みんかぶニュース 市況・概況ニュース一覧
みんかぶニュース 市況・概況
6月30日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 44094.77(+275.50)
高値 44138.69
安値 43889.16
・S&P500 6204.95(+31.88)
・ナスダック総合指数 20369.73(+96.27)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/01 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
6月30日の主要国際商品市況
・NY原油先物期近(WTI)
1バレル=65.11ドル(-0.41ドル)
・NY金先物期近(COMEX)
1トロイオンス=3307.7ドル(+20.1ドル)
・NY銀先物期近(COMEX)
1トロイオンス=3585.2セント(-18.5セント)
・シカゴ小麦先物期近
1ブッシェル=528.75セント(+4.00セント)
・シカゴコーン先物期近
1ブッシェル=420.50セント(+3.00セント)
・シカゴ大豆先物期近
1ブッシェル=1024.25セント(-3.50セント)
・CRB指数
297.28(-2.46)
出所:MINKABU PRESS
2025/07/01 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
1日の株式相場見通し=反落か、米株高追い風も目先高値警戒で利食い優勢
1日の東京株式市場は、売り買い交錯の中もやや利益確定の動きが優勢となりそうだ。日経平均株価は前日まで5営業日続伸で、この間に2100円以上水準を切り上げており、急ピッチの上昇に対する反動が出やすい。前日の取引でも日経平均は一時700円あまりの上昇をみせる場面があったが、後場の取引で急速に伸び悩み、結局上げ幅はその半分以下にとどまった。きょうもその流れが意識される可能性がある。前日の欧州株市場では高安まちまちながら独DAXや仏CAC40などはいずれも軟調に推移した。トランプ米政権下で打ち出されている関税の行方や、今週発表される欧米の重要経済指標を見極めたいとの思惑が買い手控えムードにつながっている。DAXもCAC40も月間ベースでは6月は下落となった。一方、米国株市場では強気優勢の地合いが続き、NYダウが3連騰で2月以来の高値水準まで上昇したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は6連騰で最高値街道を走っている。この日はAI・半導体関連株への買いが続き全体相場を牽引している。米国とカナダ間での関税交渉ではカナダ側が譲歩する姿勢を見せたことで、マーケットのセンチメント改善につながった。29日にカナダ財務省はデジタルサービス税の撤回を発表し、米国との関税交渉は7月21日までの合意を目指して交渉再開の方向となった。また、米連邦議会ではトランプ減税延長を柱とした減税法案の審議を進めており、その成立に向けた期待も買いを後押した形だ。このほか、四半期末特有の機関投資家によるドレッシング買いなども全体指数に浮揚力を与えたもようである。東京市場では米株市場が強調展開を続けていることは追い風材料ながら、日米間の関税交渉の先行き不透明感が拭えないなか、足もとではポジション調整の売りが上値を押さえそうだ。
30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比275ドル50セント高の4万4094ドル77セントと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同96.27ポイント高の2万369.73だった。
日程面では、きょうは6月の日銀全国企業短期経済観測調査(日銀短観)、10年物国債の入札、6月の消費動向調査、6月の新車・軽自動車販売台数など。海外では6月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、5月の米雇用動態調査(JOLTS)、5月の米建設支出など。また、パウエルFRB議長がECB主催の「ECBフォーラム」の討議に参加する予定。
出所:MINKABU PRESS
2025/07/01 08:00
みんかぶニュース 市況・概況
米国市場データ NYダウは275ドル高と3日続伸 (6月30日)
― ダウは275ドル高と3日続伸、米国とカナダの関税交渉の進展を好感、S&P500とNASDAQは最高値更新 ―
NYダウ 44094.77 ( +275.50 )
S&P500 6204.95 ( +31.88 )
NASDAQ 20369.73 ( +96.27 )
米10年債利回り 4.230 ( -0.053 )
NY(WTI)原油 65.11 ( -0.41 )
NY金 3307.7 ( +20.1 )
VIX指数 16.73 ( +0.41 )
シカゴ日経225先物 (円建て) 40295 ( -145 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 40395 ( -45 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/07/01 07:58
みんかぶニュース 市況・概況
1日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:50 日・日銀全国企業短期経済観測調査(短観)
10:30 日・10年物利付国債の入札
10:45 中・財新製造業購買担当者景気指数
14:00 日・消費者態度指数
15:00 英・ネーションワイド住宅価格
16:50 仏・製造業購買担当者景気指数(改定値)
16:55 独・製造業購買担当者景気指数(改定値)
17:00 ユーロ・製造業購買担当者景気指数(改定値)
17:30 英・製造業購買担当者景気指数(改定値)
18:00 ユーロ・消費者物価指数(速報値)
22:30 ユーロ・ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁が発言
22:30 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が発言
22:30 英・ベイリーBOE(英中郷銀行)総裁が発言
22:45 米・製造業購買担当者景気指数(改定値)
23:00 米・ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数
23:00 米・建設支出
23:00 米・JOLTS(雇用動態調査)求人件数
※日・閣議
※カナダ,香港市場が休場
○決算発表・新規上場など
決算発表:クラウディア<3607>,フイルコン<5942>,アークランズ<9842>
出所:MINKABU PRESS
2025/07/01 07:50
みんかぶニュース 市況・概況
シカゴ日経平均先物 大取終値比 145円安 (6月30日)
