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株式会社ネオマーケティング×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)
配信日時:2025/06/27 09:08
配信元:FISCO
*09:08JST 株式会社ネオマーケティング×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)
ネオマーケティング<4196>
●DAIBOUCHOU
なるほど。今期に大きく人員を増やしたことの成果は、来期以降に本格的に表れてくると見込んでいて、下半期の採用については、概ね1年後を目安に戦力化していくという考え方ということですね。下半期にさらに採用を進めるというのは、これまで採用した人たちの成果が少しずつ見え始めてきたことを受けて、より一層体制を強化しようという方針と捉えました。これからが注目ということですね。
次に、前期末の決算説明資料によると、月間の商談数は昨年5月から9月まで、総じて前年比で50%増と非常に好調でした。その後の月間商談数の進捗は好調でしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
今期の10月から翌年3月までの上半期における商談数についても、前年同期比で約60%増と、順調に推移しています。この商談数の増加には、新たに入社したメンバーが新規顧客との商談を積極的に行っているという背景があり、その割合も着実に増えています。
ただし、商談数が1.5倍になったからといって、売上がそのまま1.5倍になるわけではありません。商談の内容や質といった部分がともなってくることで、時間の経過とともに売上に反映されていくと考えています。
●DAIBOUCHOU
確かに、新しく契約したお客様については、最初は小規模な案件からスタートし、徐々に大きな業務を任されるようになる傾向がありますね。顧客単価については、1年間で取引した総量を基準に設定していくというニュアンスですかね。
■ネオマーケティング 橋本様
そうですね。期初に取引が開始され、期末の時点でその年間の顧客単価が確定するという仕組みです。お客様とのコミュニケーションの頻度が増し、関係が密になるほど、顧客単価が上昇していく構造になっています。
●DAIBOUCHOU
60%増というのは相当増えていますが、去年よりもさらに商談数が増加傾向にあるということでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
上半期の10月から3月については、前年同期比で約60%増という進捗で推移しています。
●DAIBOUCHOU
それだけニーズがあるということですね。また、増員されたマーケティングコンサルタントが非常に熱心に営業活動を展開しているという側面もあるのではないかと思います。
■ネオマーケティング 橋本様
先ほど申し上げたように、保有しているリストがかなり膨大にあるため、それに対してアプローチを行うことは、日々の業務として継続的に取り組んでいます。
●DAIBOUCHOU
なるほど。わかりました。ありがとうございます。次に、中期経営計画の予想営業利益についてお伺いします。今期は3.5億円から1億円、来期は5億円から2.5億円へと下方修正されていますが、当初この中期経営計画を策定された時と比べて、現在はどういった点で状況が異なっているのでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
前期に下方修正を行いました。その理由としては、多くのコンサルタントを採用したものの、彼らの成長スピードが当初の想定よりも遅れたという誤算がありました。それに加えて、教える側の既存メンバーのリソースが想定以上に割かれたことも影響しています。こうした事情を踏まえ、当初は2025年9月期に売上高31億円、2026年9月期に40億円という目標を掲げていましたが、それぞれ1年ずつ後ろ倒しに見直す判断をしました。新しく採用したメンバーが実際に稼働して数字に結び付くまでには、一定のリードタイムがかかることも認識しています。ただ、今期から教育体制を再構築し、第2四半期頃からは少しずつ数字につながる動きが見え始めてきたという状況です。
現状では、中期経営計画の目標が達成できるような勢い、いわばモメンタムがようやくついてきた段階だと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。この修正後の計画では、来期の売上高と今期の当初計画の売上高は同水準ですが、粗利は増える一方で営業利益は減るという構造です。つまり、粗利率は上昇するものの、販管費、特に人件費が当初計画より増加しており、結果として営業利益は1億円増加して2.5億円での着地を見込んでいる、そういったニュアンスでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
そうですね。やはり人件費の先行投資の部分が最も大きい要因だと考えています。
●DAIBOUCHOU
