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ユニリタ Research Memo(5):パートナー企業との協業によるサービス開発のほか、グループ機能再編にも取り組む
配信日時:2022/06/14 15:05
配信元:FISCO
■主な活動実績
1. パートナー企業との協業
ユニリタ<3800>では多様化、複雑化する顧客の課題解決のため、オープンイノベーションの考え方のもと産業界に強みを持つ他社との協業を通じたサービス開発と提供に取り組んでいる。2021年10月には、キヤノンITソリューションズ(株)との協業により、「プロセス志向のアジャイル型ソリューション」(事業推進クラウド事業)の提供を開始した。本サービスは、顧客自身による業務プロセスの可視化とアジャイル開発※の内製化を支援するものであり、顧客の業務効率化に貢献することができる。今後も両社の強みと顧客基盤を組み合わせ、顧客や社会の課題を解決する新しい価値を生み出すために、様々な分野で協業していく方針である。
※システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法の1つで、大きな単位でシステムを区切ることなく、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めていく。従来の開発手法と比べて開発期間が短縮されるため、アジャイル(素早い)と呼ばれている。
2. 外部機関からの評価、受賞実績
サービスマネジメント機能を提供する「LMIS」が、複数の外部機関からの受賞評価※1を受けるなど認知度が向上し、業績の伸びを後押ししている。クラウドビジネスを展開するIT業界などを中心に、サービス利用者の満足度向上のためにサービスマネジメントを活用することが注目され始めており、その需要を取り込むことができたことが背景にある。同サービスは提供開始10年を迎え、国内大手企業150社以上、15,000を超えるユーザーに支持されるまでに成長してきた。また、他にも「Digital Workforce」や「ちょこっとデータ変換/加工」「Growwwing」が様々な分野で賞※2を受賞している。さらに同社自身についても、80%以上の高いテレワーク実施率と、フレックスタイム制や遠隔地勤務など社員のワークライフバランスの推進活動が評価され、総務省主催の「令和3年度 テレワーク先駆者百選」に選出された。
※1 「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021(経営改革貢献賞)」、日本サブスクリプションビジネス大賞2021(特別賞)」「ITreview Grid Award 2021-2022(Leader賞、High performer賞)」を受賞した。
※2 「Digital Workforce」は「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021(働き方改革貢献賞)」、「ちょこっとデータ変換/加工」は「同(奨励賞)」、「Growwwing」は「同(ニュービジネスモデル賞)」を受賞した。
3. グループ機能の再編による成長戦略推進
同社は、成長戦略推進の実効性を目的として、ビジネスモデルを軸にグループ機能の再編にも取り組んでいる。具体的には、3つのセグメントごとにセグメントオーナーを設置し、それぞれにリーダーシップを発揮させることで、1つの組織体として自律的なマネジメントを推進するとともに、セグメントを横断するDXソリューションにより提供価値の向上を図っていくところに狙いがある。すなわち、縦の関係(セグメント一体となったマネジメントの推進)と横の関係(セグメント間の連携)をそれぞれ強化し、グループ各社が持つ機能や基盤を有効に活用することにより、グループシナジーの創出や全体最適を図る方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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1. パートナー企業との協業
ユニリタ<3800>では多様化、複雑化する顧客の課題解決のため、オープンイノベーションの考え方のもと産業界に強みを持つ他社との協業を通じたサービス開発と提供に取り組んでいる。2021年10月には、キヤノンITソリューションズ(株)との協業により、「プロセス志向のアジャイル型ソリューション」(事業推進クラウド事業)の提供を開始した。本サービスは、顧客自身による業務プロセスの可視化とアジャイル開発※の内製化を支援するものであり、顧客の業務効率化に貢献することができる。今後も両社の強みと顧客基盤を組み合わせ、顧客や社会の課題を解決する新しい価値を生み出すために、様々な分野で協業していく方針である。
※システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法の1つで、大きな単位でシステムを区切ることなく、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めていく。従来の開発手法と比べて開発期間が短縮されるため、アジャイル(素早い)と呼ばれている。
2. 外部機関からの評価、受賞実績
サービスマネジメント機能を提供する「LMIS」が、複数の外部機関からの受賞評価※1を受けるなど認知度が向上し、業績の伸びを後押ししている。クラウドビジネスを展開するIT業界などを中心に、サービス利用者の満足度向上のためにサービスマネジメントを活用することが注目され始めており、その需要を取り込むことができたことが背景にある。同サービスは提供開始10年を迎え、国内大手企業150社以上、15,000を超えるユーザーに支持されるまでに成長してきた。また、他にも「Digital Workforce」や「ちょこっとデータ変換/加工」「Growwwing」が様々な分野で賞※2を受賞している。さらに同社自身についても、80%以上の高いテレワーク実施率と、フレックスタイム制や遠隔地勤務など社員のワークライフバランスの推進活動が評価され、総務省主催の「令和3年度 テレワーク先駆者百選」に選出された。
※1 「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021(経営改革貢献賞)」、日本サブスクリプションビジネス大賞2021(特別賞)」「ITreview Grid Award 2021-2022(Leader賞、High performer賞)」を受賞した。
※2 「Digital Workforce」は「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021(働き方改革貢献賞)」、「ちょこっとデータ変換/加工」は「同(奨励賞)」、「Growwwing」は「同(ニュービジネスモデル賞)」を受賞した。
3. グループ機能の再編による成長戦略推進
同社は、成長戦略推進の実効性を目的として、ビジネスモデルを軸にグループ機能の再編にも取り組んでいる。具体的には、3つのセグメントごとにセグメントオーナーを設置し、それぞれにリーダーシップを発揮させることで、1つの組織体として自律的なマネジメントを推進するとともに、セグメントを横断するDXソリューションにより提供価値の向上を図っていくところに狙いがある。すなわち、縦の関係(セグメント一体となったマネジメントの推進)と横の関係(セグメント間の連携)をそれぞれ強化し、グループ各社が持つ機能や基盤を有効に活用することにより、グループシナジーの創出や全体最適を図る方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
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