シカゴ日経225先物 (円建て) 40295 ( -145 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て) 40395 ( -45 )
※( )は大阪取引所終値比
株探ニュース
2025/07/01 07:47
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株主優待】情報 (30日引け後 発表分)
6月30日引け後に、株主優待制度について発表した銘柄を取り上げた。
■廃止 ――――――――――――――
日本コンセプト <9386> [東証P] 決算月【12月】 6/30発表
TOBの成立を条件に、株主優待制度を廃止する。
株探ニュース
2025/06/30 19:50
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【自社株買い】銘柄 (30日大引け後 発表分)
○ラインヤフー <4689> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の0.89%にあたる6340万株(金額で385億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から9月30日まで。取得した自社株は10月31日付で全て消却する。
○象印 <7965> [東証P]
発行済み株式数(自社株を除く)の4.42%にあたる290万株(金額で34億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から11月20日まで。
[2025年6月30日]
株探ニュース
2025/06/30 19:20
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【株式分割】銘柄 (30日大引け後 発表分)
●トランザク <7818> [東証P]
8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
[2025年6月30日]
株探ニュース
2025/06/30 18:50
みんかぶニュース 市況・概況
【↑】日経平均 大引け| 5連騰、欧米株全面高で強気相場継続 (6月30日)
日経平均株価
始値 40550.79
高値 40852.54
安値 40322.54
大引け 40487.39(前日比 +336.60 、 +0.84% )
売買高 20億7615万株 (東証プライム概算)
売買代金 5兆6107億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5連騰、欧米株全面高の流れ引き継ぐ
2.ナスダック指数最高値更新で東京市場も強気相場継続
3.一時700円強の上昇で4万800円台まで上値を伸ばす
4.関税交渉の行方に不透明感、後場は利食われ伸び悩む
5.商い高水準も個別株の値上がり数は5割強にとどまる
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比432ドル高と続伸した。米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想とほぼ一致し、FRBが年内に利下げするとの見方が改めて意識され買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、終始買い優勢、日経平均は一時700円あまり上昇した。ただ、取引後半は利益確定売り圧力も表面化し上げ幅を縮小している。
30日の東京市場は、朝方からリスク選好の地合いとなり、400円高でスタートした後も漸次水準を切り上げ、前場中ごろには4万800円台まで水準を切り上げた。前週末の欧州株市場がほぼ全面高だったほか、米国でもハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が5連騰で昨年12月につけた高値を終値でブレークし、史上最高値更新を果たした。同時にS&P500指数も最高値を更新している。これを受けて東京市場も投資家のセンチメントが強気に傾いた。ただ、高値警戒感も拭えず、午後の取引で日経平均は急速に伸び悩んだ。自動車セクターなど米国との関税交渉の先行きが懸念されている。プライム市場全体の売買代金は週初にもかかわらず、前週末に続き5兆6000億円台と高水準に膨らんだ。個別株の値上がり数については前場段階で8割に達していたが、後場は軟化する銘柄が増え結局5割強を占めるにとどまった。
個別では、ディスコ<6146>が上値を伸ばし、アドバンテスト<6857>は後半急速に値を消したがプラス圏で着地。ソフトバンクグループ<9984>が物色人気となり、任天堂<7974>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>が堅調、ダイキン工業<6367>も高い。リクルートホールディングス<6098>も上値を追った。アトラエ<6194>が急騰し値上がり率トップとなったほか、Gunosy<6047>も大幅高、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>、フジ・メディア・ホールディングス<4676>なども値を飛ばした。
半面、4000億円を超える断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>だが、株価は後場に軟化し小安く引けた。サンリオ<8136>が売りに押され、IHI<7013>、川崎重工業<7012>も下落した。キーエンス<6861>が軟調、三井E&S<7003>が安く、TOWA<6315>の下げも目立つ。三陽商会<8011>が急落、ACCESS<4813>も大幅安。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、ダイキン <6367>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約172円。うち87円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はテルモ <4543>、ソニーG <6758>、トヨタ <7203>、ホンダ <7267>、日立 <6501>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約39円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス、(2)情報・通信業、(3)鉱業、(4)その他製品、(5)パルプ・紙。一方、下落率の上位5業種は(1)鉄鋼、(2)繊維製品、(3)ガラス・土石、(4)銀行業、(5)金属製品。
■個別材料株
△暁飯島工業 <1997> [東証S]
25年8月期最終利益は一転過去最高更新へ。
△リベラウェア <218A> [東証G]
7月6日放送予定の「がっちりマンデー!!」で紹介へ。
△インフォメテ <281A> [東証G]
