みんかぶニュース 個別・材料ニュース一覧
みんかぶニュース 個別・材料
京セラが反発、26年3月期営業利益2.0倍予想と1億3624万株を上限とする自社株買い発表を好感
京セラ<6971.T>が反発し年初来高値を更新している。14日の取引終了後に発表した26年3月期の連結業績予想で、営業利益を550億円(前期比2.0倍)と大幅増益見通しとしたことが好感されている。米国の関税政策や円高の影響はあるものの、部品事業の構造改革を実行することで増益転換を図る。
売上高は1兆9000億円(同5.7%減)を見込む。全セグメントにおいて景気減速や、想定為替レートを1ドル=135円(25年3月期153円)、1ユーロ=150円(同164円)としたことによる影響を考慮し減収を見込む。また、米国相互関税の影響を利益面で170億円と試算する。一方で、半導体部品有機材料事業で前期に発生した一時費用などの影響がなくなるほか、電子部品でKAVX(キョウセラ・AVX・コンポーネンツ)におけるMLCC(積層セラミックコンデンサ)及びタンタルコンデンサ事業の収益性改善効果が利益を押し上げる。
なお、25年3月期決算は、売上高2兆144億円(前の期比0.5%増)、営業利益272億9900万円(同70.6%減)だった。
同時に、上限を1億3624万株(発行済み株数の9.67%)、または2000億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月15日から来年3月24日までで、株主還元の一環並びに機動的な資本戦略への準備として実施するとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/15 09:26
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Aiロボが急騰で最高値更新が濃厚に、前期に続き今期も連続の大幅営業増益でピーク更新続く
Aiロボティクス<247A.T>に投資資金の流入が加速、気配値のまま急激に水準を切り上げている。自社開発のAIシステムを活用し、スキンケア商品や美容家電の企画・開発を行っているが、主力の美白美容液の需要獲得が進んでいるほか、昨年参入した美容家電も大幅な伸びで業績拡大に貢献している。同社が14日取引終了後に発表した25年3月期決算は営業利益が前の期比97%増の24億8000万円とほぼ倍増したほか、続く26年3月期も前期比94%増の48億円予想と急拡大が続き、連続でピーク利益更新となる見込み。これがポジティブサプライズとなり買い人気が集中し、4月22日につけた上場来高値更新が濃厚となっている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/15 09:09
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UTに物色人気集中、今3月期営業45%増益予想で大幅増配と自社株買いなど材料満載
UTグループ<2146.T>が寄り付き大口の買い注文に値が付かず、カイ気配スタートで5日移動平均線から一気に上放れる人気となった。半導体や自動車業界などを主要顧客とする製造業派遣・請負の大手で、足もとの業績は急回復が期待できる状況にある。同社が14日取引終了後に発表した26年3月期の業績予想は営業利益が前期比45%増の117億円と大幅な伸びで初の100億円大台ライン突破となり、過去最高利益更新を見込んでいる。株主還元にも積極的だ。前期配当は従来計画に22円65銭増額し、年134円98銭とした。また、今期も大幅増配で162円72銭を計画している。配当利回りは前日終値換算で8%に達する。更に、発行済み株式数3.8%相当の150万株、金額ベースで19億6500万円を上限とする自社株買いも発表(買い付け期間は8月8日まで)、これを材料視する買いが集中した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/15 09:08
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西部技研がハイブリッドスーパーキャパシタ製造工場向けの大型案件を受注
西部技研<6223.T>がこの日の取引終了後、子会社である西部技研DRエンジニアリングがハイブリッドスーパーキャパシタ製造工場向けの大型案件を受注したと発表した。
国内キャパシタメーカーから、工場の建築設計・設備設計及びコンストラクション・マネジメント業務、工場内空調設備工事、ドライルーム工事、充放電装置(エージング工程)を受注した。受注金額は約48億3000万円で、25年12月期及び26年12月期に売り上げ計上する予定。なお、25年12月期業績予想には織り込み済みとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 17:31
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東映アニメの25年3月期業績は計画上振れで着地
