注目トピックス 日本株
リソルホールディングス---福利厚生会員向けにJTB提供「るるぶトラベル」宿泊プランの販売を開始
配信日時:2024/01/29 16:38
配信元:FISCO
*16:38JST リソルホールディングス---福利厚生会員向けにJTB提供「るるぶトラベル」宿泊プランの販売を開始
リソルホールディングス<5261>は26日、総合福利厚生代行サービスを提供するリソルライフサポートが、 JTBと提携し、同社が企画・運営する福利厚生代行サービス「ライフサポート倶楽部」において、2024年1月24日(水)よりJTB提供「るるぶトラベル」宿泊プランの販売開始を発表した。
同プランの販売により、地方の宿泊施設や、人気テーマパークの周辺ホテル、首都圏を中心としたラグジュアリーホテルなどこれまで提携が少なかった施設も拡充され、「ライフサポート倶楽部」会員はこれまで以上に多くの選択肢から旅行が楽しめるようになり利便性が向上。
今後も、会員企業及びその従業員の満足度向上を図っていく。
<SO>
同プランの販売により、地方の宿泊施設や、人気テーマパークの周辺ホテル、首都圏を中心としたラグジュアリーホテルなどこれまで提携が少なかった施設も拡充され、「ライフサポート倶楽部」会員はこれまで以上に多くの選択肢から旅行が楽しめるようになり利便性が向上。
今後も、会員企業及びその従業員の満足度向上を図っていく。
<SO>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
このニュースを見た人は以下のニュースも見ています
このニュースを見た人は
以下のニュースも見ています
注目トピックス 日本株
ジェーソン Research Memo(4):来店者数1日5万人を超えるバラエティストア「ジェーソン」運営(3)
*13:04JST ジェーソン Research Memo(4):来店者数1日5万人を超えるバラエティストア「ジェーソン」運営(3)
■ジェーソン<3080>の会社概要(3) PB商品「尚仁沢の天然水」の取り組み同社では、ナショナルブランドを除いても年間のミネラルウォーターの販売本数は「尚仁沢の天然水」により増加傾向で4,000万本以上あるとしており、このうちの一定割合以上を「尚仁沢の天然水」が担う形で、製造子会社の収益化を進めている。2022年2月期に180万本だった生産本数は2023年2月期に340万本、2024年2月期には1,390万本、2025年2月期には2,270万本へと急拡大し、同社では生産体制の増強のために設備機器を更新・拡充、稼働時間を延長するなどして月産250万本体制の構築を実施した。2025年2月に新倉庫が完成したことも含め、「尚仁沢の天然水」の大幅な販売拡大を図っている。スーパーマーケットやドラッグストアなどでは実現が難しい低価格での販売を可能とし、同社を代表する低価格商品の1つとして顧客への価格訴求力を有することに加え、製造から流通、販売までを一貫して手掛けることで同社にとっての利益の稼ぎ頭の1つという位置付けになりつつある。一般的にバラエティストア業界においてPB商品の販売比率拡大で粗利率向上を目指す企業は多いが、同社においてもこの「尚仁沢の天然水」での成功を起爆剤として、今後更なるPB商品の横展開などについても検討する余地が拡大していると弊社では見ている。4. 同社が重要視する3つのマインド同社は1) 人々の生活を支えるインフラとなること、2) 科学的、合理的な視点でビジネスを進めること、3) ビジネスをサイエンスし、未来へ進化し続けることの3つのマインドを掲げ推進している。1) は地域密着型の経営で、顧客に喜ばれる店舗づくりを目指している。2) は内製化した業務システムをベースに、高効率な店舗オペレーションや商品管理、商品仕入れ、物流におけるローコスト体制を構築している。3) は、ベーシックなオペレーションシステムを実施しながら、ステークホルダーと企業利益の両立を目指すものである。そうしたマインドを持ちながら、同社は時代の潮流を読み、絶え間なく進化するIT・デジタルテクノロジーを駆使して成長を続けている。5. 経営陣代表取締役社長兼会長である太田氏は、1985年5月に同社代表取締役専務、1989年5月に代表取締役社長に就任した。2003年5月に代表権のない取締役会長に退いたが、2008年2月に代表取締役社長兼会長となった。なお、同社の取締役会は、常勤取締役4名、非常勤の社外取締役3名の計7名で構成されている。なお、2025年2月時点における太田氏の保有株式数は発行済み株式総数の25.48%に相当、このほか、資産管理会社である(株)太田興産が428万株、発行済み株式総数の33.4%を有しており、創業家が保有する保有割合が高いのが特徴である。(執筆:フィスコ客員アナリスト 星 匠)
<HN>
2025/05/22 13:04
注目トピックス 日本株
ジェーソン Research Memo(3):来店者数1日5万人を超えるバラエティストア「ジェーソン」運営(2)
*13:03JST ジェーソン Research Memo(3):来店者数1日5万人を超えるバラエティストア「ジェーソン」運営(2)
