続伸。19日の米国市場でNYダウは3日続落し、268ドル安となった。欧州などでの新型コロナウイルス再流行が嫌気された。ただ、長期金利の低下でハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は連日で過去最高値を更新。週明けの日経平均はNYダウが下落した流れを引き継いで127円安からスタートしたが、値がさ株の一角や海運株などに買いが入り、下げ渋る展開となった。後場に入りプラス転換すると、一時29806.49円(前週末比60.62円高)まで上昇したが、祝日を前に一段の上値を試す動きは限られた。大引けの日経平均は前週末比28.24円高の29774.11円となった。東証1部の売買高は10億6538万株、売買代金は2兆3720億円だった。業種別では、海運業、保険業、証券が上昇率上位だった。一方、鉱業、輸送用機器、空運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の48%、対して値下がり銘柄は47%となった。個別では、日経平均への寄与が大きい東エレク<8035>やファーストリテ<9983>が小高い。郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>といった海運株は揃って3~4%の上昇。塩野義<4507>が2%超上昇するなど医薬品株の一角も堅調だった。好決算の東京海上<8766>は3%近く上昇し、「物言う株主」として知られるファンドが大株主に浮上したCOOKPAD<2193>や説明会内容が好感された日製鋼所<5631>は急伸。また、OKK<6205>やマーケットE<3135>は連日でストップ高となった。一方、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>はさえない。原油安でINPEX<1605>が4%超下落し、高値圏のスノーピーク<7816>は利益確定売りに押され7%近く下落した。また、株式の売出し実施を発表した国際紙パルプ商事<9274>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
<HK>
2021/11/22 16:04
注目トピックス 市況・概況
欧州での新型コロナ感染再拡大を嫌気も底堅さ確認後は買い戻し優勢に【クロージング】
22日の日経平均は小幅に続伸。28.24円高の29774.11円(出来高10億6000万株)で取引を終えた。欧米での新型コロナウイルスの感染再拡大が嫌気され、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まり、インデックス売りの影響から日経平均は午前の早い時間に一時29542.29円まで下押す場面があった。ただし、休日の谷間で手控えムードが広がったほか、心理的な節目である29500円を割り込まなかった上、時間外取引で米株先物が堅調に推移していたことなどから、次第に買い戻しの動きが強まりプラスに転じた。東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗していた。セクター別では、海運が3%を超える上昇となったほか、保険、証券商品先物、ガラス土石など20業種が上昇。一方、鉱業が3%を超える下げとなったほか、輸送用機器、空運、銀行など13業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、塩野義<4507>、アドバンテス<6857>がしっかりだった半面、デンソー<6902>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、日東電工<6988>、トヨタ<7203>が軟化した。オーストリアでは都市封鎖、ベルギーでは在宅勤務の義務化など、新型コロナウイルス感染症の再拡大によって規制強化の動きが広がったことから、19日の欧米市場ではリスクオフの動きが強まった。この流れを受けて、東京市場でも売りが優勢となったものの、市場参加者は限られ、売り一巡後は買い戻しが優勢となっており、小幅ながら上昇に転じた。結局、日経平均は29500円での底固めを経て、5日線を挟んだもち合いだった。セクターを見ると、航空株や欧州売上高比率の高い輸出関連株中心に売られたほか、日米中などの主要国が石油備蓄を放出する協調行動を検討していると伝わったことから、石油資源関連株も下落。一方、海運系シンクタンクが今後のコンテナ船運賃動向に関する見通しを発表し、正常化へ最短1年半という見通しを示したこと材料視され、海運株が物色された。今週は明日が祝日で東京市場が休みで。米国は25日が感謝祭休場、翌26日が短縮取引となるだけに、商いは膨らみづらい。また、手掛かり材料にも乏しいだけに、ヘッジファンドなどの短期筋による仕掛け的な先物売買には注意が必要だ。また、欧州では再びコロナの感染拡大が進んでおり、さらなる行動規制強化などが進むことになれば、投資マインドを悪化させる要因になりかねず、目先は不安定な値動きを余儀なくされそうだ。
<FA>
2021/11/22 16:03
みんかぶニュース 市況・概況
サンウッドが京王と資本・業務提携、タカラレーベンとは提携解消◇
サンウッド<8903.T>は22日取引終了後、京王電鉄<9008.T>と資本・業務提携を締結すると発表した。あわせて、タカラレーベン<8897.T>と13年11月に結んだ資本・業務提携を解消することも発表しており、京王がタカラレーベンの保有するサンウッドの100万株を市場外での相対取引により取得し、保有割合21.31%の筆頭株主となる。
タカラレーベンとは提携から約8年が経過し、相互に一定の成果を得たとの認識に至ったことなどを理由に、解消に至ったとしている。また、新たな提携先を探す中で、サンウッドの強みである都心部の富裕層向けを中心とした新築分譲事業を中心とする不動産開発事業に関し、企画・事業ノウハウなどを事業に生かせるとして京王との新たな提携に合意したとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 16:02
注目トピックス 市況・概況
日経VI:小幅に上昇、株価底堅く不安心理は高まず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は22日、前日比+0.15(上昇率0.81%)の18.68と小幅に上昇した。なお、高値は19.85、安値は18.68。先週末の米株式市場でダウ平均が下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIはボラティリティーの高まりを警戒するムードから上昇して始まった。ただ、東京市場が明日、休場となることもあり、取引開始後は下値を売り急ぐ動きは見られず、日経225先物は下げ渋り、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20を上回ることはなく、次第に上昇幅を縮める展開となった。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<FA>
2021/11/22 16:00
みんかぶニュース 為替・FX
午後:債券サマリー 先物は続伸、米金利低下が支援材料
22日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。前週末19日の米長期金利の低下や、この日に実施された流動性供給入札で一定需要が確認されたことで買い安心感につながった。