東映アニメーション<4816.T>がこの日の取引終了後、集計中の25年3月期連結業績について、売上高が従来予想の900億円から1008億円(前の期比13.7%増)へ、営業利益が270億円から324億円(同38.7%増)へ、純利益が195億円から236億円(同25.6%増)へ上振れて着地したようだと発表した。
国内外の配信権販売・版権事業が想定を上回り好調に推移したことに加えて、年間を通して円安基調に推移したことなどが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 16:27
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リコーの26年3月期は25%営業増益で2円増配を予想
リコー<7752.T>がこの日の取引終了後、26年3月期連結業績予想を発表しており、売上高2兆5600億円(前期比1.3%増)、営業利益800億円(同25.3%増)、純利益560億円(同22.5%増)を見込み、年間配当予想を前期比2円増の40円とした。
前期に続きオフィスプリンティング事業の減速を見込むものの、オフィスサービス及び商用印刷・産業印刷の成長を牽引役に増収増益を見込む。米国関税政策費用増と対応策の効果、需要減を想定した影響額を130億円と試算するほか、為替変動による影響などを盛り込み、増収増益を見込む。なお、想定為替レートは1ドル=140円(25年3月期152円65銭)、1ユーロ=155円(同163円86銭)としている。
25年3月期決算は、売上高2兆5278億円(前の期比7.6%増)、営業利益638億2900万円(同2.9%増)、純利益457億900万円(同3.5%増)だった。オフィスサービスや商用印刷などのストック積み上げが着実に成長し、オフィスプリンティングの不振や企業価値向上プロジェクト費用の計上などの一過性要因を吸収し増収増益となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 16:24
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バイセルが後場終盤に急伸、25年12月期業績予想を58%営業増益に上方修正
BuySell Technologies<7685.T>が後場終盤になって急伸している。午後3時ごろ、25年12月期の連結業績予想について、売上高を997億9000万円から1000億円(前期比66.7%増)へ、営業利益を65億円から75億円(同58.4%増)へ、純利益を33億3000万円から37億9000万円(同57.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
第1四半期において、グループ出張訪問買い取り事業及びグループ店舗買い取り事業ともに買い取り・販売が好調に推移したことに加えて、今期から連結対象となったレクストホールディングスの販売も計画を上回って進捗したことなどが要因。また、査定員1人あたりの出張訪問数増加や店舗あたり労働生産性の向上が図られたことから人員計画の見直しに伴う人件費の削減を見込むことなども寄与する。
なお、第1四半期(1~3月)決算は、売上高234億300万円(前年同期比93.1%増)、営業利益24億2300万円(同3.5倍)、純利益12億5100万円(同4.3倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 15:18
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レイズネクが後場に買われ200日線上抜け、前期配当の大幅増額と株主優待制度の導入を材料視
レイズネクスト<6379.T>が後場に買われ、200日移動平均線を上抜けた。14日午後2時、25年3月期配当の増額修正と株主優待制度の導入を発表しており、材料視されたようだ。3月31日を基準日とする前期の期末配当について、従来の予想から16円増額し56円(年間配当は91円)で決定した。26年3月期の年間配当予想も91円とする。また3月末日と9月末日において400株以上を保有する株主を対象とした株主優待制度を導入。5000種類以上の商品から株主が贈呈品を選ぶことができる特設ウェブサイトにおいて利用できる優待ポイントを保有株式数に応じて贈呈する。長期保有特典も用意した。26年3月期の売上高は前期比微増の1575億円、最終利益は同微減の81億円を計画。加えて中期経営計画も公表し、最終年度となる29年3月期の最終利益を93億円などとする経営目標を掲げた。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 15:00
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西武HDは大幅安、前期の反動で26年3月期減収減益へ
西武ホールディングス<9024.T>は大幅安。この日午後2時ごろ、26年3月期連結業績予想について売上高を前期比43.3%減の5110億円、純利益を同89.9%減の260億円と発表。これが売り材料視されている。