■ジェーソン<3080>の会社概要3. 事業内容(1) 同社グループの事業内容同社グループはジェーソン、(株)スパイラル、(株)尚仁沢ビバレッジの3社で構成されており、消耗頻度の高い生活必需商品の総合小売を主な事業内容とし、一部ではフランチャイズ展開も行っている。同社は小商圏型のバラエティストアを関東一円に115店舗展開しており、低価格の生活必需商品を豊富に取り揃え、地域における生活便利店としてローコストでの店舗運営を行っている。スパイラルは同社業務を補完するための商品調達を、尚仁沢ビバレッジはPB商品「尚仁沢の天然水」の製造を主な業務としている。群馬県に食品スーパーを展開するサンモールの全株式を取得し、2025年5月31日に企業結合の予定である。(2) 低価格を実現する「ムリ・ムラ・ムダ」を省いたローコスト経営PB商品やJV商品の展開を加速したうえで、コンピューターが販売実績から適正在庫数を計算し、自動的に商品発注を行うオーダリングシステム「JIOS」を駆使して、1店舗ごとの在庫高を適正に維持することで、仕入価格の低減を進めている。「JIOS」によって、店内での品出し等の作業時間を適正に管理するほか、自社で共配センター内の在庫管理や共配センターから各店舗までの配送を行っており、徹底的に効率化した自社物流システムによって物流コストを最小限に留めている。また、多くの小売業に見られる「チラシ特売」は実施せず、「毎日が低価格」をモットーとする「EDLP(エブリディ・ロープライス)」政策を実施している。そのほか様々なコストを含め、徹底して「ムリ・ムラ・ムダ」を省くことにより生まれた利益を、主力製品であるペットボトル飲料やJV商品などの価格に反映し、生活必需商品群を安価に提供している。同社が低価格を実現できる要因は、1) POS、自動発注、プロジェクト管理・流通及びキャッシュレス接続等の各システムを独自開発していること、2) メーカーが作りすぎた在庫や季節外れの商品を格安で仕入れられる独自ルートがあること、3) チラシ特売を実施せず、商品を段ボールで箱積み陳列し、店舗の従業員数を最小限に抑え、人件費を抑制するなど徹底したローコストオペレーションを実施していることの3つであると弊社は考えている。緑茶やティーラテ、炭酸飲料などの500mlほどのペットボトルが税込で42円から63円前後など低価格を実現している。主力の「尚仁沢の天然水」(500mlペットボトル)は税込34円、「天然水の炭酸水」(500mlペットボトル)は税込42円で販売されている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 星 匠)
<HN>
2025/05/22 13:03
注目トピックス 日本株
ジェーソン Research Memo(2):来店者数1日5万人を超えるバラエティストア「ジェーソン」運営(1)
*13:02JST ジェーソン Research Memo(2):来店者数1日5万人を超えるバラエティストア「ジェーソン」運営(1)
■ジェーソン<3080>の会社概要1. 会社概要同社は千葉県柏市に本社を置く総合小売事業を行う企業で、バラエティストア「ジェーソン」の運営及びチェーン展開を行っている。ジェーソン1号店を開店した1984年から業績拡大が続いており、大阪取引所(現 大阪取引所。以下、大証)ヘラクレス市場へ上場した2008年2月期に売上高161億円、直営店60店舗、東京証券取引所(以下、東証)JASDAQ市場へ上場した2014年2月期は売上高196億円、直営店86店舗となった。物流センターを開設した2018年2月期には売上高232億円、直営店100店舗、直近の2025年2月期には売上高282億円、直営店115店舗まで拡大した。居抜き物件を中心に関東一円にバラエティストアをチェーン展開しており、IT及び物流内製化等によるローコスト経営を徹底し、順調に業容を拡大している。地域密着型を特徴としており、1日の来店者数は5万人強、平均的な店舗面積は約210坪である。2. 沿革同社は、現代表取締役社長兼会長である太田万三彦(おおた まさひこ)氏が1983年に埼玉県川口市に衣料品、日用雑貨品等を販売する(株)クルメを設立したことに端を発する。1984年12月に埼玉県和光市にジェーソン1号店を開店し、1985年5月に商号をジェーソンに変更した。その後、関東一円で順調に店舗数を拡大し、2007年4月に大証ヘラクレス市場へ上場し、2010年10月には大証JASDAQ市場への上場を果たした。2017年には物流コストの低減を目的として西多摩共配センターを開設し、その後はPOSレジを自社開発して全店舗に導入するなど、システムの内製化に積極的に取り組んでいる。2020年12月には飲料水製造事業を開始し、本格的にPB商品の展開を開始した。2013年7月に東証JASDAQ市場へ上場し、2022年4月には東証再編に伴い東証スタンダード市場に移行した。なお、太田氏は埼玉県内を中心に展開するディスカウントストアチェーン「ロヂャース」の創業者である太田實氏の次男にあたる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 星 匠)
<HN>
2025/05/22 13:02
注目トピックス 日本株
ジェーソン Research Memo(1):ローコスト経営の強みを生かし2026年2月期はV字回復を目指す
*13:01JST ジェーソン Research Memo(1):ローコスト経営の強みを生かし2026年2月期はV字回復を目指す