世界初の機器分離推定技術(NILM)に関する国際標準規格が発行。
△日本駐車場 <2353> [東証P]
自社株買いと伊豆観光開発の取得を好感。
△ヨシムラHD <2884> [東証P]
中国が日本産水産物の輸入再開発表で収益期待。
△スペースマ <4487> [東証G]
ニッチ業態で業績急成長局面に突入するなか時価総額に着目する動き。
△ガーラ <4777> [東証S]
中国でFlyffモバイル新作ゲームのサービス提供開始。
△アトラエ <6194> [東証P]
AIブーム背景に業績変貌途上も長期波動では依然として底値圏。
△ナガイレーベ <7447> [東証P]
創業110周年の記念配当実施を好感。
△いつも <7694> [東証G]
「TikTok Shop」の3つのパートナーに認定。
▼マーチャント <3121> [東証S]
新株式・新株予約権発行で希薄化懸念。
▼三陽商 <8011> [東証P]
第1四半期営業利益は95%減で着地。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)アトラエ <6194>、(2)ナガイレーベ <7447>、(3)Gunosy <6047>、(4)ヨシムラHD <2884>、(5)メドピア <6095>、(6)フジHD <4676>、(7)日本駐車場 <2353>、(8)東電HD <9501>、(9)gumi <3903>、(10)オリンパス <7733>。
値下がり率上位10傑は(1)三陽商 <8011>、(2)ACCESS <4813>、(3)TOWA <6315>、(4)Aクリエイト <8798>、(5)ソフトクリエ <3371>、(6)東京計器 <7721>、(7)ユニチカ <3103>、(8)ウインP <3183>、(9)サンリオ <8136>、(10)バリューHR <6078>。
【大引け】
日経平均は前日比336.60円(0.84%)高の4万0487.39円。TOPIXは前日比12.30(0.43%)高の2852.84。出来高は概算で20億7615万株。東証プライムの値上がり銘柄数は893、値下がり銘柄数は654となった。東証グロース250指数は748.25ポイント(12.43ポイント高)。
[2025年6月30日]
株探ニュース
2025/06/30 18:43
みんかぶニュース 市況・概況
本日の【増資・売り出し】銘柄 (30日大引け後 発表分)
○ひろぎんHD <7337> [東証P]
既存株主による1086万7900株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限150万株の売り出しを実施する。売出価格は7月8日から11日までの期間に決定される。
[2025年6月30日]
株探ニュース
2025/06/30 18:40
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇92銘柄・下落90銘柄(東証終値比)
6月30日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは222銘柄。東証終値比で上昇は92銘柄、下落は90銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は51銘柄。うち値上がりが15銘柄、値下がりは24銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は155円安と売られている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の30日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3671> ソフトMAX 320 +80( +33.3%)
2位 <6430> ダイコク電 2692 +500( +22.8%)
3位 <9386> 日本コンセプ 2731 +500( +22.4%)
4位 <9973> KOZOHD 28 +5( +21.7%)
5位 <3810> サイステップ 442 +72( +19.5%)
6位 <7965> 象印 1566 +229( +17.1%)
7位 <281A> インフォメテ 1040 +150( +16.9%)
8位 <3917> アイリッジ 575 +80( +16.2%)
9位 <3083> スターシーズ 1050 +143( +15.8%)
10位 <9284> カナディアン 84000 +8600( +11.4%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3377> バイク王 430 -28( -6.1%)
2位 <6993> 大黒屋 84.2 -4.8( -5.4%)
3位 <4833> Defコン 108 -6( -5.3%)
4位 <3370> フジタコーポ 470 -20( -4.1%)
5位 <3777> 環境フレンド 59.6 -2.4( -3.9%)
6位 <2134> 北浜CP 98.3 -3.7( -3.6%)
7位 <2685> アダストリア 2890 -91( -3.1%)
8位 <3691> デジプラ 1063 -32( -2.9%)
9位 <4564> OTS 30.1 -0.9( -2.9%)
10位 <2743> ピクセル 78 -2( -2.5%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4689> ラインヤフー 546 +15.6( +2.9%)
2位 <5019> 出光興産 880 +5.0( +0.6%)
3位 <9433> KDDI 2492 +12.0( +0.5%)
4位 <5801> 古河電 7065 +32( +0.5%)
5位 <3861> 王子HD 729 +3.2( +0.4%)
6位 <7733> オリンパス 1720 +5.0( +0.3%)
7位 <3099> 三越伊勢丹 2205 +6.0( +0.3%)
8位 <7203> トヨタ 2499.5 +6.5( +0.3%)
9位 <6758> ソニーG 3739 +9( +0.2%)
10位 <8058> 三菱商 2894 +6.0( +0.2%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <7735> スクリン 11625 -135( -1.1%)
2位 <2432> ディーエヌエ 2652 -20.0( -0.7%)
3位 <7832> バンナムHD 5138.4 -32.6( -0.6%)
4位 <7186> コンコルディ 931.3 -5.9( -0.6%)
5位 <6902> デンソー 1939 -11.5( -0.6%)
6位 <8031> 三井物 2930 -17.0( -0.6%)
7位 <9107> 川崎汽 2033.1 -10.9( -0.5%)
8位 <6752> パナHD 1548 -7.5( -0.5%)
9位 <5401> 日本製鉄 2720 -13.0( -0.5%)