前期(25年3月期)に業績が急拡大した反動が出た格好。配当予想は据え置きの40円とした。同時に発表した前期決算は売上高が前の期比88.7%増の9011億3100万円、純利益が同9.6倍の2581億8200万円だった。東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化による影響が全体を大きく押し上げた。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 14:46
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サイバーリンが急伸、第1四半期営業利益は17%増
サイバーリンクス<3683.T>が後場急伸している。午後2時ごろに発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高45億円(前年同期比4.4%増)、営業利益4億1400万円(同16.5%増)、純利益2億7100万円(同18.5%増)と2ケタ増益となったことが好感されている。
流通クラウド事業で「@rmsV6」の導入作業の進行に伴う売り上げが増加したほか、各種サービス料金を改定したことが寄与した。また、官公庁クラウド事業では自治体の防災行政無線工事案件なども貢献した。
25年12月期通期業績予想は、売上高177億4100万円(前期比11.8%増)、営業利益17億3100万円(同37.9%増)、純利益11億4700万円(同40.8%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 14:44
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一工薬が後場一段高、ハイエンドサーバー向け需要支えに今期最終利益24%増を計画
第一工業製薬<4461.T>が後場一段高。この日、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績予想を開示し、今期の売上高は前期比9.2%増の800億円、最終利益は同23.8%増の32億円となる見通しを示した。最終利益は2ケタ増益で、営業利益と経常利益は前期に続き過去最高益の更新を見込む。年間配当予想は同20円増配の120円とした。堅調な業況と増配計画を好感した買いが入ったようだ。
25年3月期の売上高は前の期比16.1%増の732億5500万円、最終利益は同2.2倍の25億8500万円と、計画に対して上振れして着地した。ハイエンドサーバー向け光硬化樹脂材料や新規電池材料の販売が大きく伸び、収益性も改善した。26年3月期もハイエンドサーバー向けの需要は引き続き強い状況となると想定する。あわせて同社は、リチウムイオン二次電池の負極用水系複合接着剤の生産能力を滋賀工場において増強したと発表した。今月に稼働を開始。今後、段階的に約30億円の投資を行い、供給体制の構築を進める予定としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 14:36
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飛島HDが切り返し新高値、今期10円増配計画で株主還元姿勢を評価
飛島ホールディングス<256A.T>が後場に切り返し新高値をつけた。14日に25年3月期の連結決算と26年3月期の業績・配当予想を開示した。今期の売上高は前期比1.3%増の1400億円、最終利益は同4.7%増の39億円を見込む。前期の業績は計画を上振れして着地したほか、今期の年間配当予想は前期比10円増配の100円としている。配当利回りは足もと5%を超える水準とあって、業況と株主還元姿勢を好感した買いが入ったようだ。26年3月期の受注予想は土木・建築ともに減少し、建設事業合計で前期比8.7%減の1040億円とした。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 14:20
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栗本鉄が後場上げ幅急拡大、前期配当の大幅増額・今期増配計画で高配当利回り着目の資金流入
栗本鐵工所<5602.T>が後場に上げ幅を急拡大した。14日、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績予想を開示し、今期の最終利益は前期比1.4%増の70億円となる見通しを示した。最終利益は前期に続き過去最高益の更新を見込む。また、3月31日を基準日とする前期の期末配当を従来の予想から56円増額し181円(年間配当は285円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比3円増配の288円とした。配当利回りの高さに着目した買いが集まったようだ。