■要約ジェーソン<3080>は、関東一円で、低価格の飲料、加工食品、日用品などを扱うバラエティストア「ジェーソン」をチェーン展開しており、2025年2月末時点で直営店115店舗を有する。「ムリ・ムラ・ムダ」を省いた徹底したローコスト経営に強みがある。ナショナルブランド品を低価格で販売できるディスカウント店の利用者層が広がっていることに加え、さらに安価なプライベートブランド(PB)商品へのニーズも高く、同社は独自ルートで仕入れた低価格商品「JV(ジェーソン・バリュー)商品」※や、同社初のPB商品「尚仁沢(しょうじんざわ)の天然水」(ミネラルウォーター)などを展開している。インフレによる値上げラッシュの逆風下においても、同社の既存店売上高は底堅く推移しており、長期的には利益率の高いPB商品の取り扱い拡大などを通じて更なる業績拡大が期待される。※ JV商品とは、同社が独自の仕入れルートにより他社よりも低価格を実現した商品。1. 2025年2月期の業績概要2025年2月期の連結業績は、売上高が前期比1.5%減の28,297百万円、営業利益が同38.5%減の538百万円となった。減収要因は、インフレによる仕入価格の上昇、JV商品の流通量の減少、夏場の物流のひっ迫などによる。インフレによる仕入価格の上昇は、販売価格に転嫁したことで、購入客数の伸び悩みにつながった。JV商品は流通量が減少したことで、JV商品の販売を制約する形となった。メーカーが新商品の発売を抑えるなど、ロス率削減を意識した取り組みの影響が出ているもようである。夏場の物流ひっ迫については、重量のある飲料の販売が伸びたことで、店舗に商品を最適に配送できないことがあった。2. 2026年2月期の業績見通し2026年2月期の連結業績は、売上高が前期比9.5%増の31,000百万円、営業利益が同43.0%増の770百万円を見込む。2025年2月期に新規出店した4店舗(東村山青葉町店、常陸太田宮本町店、那須烏山店、前橋北代田店)に加え、2025年3月31日付で完全子会社化した(株)サンモールによる売上寄与が見込まれること、同社が強みとするローコスト経営の推進、「尚仁沢の天然水」の更なる増産に伴う製造子会社の利益拡大による全社の収益性向上、管理業務の自動化推進のほか、物流のひっ迫も一巡することから、営業利益は大幅な増益が見込まれている。3. 中長期の取り組み同社は中長期成長に向けて、社内IT・デジタルテクノロジーの高度化を主軸に、徹底したローコスト経営と各種経営戦略を展開し、企業価値向上を推進している。2026年2月期の主な施策として1) 店舗のスクラップ&ビルド推進と収益改善、2) JV商品やPB商品の取扱拡大、3) 効率的なマネジメント・組織体制づくりの3点を掲げている。■Key Points・2025年2月期はインフレ逆風下でも微減収と、ビジネスモデルの底堅さを示す・2026年2月期は増収増益の見通し。買収効果が寄与・PB商品の増産体制と物流体制を強化し、中長期の成長を目指す(執筆:フィスコ客員アナリスト 星 匠)
<HN>
2025/05/22 13:01
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続落、東エレクが1銘柄で約78円分押し下げ
*12:41JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続落、東エレクが1銘柄で約78円分押し下げ
22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり50銘柄、値下がり174銘柄、変わらず1銘柄となった。日経平均は続落。前日比331.85円安(-0.89%)の36967.13円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。21日の米国株式市場は続落。ダウ平均は816.80ドル安の41860.44ドル、ナスダックは270.07ポイント安の18872.64で取引を終了した。長期金利上昇を嫌気した売りが先行し、寄り付き後、下落。欧州中央銀行(ECB)が21日発表した金融安定報告で、米トランプ大統領の関税政策で米国資産のリスクに対する投資家の懸念が強まり、世界の金融システムにさらなる衝撃を与える可能性があると指摘。また審議中の減税法案を巡り、財政悪化懸念が広がり、長期金利が一段高、午後下げ幅を拡大した。ダウは管理医療会社ユナイテッドヘルスの下落も重しとなった。ナスダックはアルファベットの上昇を追い風に一時プラスに転じるも買いの勢いは続かず下落して終了。米国金融市場はトリプル安となった。米トリプル安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は5月8日以来となる37000円台割れの場面も見られたが、下値では押し目買いの動きも見られ徐々に下げ渋る展開に。米国経済への懸念等から積極的な買いは入らなかったが、売り買い一巡後の日経平均は37000円水準でのもみ合いとなった。日経平均採用銘柄では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が1.8%下落したことが影響して、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体株の一角が弱い。また、京成電鉄<9009>は今期純利益見通しが前期比39%減と発表したことで大幅安となった。このほか、クボタ<6326>、ニコン<7731>、コニカミノルタ<4902>、安川電機<6506>、三菱重<7011>などが売られた。一方、古河電工<5801>は前日に発表した中計進捗説明会にて情報通信の改善期待が高まる内容が確認されたことから大幅反発。三井金<5706>も新中期経営計画が材料視されて買い優勢となった。また、円高進行を受けてニチレイ<2871>、ZOZO<3092>、良品計画<7453>など円高メリット銘柄の一角がしっかり。このほか、ソシオネクスト<6526>、バンナムHD<7832>、第一三共<4568>、ヤマハ<7951>、東宝<9602>などが買われた。