やはりマーケティングコンサルタントの採用は、長期的な成長において非常に重要という位置づけで、そこには先行投資をして、教育のために、既存のベテランを含めた人材や資金、リソースが営業などではなく教育に割かれてしまい、その結果、新人の方々も計画よりは少し時間がかかっている状況で、成長スケジュールが後ろ倒しになっている、ただし、採用増は長期的には成果が見込めるため、採用自体を止めることはせず、下半期も引き続き人員を増やしていく方針ということですね。
では、来期よりもさらにその先の再来期など、より長期的な成長に注目してほしいというのが、投資家に対するメッセージということですね。
■ネオマーケティング 橋本様
そうですね。そこも投資家の方には見ていただきたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
わかりました。ありがとうございます。直近の第2四半期は12パーセントの増収となり、四半期ベースでは過去最高の売上を記録しました。販売好調の要因について教えていただけますか。また、第3四半期以降も好調を維持できそうでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
繰り返しになりますが、販売好調の要因としては、前期から積極的に採用・投資してきた人材が稼働し始め、少しずつ数字につながってきたことが第2四半期で表れたと考えています。
また、当社の売上構成には季節要因があり、3月はお客様の予算投下が集中する月であるため、第2四半期に売上が高まる傾向があります。第3四半期以降も、現在の受注状況を見ると、前年を上回るペースで進捗しており、好調が継続する見込みです。
●DAIBOUCHOU
昨年度の第3四半期、第4四半期は残念ながら赤字となっていますが、これは先ほどの人材採用方針の急激な増加が影響していると考えています。今期も下半期に採用は進めるものの、前期ほどのインパクトはなく、そこまで大きな赤字にはならないという認識でよろしいでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
現在開示している予算については、当期純利益のみ増加する形で修正を行っていますが、基本的にはその計画を維持したまま今期を進めている状況です。
●DAIBOUCHOU
なるほど、理解しました。販管費の増加に対して売上高が直近で伸び悩んでいることが、収益性の悪化につながっていると考えています。おそらくこれは、マーケティングコンサルタントの人材採用などの先行投資の影響だと思います。ここ2年間の収益性の悪化の理由と、それに対する収益性回復の取り組みについて、ご説明いただけますでしょうか。
株式会社ネオマーケティング×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(9)に続く
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●DAIBOUCHOU
なるほど。今期に大きく人員を増やしたことの成果は、来期以降に本格的に表れてくると見込んでいて、下半期の採用については、概ね1年後を目安に戦力化していくという考え方ということですね。下半期にさらに採用を進めるというのは、これまで採用した人たちの成果が少しずつ見え始めてきたことを受けて、より一層体制を強化しようという方針と捉えました。これからが注目ということですね。
次に、前期末の決算説明資料によると、月間の商談数は昨年5月から9月まで、総じて前年比で50%増と非常に好調でした。その後の月間商談数の進捗は好調でしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
今期の10月から翌年3月までの上半期における商談数についても、前年同期比で約60%増と、順調に推移しています。この商談数の増加には、新たに入社したメンバーが新規顧客との商談を積極的に行っているという背景があり、その割合も着実に増えています。
ただし、商談数が1.5倍になったからといって、売上がそのまま1.5倍になるわけではありません。商談の内容や質といった部分がともなってくることで、時間の経過とともに売上に反映されていくと考えています。
●DAIBOUCHOU
確かに、新しく契約したお客様については、最初は小規模な案件からスタートし、徐々に大きな業務を任されるようになる傾向がありますね。顧客単価については、1年間で取引した総量を基準に設定していくというニュアンスですかね。
■ネオマーケティング 橋本様
そうですね。期初に取引が開始され、期末の時点でその年間の顧客単価が確定するという仕組みです。お客様とのコミュニケーションの頻度が増し、関係が密になるほど、顧客単価が上昇していく構造になっています。
●DAIBOUCHOU
60%増というのは相当増えていますが、去年よりもさらに商談数が増加傾向にあるということでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
上半期の10月から3月については、前年同期比で約60%増という進捗で推移しています。
●DAIBOUCHOU