26年3月期の売上高予想は同1.3%減の1250億円とした。国内公共事業関連では前期並みの需要を想定。民需関連では機械システム事業において、受注を予定していた案件の見送り・延期の影響が出るとし減収を見込む。25年3月期の売上高は前の期比0.6%増の1266億6900万円、最終利益は同26.2%増の69億500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 14:15
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ニチレイは3日続落、26年3月期は2ケタ営業増益で実質増配見通しも材料出尽くし感
ニチレイ<2871.T>が3日続落している。13日の取引終了後に発表した26年3月期の連結業績予想で、営業利益は450億円(前期比17.4%増)と2ケタ増益を見込み、年間配当予想を47円と実質増配予定としたものの、決算発表による材料出尽くし感から売られているようだ。
加工食品・低温物流事業で増収を見込むものの、水産・畜産事業での構造改革を継続するため、売上高は7000億円(同0.3%減)と微減を見込む。ただ、加工食品事業で主力商品の増収効果や生産性の改善、北米事業の回復が見込まれることに加えて、低温物流事業で国内の基盤拡充や海外事業の伸長が期待できることが利益を押し上げる。また、減価償却方法の変更による影響も寄与する。
同時に、28年3月期に売上高8000億円、営業利益560億円を目指す中期経営計画を発表した。食品事業におけるチキン加工品や米飯類、低温物流事業における冷凍食品物流プラットフォームやリテール事業といった競争優位領域における施策を強化し収益力の向上を図るほか、グローバル展開の加速により海外売上高比率を30%(25年3月期23.6%)に引き上げる方針だ。
なお、同時に発表した25年3月期決算は、売上高7020億8000万円(前の期比3.2%増)、営業利益383億1500万円(同3.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 14:13
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東京通信Gは急伸、1~3月期営業利益が通期計画超過
東京通信グループ<7359.T>は急伸。この日昼ごろに1~3月期連結決算を発表し、売上高は15億5800万円(前年同期比13.7%増)、営業損益は5500万円の黒字(前年同期9600万円の赤字)だった。ハイパーカジュアルゲームアプリで新たなヒットタイトルが誕生したことが寄与した。営業利益ベースで通期計画(5000万円の黒字)を超過しており、これがサプライズとなる形で買いを呼び込んでいる。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:58
みんかぶニュース 個別・材料
SUBARUが下げ幅を拡大、25年3月期は13%営業減益で着地
SUBARU<7270.T>が後場下げ幅を拡大している。午後1時ごろに発表した25年3月期連結決算が、売上高4兆6857億円(前の期比0.4%減)、営業利益4053億800万円(同13.4%減)、純利益3380億6200万円(同12.2%減)と2ケタ減益で着地したことが嫌気されている。
国内販売はフォレスター、アウトバックやクロストレック ストロングハイブリッド搭載モデルなどを中心に堅調に推移し、前の期比5.4%増の10万4000台となったが、海外販売は足もとの販売状況や在庫台数などを踏まえた出荷を進めてきたことで同5.2%減の83万2000台に減少。新型車効果や価格改定、為替変動などによる増収効果があったものの、海外の厳しい競争環境による販売奨励金の増加もあり、減益を余儀なくされた。なお、26年3月期業績予想は、合理的な見通しを算定することが困難であるとして未定としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:57
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セ硝子は後場下げ幅拡大、26年3月期は29%営業減益を見込む
セントラル硝子<4044.T>は後場下げ幅を拡大している。午後1時ごろに発表した26年3月期連結業績予想で、売上高1450億円(前期比0.5%増)、営業利益75億円(同29.4%減)、純利益55億円(同3.1%減)と減益を見込むことが嫌気されている。
ガラス事業は建築用ガラスの需要回復を見込むものの、米国の関税政策による自動車の需要低迷や原燃材料費増加により減収減益を予想。ライフ&ヘルスケア事業も素材化学品の一部製品の販売終了に加えて、医療化学品の為替や在庫影響により減収減益を見込む。電子材料事業はAI半導体向けは引き続き堅調に推移することで増収を見込むが、メモリメーカーの在庫調整による販売減を見込むほか、為替影響や研究開発費の増加が利益を押し下げる見通しだ。
なお、25年3月期決算は、売上高1442億3300万円(前の期比10.0%減)、営業利益106億2900万円(同26.8%減)、純利益56億7800万円(同54.5%減)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:44