業種別では、空運、輸送用機器、卸売、鉱業、石油・石炭などが下落した一方、医薬品、海運、その他製品、倉庫・運輸、小売の5セクターのみ上昇した。値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約78円押し下げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップは中外薬<4519>となり1銘柄で日経平均を約12円押し上げた。同2位は第一三共<4568>となり、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>、塩野義薬<4507>、トレンド<4704>、ソシオネクスト<6526>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 36967.13(-331.85)値上がり銘柄数 50(寄与度+72.38)値下がり銘柄数 174(寄与度-404.23)変わらず銘柄数 1○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<4519> 中外製薬 7498 128 12.77<4568> 第一三共 3797 65 6.49<4543> テルモ 2715.5 20 5.32<7832> バンナムHD 4663 47 4.69<4507> 塩野義製薬 2359 39 3.89<4704> トレンドマイクロ 10875 115 3.83<6526> ソシオネクスト 2023 105 3.49<6532> ベイカレント 8200 156 2.59<2802> 味の素 3340 36 2.39<6841> 横河電機 3497 61 2.03<4452> 花王 6371 60 2.00<6762> TDK 1545 4 2.00<7951> ヤマハ 1019.5 19 1.90<4523> エーザイ 4027 55 1.83<4503> アステラス製薬 1391 11 1.83<2871> ニチレイ 1864 52 1.73<5801> 古河電気工業 6017 414 1.38<6981> 村田製作所 2093.5 15.5 1.24<3092> ZOZO 1577 12 1.20<9107> 川崎汽船 2171.5 38.5 1.15○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 22455 -790 -78.83<6857> アドバンテ 6771 -239 -63.60<9983> ファーストリテ 46740 -440 -35.12<9984> ソフトバンクG 7452 -94 -18.76<6971> 京セラ 1708.5 -36.5 -9.71<6954> ファナック 3886 -48 -7.98<7203> トヨタ自動車 2615 -47.5 -7.90<9009> 京成電鉄 1382.5 -149.5 -7.46<8015> 豊田通商 2914 -57 -5.69<9766> コナミG 18770 -165 -5.49<5803> フジクラ 5897 -162 -5.39<6367> ダイキン工業 15705 -160 -5.32<8001> 伊藤忠商事 7450 -153 -5.09<6988> 日東電工 2579 -26.5 -4.41<8031> 三井物産 2928 -65 -4.32<3659> ネクソン 2485.5 -64.5 -4.29<7267> ホンダ 1418 -19.5 -3.89<6902> デンソー 1889 -29 -3.86<7733> オリンパス 1830.5 -27.5 -3.66<9433> KDDI 2523.5 -9 -3.59
<CS>
2025/05/22 12:41
注目トピックス 日本株
株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(12)
*12:12JST 株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(12)
ヘリオス<4593>続いて、次の質問に移らせていただきます。こちらも少し難しいテーマになるかと思いますが、「株主還元」に関して伺いたいと思います。ただ、長期的に投資を継続していくうえでは、株価の上昇だけでなく、配当や株主優待などのモチベーションのひとつになるというのも、投資家側の本音だと思います。こうした「株主還元」に関して、現時点での御社のお考えやスタンスをお聞かせいただけますでしょうか。■ヘリオス 鍵本様はい、ご質問ありがとうございます。現時点では、やはり当社はまだ赤字の段階にありますので、現金による配当などの直接的な株主還元は難しい状況です。ただ、社内では半分冗談、半分本気でこんな話も出ています。今後、当社の主力製品の一つである「培養上清液(培地)」を活用した商品、たとえば培地配合クリームなどを株主優待としてお配りできたら、株主の皆様にも喜んでいただけるのではないか」という話が、出てきております。●はっしゃん確かに、御社のように消費者との接点がある商品をお持ちであれば、そうした形での還元策が実現すれば、投資家にとっても大きなモチベーションになると思います。将来的にぜひご検討いただければと思います。■ヘリオス 鍵本様手前味噌にはなりますが、今世の中に出回っているエクソソーム製品や培養上清由来の美容・医療素材と比べても、当社の製品は「医薬品製造のプロセスから生まれる副産物」である点が大きく異なり世界に類を見ません。