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米国株見通し:下げ渋りか、前週の調整で買戻しに期待

配信日時:2023/08/21 13:35 配信元:FISCO
*13:35JST 米国株見通し:下げ渋りか、前週の調整で買戻しに期待 (13時20分現在)

S&P500先物      4,385.00(+2.25)
ナスダック100先物  14,765.00(+21.00)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は10ドル高。長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。


18日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは小幅ながら4日続落、ダウは25ドル高の34500ドルと4日ぶりにプラスへ転じた。中国経済の根幹をなす不動産事業の不振が鮮明になり、インフラなど関連セクターを中心に序盤から売りが先行。一方、堅調な米経済指標を受け連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め継続観測で、金利高を背景にハイテクも売られた。ただ、終盤に割安感から押し目買いが強まり相場を支えた。


本日は下げ渋りか。中国経済の先行き不透明感が広がるなか、全般的に買いづらい展開が続く。重要イベントは予定されておらず、長期金利の動向が手がかり。今週末にかけて開かれる「ジャクソンホール会合」でのパウエルFRB議長の発言が注目され、積極的な売り買いは手控えられる。一方、前週から軟調地合いが続き、割安感の生じた銘柄には買戻しが期待される。金利高が抑えられればハイテク買いに振れ指数に寄与しそうだ。


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