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くすりの窓口が急伸し上場来高値更新、今期は連続最高益更新・増配計画で評価
くすりの窓口<5592.T>が後場にプラス圏に浮上して急伸。上場来高値を更新した。14日正午、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績・配当予想を公表。今期の売上高予想は前期比9.8%増の123億円、最終利益予想は同10.1%増の22億4000万円とした。前期に続き過去最高益を更新する計画。また、初配となる前期の期末一括配当を従来の予想から4円37銭増額して27円としたうえで、年間配当予想は前期比3円増配の30円とし、評価されたようだ。メディア事業での処方箋ネット受付の認知度向上による予約件数の増加や、みんなのお薬箱事業における医薬品流通金額の増加を図るなど、ストック売上高を重視する戦略を継続し、収益を拡大させる方針。25年3月期の売上高は前の期比28.4%増の111億9900万円、最終利益は同2.3倍の20億3400万円となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:41
みんかぶニュース 個別・材料
オープンWはS高、1~3月期増収増益
オープンワーク<5139.T>はストップ高。この日昼ごろ、1~3月期単独決算を発表。売上高は前年同期比34.5%増の10億4700万円、営業利益は同4.6倍の3億2400万円だった。主力の転職・就職情報プラットフォーム「OpenWork」、企業向け求人サービス「OpenWorkリクルーティング」が好調だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:37
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オークネットが急反発、25年12月期業績予想及び配当を上方修正
オークネット<3964.T>が急反発し年初来高値を更新している。13日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、売上高を590億円から610億円(前期比9.1%増)へ、営業利益を60億円から75億円(同7.1%増)へ、純利益を37億円から47億5000万円(同5.9%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各19円の年38円から中間・期末各21円の年42円へ引き上げたことが好感されている。
第1四半期において、特にライフスタイルプロダクツ事業で新型スマートフォンの買い替え需要が好調であり、中古スマートフォンの流通台数が増加したことや、ブランド品オークションにおける出品・成約台数が好調に推移したことが寄与する。
なお、同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高159億7800万円(前年同期比45.4%増)、営業利益30億8300万円(同50.8%増)、純利益20億1200万円(同44.6%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:33
みんかぶニュース 個別・材料
ランサーズ後場急伸、26年3月期は83%営業増益で初配当2円を実施へ
ランサーズ<4484.T>が後場急伸し年初来高値を更新している。午前11時30分ごろに発表した26年3月期連結業績予想で、売上高50億4800万円(前期比10.0%増)、営業利益2億円(同83.2%増)、純利益2億円(同13.1%増)と大幅営業増益を見込み、初配当となる期末一括2円の配当を予定していることが好感されている。
戦略コンサルティングに特化した新会社を設立し、AX(AIトランスフォーメーション)戦略策定から戦略実装までを一気通貫で支援する体制を構築するほか、AIエージェント事業に参入し業績拡大を目指す。なお、25年3月期決算は、売上高45億8900万円(前の期比0.3%増)、営業利益1億900万円(同44.7%増)、純利益1億7600万円(同59.2%増)だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:27
みんかぶニュース 個別・材料
GMO-GSは大幅安、費用増で1~3月期営業利益33%減
GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788.T>は大幅安。13日取引終了後に発表した1~3月期連結決算は売上高が前年同期比4.0%増の49億900万円、営業利益が同32.6%減の2億8500万円だった。主力の電子契約サービスが好調だったものの、次の成長に向けたシステム投資やプロモーション施策による費用増が利益面で響いた。通期で増収増益を見込んでいるだけに、第1四半期時点での減益がネガティブ視されている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:25
みんかぶニュース 個別・材料