自身を持った品質のものをお届けできると自負しております。●はっしゃんお待ちしております。もうひとつお伺いしたいのですが、これは毎回、さまざまな企業様にお聞きしている質問です。今回、御社のようなバイオ・創薬系企業にお聞きするとどのような答えが返ってくるのか楽しみにしていたのですが、「意識されている競合企業やライバル企業」はございますでしょうか。■ヘリオス 鍵本様そうですね、当社の開発しているパイプラインで見ると、明確な競合というのはあまり存在しないのが実情です。バイオ領域では、多くの企業が一度つまずくと撤退してしまうことが非常に多い。そこをやりきることさえできれば、世界的にも突出した製品になり得ると信じています。このあたりは、他の産業ドメインとは大きく異なる点かもしれません。たとえば、私もエネルギー関連の企業などを見ていますが、あの分野では次々に新しい競合や技術が現れるという競争環境がありますよね。一方で、バイオの場合は、ひとつの疾患が非常に複雑であり、時間も非常にかかります。簡単に“次の競合”が現れるような市場構造ではありません。ですので、当社のように株価が一時は20分の1にまで下落しても、4年間耐え抜いて継続できる体力と意志があるか。やるといったことを着実にやることが、経営の指標として重要な領域だと考えます。●はっしゃんありがとうございます。では、最後の質問です。昨今、世の中はインフレの影響が非常に大きくなってきていると感じています。物価が上昇し、電気代や水道代といった固定コストの上昇に加えて、人件費についても上がってきています。特に御社のように最先端のバイオ・創薬分野で事業を展開されている企業においては、優秀な人材を確保するためにも、相応の処遇が必要となるはずで、インフレの影響は決して小さくないのではと想像します。一方で、御社の現在のようなステージでは、売上が急激に伸びるというよりも、成長投資を続けながら着実にステップを積み重ねている局面にあると理解しております。御社におけるインフレの影響は、どのように考えておられるのかをお聞かせいただければと思います。■ヘリオス 鍵本様当社でも、一定のベースアップについてはこれまでも段階的に行ってきておりますし、資材コストの上昇など、インフレによる影響も当然ながら一部にはございます。ただ、我々のビジネスにおいて経営に最も大きなインパクトを与えるのは、やはり「製品が承認されるかどうか」という点に尽きます。これは株価を見ていただいても明らかなとおりで、株式市場からの評価においても、最大の変動要因は“承認”の有無です。そういった意味では、エネルギー価格の高騰やインフレ率といった変化は、我々にとっては比較的副次的な要素に過ぎないというのが実情です。●はっしゃんなるほど、確かにおっしゃる通りですね。これまでさまざまな企業様に「インフレの影響」についてお尋ねしてきましたが、今のお答えは非常に明確で、本質を突いていると感じました。まさに、御社のように「何が本当の価値変動要因か」を理解されている企業だからこそだと、あらためて実感しました。■ヘリオス 鍵本様実際に、株価が1,000円、2,000円、あるいは300円といった水準を上下するのは、結局のところ「ノウハウが実用化されるか」「承認が得られるか」といった、コアの部分に対する評価です。インフレ率が5%か10%かといった話は、こうした構造変化の前ではふっとんでしまいます。●はっしゃん本日はさまざまなお話を伺い、大変勉強になりました。特に、御社のように「社会を良くする」という明確なビジョンを持ち、長期的な志をもって事業に取り組んでおられる企業が、日本でしっかり評価され、成功していくことは、日本社会全体にとっても非常に意義のあることだと感じています。私個人としても、引き続き御社の株価や決算の動向をウォッチしながら、応援していきたいと思います。本日は本当にありがとうございました。■ヘリオス 鍵本様こちらこそ、ありがとうございました。■終わりのあいさつ▲フィスコ 高井最後に、鍵本様、はしゃんさんからご挨拶をいただきたいと思います。それでは、鍵本様からお願いいたします。■ヘリオス 鍵本様今日はありがとうございました。わかりにくい領域ではございますが、是非皆様のご理解に繋がったらと思います。やるといったこと1つずつ実行していきたいと思いますし、何よりも待ってる患者さんに薬を届けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。▲フィスコ 高井ありがとうございます。はっしゃんさんは本日の対談はいかがでしたか。●はっしゃんはい、今日も本当に非常に勉強になりましたね。私も利益を上げるだけの会社ではなく、これから日本や世界を良くしていく企業を応援したいと心から思いました。どうもありがとうございました。▲フィスコ 高井ありがとうございました。それでは、これにて対談を終了いたします。皆様、ご視聴いただきありがとうございました。
<MY>
2025/05/22 12:12
注目トピックス 日本株
株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(11)
*12:11JST 株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(11)