10位 <6981> 村田製 2144 -10.0( -0.5%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/06/30 17:33
みんかぶニュース 市況・概況
明日の株式相場に向けて=AI・半導体も「中低位株」の打順に
週明け30日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比336円高の4万487円と5連騰。前週は週初こそ小安かったものの、そこから上げ足を一気に強め怒涛の4連騰を演じ、2000円近い上昇をみせた。前週末はフシ目の4万円大台も回復している。その後に欧米株市場が全面高に買われたとはいえ、週明けの東京市場はスピード警戒感が意識されてしかるべきではあった。ところが朝方から日経平均はスタートダッシュを決め、一時700円あまりの急騰をみせ、売り方はお手上げ状態ともいえる超強気相場の様相を呈した。
しかし、4万1000円台が見えてきたところで、さすがに「待てよ」というムードも台頭してきた。俗に「三空に売り向かえ」というが、きょう前場の段階では三本目の陽線を立ててその三空を形成した。高値圏で3つマドを開けるというのは目先天井を示唆するに十分な要素をはらむ。無双のモメンタム相場もどこかでターニングポイントを迎えるわけで、後場の値動きはその気配を感じさせる。冷静にみて、日本株をここまで買い上がるインパクトのある材料は見当たらない。むしろ、米国との関税交渉は暗礁に乗り上げた感が否めない。今回7度目の渡米となった赤沢経済再生担当相は、ベッセント財務長官と会うことすらできず帰国の途に就いた。すがりつく日本と、突き放すトランプ米政権の構図が見えてきた。最大の懸案である自動車関税についてトランプ米大統領が折れる気配はない。市場関係者からは「(トランプ氏は)強気の前言を翻すことで『TACO』と揶揄されているが、子分とみなしている日本についてはチキンになる必要がないということのようだ。石破首相との相性の悪さが浮き彫りとなってきた」(中堅証券ストラテジスト)という嘆きも聞かれた。合成麻薬のフェンタニルの日本経由の迂回輸出が取り沙汰されるなか、それを交渉のネタに使われそうだ。トランプ氏はカナダとの交渉を打ち切り、新たな関税をかけることを表明したが、その延長線上に日本が置かれているようで穏やかではない。
そうしたなかもAI・半導体関連株の人気は続いている。防衛関連との交互物色だが、目先はAI周辺に投資マネーが照準を合わせている。エヌビディア効果といえばその通りで、エヌビディアが変調をきたせば、アドバンテスト<6857.T>を筆頭に関連銘柄の気勢は削がれることになる。そして既にその兆候はある。しかし、テーマ物色のコンセプト自体が短期間で色褪せるとは考えにくい。仮に全体が調整局面となっても、リスクオフ一巡後に日経平均と連動しにくい銘柄への資金シフトが想定される。例えば株価的に出遅れ感の強い1000円未満の銘柄は、次のステージで活躍機会が高まることも予想される。
AI関連では引き続きメタリアル<6182.T>に着目。現在の600円台のもみ合いは26年2月期の業績変化を織り込みに行くのであれば、絶好の拾い場となっている可能性はある。同社株は週足もしくは月足で眺めておくことが肝要である。また、SMN<6185.T>の400円近辺の株価はマークしておきたいところ。ソニー系のアドテク企業だが、ビッグデータ処理・AI・金融工学を礎としたマーケティングテクノロジーを標榜している。同社株も業績回復色が鮮明となるなか、株価は長期下降トレンドから離脱したばかりで、その初動を捉えたい。このほか、当欄で何度か紹介した銘柄ではあるが、クロス・マーケティンググループ<3675.T>もPERなどから判断して700円台の株価は水準訂正余地が大きい。AIチャットボットをはじめ、AIの利活用に重点を置き経営資源を振り向けている。
更にUAEのスターゲート構想参画など、“ソブリンAI”の立ち上がりでAIデータセンターの世界的な需要加速が想定され、東京市場でもデータセンター関連への視線が改めて熱を帯びつつある。そのなか、金融向け以外に生成AI導入支援にも乗り出しているAGS<3648.T>に目を配っておきたい。時価は1000円台を目前に瀬踏みを繰り返している状況だが、週足でみると4月以降は陽線の多さが際立っており、薄商いながら足の長い資金が断続的に流入している形跡がある。比較的地味な銘柄だが、開花が近い可能性も。
株価3ケタ台の銘柄以外では、半導体製造装置向けレーザーで高実績を有するとともに、量子コンピューター関連としても存在感を示すオキサイド<6521.T>に調整一巡感が出ている。また、ファインケミカル部門で先端半導体材料に注力する四国化成ホールディングス<4099.T>の動きもチェックしておきたい。
あすのスケジュールでは、6月の日銀全国企業短期経済観測調査(日銀短観)が朝方取引開始前に開示されるほか、前場取引時間中に10年物国債の入札が行われる。後場取引時間中には、6月の消費動向調査、6月の新車・軽自動車販売台数が発表される。海外では6月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表されるほか、6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、5月の米雇用動態調査(JOLTS)、5月の米建設支出などが注目される。また、パウエルFRB議長がECB主催の「ECBフォーラム」の討議に参加する予定。(銀)
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 17:30
みんかぶニュース 市況・概況
30日香港・ハンセン指数=終値24072.28(-211.87)
30日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比211.87ポイント安の24072.28と3日続落した。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 17:29
みんかぶニュース 市況・概況
明日の【信用規制・解除】銘柄 (30日大引け後 発表分)
○メタプラ <3350> [東証S]
東証が7月1日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
[2025年6月30日]
株探ニュース
2025/06/30 16:50
みんかぶニュース 市況・概況
30日中国・上海総合指数=終値3444.4256(+20.1989)
30日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比20.1989ポイント高の3444.4256と3日ぶり反発。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 16:44
みんかぶニュース 市況・概況
[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1610銘柄・下落854銘柄(東証終値比)
