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午前:債券サマリー 先物は前日比変わらず、長期金利は1.060%に低下

配信日時:2024/12/06 11:16 配信元:MINKABU
 6日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は前日比変わらず。米国市場で長期債価格が小幅に上昇(金利は小幅に低下)したことは支援材料となったが、11月の米雇用統計の公表を前に様子見ムードは強く、持ち高調整目的の売買が中心となった。  米国の週間新規失業保険申請件数は前の週から増加し、市場予想を上回った。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が広がるなか、雇用指標の悪化を受けて債券に資金を振り向ける目的の買いが米債相場の支えとなった。  国内では厚生労働省が毎月勤労統計(速報)を発表。10月は平均名目賃金を示す現金給与総額が前年同月比2.6%増。所定内給与は同2.7%増。実質賃金は横ばいとなった。日銀などが重要視する共通事業所ベースの所定内給与は同2.8%増だった。債券市場の反応は限定的なものとなった。  先物12月限は前営業日と横ばいの142円98銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低い1.060%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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