19日の米市場ではNYダウや原油先物相場の下落を背景に、投資家のリスク回避ムードが台頭。米長期金利は1.5%台に低下し、この流れが東京市場に波及した。反落して始まった日経平均株価が下げ渋ると債券先物は上値を追いにくいムードがあったが、この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)の応札倍率が5.54倍(前回は4.06倍)と強めの結果となり、午後には値を戻し再び151円74銭まで上昇する場面があった。
先物12月限の終値は前週末比7銭高の151円69銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.005%低下の0.070%だった。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 15:59
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=28円高、欧州での新型コロナ拡大を警戒も底堅さ発揮
週明け22日の東京株式市場は売り優勢のなかスタートしたが、日経平均の下値は底堅く後場は戻り歩調となりプラス圏に浮上した。
大引けの日経平均株価は前営業日比28円24銭高の2万9774円11銭と小幅続伸。東証1部の売買高概算は10億6538万株、売買代金概算は2兆3720億円。値上がり銘柄数は1054、対して値下がり銘柄数は1023、変わらずは106銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方は軟調。前週末の欧州株市場が全面安だったことや、米国株市場でも景気敏感株を中心に売られNYダウの下値模索が続いていることから、日経平均は安く始まった。ドイツやオーストリアなどで新型コロナウイルスの感染が再拡大し、経済回復が遅れることへの懸念が重荷となっている。しかし、売り一巡後は下げ渋る展開となり、後場に入ると一段と下げ幅を縮小、堅調な値動きを示す米株価指数先物の動きを横目に日経平均は午後1時半頃にプラス圏に切り返した。一方、2万9800円近辺では売り圧力が強く、結局日経平均は高く引けたものの、上げ幅は30円弱にとどまった。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を上回り拮抗した。売買代金は2兆3000億円台と、10月25日以来約1カ月ぶりの低水準だった。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920.T>は売りに押されたものの、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>などは堅調で半導体製造装置関連はまちまちの展開。日本郵船<9101.T>など海運株が高く、塩野義製薬<4507.T>も買いが優勢。ダイキン工業<6367.T>が値を上げ、ベイカレント・コンサルティング<6532.T>も上昇した。値幅制限上方拡大のOKK<6205.T>は400円高のストップ高。アグレ都市デザイン<3467.T>、JUKI<6440.T>、イソライト工業<5358.T>なども値を飛ばした。
半面、武田薬品工業<4502.T>が冴えず、任天堂<7974.T>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが売りに押され、INPEX<1605.T>が大幅安、日本航空<9201.T>も軟調。デンソー<6902.T>も安い。国際紙パルプ商事<9274.T>が急落、ディア・ライフ<3245.T>、キャンドゥ<2698.T>、フィル・カンパニー<3267.T>なども大きく値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 15:54
みんかぶニュース 個別・材料
クレオス、年62円への増配と中計発表も
GSIクレオス<8101.T>はこの日の取引終了後、22年3月期の期末一括配当予想について62円(普通配55円、記念配7円)とし、従来予想の35円(普通配30円、記念配5円)から増額修正すると発表した。株式分割考慮後の前期実績(30円)と比べ、32円の増配となる。
あわせて、25年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。最終年度に売上高1350億円(21年3月期実績1163億7500万円)、営業利益35億円(同36億3200万円)、配当性向50%とする目標を掲げた。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 15:43
マザーズ市況
マザーズ指数は4日ぶり反発、材料発表のメルカリなどがけん引役
本日のマザーズ指数は4営業日ぶりに反発となった。前週末と概ね同水準から始まったマザーズ指数は、その後1149.15ptまで下落。ただ、そこから一気に切り返し、前場はもみ合いながらもプラス圏での推移に。後場は日経平均も市場の想定を外れる形で、半ば頃にプラス転換する中、マザーズ指数もじり高基調の堅調な展開となった。材料発表で大幅高となったメルカリ<4385>が指数のけん引役に。なお、マザーズ指数は4営業日ぶりに反発、売買代金は概算で2014.90億円。騰落数は、値上がり186銘柄、値下がり187銘柄、変わらず21銘柄となった。 個別では、直近IPOのGRCS<9250>がマザーズ売買代金トップにランクイン。一時7520円をつける場面もあったが、換金売りをこなしながら結局はストップ高まで買われた。テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するユー・エス・ジェイと安心・安全な取引環境の構築に向けた包括連携協定を締結したと発表したメルカリは大幅高。メルカリの他、FRONTEO<2158>やフリー<4478>の大幅上昇も指数を支えた。また、決算説明会での質疑応答を受けて思惑が先行したとの指摘が聞かれたリボミック<4591>も急伸。その他、CCT<4371>、ホットリンク<3680>、日本電解<5759>、JMDC<4483>、オキサイド<6521>などが買われた。一方、メタバース関連として前週に急伸が目立ったエスユーエス<6554>が15%安、直近IPOのAB&Company<9251>が11%安とそれぞれ利益確定売りに押された。その他、グローバルウェイ<3936>、リアルワールド<3691>、JTOWER<4485>、HENNGE<4475>、ビジョナル<4194>、ベイシス<4068>、夢展望<3185>などが売られた。
<FA>
2021/11/22 15:40
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:114円10銭前後で推移、東京市場の休場控え様子見も
22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=114円13銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=128円71銭前後と同1円00銭程度のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、114円10銭台を中心とする狭いレンジでの一進一退が続いた。明日は東京市場が勤労感謝の日で休場となることから、様子見姿勢が強まっている。また、今週25日は米国が感謝祭で休場ということもあり、日米の休場が意識され積極的な売買は手控えられている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1277ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2021/11/22 15:39