6月30日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2548銘柄。東証終値比で上昇は1610銘柄、下落は854銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが100銘柄、値下がりは120銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は40円安となっている。
PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の30日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。
△PTS値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <3671> ソフトMAX 323 +83( +34.6%)
2位 <3810> サイステップ 447 +77( +20.8%)
3位 <1783> ファンタジス 58 +8( +16.0%)
4位 <9284> カナディアン 86270 +10870( +14.4%)
5位 <7965> 象印 1520 +183( +13.7%)
6位 <3083> スターシーズ 1010 +103( +11.4%)
7位 <4576> DWTI 140 +10( +7.7%)
8位 <8918> ランド 8.6 +0.6( +7.5%)
9位 <4833> Defコン 122 +8( +7.0%)
10位 <1540> 純金信託 15315 +980( +6.8%)
▼PTS値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6255> エヌピーシー 595 -79( -11.7%)
2位 <2743> ピクセル 74 -6( -7.5%)
3位 <3691> デジプラ 1036 -59( -5.4%)
4位 <5856> LIEH 59 -3( -4.8%)
5位 <2693> YKT 250 -12( -4.6%)
6位 <3377> バイク王 438 -20( -4.4%)
7位 <8158> ソーダニッカ 1069.1 -39.9( -3.6%)
8位 <3624> アクセルM 112 -4( -3.4%)
9位 <7111> INEST 74.5 -2.5( -3.2%)
10位 <9978> 文教堂GHD 58.1 -1.9( -3.2%)
△PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <4689> ラインヤフー 545 +14.6( +2.8%)
2位 <6471> 日精工 684.9 +6.4( +0.9%)
3位 <7211> 三菱自 412.2 +3.7( +0.9%)
4位 <7013> IHI 15780 +140( +0.9%)
5位 <8233> 高島屋 1137 +8.5( +0.8%)
6位 <4911> 資生堂 2590.4 +16.9( +0.7%)
7位 <3099> 三越伊勢丹 2210 +11.0( +0.5%)
8位 <1803> 清水建 1618.4 +7.4( +0.5%)
9位 <7011> 三菱重 3625 +15.0( +0.4%)
10位 <8697> 日本取引所 1466.4 +5.9( +0.4%)
▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング
コード 銘柄名 株価 終値比( 率 )
1位 <6988> 日東電 2766.2 -25.3( -0.9%)
2位 <6758> ソニーG 3700 -30( -0.8%)
3位 <8058> 三菱商 2870 -18.0( -0.6%)
4位 <6098> リクルート 8484.9 -50.1( -0.6%)
5位 <6920> レーザーテク 19311 -99( -0.5%)
6位 <4063> 信越化 4750 -22( -0.5%)
7位 <6503> 三菱電 3097.1 -13.9( -0.4%)
8位 <4151> 協和キリン 2454.6 -10.9( -0.4%)
9位 <9531> 東ガス 4771.1 -20.9( -0.4%)
10位 <4523> エーザイ 4130.2 -17.8( -0.4%)
※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得
株探ニュース
2025/06/30 16:33
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(大引け)=336円高、欧米株全面高受け上値追い続く
30日の東京株式市場は終始買い優勢、日経平均は一時700円あまり上昇した。ただ、取引後半は利益確定売り圧力も表面化し上げ幅を縮小している。
大引けの日経平均株価は前営業日比336円60銭高の4万487円39銭と5日続伸。プライム市場の売買高概算は20億7615万株、売買代金概算は5兆6107億円。値上がり銘柄数は893、対して値下がり銘柄数は654、変わらずは80銘柄だった。
きょうの東京市場は朝方からリスク選好の地合いとなり、400円高でスタートした後も漸次水準を切り上げ、前場中ごろには4万800円台まで水準を切り上げた。前週末の欧州株市場がほぼ全面高だったほか、米国でもハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が5連騰で昨年12月につけた高値を終値でブレークし、史上最高値更新を果たした。同時にS&P500指数も最高値を更新している。これを受けて東京市場も投資家のセンチメントが強気に傾いた。ただ、高値警戒感も拭えず、午後の取引で日経平均は急速に伸び悩んだ。自動車セクターなど米国との関税交渉の先行きが懸念されている。全体売買代金は週初にもかかわらず、前週末に続き5兆6000億円台と高水準に膨らんだ。個別株の値上がり数については前場段階で8割に達していたが、後場は軟化する銘柄が増え結局5割強を占めるにとどまった。
個別では、ディスコ<6146.T>が上値を伸ばし、アドバンテスト<6857.T>は後半急速に値を消したがプラス圏で着地。ソフトバンクグループ<9984.T>が物色人気となり、任天堂<7974.T>もしっかり。ファーストリテイリング<9983.T>が堅調、ダイキン工業<6367.T>も高い。リクルートホールディングス<6098.T>も上値を追った。アトラエ<6194.T>が急騰し値上がり率トップとなったほか、Gunosy<6047.T>も大幅高、ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>、フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>なども値を飛ばした。
