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ファーマF Research Memo(10):「新価値創造1K」で2026年7月期の売上高1,000億円を目指す

配信日時:2024/04/30 13:50 配信元:FISCO
*13:50JST ファーマF Research Memo(10):「新価値創造1K」で2026年7月期の売上高1,000億円を目指す ■成長戦略

1. 中期経営計画2026
ファーマフーズ<2929>は「中期経営計画2026」(2022年7月期~2026年7月期)において「新価値創造1K」を掲げ、新価値(新製品、新市場、新組織)創造への取り組みにより2026年7月期に売上高1,000億円を目指している。売上数値目標の内訳は、既存事業の成長で700億円、新価値創造で300億円、コミットメントとして2026年7月期までに売上高平均成長率20%以上、並びに自己株式取得を含む総還元性向20%目安を掲げている。利益水準については、2026年7月期までは単年度における利益率低下を恐れずに事業展開を行い、大胆にリスクを取りながら規模を拡大することで、平均的に営業利益率10%を確保できる体制の構築を目指す。


BtoB事業のNB製品やBtoC事業の新製品が成長
2. 新製品創造
「ファーマギャバ(R)」「ニューモ(R)育毛剤」等に続く新商品創出に向けて、新規素材の開発、新用途・効果の開発、次世代抗体開発などの研究開発を推進する。加えて、Scalp&Skin分野、医薬品通販、オーラルケア分野などの商品開発も推進する。2021年7月には中性脂肪の吸収を抑制する機能性食品素材「リピスマート(R)」について、DM三井製糖ホールディングス<2109>グループの三井製糖(株)と販売契約を締結した。三井製糖との共同開発を通じて「ゴマ」から「リピスマート(R)」を製造する独自技術(特許出願中)を開発したことにより、メタボリック市場へ初進出した。また、BtoB事業のNB製品やBtoC事業の新製品が成長しており、さらに今後2年間でグループ合計50件以上(同社23件、フューチャーラボ20件、明治薬品16件など)の新製品開発・投入を計画している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

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