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RIZAP-G Research Memo(8):2026年3月期営業利益は、前期比91億円増の110億円と大幅増見込む
配信日時:2025/06/19 16:08
配信元:FISCO
*16:08JST RIZAP-G Research Memo(8):2026年3月期営業利益は、前期比91億円増の110億円と大幅増見込む
■RIZAPグループ<2928>の業績動向
3. 2026年3月期の業績見通し
2026年3月期は、売上収益が172,000百万円(前期比0.5%増)、営業利益が11,000百万円(同484.3%増)、税引前利益が8,550百万円(前期は1,495百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益が2,000百万円(前期比657.5%増)と、chocoZAP事業の利益貢献により大幅な増益を見込んでいる。
売上収益に関しては、これまで成長のドライバーだったchocoZAP事業において、出店や会員増に頼らない収益構造を目指す方針のため、成長はやや落ち着くことが予想される。2025年3月期から実施しているchocoZAP既存会員の満足度向上の取り組みは、2026年3月期も継続する。出店に関しては、自社出店に加え、企業や自治体などと連携した共同出店・協業モデルも推進。また、FCモデルもトライアル展開を発表し、今後は、、自社の財務負担がより少ない成長モデルの確立を目指す。また、グローバル展開は、香港など需要が確認できた地域から出店を加速する考えだ。また、既存アセット(約1800店舗のスペースや約135万人の会員)などを活用した物販、広告事業、データ活用などでのマネタイズも本格化させる。営業利益に関しては、chocoZAPの収益力向上を主なドライバーとして、前期比9,118百万円増、約6倍に飛躍する見込みだ。出店を抑えることで黒字店舗の比率が増えることに加え、前期取り組んだ広告費の効率的な投入施策や他社との連携、DXのさらなる有効活用などにより事業モデルを磨き上げ、より強い収益基盤を構築する。なお、EBITDAでは、chocoZAP本格展開した2023年3月期に7,582百万円、2024年3月期に16,679百万円、2025年3月期に24,355百万円と順調に収益が向上し、2026年3月期には32,000百万円に伸びる見込みだ。
その他の既存事業に関しては、2024年3月期までに実施した構造改革や先行投資の成果が顕在化している。グループ横断的な取り組みを強化しており、chocoZAPの新サービス「ピラティス」をSDエンターテイメントの協力の下で実現したことなどはその好例である。今後も必要に応じて、グループ横断的なコスト最適化や業務合理化による固定費の削減、不採算店舗の高収益業態への転換や統廃合などを進める。ライフスタイル事業、インベストメント事業ともに通期での営業黒字を継続する計画だ。
chocoZAP事業の店舗品質と顧客満足度の向上に引き続き注力するが、その投資のピークは越えたこと、新規出店や広告宣伝を抑制的に計画していること、広告事業や物販事業など店舗アセットを活用したビジネスモデルも軌道に乗ってきたことなどから、収益が出やすい状況にある。予算達成の可能性は十分にあると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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3. 2026年3月期の業績見通し
2026年3月期は、売上収益が172,000百万円(前期比0.5%増)、営業利益が11,000百万円(同484.3%増)、税引前利益が8,550百万円(前期は1,495百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益が2,000百万円(前期比657.5%増)と、chocoZAP事業の利益貢献により大幅な増益を見込んでいる。
売上収益に関しては、これまで成長のドライバーだったchocoZAP事業において、出店や会員増に頼らない収益構造を目指す方針のため、成長はやや落ち着くことが予想される。2025年3月期から実施しているchocoZAP既存会員の満足度向上の取り組みは、2026年3月期も継続する。出店に関しては、自社出店に加え、企業や自治体などと連携した共同出店・協業モデルも推進。また、FCモデルもトライアル展開を発表し、今後は、、自社の財務負担がより少ない成長モデルの確立を目指す。また、グローバル展開は、香港など需要が確認できた地域から出店を加速する考えだ。また、既存アセット(約1800店舗のスペースや約135万人の会員)などを活用した物販、広告事業、データ活用などでのマネタイズも本格化させる。営業利益に関しては、chocoZAPの収益力向上を主なドライバーとして、前期比9,118百万円増、約6倍に飛躍する見込みだ。出店を抑えることで黒字店舗の比率が増えることに加え、前期取り組んだ広告費の効率的な投入施策や他社との連携、DXのさらなる有効活用などにより事業モデルを磨き上げ、より強い収益基盤を構築する。なお、EBITDAでは、chocoZAP本格展開した2023年3月期に7,582百万円、2024年3月期に16,679百万円、2025年3月期に24,355百万円と順調に収益が向上し、2026年3月期には32,000百万円に伸びる見込みだ。
その他の既存事業に関しては、2024年3月期までに実施した構造改革や先行投資の成果が顕在化している。グループ横断的な取り組みを強化しており、chocoZAPの新サービス「ピラティス」をSDエンターテイメントの協力の下で実現したことなどはその好例である。今後も必要に応じて、グループ横断的なコスト最適化や業務合理化による固定費の削減、不採算店舗の高収益業態への転換や統廃合などを進める。ライフスタイル事業、インベストメント事業ともに通期での営業黒字を継続する計画だ。
chocoZAP事業の店舗品質と顧客満足度の向上に引き続き注力するが、その投資のピークは越えたこと、新規出店や広告宣伝を抑制的に計画していること、広告事業や物販事業など店舗アセットを活用したビジネスモデルも軌道に乗ってきたことなどから、収益が出やすい状況にある。予算達成の可能性は十分にあると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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