半面、4000億円を超える断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920.T>だが、株価は後場に軟化し小安く引けた。サンリオ<8136.T>が売りに押され、IHI<7013.T>、川崎重工業<7012.T>も下落した。キーエンス<6861.T>が軟調、三井E&S<7003.T>が安く、TOWA<6315.T>の下げも目立つ。三陽商会<8011.T>が急落、ACCESS<4813.T>も大幅安。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 16:19
みんかぶニュース 市況・概況
明日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
04:00 ユーロ・ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁が発言
08:50 日・日銀全国企業短期経済観測調査(短観)
10:30 日・10年物利付国債の入札
10:45 中・財新製造業購買担当者景気指数
14:00 日・消費者態度指数
15:00 英・ネーションワイド住宅価格
16:50 仏・製造業購買担当者景気指数(改定値)
16:55 独・製造業購買担当者景気指数(改定値)
17:00 ユーロ・製造業購買担当者景気指数(改定値)
17:30 英・製造業購買担当者景気指数(改定値)
18:00 ユーロ・消費者物価指数(速報値)
22:30 ユーロ・ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁が発言
22:30 米・パウエルFRB(連邦準備理事会)議長が発言
22:30 英・ベイリーBOE(英中郷銀行)総裁が発言
22:45 米・製造業購買担当者景気指数(改定値)
23:00 米・ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数
23:00 米・建設支出
23:00 米・JOLTS(雇用動態調査)求人件数
※日・閣議
※カナダ,香港市場が休場
○決算発表・新規上場など
決算発表:クラウディア<3607>,フイルコン<5942>,アークランズ<9842>
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 16:00
みんかぶニュース 市況・概況
30日韓国・KOSPI=終値3071.70(+15.76)
30日の韓国・KOSPIの終値は前営業日比15.76ポイント高の3071.70と3日ぶり反発。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 15:59
みんかぶニュース 市況・概況
明日の決算発表予定 アークランズ、フイルコンなど3社 (6月30日)
7月1日の決算発表銘柄(予定)
■発表時間未確認 ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻
◆第1四半期決算:
<9842> アークランズ [東P] (前回15:30)
◆第2四半期決算:
<5942> フイルコン [東S] (前回14:00)
◆第3四半期決算:
<3607> クラウディア [東S] (前回15:30)
合計3社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表予定】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース
2025/06/30 15:41
みんかぶニュース 市況・概況
きょうのIPOの終値、リップス、レントとも初値を下回って取引終える◇
きょう東証グロース市場に新規上場したリップス<373A.T>は、午前9時に公開価格3130円を70円(2.2%)上回る3200円で初値をつけた。直後に3270円の高値をつけたが、その後は換金売りに押される展開となり、2843円の安値で取引を終えた。
一方、東証スタンダード市場に新規上場したレント<372A.T>は、午前9時59分に公開価格4330円を1400円(32.3%)上回る5730円で初値をつけた。10時ちょうどに5950円の高値をつけると一転して下落に転じ、午後0時47分には5180円の安値をつける荒い展開となり、その後も上昇・下落を繰り返し結局5340円で初日の取引を終えた。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 15:38
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=30日大引け、全銘柄の合計売買代金3329億円
30日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比5.8%減の3329億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同8.7%減の2760億円だった。
個別ではスマートESG30総合(ネットリターン) <2071> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、グローバルX ゲーム&アニメ-日本株式ETF <2640> 、上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> 、NEXT FUNDS 日本成長株アクティブ <2083> など91銘柄が新高値。楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、iFreeETF 日経平均ダブルインバース <1366> 、iFreeETF TOPIXダブルインバース <1368> 、iFreeETF JPX日経400ダブル <1466> 、日経400ダブルインバースインデックス連動 <1472> など22銘柄が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きではWisdomTree 貴金属バスケット <1676> は3.11%安と大幅に下落。
日経平均株価が336円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1686億2000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1221億900万円を大きく上回る活況となった。
その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が298億8200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が184億8500万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が115億700万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が111億5600万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が107億2300万円の売買代金となった。