ヘリオス<4593>こうした現状について、経営者としてどのように受け止めておられるのか。この2点について、ご見解をお聞かせいただければと思います。■ヘリオス 鍵本様ご質問ありがとうございます。まず、約4年前に起きた株価の急落についてですが、当時の我々は、日本国内における権利しか保有しておらず、ARDS(重症肺炎)と脳梗塞、それぞれの日本での開発権を持っていた状況でした。そのうえで、「近いうちに両方の承認が得られるだろう」という期待が非常に高まっていたのです。しかし実際には、ひとつはコロナ禍の影響により、もうひとつは我々の治験デザインの問題もあって、200例の治験データでは十分な有効性が示されなかったという結果となり、予定通りの承認が二本ともとれませんでした。ここで、株価が大きく下落する結果となりました。そこからの数年間は、まさに厳しい時間が続きました。ただ、私たちはその間も「患者さんに治療を届ける」という本来の使命をぶらすことなく、地道に取り組んでまいりました。その後、社会環境や政策も変化してきました。コロナ禍において日本から有効なワクチンや治療薬がなかなか出てこなかったことへの反省もあり、「創薬ベンチャーをどう育てるか」という視点から、国による政策も打たれてまいりました。そうした流れを受けて、我々の主力開発品であるARDSの治療薬についても、ようやく承認に向けた道筋が明確になってきたというのが現在のフェーズです。株価の回復についても、肺炎治療薬に関する承認への期待感が徐々に織り込まれ始めた結果、一時は100円台だった株価が、現在では300円台まで戻ってきている状況にあると捉えています。ただ、大きな違いは、4年前は日本国内の権利しかなかったのに対し、今はグローバル全体の開発・販売権を保有しているという点です。本来であれば、この点だけを見ても、より高い評価がされてしかるべきと考えていますが、やはり市場には、過去に「予定通りに承認を取れなかった」という経験があるため、その記憶による“ディスカウント”がまだ残っていると感じています。「権利範囲が広がり、承認も現実味を帯びてきているものの、本当に実現するのか」という、慎重かつ懐疑的な目線が市場の一部には残っている。それが現在の株価水準に影響しているのではないかと理解しています。●はっしゃんはい、ありがとうございます。おっしゃる通り、市場の反応というのは非常に厳しいものがありますね。御社が今後、たとえば黒字化の達成や、主要パイプラインにおける承認取得といった、明確なマイルストーンを実現された場合には、これまで慎重だった投資家の評価も一変し、株価が一気に回復する可能性も十分にあるのではないかと考えています。■ヘリオス 鍵本様はい、私もそう思っています。やはり市場というのは厳しいものですし、それが当然だとも思っています。私自身も、その点については十分に理解しています。やるべきは「行動で示すこと」だと考えています。こうしてご説明の場を設けてはいますが、最終的に評価されるべきは、「本当に承認申請を行ったのか」「脳梗塞の治療薬がどうなったのか」「実際に承認を得て、患者さんのもとに薬が届いたのか」という結果だと思います。ここ半年〜1年の間も、我々はその結果を出すために地道に取り組んでまいりました。今後も一つひとつ、言ったことを着実に実行し、積み上げていく。それだけだと考えています。ただ、まさにご指摘のとおり、脳梗塞の薬に関して承認申請が現実のものとなるタイミングや、承認のプロセスが実際に始まった際に、投資家からの見方が大きく変わり、株価の再評価が起こる可能性は十分にあると見ています。そうしたフェーズにおいて重要な役割を担うのは、やはり機関投資家の動きです。当社の株式には流動性も戻ってきています。取引高も十分に高い水準にあり、大口投資家や機関投資家が参入できるだけのマーケットが整いつつあります。かつて、当社の時価総額が1,000億円を超えていた時期には、弊社は日本のバイオベンチャーの中で、最も外資系機関投資家の保有比率が高かった企業のひとつでもありました。現在も、米国の大手ファンドであるOrbimed(オービーメッド)をはじめ、複数のグローバル投資家が再び当社株を取得しています。当時の構図が、今また再現されつつあると感じています。再成長の動きは確実に始まってきている、経営陣が有言実行できるのかにかかってきていると考えています。●はっしゃんそれでは、次の質問に移らせていただきます。ここからは、やや厳しい内容になりますが、ご容赦ください。理論株価のチャートを拝見すると、2018年頃までは右肩上がりで推移していたものの、それ以降は下落基調に入り、資金調達を挟みながらも、下落と横ばいを繰り返すような形が続いているように見えます。この傾向からは、どうしても「右肩下がり」と評価せざるを得ない部分があると思います。やはり、株式投資に不慣れな初心者の方々にも安心して投資していただくためには、少しずつでも理論株価が右肩上がりに転じていくことが大切ではないかと考えています。具体的には、資産の目減りを防ぎながら、少しずつでも利益を積み上げていくことによって、会社を大きくしていく必要があるのではないかと。潜在的な価値とは別に、決算書の価値も上げていく必要があるかと思います。それが、いつ頃から見込めるのか。現時点での見通しをお聞かせいただければと思います。■ヘリオス 鍵本様はい、ご指摘ありがとうございます。短期的にはワラントの行使によるキャッシュインというのは、資金面での1つの手段になります。それ以上に重要なのは、本業における収益創出、特に「培養上清液」の売上によって、単月ベースでの黒字化がいつ達成できるのかという点にあると考えています。これが、理論株価の改善における大きな転換点になると思っています。年内か、あるいは遅くとも年明けにはその黒字化が実現可能な段階に入っていると見込んでおり、その達成をもって理論株価も自然と上昇トレンドに転じていくと考えています。これは重く受け止めており、必ず実行に移していきたいと思っています。●はっしゃんお話を伺っていて、あらためて非常に興味深い局面にあると感じています。投資家の立場からすると、そこが見えてきた時点で、一気に株価が評価されるという可能性がある。一方で、いつ来るかはまだ確定的ではなく、来る前に投資しておかないと大きな値上がり益は得られない、というのが悩ましいところでもあります。だからこそ、その判断材料として御社の開示資料や進捗レポートなどを丁寧に研究する必要があるということですね。株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(12)に続く
