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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、米早期の大幅な利上げ懸念がくすぶっている
配信日時:2022/01/24 10:03
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 108941.68 -0.15%
21日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比160.31ポイント安(-0.15%)の108941.68で取引を終了した。109785.8から108367.7まで下落した。
中盤はプラス圏で推移したが、その後は再び売りに押された。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米国が大幅な利上げを早期に踏み切るとの観測も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。政権交代に対する期待などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3439.25 -2.18%
21日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比76.77ポイント安(-2.18%)の3439.25で取引を終了した。3503.84から3407.27まで下落した。
大幅安で寄り付いた後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株安を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、米早期の大幅な利上げ懸念がくすぶっていることがロシアなど新興国からの資金流出懸念を強めた。このほか、欧米がロシアに対して金融制裁を決定したことが引き続き嫌気された。
【インド】SENSEX指数 59037.18 -0.72%
21日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比427.44ポイント安(-0.72%)の59037.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同139.85ポイント安(-0.79%)の17617.15で取引を終えた。
売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米早期の大幅な利上げ懸念もインドなど新興国からの資金流出を強めた。このほか、外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに8日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3522.57 -0.91%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比32.49ポイント安(-0.91%)の3522.57ポイントと3日続落した。
中国景気の鈍化懸念がくすぶる流れ。新型コロナウイルスの新規市中感染者数は足もとで減少しているものの、北京冬季オリンピックの開催を目前の2月に控え、「ゼロコロナ」政策を進める中国は行動抑制の手綱を緩めていない。経済活動の停滞が依然として危ぐされている。ただ、金融緩和に対する期待感は根強く、下値を叩くような売りはみられない。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、リバースレポ取引を通じ、前日に続き厚めの資金を市中に供給した。また、金融調節ツールの常設貸出ファシリティ(SLF)の金利は21日から引き下げられている。
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21日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比160.31ポイント安(-0.15%)の108941.68で取引を終了した。109785.8から108367.7まで下落した。
中盤はプラス圏で推移したが、その後は再び売りに押された。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米国が大幅な利上げを早期に踏み切るとの観測も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。政権交代に対する期待などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3439.25 -2.18%
21日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比76.77ポイント安(-2.18%)の3439.25で取引を終了した。3503.84から3407.27まで下落した。
大幅安で寄り付いた後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株安を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、米早期の大幅な利上げ懸念がくすぶっていることがロシアなど新興国からの資金流出懸念を強めた。このほか、欧米がロシアに対して金融制裁を決定したことが引き続き嫌気された。
【インド】SENSEX指数 59037.18 -0.72%
21日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比427.44ポイント安(-0.72%)の59037.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同139.85ポイント安(-0.79%)の17617.15で取引を終えた。
売りが先行した後はマイナス圏で一進一退の展開を示した。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米早期の大幅な利上げ懸念もインドなど新興国からの資金流出を強めた。このほか、外国人投資家(FII)の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに8日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3522.57 -0.91%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比32.49ポイント安(-0.91%)の3522.57ポイントと3日続落した。
中国景気の鈍化懸念がくすぶる流れ。新型コロナウイルスの新規市中感染者数は足もとで減少しているものの、北京冬季オリンピックの開催を目前の2月に控え、「ゼロコロナ」政策を進める中国は行動抑制の手綱を緩めていない。経済活動の停滞が依然として危ぐされている。ただ、金融緩和に対する期待感は根強く、下値を叩くような売りはみられない。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、リバースレポ取引を通じ、前日に続き厚めの資金を市中に供給した。また、金融調節ツールの常設貸出ファシリティ(SLF)の金利は21日から引き下げられている。
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