株探ニュース
2025/06/30 15:35
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(大引け)=値上がり優勢、インフォメテ、ナイルがS高
30日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数365、値下がり銘柄数215と、値上がりが優勢だった。
個別ではインフォメティス<281A>、ナイル<5618>、東京通信グループ<7359>、いつも<7694>がストップ高。L is B<145A>、マテリアルグループ<156A>、タイミー<215A>、イオレ<2334>、キッズスター<248A>など27銘柄は年初来高値を更新。スペースマーケット<4487>、サンバイオ<4592>、アジャイルメディア・ネットワーク<6573>、キャンバス<4575>、インテグラル<5842>は値上がり率上位に買われた。
一方、ツクルバ<2978>、エータイ<369A>、みらいワークス<6563>、ステムセル研究所<7096>が年初来安値を更新。リンカーズ<5131>、フレアス<7062>、デリバリーコンサルティング<9240>、GreenBee<3913>、ククレブ・アドバイザーズ<276A>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2025/06/30 15:33
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・30日>(大引け)=インフォメテ、ガーラ、弁護士COMなど
インフォメティス<281A.T>=ストップ高。前週末27日取引終了後、同社が推進した世界初の機器分離推定技術(NILM)に関する国際標準規格が発行されたことを開示した。インフォメテのNILMは主幹電流波形から人工知能(AI)が電力内訳をリアルタイム(即時)に推定する最先端技術で、マーケットの視線が集中している。株価は今月18日に大陽線を形成し底値離脱の動きを明示したが、その後は700円台を軸にもみ合っていた。きょうは売り物薄のなか値幅制限いっぱいまで上値を伸ばし、日足一目均衡表の雲も一気に上抜けた。
ガーラ<4777.T>=続急伸で年初来高値とツラ合わせ。同社は27日、子会社である韓国のGala Labが開発してサービス提供中のパソコン向けMMORPG「Flyff Online(フリフオンライン)」のIPを活用した新作モバイルゲーム「Flyff:Reunite」が中国で正式リリースされたことを明らかにしており、これが材料視されているもよう。また、同日には台湾・香港・マカオ地域で「フリフオンライン」の正式サービスを開始したことも発表。「フリフオンライン」は2005年に韓国でサービスを開始して以来、世界100カ国以上で展開され、累計登録ユーザー数は5000万人以上を誇っている。
弁護士ドットコム<6027.T>=3日ぶり反発。前週末27日取引終了後、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」について、6月時点の導入・支援数が国内300自治体(都道府県と市区町村)を突破したと発表した。全国の自治体における導入シェア率は約70%になったという。これが手掛かりとなっている。
スペースマーケット<4487.T>=切り返し急で新高値。空きスペースの貸し手と借り手のマッチングを行う仲介サイトを運営しており、ニッチな業態ながら業績は急成長局面に突入している。営業利益は24年12月期の74%増益に続き、25年12月期も前期比28%増の2億2600万円予想と高水準の伸びを継続する見通し。依然として株価に値ごろ感があるが、それ以上に、ユニークなビジネスモデルを確立させている内需系成長株として50億円前後の時価総額は見直し余地が意識されているようだ。
アトラエ<6194.T>=マド開け急伸。IT・エンジニア向け求人メディア「Green」を運営しており、AIブームが再加速するなか、時流を捉え収益の伸びに反映させている。日米でAI関連株人気に再び火がついており、PER13倍前後で株価が長期波動で底値圏に位置する同社株に対する注目度が高まっているもようだ。配当利回りの高さもAI関連株の中では珍しく、物色人気を後押ししている。
勤次郎<4013.T>=大幅続伸で年初来高値更新。就業・人事・給与管理などの勤怠管理パッケージを主力とし、クラウドサービス事業と、顧客企業がインストールして自社設備で運用するオンプレミス事業の二刀流で需要獲得を進めるが、最近はサブスクリプション方式で提供するクラウドサービスへのシフトが進んでおり、業績飛躍に結び付けている。25年12月期の営業利益は従来予想から上方修正し前期比55%増の11億2800万円を見込むが、マーケットでは26年12月期の大幅な利益成長も先取りする動きに入っているようだ。5月中旬以降は大口の実需買いも観測されるなか、戻り足に拍車がかかっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=30日大引け
30日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 168620 -7.1 28220
2. <1357> 日経Dインバ 29882 -10.2 9790
3. <1321> 野村日経平均 18485 -13.5 42420
4. <1360> 日経ベア2 11507 -18.3 241.0
5. <1579> 日経ブル2 11156 -4.7 304.0
6. <1458> 楽天Wブル 10723 -26.1 33450
7. <1540> 純金信託 7127 13.7 14335
8. <1459> 楽天Wベア 6543 15.9 395
9. <1306> 野村東証指数 4718 -2.6 3030.0
10. <1320> iF日経年1 4109 82.0 42270
11. <2644> GX半導日株 4001 171.4 1962
12. <1568> TPXブル 3814 -2.0 499.9
13. <1365> iF日経Wブ 3151 -36.8 43400
14. <1329> iS日経 3057 1.9 4215
15. <1615> 野村東証銀行 2273 39.8 408.3
16. <1330> 日興日経平均 2028 -47.0 42510
17. <1308> 日興東証指数 1803 167.5 2994
18. <1346> MX225 1681 14.3 42180
19. <1489> 日経高配50 1506 104.9 2258
20. <1571> 日経インバ 1398 23.7 535
21. <1475> iSTPX 1395 50.6 295.0
22. <316A> iFFANG 1205 35.4 2006
23. <1305> iFTP年1 1077 64.4 3065.0