<MY>
2025/05/22 12:11
注目トピックス 日本株
株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(10)
*12:10JST 株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(10)
ヘリオス<4593>決算概況につきましては、依然として赤字が続いておりますが、研究開発費は前年から約2億円減少しました。また、当期純利益は25.6億円の赤字となっていますが、これは金融関連の要因、すなわちワラントに関する評価益の影響によるものです。実際のキャッシュフローの観点では、前年とほとんど変わらない水準の赤字幅で推移しています。次にバランスシートについてご説明します。バイオベンチャーにおいては、キャッシュポジションが非常に重要な指標となります。当社の総資産は157億円、うち流動資産は60億円となっております。以上、決算および財務状況のご報告でした。ご清聴ありがとうございました。●はっしゃん大変勉強になりました。どうもありがとうございました。■質疑応答▲フィスコ 高井ありがとうございました。続いては、はっしゃんさんに鍵本様の企業説明、直近決算を受けて気になった部分を質問していただきたいと思います。それでは、はっしゃんさん、お願いいたします。●はっしゃんそれではここからは、私のほうからも質問をさせていただきたいと思います。私は「はっしゃん式理論株価」という独自の株価評価モデルを用いて、企業の財務分析を行っています。本日はこの理論株価をベースに、いくつかの質問をさせていただきたいと考えております。その前に少しだけ、私自身のバイオ株に対する考え方についてお話しさせてください。本日さまざまなご質問をさせていただいてまいりましたが、私自身、バイオ関連の分野に関心を持つようになったきっかけのひとつに、身内の病気がございます。親族が大病を患ったことを機に、自然とこの分野について調べるようになり、それをもとに書籍にも記載させていただいた経緯があります。やはりバイオ株というのは、一般の個人投資家からすると「利益が出ていない」「売上が立っていない」「成功するかどうかが見通しづらい」といった印象があるかと思います。ある種、「宝くじのようなリスクを取らされているのではないか」と感じられる方も少なくないと思いますし、「怖い」と感じてしまう側面も理解できます。しかし、新薬の開発というのは、非常に多額の資金と長い年月がかかるものです。10年単位で時間を要し、利益だけを目的にしていてはなかなか継続できるものではありません。私自身の父も病を患いましたが、「何とか治ってほしい」と切に願うものです。そういう方は世の中に数多くいらっしゃると思います。すべてが「お金のため」ではなく、成功するかどうか分からない難しい挑戦に取り組んでいる企業や経営者の方々には、私は心から敬意を持っていますし、個人的にも応援したいと思っています。本日のご説明も、そうした視点から真剣に拝聴してまいりました。そのうえで、ここからは理論株価の観点も踏まえ、いくつか質問させていただきたいと思います。それでは、「はっしゃん式理論株価」について、簡単にご説明させていただきます。この理論株価とは、企業の決算書を“見える化”し、その企業価値のおおよその目安を示すための指標です。過去8年分、合計33期分の決算短信データをもとに作成しています。最大の特徴は、初心者の方でも金融の専門知識なしに利用できるという点にあります。たとえば一般的なPERやPBRといった株価指標は、「何倍が妥当か」といった判断が難しく、初心者にとっては少しハードルが高いのが実情です。そこで、理論株価という形で「その企業が現在割安なのか割高なのか」を直感的に把握できるように工夫しました。この「はっしゃん式株価チャート」では、四半期ごとに企業の価値を評価していくため、成長企業や優良企業であれば自然と右肩上がりのチャートになります。一方で、成長が鈍化していたり、不振に陥っている企業は、チャートが右肩下がりになるという構造です。理想的なのは、株価と理論株価が高すぎず、安すぎず、適正に連動しながら成長していく状態です。これは特に初心者の方におすすめできる投資判断の軸になると考えています。次に、チャートの見方についてですが緑色のラインが、企業の「資産価値」を示しています。オレンジ色のラインが、「資産価値に事業価値を加算した理論株価」になります。つまり、理論株価は「資産価値 + 事業価値」で構成されているということです。さらに、水色のラインは「割高ライン」を示しており、このほかにも「配当ライン」など、投資判断の参考となる補助線を加えています。以上が、理論株価チャートの基本的な構成と考え方になります。ではここで、本日ご登壇いただいているヘリオス様について、私の理論株価チャートを用いて分析した内容をご紹介させていただきます。チャートをご覧いただくとわかるとおり、残念ながら、現時点の理論株価の推移は「非常に良い状態」とは言いがたい形になっています。