それだけニーズがあるということですね。また、増員されたマーケティングコンサルタントが非常に熱心に営業活動を展開しているという側面もあるのではないかと思います。
■ネオマーケティング 橋本様
先ほど申し上げたように、保有しているリストがかなり膨大にあるため、それに対してアプローチを行うことは、日々の業務として継続的に取り組んでいます。
●DAIBOUCHOU
なるほど。わかりました。ありがとうございます。次に、中期経営計画の予想営業利益についてお伺いします。今期は3.5億円から1億円、来期は5億円から2.5億円へと下方修正されていますが、当初この中期経営計画を策定された時と比べて、現在はどういった点で状況が異なっているのでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
前期に下方修正を行いました。その理由としては、多くのコンサルタントを採用したものの、彼らの成長スピードが当初の想定よりも遅れたという誤算がありました。それに加えて、教える側の既存メンバーのリソースが想定以上に割かれたことも影響しています。こうした事情を踏まえ、当初は2025年9月期に売上高31億円、2026年9月期に40億円という目標を掲げていましたが、それぞれ1年ずつ後ろ倒しに見直す判断をしました。新しく採用したメンバーが実際に稼働して数字に結び付くまでには、一定のリードタイムがかかることも認識しています。ただ、今期から教育体制を再構築し、第2四半期頃からは少しずつ数字につながる動きが見え始めてきたという状況です。
現状では、中期経営計画の目標が達成できるような勢い、いわばモメンタムがようやくついてきた段階だと考えています。
●DAIBOUCHOU
なるほど。この修正後の計画では、来期の売上高と今期の当初計画の売上高は同水準ですが、粗利は増える一方で営業利益は減るという構造です。つまり、粗利率は上昇するものの、販管費、特に人件費が当初計画より増加しており、結果として営業利益は1億円増加して2.5億円での着地を見込んでいる、そういったニュアンスでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
そうですね。やはり人件費の先行投資の部分が最も大きい要因だと考えています。
●DAIBOUCHOU
やはりマーケティングコンサルタントの採用は、長期的な成長において非常に重要という位置づけで、そこには先行投資をして、教育のために、既存のベテランを含めた人材や資金、リソースが営業などではなく教育に割かれてしまい、その結果、新人の方々も計画よりは少し時間がかかっている状況で、成長スケジュールが後ろ倒しになっている、ただし、採用増は長期的には成果が見込めるため、採用自体を止めることはせず、下半期も引き続き人員を増やしていく方針ということですね。
では、来期よりもさらにその先の再来期など、より長期的な成長に注目してほしいというのが、投資家に対するメッセージということですね。
■ネオマーケティング 橋本様
そうですね。そこも投資家の方には見ていただきたいと考えています。
●DAIBOUCHOU
わかりました。ありがとうございます。直近の第2四半期は12パーセントの増収となり、四半期ベースでは過去最高の売上を記録しました。販売好調の要因について教えていただけますか。また、第3四半期以降も好調を維持できそうでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
繰り返しになりますが、販売好調の要因としては、前期から積極的に採用・投資してきた人材が稼働し始め、少しずつ数字につながってきたことが第2四半期で表れたと考えています。
また、当社の売上構成には季節要因があり、3月はお客様の予算投下が集中する月であるため、第2四半期に売上が高まる傾向があります。第3四半期以降も、現在の受注状況を見ると、前年を上回るペースで進捗しており、好調が継続する見込みです。
●DAIBOUCHOU
昨年度の第3四半期、第4四半期は残念ながら赤字となっていますが、これは先ほどの人材採用方針の急激な増加が影響していると考えています。今期も下半期に採用は進めるものの、前期ほどのインパクトはなく、そこまで大きな赤字にはならないという認識でよろしいでしょうか。
■ネオマーケティング 橋本様
現在開示している予算については、当期純利益のみ増加する形で修正を行っていますが、基本的にはその計画を維持したまま今期を進めている状況です。
●DAIBOUCHOU
なるほど、理解しました。販管費の増加に対して売上高が直近で伸び悩んでいることが、収益性の悪化につながっていると考えています。おそらくこれは、マーケティングコンサルタントの人材採用などの先行投資の影響だと思います。ここ2年間の収益性の悪化の理由と、それに対する収益性回復の取り組みについて、ご説明いただけますでしょうか。
株式会社ネオマーケティング×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(9)に続く
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