７日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は４９２ドル高と大幅続伸

　７日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比４９２．４０ドル高の３万５７１９．４３ドルと大幅続伸した。 　 　バイデン米政権のファウチ主席医療顧問は７日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に関して初期のデータでは、感染力は強いものの毒性は低い可能性があると述べたことが好感された。また、英グラクソ・スミスクラインADR＜GSK＞は、同社の新型コロナ抗体治療薬が初期段階の研究データでオミクロン株に有効性を示したと発表したことも買い要因となった。これを受け、景気敏感株が買われたほか、ハイテク株が急伸しナスダック指数は、前日比３％高となった。アップル＜AAPL＞やテスラ＜TSLA＞、アマゾン＜AMZN＞が高く、エヌビディア＜NVDA＞やインテル＜INTC＞、マイクロン・テクノロジー＜MU＞など半導体株が上昇した。ボーイング＜BA＞やウォルト・ディズニー＜DIS＞が買われ、マスターカード＜MA＞やJPモルガン＜JPM＞など金融株も値を上げた。半面、ウーバー・テクノロジーズ＜UBER＞やAT&T Inc.＜T＞、メルク＜MRK＞、ベライゾン・コミュニケーションズ＜VZ＞が安い。 　ナスダック総合株価指数は、４６１．７６３ポイント高の１万５６８６．９１６と続伸した。出来高概算は、ニューヨーク市場が１０億１７７３万株だった。 出所：MINKABU PRESS

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