24. <1655> iS米国株 1049 -37.2 644.6
25. <2036> 金先物Wブル 991 -1.6 91330
26. <1358> 日経2倍 954 -10.7 53500
27. <1366> iF日経Wベ 951 -6.0 247
28. <1326> SPDR 950 -14.6 43640
29. <1545> 野村ナスH無 949 -20.2 33050
30. <2869> iFナ百Wブ 904 9.7 50240
31. <1367> iFTPWブ 852 15.9 38580
32. <2516> 東証グロース 847 9.9 587.3
33. <2244> GXUテック 783 1.0 2507
34. <2038> 原油先Wブル 706 19.1 1331
35. <1356> TPXベア2 700 -5.7 259.1
36. <1591> 野村JPX 673 741.3 25950
37. <1541> 純プラ信託 668 -34.6 5880
38. <1671> WTI原油 665 52.5 2887
39. <318A> VIXETF 641 8.1 898.0
40. <1597> MXJリート 605 -19.5 1831.5
41. <1473> Oneトピ 536 250.3 2932.0
42. <1343> 野村REIT 533 -14.0 1923.5
43. <314A> iSゴールド 509 7.4 225.0
44. <2621> iS米20H 471 -8.5 1102
45. <2870> iFナ百Wベ 462 36.3 13290
46. <1542> 純銀信託 461 -11.0 15400
47. <1328> 野村金連動 430 -10.8 11380
48. <1678> 野村インド株 426 -7.8 355.2
49. <2563> iS米国株H 425 -38.0 342.0
50. <1369> One225 413 16.7 40890
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2025/06/30 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均30日大引け=5日続伸、336円高の4万487円
30日の日経平均株価は前週末比336.60円(0.84%)高の4万487.39円と5日続伸し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は889、値下がりは654、変わらずは81。
日経平均プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を86.81円押し上げ。次いでファストリ <9983>が27.94円、ダイキン <6367>が22.62円、アドテスト <6857>が18.63円、東エレク <8035>が16.46円と続いた。
マイナス寄与度は15.3円の押し下げでテルモ <4543>がトップ。以下、ソニーG <6758>が9.98円、トヨタ <7203>が5.65円、ホンダ <7267>が5.29円、日立 <6501>が2.49円と並んだ。
業種別では33業種中28業種が値上がり。1位は電気・ガスで、以下、情報・通信業、鉱業、その他製品が続いた。値下がり上位には輸送用機器、非鉄金属、電気機器が並んだ。
株探ニュース
2025/06/30 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値上がり優勢、フジタコーポ、プラコーがS高
30日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数828、値下がり銘柄数583と、値上がりが優勢だった。
個別ではフジタコーポレーション<3370>、プラコー<6347>がストップ高。北浜キャピタルパートナーズ<2134>、and factory<7035>、マックハウス<7603>は一時ストップ高と値を飛ばした。コロンビア・ワークス<146A>、第一建設工業<1799>、富士ピー・エス<1848>、日本ドライケミカル<1909>、ヤマト<1967>など88銘柄は年初来高値を更新。ANAPホールディングス<3189>、暁飯島工業<1997>、ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>、フレンドリー<8209>、YKT<2693>は値上がり率上位に買われた。
一方、旭松食品<2911>、東京自働機械製作所<6360>が年初来安値を更新。赤阪鐵工所<6022>、ラピーヌ<8143>、フォーバル・リアルストレート<9423>、ジャパンエンジンコーポレーション<6016>、インタートレード<3747>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2025/06/30 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後3時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後3時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1057、値下がり銘柄数は503、変わらずは67銘柄だった。業種別では33業種中27業種が上昇。値上がり上位に電気・ガス、情報・通信、パルプ・紙、鉱業、その他製品など。値下がりで目立つのは輸送用機器、非鉄など。
出所:MINKABU PRESS
2025/06/30 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
15時の日経平均は270円高の4万421円、SBGが79.83円押し上げ
30日15時現在の日経平均株価は前週末比270.99円(0.67%)高の4万421.78円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1054、値下がりは502、変わらずは68と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を79.83円押し上げている。次いでファストリ <9983>が19.96円、ダイキン <6367>が19.62円、アドテスト <6857>が18.63円、東エレク <8035>が13.47円と続く。
マイナス寄与度は13.84円の押し下げでテルモ <4543>がトップ。以下、ソニーG <6758>が8.81円、トヨタ <7203>が5.07円、ホンダ <7267>が4.29円、日立 <6501>が2.33円と続いている。
業種別では33業種中27業種が値上がり。1位は電気・ガスで、以下、情報・通信、パルプ・紙、鉱業と続く。値下がり上位には輸送用機器、非鉄金属、電気機器が並んでいる。
※15時0分4秒時点
株探ニュース
2025/06/30 15:01