ソニーGは後場プラス転換、9月取締役会でのソニーFGスピンオフ付議と自社株買いを好感
ソニーグループ<6758.T>は後場プラス圏に浮上した。14日の取引終了後、25年3月期の連結決算発表にあわせ、金融子会社であるソニーフィナンシャルグループ(FG)のパーシャル・スピンオフについて9月初旬の取締役会に付議する方針だと開示した。自社株買いの実施も公表しており、これらを好感した買いが集まったようだ。
ソニーFGの株式の東証プライム市場への上場に向け、8日に予備申請を行ったことも明らかにしている。9月30日を基準日としてソニー株1株につき、ソニーFG株1株の割合で現物配当を行う予定。スピンオフ後、ソニーFGはソニーGの持ち分法適用関連会社となる。
また、ソニーGは取得総数1億株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.66%)、取得総額2500億円を上限とする自社株買いを実施する。取得期間は5月15日から26年5月14日まで。26年3月期の業績予想については、売上高は11兆7000億円、最終利益は9300億円を見込む。金融分野を除いたベースで売上高は前期比2.9%減、最終利益は同12.9%減を計画。米国の関税による影響は営業利益段階で1000億円の押し下げ要因となると想定した。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:21
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ワイヤレスGが続急伸、株主優待制度を導入へ
ワイヤレスゲート<9419.T>が続急伸し年初来高値を更新している。13日の取引終了後、25年6月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感されている。毎年6月末日及び12月末日時点で10単元(1000株)以上を6カ月以上継続して保有する株主を対象にQUOカード5000円分(年間1万円分)を贈呈する。なお、初回の25年6月末日時点の株主に限り、1000株以上を保有する全株主を対象にするとしている。
同時に発表した第1四半期(1~3月)単独決算は、売上高20億3900万円(前年同期比3.6%減)、営業利益5800万円(同32.9%減)、純利益6800万円(同5.6%減)だった。主力のWiMAXサービスで、累計契約件数に回復の兆しが見られた一方で、前年同期を上回る解約件数の影響が残った。原価率のコントロールが進み売上総利益率は向上しているものの、成長投資継続から減益を余儀なくされた。
なお、25年12月期通期業績予想は、売上高90億円(前期比6.4%増)、営業利益2億2000万円(同28.0%減)、純利益2億円(同29.6%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:15
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神栄が後場急伸、26年3月期は26%営業増益で10円増配へ
神栄<3004.T>が後場急伸している。正午ごろに発表した26年3月期連結業績予想で、売上高415億円(前期比3.3%増)、営業利益17億5000万円(同26.3%増)、純利益14億円(同6.0%増)と大幅営業増益を見込み、年間配当予想を前期比10円増の100円としたことが好感されている。
冷凍食品を中心に主力の食品関連の堅調を見込む。また、海外防災関連分野の伸長が見込まれる物資関連や、コンデンサ分野の改善が見込まれる電子関連なども寄与し、増益転換を狙う。
なお、25年3月期決算は、売上高401億5800万円(前の期比0.1%減)、営業利益13億8500万円(同22.7%減)、純利益13億2100万円(同20.2%減)だった。前の期に行った繊維事業からの一部撤退や、物資関連の海外防災関連分野における新規現地調査案件を開始できなかったことによる減少に加えて、想定を超えた円安基調の長期化による仕入れコスト上昇の影響が大きかった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 13:06
みんかぶニュース 個別・材料
鹿島が後場プラスに転じる、26年3月期は増収増益で6期連続増配を予想、自社株買いも発表
鹿島<1812.T>が後場プラスに転じている。正午ごろに発表した26年3月期連結業績予想で、売上高2兆9500億円(前期比1.3%増)、営業利益1590億円(同4.7%増)、純利益1300億円(同3.3%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比8円増の112円と6期連続の増配を予定していることが好感されている。
国内土木・建築事業の着実な利益成長を見込み、特に土木事業の牽引により建設事業の売上総利益率が向上する見通し。また、国内関係会社も前期を上回る業績を見込むほか、海外関係会社は米国や欧州の開発事業で物件売却を推進し増益を計画している。
なお、25年3月期決算は、売上高2兆9118億円(前の期比9.3%増)、営業利益1518億8200万円(同11.5%増)、純利益1258億1700万円(同9.4%増)だった。
