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6日の米株式市場の概況、オミクロン株懸念後退でダウ平均は646ドル高

配信日時:2021/12/07 08:09 配信元:MINKABU
 6日の米株式市場では、NYダウが前週末比646.95ドル高の3万5227.03ドルと大幅反発した。    米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に関して、明確な見解を示すには時期尚早としながらも「現時点での重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と発言した。これを受け、オミクロン株に対する懸念が後退し、空運株や旅行関連など景気敏感株に買いが流入した。アメリカン航空<AAL>やユナイテッドエアラインズHD<UAL>が高く、クルーズ船のカーニバル<CCL>、オンライン旅行サイトのブッキングHD<BKNG>が買われた。アップル<AAPL>やアマゾン<AMZN>、メタプラットフォームズ<FB>(旧フェイスブック)も値を上げた。半面、テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>が安く、ワクチン関連のモデルナ<MRNA>やファイザー<PFE>、ビオンテック<BNTX>が売られた。コインベース・グローバル<COIN>やシティグループ<C>も値を下げた。  ナスダック総合株価指数は、139.681ポイント高の1万5225.153と反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が10億5403万株だった。 出所:MINKABU PRESS

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