本チャートは過去8年分のデータに基づいていますが、その間、理論株価は資産価値ラインに張り付いた状態が続いており、直近では右肩下がりのトレンドが明確に出ているのが現状です。では、なぜこのような形になってしまうのかというと、これは創薬系企業に共通する構造的な特徴によるものです。実際に成功して薬が承認されるまで、基本的には利益が一切出ない構造となっています。たとえ売上が増加していたとしても、黒字化していない段階では、私の理論株価のモデル上、「事業価値」はゼロと評価されることになります。結果として、「資産価値だけで評価される状態」になってしまうのです。本日のお話を伺って、非常に夢のある取り組みをされている企業だと感じておりますが、実際に投資判断をするとなると、理論株価の視点ではこのような形になってしまうというのが正直なところです。では次に、実際の株価の動きについても触れさせていただきたいと思います。理論株価チャートと照らし合わせて見ると、過去数年間、実際の株価は非常に高く評価されていたことがわかります。具体的には、理論株価が資産価値水準にとどまっている一方で、株価はおおむね1,500円から2,000円程度の水準で、5年間ほど推移していました。ところが、2021年を境に急落が発生し、その後は500円を割り込む水準にまで下落し、結果的に理論株価に近づくという形となってしまいました。そこで、本日はこの点について2点、質問をさせていただきたいと思います。まず1点目は、2021年に株価が急落した背景には何があったのか。あらためてご説明いただければと思います。そして2点目は、その後の株価推移についてです。直近1年半ほどは、チャートを見てもわかるように、株価がやや右肩上がりの傾向に転じているように見受けられます。先ほどのご説明にもあったように、売上が徐々に上がり始め、単月黒字化が視野に入りつつあるという状況にある中で、かつての高い株価水準と比較すると、現状の株価は依然として“過小評価されている”ように見える部分があります。株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(11)に続く
<MY>
2025/05/22 12:10
注目トピックス 日本株
株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(9)
*12:09JST 株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(9)
ヘリオス<4593>治療法については、さきほどご説明したように、静脈から1回点滴投与するだけで済みます。このため、臨床現場においても極めて取り扱いやすい薬になると考えています。この脳梗塞治療薬についても、昨年、我々が全世界の権利を購入しました。日本の年間患者33万人に対して、世界全体の脳梗塞患者数は約526万人。つまり、約16倍の市場規模に広がったことになります。この薬については、現在、日本で条件・期限付き承認の取得を目指し、さらに医療用大規模言語モデル(LLM-AI)を活用した新たな承認プロセスの構築にも取り組んでいます。規制当局と、こうした枠組みに関して精力的にやり取りを進めている段階です。そして、最後に製造の話になります。新しい医薬品の事業化において極めて重要なのが、「本当に大量生産が可能かどうか」という点です。これについて、当社はこれまで細胞医薬の事業を中核として展開してきたこともあり、神戸を拠点に多くの優秀な技術者が在籍しています。その結果として、我々は世界でも初めての「大規模な三次元細胞培養技術(3Dバイオ)」の開発に成功しました。従来は、シャーレのようなお皿の上に細胞を張り付け、上から培養液をかけて育て、3日1回、液を交換するという方法が主流でした。しかし、産業用途としてはこれでは対応しきれません。そこで当社は、ビールや日本酒の発酵工程のように、大きなタンクの中で三次元的に細胞を培養する方法が可能になってまいりました。今回、ARDSの薬が予定どおり承認されれば、この「3Dバイオリアクターによる製造で初めて実用化された細胞医薬品」が、誇らしくも日本から世界に向けて登場することになります。これは、細胞医薬産業において非常に大きなマイルストーンです。従来の二次元培養法は、大量に作れませんし、“家内制手工業”のようなもので、人の手に頼るため、品質にばらつきが出やすいという課題がありました。しかし、我々の三次元培養法であれば、500リットル規模のバイオリアクターを用いて、安定かつ大量の製品供給が可能です。さらに、培養過程で生まれる「培養上清液」には、大きな経済的価値もあります。市場では、1ccあたりおよそ1万円から3万円で取引されており、当社が日本での薬事承認用に使用している40リットル規模のバイオリアクターを1回稼働させるだけで、最大で約4億円分の培養上清液が副産物として得られることになります。これまで廃棄していた培養上清液が、医療材料としてしっかりと売上につながることで、経営面において非常に重要な収益の柱になり得ると考えています。この分野については、すでに複数の共同研究パートナーと連携しながら、実用化に向けた取り組みを進めているところです。以上が、当社の現在の取り組みについてのご説明となります。株式会社ヘリオス×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(10)に続く
<MY>
2025/05/22 12:09
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況