同時に、上限を900万株(発行済み株数の1.90%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月15日から9月30日までとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 12:52
みんかぶニュース 個別・材料
日産自が軟調推移、合理化策発表も業績回復見込み買い向かう姿勢限られる
日産自動車<7201.T>は軟調推移。13日の取引終了後、25年3月期の連結決算を発表した。売上高は前の期比0.4%減の12兆6332億1400万円、最終損益は6708億9800万円の赤字(前の期は4266億4900万円の黒字)となった。自動車販売台数が減少するなか、減損損失とリストラ費用を計上し赤字に転落した。26年3月期の売上高は前期比0.1%減の12兆5000億円を計画。営業損益と最終損益の予想は未定とした。人員削減を含む合理化策も公表したものの、業績回復を見込んで買い向かう姿勢は限られ、直近の上昇を受けた利益確定売りに押される形となった。
今期のグローバル販売台数は325万台(前期は334万6000台)と予想する。想定為替レートは1ドル=145円とした。同社は25年3月期から28年3月期にかけて、発表済みの9000人分を含めて合計2万人の人員削減を実施する。また、28年3月期までに車両生産工場を17から10に統合する。固定費については27年3月期までに25年3月期の実績と比べて2500億円削減する方針。加えて、先行開発や27年3月期以降のプロジェクトを一時的に停止して3000人の従業員がコスト削減に取り組み、2500億円の変動費削減を目指す。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 12:40
みんかぶニュース 個別・材料
ホンダが4日ぶりに反落、今期最終70%減益予想をネガティブ視
ホンダ<7267.T>が4日ぶりに反落した。13日の取引終了後、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比6.4%減の20兆3000億円、最終利益予想は同70.1%減の2500億円とした。大幅減益予想をネガティブ視した売りが優勢となったようだ。
年間配当は同2円増配の70円を計画する。業績予想の前提となる為替レートは1ドル=135円。今期の四輪事業におけるグループ販売台数は前期比9万6000台減の362万台。北米で販売増を見込む一方、日本国内やアジアでの販売台数は減少を想定する。米国の関税による影響については、現時点で試算できる金額を全て反映したとしている。
25年3月期の売上高は前の期比6.2%増の21兆6887億6700万円、最終利益は同24.5%減の8358億3700万円だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 12:37
みんかぶニュース 個別・材料
雪印メグが急反発、1000万株を上限とする自社株買いなど発表
雪印メグミルク<2270.T>が急反発している。午前11時ごろ、上限を1000万株(発行済み株数の14.78%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は5月15日から来年3月13日までで、市場買い付けのほか、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けで取得する。
同時に発表した26年3月期連結業績予想は、売上高6400億円(前期比3.9%増)、営業利益190億円(同0.7%減)、純利益300億円(同2.2倍)を見込む。4月に実施した価格改定効果もあって乳製品は伸長を見込むものの、飲料・デザート類などの苦戦を見込む。
なお、25年3月期決算は、売上高6158億1900万円(前の期比1.7%増)、営業利益191億2500万円(同3.6%増)、純利益139億400万円(同28.4%減)だった。
同時に、31年3月期に営業利益350億円を目指す中期経営計画を発表した。海外展開の強化やチーズの徹底拡大、重点機能性商品の成長、代替食品の拡充などに取り組むとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 12:35
みんかぶニュース 個別・材料
ミルボンは年初来安値更新、1~3月期減収減益
ミルボン<4919.T>は大幅安で年初来安値を更新した。13日取引終了後に1~3月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比2.8%減の111億8000万円、営業利益は同46.7%減の7億1200万円だった。ブリーチカラーブームの一巡や価格競争の影響、海外事業の減収などが要因。人件費や物流費の増加も響いた。通期で増収増益を見込んでいるだけに失望売りが出たようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/05/14 11:16